愛したい、愛されたい。

ミヒロ

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マコが買い取られた。

俺は1人になった。

毎日、客に抱かれながら、泣きそうだった。

カズヤとリョウも受付兼、売春もするようになった。

スカウトは他の元売春仲間の18歳以上の人らに任せ。

とうとう、俺にも買い取りの話しが出た。


セイヤさんにみんなが居なくなったことを話したら、セイヤさんが俺を買い取る、と言ってくれたんだ...。


俺はマンションを離れ、セイヤさんに連れられ、セイヤさんの所有するマンションの一室にいた。


21階建ての高級マンションの最上階で、ベランダは全面ガラス張り、雄大な景色が見えた。

突然、インターフォンが鳴った。

セイヤさんが玄関に向かう。

俺はぼんやり、ガラス張りの窓から夜景を見ていた。

「カイ!」

懐かしい声に振り返るとシュンやマコ、トウマやエイジ、ヨウタにリク。

「...みんな。なんで...」

俺は泣きそうになりなった。

みんなを秘かにセイヤさんが買い取っていたことを知った。

「シンイチ...いや。事故で死んだ彼氏とのことで学んだんだ。俺ができるうちに、悔いのないよう、みんなも幸せに導きたい。て」

セイヤさんが微笑んだ。

俺は涙が出た。みんなが抱きついてきてくれる。

ぐすん。と鼻を鳴らし、

「でも、カズヤやリョウ、タクマ、どうしよう...スカウトだし...」

と呟いた。

「3人も今、売春させられてるみたいだよ、人が足りないらしい」

「買ったの...?」

「いや、実はこの計画、リョウと話した結果なんだ」

「リョウが?」

そう、とソファにセイヤさんが座った。

「俺が会社経営してる、てリョウも知っていたし、話し持ちかけられて、買取りません?て」

「そうだったんだ...」

俺たちは売春宿から離れ、普通の10代として過ごすことになった。
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