16 / 25
15
しおりを挟む「見て!父さん!ラーメンだって、美味しそう!」
「どっからこんなもんを...とりあえず、ドアを閉めなさい」
俺は言う通り、ドアを閉め、得意技の甘えん坊作戦。
父さんの横たわるベッドに俺も横たわり、ぴったりくっついた。
「ラーメンか...しばらく食べてないな」
「食べてみたいなあ...」
わざと頬を父さんの頬にくっつけるようにして、雑誌を見せた。
「そんなに食べたいか?ラーメン」
「うん!」
「だったら、まず、お父さんを気持ちよくさせないとな」
ニヤッと父さんが言う。
待ってました!と言わんばかりに俺は父さんのまだ勃起してはないだらんとした重たいちんぽを口に含んだ。
物心ついた時からしゃぶってるし、父さんの好きなツボはわかってる。
ジュポジュポ音立て、涎を垂らしながら。
口の中でどんどん固く大きくなっていく。
父さんは俺を勢いよく寝かせると、乳首にむしゃぶりついた。
ここも感じやすいので、思わず、
「あーん」
と声が出た。
ちゅぱちゅぱ、レロレロ、乳首を吸ったり舐めたり。
そして、アナルを舐められる。
「あんっ、あっ」
「欲しいか?」
「欲しい」
「なにが欲しい?」
「ちんぽとラーメン」
父さんは笑った。
ローションを塗り、指を出し入れしながら、俺の勃起を舐めた。
「あーん、あん、あっ」
そうして、父さんの勃起が俺のアナルへ...。
「すごい、気持ちいいとこ当たる...あーん、あんっ」
仕事のときと変わらない、いつの間にか、俺はエッチ大好きなゲイになった。
正常位からバック、対面座位、騎乗位、正常位、体位を変えて、2回。
その間、俺、4回イッた。
みんなに声が聞こえようがお構いなし、というか考えてる余裕はない。
父さん、エッチが上手いから。
あんあん言いまくって
「だめだめ、イッちゃう、イッちゃうよおー」
俺がノーハンドで最後の射精をすると、
父さんも
「イクッ」
と俺の中に出した。
そうして、リビングに戻ると、みんな静まり返ってた。
「どうしたの?暗い顔して」
「いや...丸聞こえだったから、さ...」
ああ!と俺はラーメン特集の雑誌を見せた。
「明日、店休日にして、みんなでラーメン食べ行くことになったよ」
と笑顔で言うと
みんなが真顔になり
「やっぱ、カイすげーな」
と口々言って、俺をきょとんとさせた。
そして、ラーメン日和!
初めての休み!
空は青かった!
10
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる