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水着
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食堂で注文を済ませ、席を探していると見覚えのある貴族様達がいた。
「おっせーぞ、メアリー。みろよ、ロイドとレイドの顔!もう呆れてやがるぜ!」
「はーい、ごめんなさーい」
私よりも早く来すぎたようで、レイドはもの凄く退屈そうな顔をしていた。ロイド様は本を読んでいた。
何、私だってもっと早く来たかったわよ。
「平民もう少し早く来れなかったんですの?」
「ご、ごめんなさい!フェリア様!」
「おい、てめぇ俺と全然反応がちげぇじゃねぇか!」
聞かないふりをして、席に座る。
にしてもみんなが食堂に集まってるとは珍しい。
「ところで皆さんは何故ここに集まっているのですか?」
クレアも疑問を抱いていたようで、私の代わりに聞いてくれた。
「もうすぐ夏休みでしょう?平民達に貴族の夏休みの過ごし方を教えてあげましょうと思って」
「ま、フェリアの言う通りだな。毎年俺らは仲いいから集まるんだ」
「俺様はお前ら…メアリーにも恩が物凄く少しだけあるから、一緒に過ごさせてやろうと思ったんだ」
「ちょっと、なんで今言い直したのよ!」
クレアとレイドの仲は相変わらずみたいだ。
ロイド様が本をパタリと閉じ、一声。
「どうかな?予定は空いてる?」
この第一王子。夏休み前にこんなことを聞いてくるなんて、少し性格が悪くないか。しかし、いつ聞かれようと答えは一つ。
「はい、勿論です!」
そんなに楽しそうなのだから、行く他にないだろう。
「でもお前、水着とかないんだろ?海は絶対だし…バーベキューもするし…あ、川も行こうぜ!」
そんなに現実的なことを今言わないでほしい。でも仕方がない、ここはお金を削って行くしかない…
「まあ、カメラを売れば金になるし──」
「それには及びませんわ。わたくしフェリア・ブルーム様が平民達のために水着を買って差し上げましょう」
「いや、でもフェリア様にそこまでしてもらう訳には…!」
服を買ってもらったこともあるし、なんならそのお金は返せていないし…!
「メアリー、お言葉に甘えておきましょう。一番駄目なのは、私達がお金が無くなり、遊べなくなること。それが一番悲しませるわ」
「別に俺様はお前らの金が無くなろうと、金やるからな。別にお前らが金の心配する必要はない。てかお前ら二人にかける金なんてはした金だし」
「は?それアンタの金じゃなくて、アンタのお父様のお金でしょう?」
「うるせーな、無限にあるようなものだからいいんだよ」
「レイド、それはこの国に関わることだから。あとボクに決定権があるからね」
レイドは大丈夫だろうか。
こんな王子が国を任せる日が来たらそれこそ終わりではないか。一番応援してる、なんて言ったら袋叩きにされそう…
「じゃあ、平民は今度の日曜日の十時に寮の前で待っていて下さい」
「分かりました」
「はーい」
そうか、フェリア様とクレアと水着を買いに行くのか。
なんだかんだ3人でどこか行くことは無かったから、楽しみだなぁ…
ん、水着を買いに行くのか……
そっか、水着…。
私、体重とか大丈夫かな…
「フェリア様、私一週間の猶予がほしいです」
「メアリー、貴方が何を思ったのかは分からないけど、それもう夏休み入ってるわよ。別に入ったばかりだから影響はないけど」
「平民、理由を述べなさい?」
「私の今後が不安になりました」
「フェリア様、この馬鹿はどうやら体重と体型が気になるようです」
おいクレア、なんでお前は私の心が読めるんだ。
「大丈夫よ、夏までに整えれば問題ないでしょう」
「試着はしないということですか?」
「します」
「一週間の猶予を!!」
「メアリー、安心しなさい。今週はまだ始まったばかりよ」
クレア、それは私にこの数日で痩せろと!?
「おい、待て。傍から聞いてていいのか分からんが、この2日休みは土日の休みじゃないぞ。だから…」
「ごめん、メアリー。もう日付がないわ」
「クレアああああああ!?」
「…別に平民の体型は気にするほどでもありませんけどね」
そうして、結局日曜日に水着を買いに行くことになりました。
「おっせーぞ、メアリー。みろよ、ロイドとレイドの顔!もう呆れてやがるぜ!」
「はーい、ごめんなさーい」
私よりも早く来すぎたようで、レイドはもの凄く退屈そうな顔をしていた。ロイド様は本を読んでいた。
何、私だってもっと早く来たかったわよ。
「平民もう少し早く来れなかったんですの?」
「ご、ごめんなさい!フェリア様!」
「おい、てめぇ俺と全然反応がちげぇじゃねぇか!」
聞かないふりをして、席に座る。
にしてもみんなが食堂に集まってるとは珍しい。
「ところで皆さんは何故ここに集まっているのですか?」
クレアも疑問を抱いていたようで、私の代わりに聞いてくれた。
「もうすぐ夏休みでしょう?平民達に貴族の夏休みの過ごし方を教えてあげましょうと思って」
「ま、フェリアの言う通りだな。毎年俺らは仲いいから集まるんだ」
「俺様はお前ら…メアリーにも恩が物凄く少しだけあるから、一緒に過ごさせてやろうと思ったんだ」
「ちょっと、なんで今言い直したのよ!」
クレアとレイドの仲は相変わらずみたいだ。
ロイド様が本をパタリと閉じ、一声。
「どうかな?予定は空いてる?」
この第一王子。夏休み前にこんなことを聞いてくるなんて、少し性格が悪くないか。しかし、いつ聞かれようと答えは一つ。
「はい、勿論です!」
そんなに楽しそうなのだから、行く他にないだろう。
「でもお前、水着とかないんだろ?海は絶対だし…バーベキューもするし…あ、川も行こうぜ!」
そんなに現実的なことを今言わないでほしい。でも仕方がない、ここはお金を削って行くしかない…
「まあ、カメラを売れば金になるし──」
「それには及びませんわ。わたくしフェリア・ブルーム様が平民達のために水着を買って差し上げましょう」
「いや、でもフェリア様にそこまでしてもらう訳には…!」
服を買ってもらったこともあるし、なんならそのお金は返せていないし…!
「メアリー、お言葉に甘えておきましょう。一番駄目なのは、私達がお金が無くなり、遊べなくなること。それが一番悲しませるわ」
「別に俺様はお前らの金が無くなろうと、金やるからな。別にお前らが金の心配する必要はない。てかお前ら二人にかける金なんてはした金だし」
「は?それアンタの金じゃなくて、アンタのお父様のお金でしょう?」
「うるせーな、無限にあるようなものだからいいんだよ」
「レイド、それはこの国に関わることだから。あとボクに決定権があるからね」
レイドは大丈夫だろうか。
こんな王子が国を任せる日が来たらそれこそ終わりではないか。一番応援してる、なんて言ったら袋叩きにされそう…
「じゃあ、平民は今度の日曜日の十時に寮の前で待っていて下さい」
「分かりました」
「はーい」
そうか、フェリア様とクレアと水着を買いに行くのか。
なんだかんだ3人でどこか行くことは無かったから、楽しみだなぁ…
ん、水着を買いに行くのか……
そっか、水着…。
私、体重とか大丈夫かな…
「フェリア様、私一週間の猶予がほしいです」
「メアリー、貴方が何を思ったのかは分からないけど、それもう夏休み入ってるわよ。別に入ったばかりだから影響はないけど」
「平民、理由を述べなさい?」
「私の今後が不安になりました」
「フェリア様、この馬鹿はどうやら体重と体型が気になるようです」
おいクレア、なんでお前は私の心が読めるんだ。
「大丈夫よ、夏までに整えれば問題ないでしょう」
「試着はしないということですか?」
「します」
「一週間の猶予を!!」
「メアリー、安心しなさい。今週はまだ始まったばかりよ」
クレア、それは私にこの数日で痩せろと!?
「おい、待て。傍から聞いてていいのか分からんが、この2日休みは土日の休みじゃないぞ。だから…」
「ごめん、メアリー。もう日付がないわ」
「クレアああああああ!?」
「…別に平民の体型は気にするほどでもありませんけどね」
そうして、結局日曜日に水着を買いに行くことになりました。
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