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death?
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意識が混濁している感覚を覚え、それが深い海から浮上してきたように薄れていく。
(なんだ…?ああ、そうだ。馬に蹴られたのかオレは…)
どうやらそれで、気を失ったらしい。
しかしまさか、馬に蹴られて気を失うなんて。しかも不意を突かれたとはいえ、おもいきり良いのを貰ってしまった。まったく、盥の水を零さず運べたなどと喜んでいたら、もうコレだ。
つい調子にのってしまうのは、オレの悪い癖だな。
(む、だが待てよ?なんだこの苦しさは?それに、何度まばたきししようとしても、まるで目が開かないぞ…??)
どういう訳か吐き気と息が出来ないような苦しさを覚え、なおかつ目も視えない。
そこで他の感覚へと意識を向けてみても、それもまた反応がない。それどころか、苦しさ以外の身体の感覚がまるで感じられないのだ。
ならばと苦し紛れにオーラ視を発動。
すると、青いガラス越しに景色を見るような感じで、全周囲が視えた。
(ふぇッ?いったいこれは…ッ!?)
前後左右に上下。360度どころか、足元の地面も頭上の空も同時に視えている…。そしてそんな青い視界のなかに、白目を剥いて倒れている自分をみつけた。
(なッ!?)
厩舎に向かう途中には、外で馬を待機させておくちょっとした小屋があった。
そこになぜか、黒い馬が前後を逆に納められていたのだ。産気づいた馬のせいで、従業員が慌ててこんな風に収めてしまったのだろうか。で、その前でオレは―というかオレのカラダが倒れている。
そしてどうやら、その黒い馬に蹴られノビてしまったらしい。
(うむむ…。盥を持っていて、気付かず馬糞を踏んでしまったのか。なんてことだ。しかしオレがあそこに倒れていて、ここにもオレが?これはいったい…??)
視ればまた魔力の途切れてしまったせいで、空間庫に入れていた荷物がカラダの傍で山になっている。そして乱雑に積みあがった荷物からは、瓶が割れてしまったのか万能回復薬らしい液体が地面に染みを作っていた。
だがそうして事態の理解に努めようとしていると、不快に感じていた苦しさがさらに強まってくる。それに風に吹かれでもするようにしてゆるく揺れる視界も相まって、なんとも言えぬ不安と心細さを覚えた。
(ハッ、もしや死んだのかオレ!?)
そんな馬鹿な。どんなに恐ろしいモンスターと戦っても、ここまで生き残ってきたのに。それがまさか、馬に蹴られた程度で死んでしまうなんて…。
(いや!きっとまだセーフ!幽体離脱なだけで、カラダに戻れればセーフなんじゃ!?)
うん、そうだ。こうして意識はあるのだし、死んだなどとは考えたくない。
それに、せっかく人生が楽しくなってきたところ。なのにこんなところで死んでなどいられない。そこでさっそく身体へ戻ろうとするのだが、どういうわけかちっとも前に進めない。
(ん、あれッ!?って、今のオレ人魂なんッ!?ちょっ!手も足もないやんけ!!)
不審に思い自身に意識を向けてみると、ツルリと丸く手も足も無かった。うぬぬ、道理で全周囲が視えるわけだ。意識だけで、カラダに該当する部分がひとつもないではないか。
(ねぇちょっと!どっかにバーニアとかスラスターって付いてない??…って、落ち着けオレ!そうだ、オーラ視できたんなら、念動で移動をッ!)
そう自身を勇気づけ、襲いくる苦しみに耐えつつも念動を発動させる。すると、ユルユルと僅かながらも前に進むことができた。
だが、遅い…。
カラダまで目測わずか8メートルほどの距離が、とてつもなく遠く感じる。これは肉体から離れたことで、まるで気が練れないせいなのか?魂だけだと、こんなにも力が発揮できないものなのか…。
(むおッ?)
しかしここで、そのカタツムリよりも遅い移動に、なぜかピタリとブレーキがかかってしまう。
そこでなんだろうと意識上の背後へ視線を向けてみると、そこにはいつの間にか黒い人影が地面から上半身をヌッと生やすような感じで存在していた。
そしてオレに向け、てろりてろりと不気味な手招きを繰り返しているではないか。
(ま、まさかアレが死神!?いや、ぜんぜん!全然呼んだりしてませんからね!!ほかの誰かと間違っちゃいませんか!?)
…。
ズゴゴゴゴゴゴゴ…。
ひとの恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて死んじまえ。などと言うらしいが、その渦中の人となってしまったオレ。
さらにはオレのことを迎えに来た死神なのか、不気味な黒い影が行う手招きにより前にも進めなくなってしまった。
(ハッ、そうだ。だがオレはひとりでもひとりじゃない!なぜなら魂を共有化した御霊たちがいるのだから!ならふたりの力を借りよう!お~い、塩太郎!しおたろぉ~~ッ!)
声にはならぬ必死の叫び。
その文字通り魂の叫びで塩太郎に救援を乞う。すると白目を剥いて倒れているオレのカラダから、ピョコリと塩太郎が顔をだした。
(やった!…ああいや違う、そっちじゃない!コッチコッチ!たすけて塩太郎!このままじゃ死神に連れてかれちゃうッ!!)
あたりをキョロキョロと見回していた、非常口マークそっくりな塩太郎。だがオレのことに気が付くと、懸命にこちらに向け駆けてくれる。
(ッ…ッッ!)
よし!…あ、でも、なんか塩太郎まで動きが遅い。
どうやら塩太郎もオレが死んだショックで、今まで気を失っていたようだ。しかしその間にもオレは、どんどんと死神の方へと引き寄せられていってしまう。
(ガ、ガンバレ塩太郎!早く!て、クィーン!ピクシークィーンも助けてッ!!)
自分でどうにかしたくても、手も足もなく気すら練れないのではどうすることも出来ない。さらには苦しくてどうしようもなく、かろうじて保っている意識すら飛んでしまいそうだ。
(うぐぐ!魂だけの状態というのは、こんなにも苦しいのか…。ああ不味い…もう!!)
もはや黒い影は間近に迫り、高度もどんどんと落ちていく。このままあの影の手の中に納まったりしたら、完全にオシマイな気がする…。
(ッ、ッ…ツッ!!)
しかしそんな危機的状況に、駆け込んだ塩太郎が渾身のダイビングレシーブをオレに決めてくれる。それにより宙高く浮かび上がり、視界がひろがる。
(おぉ、やったぞ塩太ぶべッ!?)
だが突然、さらに強烈な衝撃に見舞われる。
しかしそれは倒れた身体から飛び出てきたピクシークィーンが矢のように飛び、人魂状態なオレを猛烈アタックした為らしい。
その竜巻妖精女王アタックにより、尋常ではない回転が加わったオレ。
それにより全周囲の視界がめまぐるしく回転し、吐きそうな程の苦痛を味わう。そうして気持ち悪いオーラをまき散らしながら、オレは自身のカラダへと突き刺さったのだった。。。
(なんだ…?ああ、そうだ。馬に蹴られたのかオレは…)
どうやらそれで、気を失ったらしい。
しかしまさか、馬に蹴られて気を失うなんて。しかも不意を突かれたとはいえ、おもいきり良いのを貰ってしまった。まったく、盥の水を零さず運べたなどと喜んでいたら、もうコレだ。
つい調子にのってしまうのは、オレの悪い癖だな。
(む、だが待てよ?なんだこの苦しさは?それに、何度まばたきししようとしても、まるで目が開かないぞ…??)
どういう訳か吐き気と息が出来ないような苦しさを覚え、なおかつ目も視えない。
そこで他の感覚へと意識を向けてみても、それもまた反応がない。それどころか、苦しさ以外の身体の感覚がまるで感じられないのだ。
ならばと苦し紛れにオーラ視を発動。
すると、青いガラス越しに景色を見るような感じで、全周囲が視えた。
(ふぇッ?いったいこれは…ッ!?)
前後左右に上下。360度どころか、足元の地面も頭上の空も同時に視えている…。そしてそんな青い視界のなかに、白目を剥いて倒れている自分をみつけた。
(なッ!?)
厩舎に向かう途中には、外で馬を待機させておくちょっとした小屋があった。
そこになぜか、黒い馬が前後を逆に納められていたのだ。産気づいた馬のせいで、従業員が慌ててこんな風に収めてしまったのだろうか。で、その前でオレは―というかオレのカラダが倒れている。
そしてどうやら、その黒い馬に蹴られノビてしまったらしい。
(うむむ…。盥を持っていて、気付かず馬糞を踏んでしまったのか。なんてことだ。しかしオレがあそこに倒れていて、ここにもオレが?これはいったい…??)
視ればまた魔力の途切れてしまったせいで、空間庫に入れていた荷物がカラダの傍で山になっている。そして乱雑に積みあがった荷物からは、瓶が割れてしまったのか万能回復薬らしい液体が地面に染みを作っていた。
だがそうして事態の理解に努めようとしていると、不快に感じていた苦しさがさらに強まってくる。それに風に吹かれでもするようにしてゆるく揺れる視界も相まって、なんとも言えぬ不安と心細さを覚えた。
(ハッ、もしや死んだのかオレ!?)
そんな馬鹿な。どんなに恐ろしいモンスターと戦っても、ここまで生き残ってきたのに。それがまさか、馬に蹴られた程度で死んでしまうなんて…。
(いや!きっとまだセーフ!幽体離脱なだけで、カラダに戻れればセーフなんじゃ!?)
うん、そうだ。こうして意識はあるのだし、死んだなどとは考えたくない。
それに、せっかく人生が楽しくなってきたところ。なのにこんなところで死んでなどいられない。そこでさっそく身体へ戻ろうとするのだが、どういうわけかちっとも前に進めない。
(ん、あれッ!?って、今のオレ人魂なんッ!?ちょっ!手も足もないやんけ!!)
不審に思い自身に意識を向けてみると、ツルリと丸く手も足も無かった。うぬぬ、道理で全周囲が視えるわけだ。意識だけで、カラダに該当する部分がひとつもないではないか。
(ねぇちょっと!どっかにバーニアとかスラスターって付いてない??…って、落ち着けオレ!そうだ、オーラ視できたんなら、念動で移動をッ!)
そう自身を勇気づけ、襲いくる苦しみに耐えつつも念動を発動させる。すると、ユルユルと僅かながらも前に進むことができた。
だが、遅い…。
カラダまで目測わずか8メートルほどの距離が、とてつもなく遠く感じる。これは肉体から離れたことで、まるで気が練れないせいなのか?魂だけだと、こんなにも力が発揮できないものなのか…。
(むおッ?)
しかしここで、そのカタツムリよりも遅い移動に、なぜかピタリとブレーキがかかってしまう。
そこでなんだろうと意識上の背後へ視線を向けてみると、そこにはいつの間にか黒い人影が地面から上半身をヌッと生やすような感じで存在していた。
そしてオレに向け、てろりてろりと不気味な手招きを繰り返しているではないか。
(ま、まさかアレが死神!?いや、ぜんぜん!全然呼んだりしてませんからね!!ほかの誰かと間違っちゃいませんか!?)
…。
ズゴゴゴゴゴゴゴ…。
ひとの恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて死んじまえ。などと言うらしいが、その渦中の人となってしまったオレ。
さらにはオレのことを迎えに来た死神なのか、不気味な黒い影が行う手招きにより前にも進めなくなってしまった。
(ハッ、そうだ。だがオレはひとりでもひとりじゃない!なぜなら魂を共有化した御霊たちがいるのだから!ならふたりの力を借りよう!お~い、塩太郎!しおたろぉ~~ッ!)
声にはならぬ必死の叫び。
その文字通り魂の叫びで塩太郎に救援を乞う。すると白目を剥いて倒れているオレのカラダから、ピョコリと塩太郎が顔をだした。
(やった!…ああいや違う、そっちじゃない!コッチコッチ!たすけて塩太郎!このままじゃ死神に連れてかれちゃうッ!!)
あたりをキョロキョロと見回していた、非常口マークそっくりな塩太郎。だがオレのことに気が付くと、懸命にこちらに向け駆けてくれる。
(ッ…ッッ!)
よし!…あ、でも、なんか塩太郎まで動きが遅い。
どうやら塩太郎もオレが死んだショックで、今まで気を失っていたようだ。しかしその間にもオレは、どんどんと死神の方へと引き寄せられていってしまう。
(ガ、ガンバレ塩太郎!早く!て、クィーン!ピクシークィーンも助けてッ!!)
自分でどうにかしたくても、手も足もなく気すら練れないのではどうすることも出来ない。さらには苦しくてどうしようもなく、かろうじて保っている意識すら飛んでしまいそうだ。
(うぐぐ!魂だけの状態というのは、こんなにも苦しいのか…。ああ不味い…もう!!)
もはや黒い影は間近に迫り、高度もどんどんと落ちていく。このままあの影の手の中に納まったりしたら、完全にオシマイな気がする…。
(ッ、ッ…ツッ!!)
しかしそんな危機的状況に、駆け込んだ塩太郎が渾身のダイビングレシーブをオレに決めてくれる。それにより宙高く浮かび上がり、視界がひろがる。
(おぉ、やったぞ塩太ぶべッ!?)
だが突然、さらに強烈な衝撃に見舞われる。
しかしそれは倒れた身体から飛び出てきたピクシークィーンが矢のように飛び、人魂状態なオレを猛烈アタックした為らしい。
その竜巻妖精女王アタックにより、尋常ではない回転が加わったオレ。
それにより全周囲の視界がめまぐるしく回転し、吐きそうな程の苦痛を味わう。そうして気持ち悪いオーラをまき散らしながら、オレは自身のカラダへと突き刺さったのだった。。。
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