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第十八夜 フラグ
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第十八夜 フラグ
二人で神メダルネタに草を生やして、さてと戦況はいかがなものかとミノ戦に目を戻す。
「お、いい感じじゃん。」
どうやら勇者君がこのミノ特有の弱点を見つけたらしく、勇者らしくパーティーの采配を取っていた。うんうん、連携よしだよ。
「とりあえずミノ戦はクリアできそうだな。でも、このまま次に進むにはちょっと消耗しすぎか。…うーむ、エル、次の階層ってどんな感じだった?」
裏ダンジョンに行く為に表を先行で抜けたエルに尋ねる。
「えっ? 次…? ええと、このミノの後だよね…。あー、なんだっけ…。最初すぎて記憶が、あっ、思い出した!次はアンデット系だよ! なんか廃研究所っぽいの。最初ゲーム間違えたと思った。」
「は?」
「サイの世界にもなかった? 研究所でゾンビ沸きするホラゲ(※ホラーゲーム)。」
…まさか、そんなの、
「俺、ホラゲも好きだからめっちゃやり込みたかったけど、RTA中だからゾンビ全回避でボス部屋までぶっちぎったんだよね。あー、ゆっくり歩いてたら暗闇からいきなりゾンビ襲ってくるシチュとか100パーあったよな~。」
エルはバンバンと銃を撃つ真似をした。
「よし、もう帰ろう。勇者に青月かけてダンジョンクリアした事にしよう。問題ない。」
ホラゲ無理。ホラゲアカン。コロス気か(メンタルを)。
だいたい研究所にゾンビのダンジョンとか、世界観違い甚だしいだろうが!! 異世界舐めてんのか、クサれ神!!
「…あれれぇぇぇ? おかしいなぁぁぁ? 勇者君まだ弱いみたいだけどぉぉぉ?」
俺の微妙な態度に何かを察知したエルがすっと背後に回り、撤退しようとした俺の肩をガッと捕まえてどこぞのちびっこ名探偵みたいな棒読みをした。
ギギギと後ろを振り返るとメガネをシャキーンと装着したエルが! 但し、数年前ナイミリのバレンタインイベで配られたハート型フレームのメガネだけどな…。勿論俺も持ってるよ…。絶対つけないけど!
「おい、やめろ。これ以上フラグたてるな。死人が出る。」
「いやいや、下の階層の敵はゾンビでもうすでに死んでいる。お爺の名にかけて。」
…なんか色々混ざってんなあ、エルのとこの名探偵は。
苦笑しながらため息をついたらエルがバックハグしてきた。コイツ、ほんとこの後ろから抱きつくの好きだよな。まあ、俺もこれされるの結構好きなんだけどね。
背中を少しエルに預けると、エルはそっとピアス付近にチュッと軽くキスをし、笑いながら呟いた。
「へへっ、俺この仕事が終わったらあの子にプロポーズするんだ。」
「おい、死亡フラグ重ね掛けやめろ。重ね掛けていいのはバフだけだ。」
コイツ絶対陽キャのイケメン皮を被った重度のオタクだヨ! 間違いねえ!
「あっ、ミノ戦終わった! よし、じゃあ次の階層行くよー! 」
逃げられないよう俵に抱えられ、次の階層に続く階段を降りていくエルさん。え、マジ?
そこから地獄が始まった…。
「~~~ッ!!」
暗がりの曲がり角にゾンビ、扉をあけるとゾンビ、後ろからゾンビ、ガラスを破りゾンビ…!
ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ、たまに謎のゾンビキメラ。完全に有名ホラゲばりの極悪エンカウントとラインナップなんだが?! 完全にゲーム違いぃ!!
ちなみに勇者君は元々ホラゲ好きらしく、めっちゃエンジョイしてた…。
縛りプレイとか言いながらナイフ一本でゾンビキルしてたし、お仲間の神官君もアンデット討伐は私の領分ですよとノリノリでいつもより二倍はピカーッて光ってた(物理的に)。
尚、王子と魔法使い君はビビり散らかしていた。ゾンビが暗がりから出る度半泣きだ。
…わかる、わかるよ。それが普通なんだ。普通の人はヒャッハーしながら一目散にゾンビに向かって走っていかないからな? エル、お前もだ!
うん、王子と魔法使い君とは美味い酒が飲めそうだ…。
そして地獄のゾンビエリアはミノタウルスエリアの半分もかからず終了した…。嘘だろ…。
「いやぁ~、楽しかった! 最後までゾンビだったね。しかも二段階進化有りボスって言うのがまたいいね。俺もボス戦混じりたかったな! こんなアトラクションが異世界にあるなんて考えたヤツ神だわ~。」
は? 作ったの神だが?
つーかお前、勇者君達の死角でめっちゃゾンビ倒してたよな? 監視そっちのけでエンジョイしてたよな?
なんてめちゃくちゃツッコミたかったが、絶対叫んではいけないゾンビエリア(隠密中なのでな…)に心が死んだ俺はセーフゾーンでぐったり座り込んでいた。勿論、少し離れた所で美味い酒が飲めそうフレンズ達も同じようにぐったり座り込んでいた。
…もうここには絶対来ない。絶対にだ。
まだ元気いっぱいやる気漲る勇者君と神官君だったが、さすがに美味い酒フレンズ達がもう休もうと訴えたので、本日はこのセーフゾーンで野営となった。
ありがたい事に相方さん達のヤる気が全く無くイイ雰囲気なんて皆無だったので、いつもの「夜のお仕事」は無しであった。勿論俺も寝た。ムリ。
但し、ゾンビの悪夢に飛び起きるテンプレは美味い酒フレンズ全員したヨ…。フレンズ全員、もれなく相方に優しく抱きしめられて背中ぽんぽんされました…。クッ、コロ…!
野営からその後、次階層の攻略だが…ゾンビエリア並みに早かった。
ゾンビエリアがしんどかった王子と魔法使い君がストレス発散無双…。
まあ四属性エレメント系エリアだったから弱点が読みやすく魔法使い君向けだったし、四属性魔法剣のスキル持ちの王子にも有利だった。
サクッとボスエレメントをクリアし、次階層へ。
しかしこちらはちょっと厄介で、質より量。雑魚沸きが酷い。ゴブリン一匹見かけたら三十匹は軽く沸いてるエリア。
通路に溢れる小型モンスター達。小型故に攻撃力は無いに等しいが、数を活かして隙あらば纏わりつくように複数で集ってくる。飛びついた連中の爪や牙の無差別攻撃は、防具の隙間に入ればじわじわとダメージとなる。
そうなる前にと必死に叩き伏せるが…、
残念ながら「数」に押し負けたね!
勿論魔法使い君の判断は撤退。モンスターにのまれる前にセーフゾーンに帰還した。
うんうん、撤退も大事。ダメージは浅いが疲労度的にギリギリセーフってラインだ。雑魚にここまでしてやられるのも中々無いもんだろう。
さあここからどう攻めるか?
悩め、若者よ~ってな。
真面目に円座を組んで作戦タイムを取った勇者パーティーに、ちょっとだけ自動回復をサービスしてあげた。
回復を兼ねて昼メシまでゆっくりした勇者君達は、士気も新たに雑魚沸きエリアへ向かった。
尚、解決の糸口に見出したのは幻術。
魔法使い君の幻術で同士討ちに持ち込んだ。
一体一体はほんと雑魚オブ雑魚だから精神耐性ゼロみたいなもん。それはもう催眠術ショーのサクラ並みに秒で騙されて、FF(※フレンドリーファイア)余裕でした。勇者パーティーは同士討ちの隙間を縫いながら、又正気に返ったモンスターをブチ倒しながら、ボス部屋まで力を温存しながら来れた。良き良きだ。
そしてここのボスは質より量から一転、量より質の(多分)ゴブリンエース15人くらいの小隊だ。先程までの村人装備な雑魚ゴブリンと違い、コイツら装備が完全に軍隊な白兵戦特化ゴブリンだ。
勿論、ゲームみたいに勇者君のターンなんて待たないぞ。すぐさま陣形を整え攻勢に打って出る。…おー、さすがボス。練度高い。ゴブリンの素早さを活かし速攻スイッチ(※入れ替わりの交互攻撃)で連携崩しにきてる。
「あ~、そこガードよりカウンター狙い~! そっちは囮りにしないと~!」
エルもボス戦にノリノリの観客だ。
だが、何故ゴブリン側の解説…。
確かにそっちのゴブリンが前に出て囮りをしたら王子と勇者のライン崩れるけど! ついでに孤立したタンク(実は勇者君のポジション)を揺さぶれば、後衛ラインもブレる。
…あれ、なんかゴブリン側たのし…、いやいや、ちゃんと勇者君達を応援すっぞ! ほら、王子! サイドから斬り込め!
素早さと綿密な連携プレイにミノ戦とは違った角度の苦戦を強いられていたが、ここで伝家の宝刀。タンクに神官君(実は防御力バリ高)を最前線まであげ、後方に下がった勇者がいい感じになったら聖剣パッワー!!で、と言う流れ。
いい感じまでしばら~くかかってしまったが、聖剣ブッパはいい感じに決まった。
「…うん、中々いいな。エロ加護だけじゃない実力ついてきたって感じだ。やっぱ勇者パーティーってだけある。」
「ちゃんと勇者育成っぽかったね! 今回の仕事、ずっと勇者のエロの監視で終わるかと思ったから良かった。」
「確かにな…。さて、残すはワンフロアか。」
<次回予告>
あるプレイヤーの予告。
「 かゆ ぃ
うま 」
次回予告はここで終わっている…。
※ノリで作った次回予告なので次回本編には全く関係ありません。次話あります。
二人で神メダルネタに草を生やして、さてと戦況はいかがなものかとミノ戦に目を戻す。
「お、いい感じじゃん。」
どうやら勇者君がこのミノ特有の弱点を見つけたらしく、勇者らしくパーティーの采配を取っていた。うんうん、連携よしだよ。
「とりあえずミノ戦はクリアできそうだな。でも、このまま次に進むにはちょっと消耗しすぎか。…うーむ、エル、次の階層ってどんな感じだった?」
裏ダンジョンに行く為に表を先行で抜けたエルに尋ねる。
「えっ? 次…? ええと、このミノの後だよね…。あー、なんだっけ…。最初すぎて記憶が、あっ、思い出した!次はアンデット系だよ! なんか廃研究所っぽいの。最初ゲーム間違えたと思った。」
「は?」
「サイの世界にもなかった? 研究所でゾンビ沸きするホラゲ(※ホラーゲーム)。」
…まさか、そんなの、
「俺、ホラゲも好きだからめっちゃやり込みたかったけど、RTA中だからゾンビ全回避でボス部屋までぶっちぎったんだよね。あー、ゆっくり歩いてたら暗闇からいきなりゾンビ襲ってくるシチュとか100パーあったよな~。」
エルはバンバンと銃を撃つ真似をした。
「よし、もう帰ろう。勇者に青月かけてダンジョンクリアした事にしよう。問題ない。」
ホラゲ無理。ホラゲアカン。コロス気か(メンタルを)。
だいたい研究所にゾンビのダンジョンとか、世界観違い甚だしいだろうが!! 異世界舐めてんのか、クサれ神!!
「…あれれぇぇぇ? おかしいなぁぁぁ? 勇者君まだ弱いみたいだけどぉぉぉ?」
俺の微妙な態度に何かを察知したエルがすっと背後に回り、撤退しようとした俺の肩をガッと捕まえてどこぞのちびっこ名探偵みたいな棒読みをした。
ギギギと後ろを振り返るとメガネをシャキーンと装着したエルが! 但し、数年前ナイミリのバレンタインイベで配られたハート型フレームのメガネだけどな…。勿論俺も持ってるよ…。絶対つけないけど!
「おい、やめろ。これ以上フラグたてるな。死人が出る。」
「いやいや、下の階層の敵はゾンビでもうすでに死んでいる。お爺の名にかけて。」
…なんか色々混ざってんなあ、エルのとこの名探偵は。
苦笑しながらため息をついたらエルがバックハグしてきた。コイツ、ほんとこの後ろから抱きつくの好きだよな。まあ、俺もこれされるの結構好きなんだけどね。
背中を少しエルに預けると、エルはそっとピアス付近にチュッと軽くキスをし、笑いながら呟いた。
「へへっ、俺この仕事が終わったらあの子にプロポーズするんだ。」
「おい、死亡フラグ重ね掛けやめろ。重ね掛けていいのはバフだけだ。」
コイツ絶対陽キャのイケメン皮を被った重度のオタクだヨ! 間違いねえ!
「あっ、ミノ戦終わった! よし、じゃあ次の階層行くよー! 」
逃げられないよう俵に抱えられ、次の階層に続く階段を降りていくエルさん。え、マジ?
そこから地獄が始まった…。
「~~~ッ!!」
暗がりの曲がり角にゾンビ、扉をあけるとゾンビ、後ろからゾンビ、ガラスを破りゾンビ…!
ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ、たまに謎のゾンビキメラ。完全に有名ホラゲばりの極悪エンカウントとラインナップなんだが?! 完全にゲーム違いぃ!!
ちなみに勇者君は元々ホラゲ好きらしく、めっちゃエンジョイしてた…。
縛りプレイとか言いながらナイフ一本でゾンビキルしてたし、お仲間の神官君もアンデット討伐は私の領分ですよとノリノリでいつもより二倍はピカーッて光ってた(物理的に)。
尚、王子と魔法使い君はビビり散らかしていた。ゾンビが暗がりから出る度半泣きだ。
…わかる、わかるよ。それが普通なんだ。普通の人はヒャッハーしながら一目散にゾンビに向かって走っていかないからな? エル、お前もだ!
うん、王子と魔法使い君とは美味い酒が飲めそうだ…。
そして地獄のゾンビエリアはミノタウルスエリアの半分もかからず終了した…。嘘だろ…。
「いやぁ~、楽しかった! 最後までゾンビだったね。しかも二段階進化有りボスって言うのがまたいいね。俺もボス戦混じりたかったな! こんなアトラクションが異世界にあるなんて考えたヤツ神だわ~。」
は? 作ったの神だが?
つーかお前、勇者君達の死角でめっちゃゾンビ倒してたよな? 監視そっちのけでエンジョイしてたよな?
なんてめちゃくちゃツッコミたかったが、絶対叫んではいけないゾンビエリア(隠密中なのでな…)に心が死んだ俺はセーフゾーンでぐったり座り込んでいた。勿論、少し離れた所で美味い酒が飲めそうフレンズ達も同じようにぐったり座り込んでいた。
…もうここには絶対来ない。絶対にだ。
まだ元気いっぱいやる気漲る勇者君と神官君だったが、さすがに美味い酒フレンズ達がもう休もうと訴えたので、本日はこのセーフゾーンで野営となった。
ありがたい事に相方さん達のヤる気が全く無くイイ雰囲気なんて皆無だったので、いつもの「夜のお仕事」は無しであった。勿論俺も寝た。ムリ。
但し、ゾンビの悪夢に飛び起きるテンプレは美味い酒フレンズ全員したヨ…。フレンズ全員、もれなく相方に優しく抱きしめられて背中ぽんぽんされました…。クッ、コロ…!
野営からその後、次階層の攻略だが…ゾンビエリア並みに早かった。
ゾンビエリアがしんどかった王子と魔法使い君がストレス発散無双…。
まあ四属性エレメント系エリアだったから弱点が読みやすく魔法使い君向けだったし、四属性魔法剣のスキル持ちの王子にも有利だった。
サクッとボスエレメントをクリアし、次階層へ。
しかしこちらはちょっと厄介で、質より量。雑魚沸きが酷い。ゴブリン一匹見かけたら三十匹は軽く沸いてるエリア。
通路に溢れる小型モンスター達。小型故に攻撃力は無いに等しいが、数を活かして隙あらば纏わりつくように複数で集ってくる。飛びついた連中の爪や牙の無差別攻撃は、防具の隙間に入ればじわじわとダメージとなる。
そうなる前にと必死に叩き伏せるが…、
残念ながら「数」に押し負けたね!
勿論魔法使い君の判断は撤退。モンスターにのまれる前にセーフゾーンに帰還した。
うんうん、撤退も大事。ダメージは浅いが疲労度的にギリギリセーフってラインだ。雑魚にここまでしてやられるのも中々無いもんだろう。
さあここからどう攻めるか?
悩め、若者よ~ってな。
真面目に円座を組んで作戦タイムを取った勇者パーティーに、ちょっとだけ自動回復をサービスしてあげた。
回復を兼ねて昼メシまでゆっくりした勇者君達は、士気も新たに雑魚沸きエリアへ向かった。
尚、解決の糸口に見出したのは幻術。
魔法使い君の幻術で同士討ちに持ち込んだ。
一体一体はほんと雑魚オブ雑魚だから精神耐性ゼロみたいなもん。それはもう催眠術ショーのサクラ並みに秒で騙されて、FF(※フレンドリーファイア)余裕でした。勇者パーティーは同士討ちの隙間を縫いながら、又正気に返ったモンスターをブチ倒しながら、ボス部屋まで力を温存しながら来れた。良き良きだ。
そしてここのボスは質より量から一転、量より質の(多分)ゴブリンエース15人くらいの小隊だ。先程までの村人装備な雑魚ゴブリンと違い、コイツら装備が完全に軍隊な白兵戦特化ゴブリンだ。
勿論、ゲームみたいに勇者君のターンなんて待たないぞ。すぐさま陣形を整え攻勢に打って出る。…おー、さすがボス。練度高い。ゴブリンの素早さを活かし速攻スイッチ(※入れ替わりの交互攻撃)で連携崩しにきてる。
「あ~、そこガードよりカウンター狙い~! そっちは囮りにしないと~!」
エルもボス戦にノリノリの観客だ。
だが、何故ゴブリン側の解説…。
確かにそっちのゴブリンが前に出て囮りをしたら王子と勇者のライン崩れるけど! ついでに孤立したタンク(実は勇者君のポジション)を揺さぶれば、後衛ラインもブレる。
…あれ、なんかゴブリン側たのし…、いやいや、ちゃんと勇者君達を応援すっぞ! ほら、王子! サイドから斬り込め!
素早さと綿密な連携プレイにミノ戦とは違った角度の苦戦を強いられていたが、ここで伝家の宝刀。タンクに神官君(実は防御力バリ高)を最前線まであげ、後方に下がった勇者がいい感じになったら聖剣パッワー!!で、と言う流れ。
いい感じまでしばら~くかかってしまったが、聖剣ブッパはいい感じに決まった。
「…うん、中々いいな。エロ加護だけじゃない実力ついてきたって感じだ。やっぱ勇者パーティーってだけある。」
「ちゃんと勇者育成っぽかったね! 今回の仕事、ずっと勇者のエロの監視で終わるかと思ったから良かった。」
「確かにな…。さて、残すはワンフロアか。」
<次回予告>
あるプレイヤーの予告。
「 かゆ ぃ
うま 」
次回予告はここで終わっている…。
※ノリで作った次回予告なので次回本編には全く関係ありません。次話あります。
応援ありがとうございます!
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