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第九章 山湫哀華
192.戦争の爪痕
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アーロンは王都に戻った。
タルタミアに連れて来てくれたクリストフとは到着直後に別れ、その後のことは知らないということであった。
その後、アイカにはカリュから、
「タルタミアでいま出来ることは、すべてやり終えました」
と、報告があった。
もともと隊商たちのバザールから始まった自由都市、タルタミア。
確たる統治者はおらず、ザノクリフ王国の版図にも入っていない。史上一度だけ統治を試みたが、隊商たちが霧散するだけに終わった。
王国の玄関口にあたるが、交易に重きを置いていない国柄で、耕作に適さないタルタミアを狙う豪族も存在しない。
そのため周辺地域の情報が集積されず、最新情報が通り過ぎていくだけという特性がある。
つまり、カリュの情報収集活動が限界に達したという報告であった。
「うーん……」
アイカは判断を求められた。
といっても新米王族であり、新米リーダーのアイカに、カリュは優しい。
取り得る選択肢を、噛み砕いて説明してくれる。
「まずは、このままクリストフ殿の迎えを待つことです。約束を違える方とはお見受けしませんでしたので、いつかは来られるでしょう。ただ、それが明日なのか、何年も先のことになるのかが分かりません」
「……はい」
――飽き飽きしてるんだよ。力づくでってヤツにな。
という、クリストフの吐き捨てるようなつぶやきが、アイカの耳に残っている。
語り口や態度は性にあわなかったが、たしかに嘘をついたり、軽々に約束を破るような人間だとは思えなかった。
「次に、クリストフ殿が仕える首領、東候エドゥアルド殿を訪ねることです。アイカ殿下――イエリナ姫をさがすためクリストフ殿を派遣した東候は歓迎してくれるものと思われます」
「……はい」
「ただ……、ザノクリフ王国で、複雑に入り組んだ戦争状態が続いているのは、街を治める領主や豪族のほとんどが、王族の血縁にあるからのようです。クリストフ殿もその一人です」
「……なるほど」
「自領に戻られているクリストフ殿に替わって、東候の側に別の考えをもつ者がいれば、対応は予測できません」
勢力が二分されているだけでなく、その中の勢力が頻繁に寝返りし合っていると聞いている。
あり得ない話ではないと、アイカもうなずいた。
「またクリストフ殿の領地を直接訪問することも考えられますが、そのためには東候の居城がある《ラドラム》を通らざるを得ず、必然的に通行の許可を得るため、東候への拝謁を求めることになる可能性が高く、結果はおなじです」
「なるほどぉ……」
「次に、カタリナ陛下の紹介状をもとに西候セルジュ殿を訪ねることが考えられます」
「あっ、そうですね……」
ザノクリフ王家出身の王太后カタリナは、西候との血縁が濃いとして、セルジュ宛ての紹介状を持たせてくれている。
「無碍にされるとは思いませんが、いかんせん西候の情報が少なすぎます。こちらも対応が予測できないと言えます」
「そうですねぇ……」
「最後に」
「……はい」
「一度、旧都に帰る……ということも考えられます。あるいは、リティア殿下の待つルーファまで戻ってもよろしいかと」
「それは……」
リティアからは「せいぜい、寄り道してこい!」と、送り出された。
いま帰るのは少し早すぎる気がする。
皆の瞳が自分をむいているが、その視線が温かく優しいことも分かる。おそらく、自分がどの道を選んでも否定されることはないのだろう。
――リティア義姉様なら、どうするだろう?
アイカにとって、リーダーのお手本は常にリティアである。
あの快活な天衣無縫の笑顔を思い浮かべると心は和むが、この場合の選択までは思いが至らない。どれを選んでも、楽しそうに笑っているに違いない。
結局、アイカは西候セルジュを訪ねることに決めた。
あたまに思い浮かべたクリストフとカタリナとで、ずっと優しくしてくれ自分を義孫と呼んでくれたカタリナを選んだ。
それに、威儀を正したカタリナの、
――私も実家の騒乱に心を痛めてきました。どうか、これ以上の流血を避けられるよう、お骨折りください。
という悲痛な声も、耳から離れない。
クリストフと性格があわないことを差し引いても、寿命が尽きるまで残された時間の少ないであろうカタリナの願いを優先してあげたかった。
アイカたち一行は、西候セルジュの居城がある《バルドル》に向けて旅を再開した。
*
なにせ狼を二頭つれた旅である。
必然的に目立つが、ザノクリフの領民たちは遠巻きに警戒しているだけで近寄ろうとはしなかった。
新しいもの好きで好奇心旺盛な王都ヴィアナの民と違い、閉鎖的で排他的な国柄が察せられる。
幸い道中で戦闘に遭遇することはなかった。
ただ、途中通り過ぎた《テルネ》という街の荒廃ぶりは、アイカの心を痛めた。
破壊されたままの家屋や、耕作が放棄された畑。街の中心に建つ小ぶりな城は、一部が焼け焦げたままになっている。
カリュがアイカの耳元でささやく。
「この街は長く東候陣営にあったそうです。それが近年、西候セルジュ殿の軍に制圧され、徹底的に破壊されたようです」
「……セルジュさんは、そんな人なんですか?」
「おそらく、いまのザノクリフ王国では、それが普通なのです。テルネの領主も、いまは西候に忠誠を誓われ……、要は東候から寝返っているようです」
街道には孤児や年寄りが、大勢座り込んでいた。虚ろな瞳は目的もなく、こちらを見てくる。
ふたたびカリュがアイカに声をかける。優しくも厳しい響きを帯びていた。
「……お気持ちはお察ししますが、一時のほどこしで彼らは救えません」
「でも…………」
「戦乱をおさめることです。それが、彼らをもっとも救える道です」
アイカにも、カリュの言うことは分かる。
王族の義姉妹になった。実は行方不明のお姫様でした。といっても、実際にはなんの力もない。
現実に権力を持った西候と東候の間で、和平を実現してもらうほかない。
――戦争なんかやめましょうよ!
と、はやく西候に訴えたくて、アイカは跨るタロウを急がせた。
*
西候セルジュの居城がある《バルドル》は、開けた盆地にあった。
戦争の爪痕を感じさせない畑。陽光も穏やかで、領民がうかべる表情も友好的に見えた。
ザノクリフ王国の城は街の中心に建つ。テノリア王国の列候領のように街全体を城壁で囲うような形ではない。そのため、いざ戦争となれば領民から先に犠牲が出る。
しかし、バルドルは繁栄しているように見えた。長く続く泥沼の戦争中とは思えない。
男尊女卑の気風が色濃いザノクリフの文化に従って、城門での交渉はカリトンがあたった。
来意を告げると門番から怪訝な表情で見られたが、カリトンの貴公子風の美貌が役立ったのか、すぐに西候セルジュの前に通された。
小太りのセルジュは柔和な微笑みを浮かべ、家老のパイドルという痩せぎすの男と2人で現れた。
カタリナからの紹介状に目を通すと、セルジュはガバッと顔を上げる。いまにも泣き出さんばかりの崩れた笑顔で、
「そうですか……、イエリナ姫……、よくぞ…………」
と、何度もうなずいた。
そして、ミレーナの遺した小刀もあらためると、家老パイドルと並んで、深々と頭をさげた。
「……これで、長かった戦争を終わらせることができます」
アイカは、もらい泣きしそうになった。
――敵対している東候側の公子クリストフと、西候セルジュが、同じ気持ちでいる。
それだけで、はるばる《山々の民》の国、ザノクリフ王国まで足を運んだ甲斐があったと胸が熱くなった。
ふと、ナーシャを見上げると、とても優雅に微笑んでいる。
そして、アイカはバルドル城の尖塔に、幽閉された――。
タルタミアに連れて来てくれたクリストフとは到着直後に別れ、その後のことは知らないということであった。
その後、アイカにはカリュから、
「タルタミアでいま出来ることは、すべてやり終えました」
と、報告があった。
もともと隊商たちのバザールから始まった自由都市、タルタミア。
確たる統治者はおらず、ザノクリフ王国の版図にも入っていない。史上一度だけ統治を試みたが、隊商たちが霧散するだけに終わった。
王国の玄関口にあたるが、交易に重きを置いていない国柄で、耕作に適さないタルタミアを狙う豪族も存在しない。
そのため周辺地域の情報が集積されず、最新情報が通り過ぎていくだけという特性がある。
つまり、カリュの情報収集活動が限界に達したという報告であった。
「うーん……」
アイカは判断を求められた。
といっても新米王族であり、新米リーダーのアイカに、カリュは優しい。
取り得る選択肢を、噛み砕いて説明してくれる。
「まずは、このままクリストフ殿の迎えを待つことです。約束を違える方とはお見受けしませんでしたので、いつかは来られるでしょう。ただ、それが明日なのか、何年も先のことになるのかが分かりません」
「……はい」
――飽き飽きしてるんだよ。力づくでってヤツにな。
という、クリストフの吐き捨てるようなつぶやきが、アイカの耳に残っている。
語り口や態度は性にあわなかったが、たしかに嘘をついたり、軽々に約束を破るような人間だとは思えなかった。
「次に、クリストフ殿が仕える首領、東候エドゥアルド殿を訪ねることです。アイカ殿下――イエリナ姫をさがすためクリストフ殿を派遣した東候は歓迎してくれるものと思われます」
「……はい」
「ただ……、ザノクリフ王国で、複雑に入り組んだ戦争状態が続いているのは、街を治める領主や豪族のほとんどが、王族の血縁にあるからのようです。クリストフ殿もその一人です」
「……なるほど」
「自領に戻られているクリストフ殿に替わって、東候の側に別の考えをもつ者がいれば、対応は予測できません」
勢力が二分されているだけでなく、その中の勢力が頻繁に寝返りし合っていると聞いている。
あり得ない話ではないと、アイカもうなずいた。
「またクリストフ殿の領地を直接訪問することも考えられますが、そのためには東候の居城がある《ラドラム》を通らざるを得ず、必然的に通行の許可を得るため、東候への拝謁を求めることになる可能性が高く、結果はおなじです」
「なるほどぉ……」
「次に、カタリナ陛下の紹介状をもとに西候セルジュ殿を訪ねることが考えられます」
「あっ、そうですね……」
ザノクリフ王家出身の王太后カタリナは、西候との血縁が濃いとして、セルジュ宛ての紹介状を持たせてくれている。
「無碍にされるとは思いませんが、いかんせん西候の情報が少なすぎます。こちらも対応が予測できないと言えます」
「そうですねぇ……」
「最後に」
「……はい」
「一度、旧都に帰る……ということも考えられます。あるいは、リティア殿下の待つルーファまで戻ってもよろしいかと」
「それは……」
リティアからは「せいぜい、寄り道してこい!」と、送り出された。
いま帰るのは少し早すぎる気がする。
皆の瞳が自分をむいているが、その視線が温かく優しいことも分かる。おそらく、自分がどの道を選んでも否定されることはないのだろう。
――リティア義姉様なら、どうするだろう?
アイカにとって、リーダーのお手本は常にリティアである。
あの快活な天衣無縫の笑顔を思い浮かべると心は和むが、この場合の選択までは思いが至らない。どれを選んでも、楽しそうに笑っているに違いない。
結局、アイカは西候セルジュを訪ねることに決めた。
あたまに思い浮かべたクリストフとカタリナとで、ずっと優しくしてくれ自分を義孫と呼んでくれたカタリナを選んだ。
それに、威儀を正したカタリナの、
――私も実家の騒乱に心を痛めてきました。どうか、これ以上の流血を避けられるよう、お骨折りください。
という悲痛な声も、耳から離れない。
クリストフと性格があわないことを差し引いても、寿命が尽きるまで残された時間の少ないであろうカタリナの願いを優先してあげたかった。
アイカたち一行は、西候セルジュの居城がある《バルドル》に向けて旅を再開した。
*
なにせ狼を二頭つれた旅である。
必然的に目立つが、ザノクリフの領民たちは遠巻きに警戒しているだけで近寄ろうとはしなかった。
新しいもの好きで好奇心旺盛な王都ヴィアナの民と違い、閉鎖的で排他的な国柄が察せられる。
幸い道中で戦闘に遭遇することはなかった。
ただ、途中通り過ぎた《テルネ》という街の荒廃ぶりは、アイカの心を痛めた。
破壊されたままの家屋や、耕作が放棄された畑。街の中心に建つ小ぶりな城は、一部が焼け焦げたままになっている。
カリュがアイカの耳元でささやく。
「この街は長く東候陣営にあったそうです。それが近年、西候セルジュ殿の軍に制圧され、徹底的に破壊されたようです」
「……セルジュさんは、そんな人なんですか?」
「おそらく、いまのザノクリフ王国では、それが普通なのです。テルネの領主も、いまは西候に忠誠を誓われ……、要は東候から寝返っているようです」
街道には孤児や年寄りが、大勢座り込んでいた。虚ろな瞳は目的もなく、こちらを見てくる。
ふたたびカリュがアイカに声をかける。優しくも厳しい響きを帯びていた。
「……お気持ちはお察ししますが、一時のほどこしで彼らは救えません」
「でも…………」
「戦乱をおさめることです。それが、彼らをもっとも救える道です」
アイカにも、カリュの言うことは分かる。
王族の義姉妹になった。実は行方不明のお姫様でした。といっても、実際にはなんの力もない。
現実に権力を持った西候と東候の間で、和平を実現してもらうほかない。
――戦争なんかやめましょうよ!
と、はやく西候に訴えたくて、アイカは跨るタロウを急がせた。
*
西候セルジュの居城がある《バルドル》は、開けた盆地にあった。
戦争の爪痕を感じさせない畑。陽光も穏やかで、領民がうかべる表情も友好的に見えた。
ザノクリフ王国の城は街の中心に建つ。テノリア王国の列候領のように街全体を城壁で囲うような形ではない。そのため、いざ戦争となれば領民から先に犠牲が出る。
しかし、バルドルは繁栄しているように見えた。長く続く泥沼の戦争中とは思えない。
男尊女卑の気風が色濃いザノクリフの文化に従って、城門での交渉はカリトンがあたった。
来意を告げると門番から怪訝な表情で見られたが、カリトンの貴公子風の美貌が役立ったのか、すぐに西候セルジュの前に通された。
小太りのセルジュは柔和な微笑みを浮かべ、家老のパイドルという痩せぎすの男と2人で現れた。
カタリナからの紹介状に目を通すと、セルジュはガバッと顔を上げる。いまにも泣き出さんばかりの崩れた笑顔で、
「そうですか……、イエリナ姫……、よくぞ…………」
と、何度もうなずいた。
そして、ミレーナの遺した小刀もあらためると、家老パイドルと並んで、深々と頭をさげた。
「……これで、長かった戦争を終わらせることができます」
アイカは、もらい泣きしそうになった。
――敵対している東候側の公子クリストフと、西候セルジュが、同じ気持ちでいる。
それだけで、はるばる《山々の民》の国、ザノクリフ王国まで足を運んだ甲斐があったと胸が熱くなった。
ふと、ナーシャを見上げると、とても優雅に微笑んでいる。
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