傲慢上司の躾け方

浅草A太朗

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さて、と手洗いを後にした佐々木がまず目指すのは
中原が所持していたビジネスバッグだ。
几帳面な彼のこと、今後の予定を記しているだろう。

はたしてあっさりと見つけたバッグ、中にはスマホもあるがロックがかかっている。
両方を手に取り中原が篭っているトイレの鍵を楽々と開け彼の指紋で開けさせる。
そしてついでとばかりに今後開けやすくする為自らの指紋も登録しておく。

一応また何かあるかと鍵はかけずにドアだけ閉めて
リビングに戻れば、ふと情報を引き出している間に
彼の体をさらに後戻りできなくさせるのも悪くないと思い立つ。

そう、嫉妬と嫌悪だけだった気持ちに捩れた執着が絡み佐々木の思考回路に変化が起きたのだ。
初めてにも関わらず体を開かれてあっさりと陥落するその弱さ。
それは早々に暴ける物ではない。
そして何より身体の相性が良かった。
知らず知らずに中原を叩き落としてやりたいという気持ちに、縋らせてみたいという欲求が芽生えていたのだ。

となると、彼を社会的にどうこうさせるより
まず彼女との関係を破綻させ弱らせる方がいいだろう。
いっそ女が抱けなくなってくれればある意味両方の願望は叶うというもの。

情報の確保の前に思い至ったその思考に彼は自らのビジネスバッグの中を探る。

「やっぱこれじゃ足りねーわな。」

人一人落とすのは簡単なことではない。
まああのすぐにチン負けする弱々雄まんこなら可能かもしれないが
じっくり落としてやりたくもあるのだ。

となると、ワンナイトで遊ぶために持っていた玩具の類では心許ない。
他に持ち込む必要のある物は一定数ある。
本人に使わせるのに違和感を持たせない見た目のものも必要だろう。

ここから家まで帰るのは…と考えたところで、そういえば自らが能力をフルに活用すれば良いじゃないかと。
今までも散々使っていたが、子供の頃から躾けられて知らずセーブしていた部分があった。
それに中原に関しては貶める事を目標としていたので使用していた能力は限定的だ。

なんだ、簡単なことじゃないかとくつくつと喉を鳴らし笑うと佐々木は躊躇わずに力を解放した。


瞬時に自宅へと帰り着く。

「おぇっ…久しぶりに使ったけどこりゃ酔うな。」

テレポートを発動させ自宅へと帰宅したのだ。
時間の止まった今なら自宅からここまで物体を移動させる事も容易かっただろうが
(時間が止まっていなければ空飛ぶディルドなどとんでもない光景になってしまう。)

奴に使う物は何があったかきちんと確認した上で
厳選してやりたかったのだ。
鞄の中から使わないものとこれから中原に使う物、渡す物とを選び鞄へ放り込む。
結構な量にはなってしまったが致し方ない。

さて、と一通りの道具を確保すればまた彼の部屋へと戻る。
一度行った場所ならば転移は佐々木にとって容易い物だ。
早速情報を纏める間に楽しんでいてもらおうと
人に見せた事のないような晴れやかな笑顔でトイレの扉を開け放つ。

そこには相変わらず苦しげにしつつも、顎はがっぱりと開かれ
緩く立ち上がった雄とシャツを押し上げようとしているそれ。
この場で施してもいいが、一応の衛生観念というとのもある。
中原が痛い目にあうのは構わないが、今後も体を繋げるつもりの佐々木にとっては妙な病気は勘弁願いたい。

中原の方に手を翳すと力をふわりと分け与えるようにして念じれば体がそのままの体勢で浮き上がる。
そのまま先程手帳探しに歩き回った室内で見つけてあった寝室へと運ぶ。

その上で既に晒されている下腹部ではなく上半身の服をたくし上げる。
とりあえず現在弄りたい部分全てが露わになった事を確認し
家から持ってきた器具を並べて消毒する。
タオルもきちんと持ち込み済みだ。

まずはまだ陥没した部分が膨れ上がっている乳首に目をつける。
薄いゴム性の手袋を両手にはめ、媚薬成分の含まれたローションを手に取り
マッサージするように乳輪ごとほぐす。

昨日舌でねぶった際に楽しませてもらった恥垢はあまりもうみられなかったが
隙間に指先を差し込み染み込ませるようにじっくりと押し広げ、親指と中指で埋まっている乳首を
根本からしこしことしごきあげる。

成分もあってかムクムクとたちあがり、顔を見せた乳首を尚も乳輪、いや胸筋も含めて揉みしだき塗していく。
真っ赤に熟れた色、これがサイズも大きくなればまた別であろう。
陥没乳首というのも唆られるが、それだけではない乳首だけでイケるように躾けるには顔を出して貰わねばならない。
じっくりと薬を塗り込みピンと勃ち上がった乳首に昨晩とは違うニップルサッカーをとりつける。
乳首を吸い上げさせ、その先をシリコンの筆が扱き続ける逸品だ。

両胸にそれを施せばゴム手袋を新しいものにし、その上から更に消毒を施す。
その上でこれを使用するには彼の雄をきちんと勃たせる必要があるが
わざわざ自分が尽くしてやるのも癪だと本当は後で本人に渡すつもりであった搾性器を取り付ける。
電動オナホが先端についているのだ。
もってこいというものである。

電気を入れればギュイーンという中々の大きさの音と共に起動し始める。
柔らかな締め付けから搾り取るようにぎゅるぎゅると中の球が動いたりと中々に激しい動きだ。

あっという間に勃ち上がったそれを気遣う事なく取り外す。
ごとんと落ちたオナホの電源を落としてやり
真っ赤になった亀頭を含め消毒液を染み込ませたガーゼでちんぽを消毒してやる。
意識があれば痛がるかもしれないが、痛いのは自分ではないし
これを怠ればさらに痛い思いをする事はわかっている。

そう、佐々木は電動式のプジーを取り出し中原の尿道口に入れようとしているのだ。
雑菌があった場合尿道炎などになりかねない。
本来ならシャワー後だがそんな事も言ってはいられない。
最初にしてはやや大きめだが、こちらにも媚薬入りのローションを塗してやり鈴口に押し当てた後
ゆるゆると時折反発を感じながらもしっかりと根本まで入れ込む。

尿道は繊細なところでもあるのでやや慎重に行った為か時間がかかってしまった。鈴口からは引き抜くための輪っかとスイッチだけが見えている。
勿論リモートでもできるが、その為のスイッチは佐々木が持っている為問題ない。

そして最後はアナルプラグだ。
中原の腰の下に枕を入れてやり上がったままの足のおかげで見やすいそこをさらに見えやすくする。
今回持ってきたのは特に前立腺開発の為に作られたもので、手動電動が切り替えられるもの。
購入する際は中々値が張ったが、というのもスマホで操作できるタイプであり
謳い文句は世界の裏側からでも操作できる、である。

目に力を注ぎ透視を発動し間違いなく前立腺に当たっている事を確認する。
その上でプジーの位置を調整すれば両方から前立腺が挟み撃ちされた形が作れる。

透視能力を切り中原の両耳に骨伝導タイプで他者から目立ちにくい細い金属カフスのように見えるイヤホンをつける。
流す内容は催眠にかけやすくするものと、脳イキの為の催眠音声である。

そして取り付けた器具全ての電源を入れる。
大きくビクゥッと跳ねた体を眺めてから
ようゆく本来の目的である中原の今後の予定を確かめる。

勿論それらを踏まえて今後なすべき為にいくつか飛び回り罠や仕掛けを用意する。
その他もろもろの支度をしている間、今後について没頭し止まった時間の中
佐々木の頭の中では様々な予定が組み込まれ
中原の体は徐々に作り替えられていくのであった。


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