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weapon rack system
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今日、オレは自宅でウエポンラックシステムを作成していた。
コレが何かというと、ちょいと特殊な武器をいい感じに持ち運びでき、なおかつ使いたい時に素早く使用できるという優れモノ。というのも智から、友人のカメコたちと一緒にダンジョンに潜りたいという相談を受けたからだ。
オレの指導により、智も程よくシェイプアップしそれなりにダンジョンでも戦えるようになった。
とはいえそういった慣れが出てきた時ほど、思わぬ危険が潜んでいるもの。そこで万が一の場合を考え、智に持たせるウエポンラックシステムを作成しているというわけ。まぁ厳密にはウエポンコンテナとかボックスと呼ぶのが正しいのだろうけど、なんとなくラックの方が響きが好きなのでそう呼んでいる。
また、オレがアレコレ指導したからといって、友をがんじがらめに束縛するつもりはない。なので智がカメコ友達らとダンジョンに潜りたいと言うなら、それを笑顔で見送るのである。そう、オレはそれほど狭量ではないのだ。
だがオレの眼の届かぬ場所で、怪我やトラブルに遭われても困る。そこで転ばぬ先のステッキ。それがこのウエポンラックシステムという訳だ。
まず取りい出したりますは、長さ60cmほどのやや厚みのある塩ビ管。
コレを同じく塩ビのキャップにより、両端を閉じる。まぁその前には塩ビパイプ内に発泡ウレタンを筋のように張り付けて通し、内容物を衝撃から守る構造にしておくのがポイントだ。そうして片方の端は側部を楕円形にカットし、中に詰めたモノを取り出しやすく加工する。
そこから中側に仕込むのは、スペーサーを噛ませたゴムチューブ。コレによって穴が空いている側へと、常にテンションがかかるようになる仕組みだ。そうしてしっかりとガワを作って黒く塗装した後は、武器となる缶珈琲サイズのガラス瓶を割れぬようクッション用発泡スチロールを噛ませつつ順に詰めていく。
で、その瓶の中には冷蔵庫ダンジョンにいる巨大蛾の鱗粉、つまり麻痺性の毒がギッシリ。そう、コレは割れやすい手投げ弾を持ち運びやすくする為の道具というわけだ。
「ふむ、そうだな…。あとは見た目的に、もうひとさじアクセントを加えるか」
そこで画用紙を用意し、カッターでWRS-PP1と刻み込む。それを完成したウエポンラックシステムにあてると、黄色の缶スプレーで文字を入れる。WRSはウエポンラックシステムの略、そしてPPはパラライズポイズンの略だ。
そんなことをしつつも夜19時。風をあて塗装を乾燥させていたところで玄関チャイムが鳴った。荷物を取りに来るよう連絡していたので、智がやってきたのだろう。と、玄関を開ければ、そこにはやはり智の顔。
「こんばんは。なにか渡す物があるって話だったけど、どんなモノなのジャン氏?」
会社から直接ウチに寄ったらしく、今日は勤め人らしくスーツ姿だ。そしてコンビニに立ち寄ってきたのか、カバンのほかビニール袋も下げている。
「ああ、今さっき完成したところだ。見てみるといい」
そうして智を部屋へと招き入れると、テーブルの上に置いたウエポンラックシステムをみせてやる。
「なぁにコレ?塩撃スピアじゃなさそうだね。WRS、PP1…?」
「そう、コレはウエポンラックシステム。まぁ麻痺毒一型といったところだな」
「へぇ~」
そう完成したばかりのWRS-PP1を説明すると、まだ塗装がされたばかりだというのが解ったのか、智は手を触れず興味深そうに覗きこんでいる。智も模型を作ったりするから、不用意に触らぬほうが良いと思ったのだろう。
「それでPPで、パラライズポイズンなんだ」
「うむ。このウエポンラック自体は、背中に背負うリュックなんかに括りつければいい。ガイドの金具も付けといたから、そこにナイロンベルトやゴム紐を通せば簡単に固定できるだろう」
「コレって、どれくらい強い毒なの?」
「モンスターの持つ毒だからな、けっこう強力だぞ。気になるなら、自分で試してみるか?」
そこで毒の強さの気になっている智に、小さなポリの蓋つきゴミ箱に入った巨大蛾の黄色い鱗粉を見せてやる。ゴミ箱の中に入れており、さらにビニール袋に入れ保管しているので、パッと見は黄色い粉末の顔料にしか見えないが。
「ちょ、怖いから先に効果を教えてよぉ」
「ふむ、でもまぁそうか。この巨大蛾の鱗粉を吸いこむと、身体が痺れて動きが鈍ってしまう。皮膚に触れてもその部位が麻痺してしまうし、威力としては私見で歯医者でされる麻酔の3倍から5倍って感じか?だから今試すのなら、小指にちょっとつけるくらいでいい」
そう毒について説明すると、智は不安そうに訊いてくる。
「ジャン氏は試したことあるの?」
「ああ、無論だ。他のモンスターで何度か試した後で、自分でも少量ずつ試してみた」
「そっか。じゃあ、ポクも試してみるよ…」
そういうと智はビニールのなかに手を入れ、恐る恐るといった感じで小指にほんのちょっぴりの鱗粉をつけた。しかしその動きが慎重過ぎて、まるで反応が感じられないような量しかついていない。
「それじゃ何も感じないだろう。せめて第一関節までいっとけ(ぐい)」
「わぁ!?」
そこでビビって及び腰な智の小指に、しっかりと鱗粉をつけてやる。ちょっと勢い余って小指の第二関節まで覆われてしまったが、まぁいいだろう。
「そんなぁ!酷いでゴザルよジャン氏~!」
「ははは、まぁそう心配するな。…ホラ、オレも同じようにつけたぞ」
心配して涙目になっている智を安心させるのに、オレも自身の小指に鱗粉をつけてやる。そうして反応をみるために、しばし経過を観察。すると鱗粉の付着した部分がジンジンとしてきて、次第に膨張していくような感覚を覚える。
「あれ…?もう痺れてきたの!?」
「そうだ。モンスターの毒だけあって、かなり即効性がある。でもやられた方は困るだろうから、使う分にはこの方が便利だろう」
毒を使ってもそれが遅行性では、戦闘中の役には立たない。
「スゴイ…。なんだか指が腫れたみたいな感じになって、どんどん感覚がおかしくなってくよ…」
「そうだな。でも膨張感と痺れのほかには、動かしにくくなるだけだろう?だから誤って自分で毒を浴びてしまっても、そう致命傷にはなりにくいはずだ」
「う~ん…。でも戦闘中に動けなくなるのは、それだけでもう致命的だと思うけど…」
「まぁそれは、痺れるだけなら他の毒よりマシって話だ。オレも巨大蟻と戦ってて毒をくらったことがあるが、アレは気持ち悪くてホント死ぬかと思ったぞ」
「…ジャン氏ってば、そんな酷い目にも遭ってるんだ」
そういって智は、チラとオレの義足へ眼を向けた。自宅なので特に靴下も履かず、義足を晒したままだったのだ。
「そうだな。ダンジョンに潜ってモンスターを倒せば、強くなれる。が、やられれば同じことが自分に返ってくる
のだから、くれぐれも用心しろよ」
「ウ、ウン…」
「それにこの巨大蛾の鱗粉は麻痺毒としてでなく、怪我をした時にはちょっとした痛み止めにも使える。だからダンジョンに持って行っても、損はないはずだ」
うん、オレは自身の左足を切り落とさなければならなくなった時、その苦痛に泣きながら切り落とした。でもその時もう少し冷静に辺りを見渡せる精神的余裕があれば、毒鱗粉という痛み止めがすぐそばに転がっていたのだ。
「くれぐれも冷静に、慎重に。パーティーを組んだ仲間としっかり連携が取れるまで、浅い層で充分戦闘経験を積むんだぞ」
「ウン、わかったよジャン氏」
こうして毒鱗粉の検証後、ウチで夕飯をいっしょにとった智は、オレの作ったWRS-PP1を手に帰っていった。
他にも前に草津で作った万能回復薬とリジェネキャンディも分けてやったので、まぁ大抵のことなら大丈夫だとは思う。が、ダンジョンに潜る友を見送るというのは、どうにも普段より心配な気持ちになるものらしい。
コレが何かというと、ちょいと特殊な武器をいい感じに持ち運びでき、なおかつ使いたい時に素早く使用できるという優れモノ。というのも智から、友人のカメコたちと一緒にダンジョンに潜りたいという相談を受けたからだ。
オレの指導により、智も程よくシェイプアップしそれなりにダンジョンでも戦えるようになった。
とはいえそういった慣れが出てきた時ほど、思わぬ危険が潜んでいるもの。そこで万が一の場合を考え、智に持たせるウエポンラックシステムを作成しているというわけ。まぁ厳密にはウエポンコンテナとかボックスと呼ぶのが正しいのだろうけど、なんとなくラックの方が響きが好きなのでそう呼んでいる。
また、オレがアレコレ指導したからといって、友をがんじがらめに束縛するつもりはない。なので智がカメコ友達らとダンジョンに潜りたいと言うなら、それを笑顔で見送るのである。そう、オレはそれほど狭量ではないのだ。
だがオレの眼の届かぬ場所で、怪我やトラブルに遭われても困る。そこで転ばぬ先のステッキ。それがこのウエポンラックシステムという訳だ。
まず取りい出したりますは、長さ60cmほどのやや厚みのある塩ビ管。
コレを同じく塩ビのキャップにより、両端を閉じる。まぁその前には塩ビパイプ内に発泡ウレタンを筋のように張り付けて通し、内容物を衝撃から守る構造にしておくのがポイントだ。そうして片方の端は側部を楕円形にカットし、中に詰めたモノを取り出しやすく加工する。
そこから中側に仕込むのは、スペーサーを噛ませたゴムチューブ。コレによって穴が空いている側へと、常にテンションがかかるようになる仕組みだ。そうしてしっかりとガワを作って黒く塗装した後は、武器となる缶珈琲サイズのガラス瓶を割れぬようクッション用発泡スチロールを噛ませつつ順に詰めていく。
で、その瓶の中には冷蔵庫ダンジョンにいる巨大蛾の鱗粉、つまり麻痺性の毒がギッシリ。そう、コレは割れやすい手投げ弾を持ち運びやすくする為の道具というわけだ。
「ふむ、そうだな…。あとは見た目的に、もうひとさじアクセントを加えるか」
そこで画用紙を用意し、カッターでWRS-PP1と刻み込む。それを完成したウエポンラックシステムにあてると、黄色の缶スプレーで文字を入れる。WRSはウエポンラックシステムの略、そしてPPはパラライズポイズンの略だ。
そんなことをしつつも夜19時。風をあて塗装を乾燥させていたところで玄関チャイムが鳴った。荷物を取りに来るよう連絡していたので、智がやってきたのだろう。と、玄関を開ければ、そこにはやはり智の顔。
「こんばんは。なにか渡す物があるって話だったけど、どんなモノなのジャン氏?」
会社から直接ウチに寄ったらしく、今日は勤め人らしくスーツ姿だ。そしてコンビニに立ち寄ってきたのか、カバンのほかビニール袋も下げている。
「ああ、今さっき完成したところだ。見てみるといい」
そうして智を部屋へと招き入れると、テーブルの上に置いたウエポンラックシステムをみせてやる。
「なぁにコレ?塩撃スピアじゃなさそうだね。WRS、PP1…?」
「そう、コレはウエポンラックシステム。まぁ麻痺毒一型といったところだな」
「へぇ~」
そう完成したばかりのWRS-PP1を説明すると、まだ塗装がされたばかりだというのが解ったのか、智は手を触れず興味深そうに覗きこんでいる。智も模型を作ったりするから、不用意に触らぬほうが良いと思ったのだろう。
「それでPPで、パラライズポイズンなんだ」
「うむ。このウエポンラック自体は、背中に背負うリュックなんかに括りつければいい。ガイドの金具も付けといたから、そこにナイロンベルトやゴム紐を通せば簡単に固定できるだろう」
「コレって、どれくらい強い毒なの?」
「モンスターの持つ毒だからな、けっこう強力だぞ。気になるなら、自分で試してみるか?」
そこで毒の強さの気になっている智に、小さなポリの蓋つきゴミ箱に入った巨大蛾の黄色い鱗粉を見せてやる。ゴミ箱の中に入れており、さらにビニール袋に入れ保管しているので、パッと見は黄色い粉末の顔料にしか見えないが。
「ちょ、怖いから先に効果を教えてよぉ」
「ふむ、でもまぁそうか。この巨大蛾の鱗粉を吸いこむと、身体が痺れて動きが鈍ってしまう。皮膚に触れてもその部位が麻痺してしまうし、威力としては私見で歯医者でされる麻酔の3倍から5倍って感じか?だから今試すのなら、小指にちょっとつけるくらいでいい」
そう毒について説明すると、智は不安そうに訊いてくる。
「ジャン氏は試したことあるの?」
「ああ、無論だ。他のモンスターで何度か試した後で、自分でも少量ずつ試してみた」
「そっか。じゃあ、ポクも試してみるよ…」
そういうと智はビニールのなかに手を入れ、恐る恐るといった感じで小指にほんのちょっぴりの鱗粉をつけた。しかしその動きが慎重過ぎて、まるで反応が感じられないような量しかついていない。
「それじゃ何も感じないだろう。せめて第一関節までいっとけ(ぐい)」
「わぁ!?」
そこでビビって及び腰な智の小指に、しっかりと鱗粉をつけてやる。ちょっと勢い余って小指の第二関節まで覆われてしまったが、まぁいいだろう。
「そんなぁ!酷いでゴザルよジャン氏~!」
「ははは、まぁそう心配するな。…ホラ、オレも同じようにつけたぞ」
心配して涙目になっている智を安心させるのに、オレも自身の小指に鱗粉をつけてやる。そうして反応をみるために、しばし経過を観察。すると鱗粉の付着した部分がジンジンとしてきて、次第に膨張していくような感覚を覚える。
「あれ…?もう痺れてきたの!?」
「そうだ。モンスターの毒だけあって、かなり即効性がある。でもやられた方は困るだろうから、使う分にはこの方が便利だろう」
毒を使ってもそれが遅行性では、戦闘中の役には立たない。
「スゴイ…。なんだか指が腫れたみたいな感じになって、どんどん感覚がおかしくなってくよ…」
「そうだな。でも膨張感と痺れのほかには、動かしにくくなるだけだろう?だから誤って自分で毒を浴びてしまっても、そう致命傷にはなりにくいはずだ」
「う~ん…。でも戦闘中に動けなくなるのは、それだけでもう致命的だと思うけど…」
「まぁそれは、痺れるだけなら他の毒よりマシって話だ。オレも巨大蟻と戦ってて毒をくらったことがあるが、アレは気持ち悪くてホント死ぬかと思ったぞ」
「…ジャン氏ってば、そんな酷い目にも遭ってるんだ」
そういって智は、チラとオレの義足へ眼を向けた。自宅なので特に靴下も履かず、義足を晒したままだったのだ。
「そうだな。ダンジョンに潜ってモンスターを倒せば、強くなれる。が、やられれば同じことが自分に返ってくる
のだから、くれぐれも用心しろよ」
「ウ、ウン…」
「それにこの巨大蛾の鱗粉は麻痺毒としてでなく、怪我をした時にはちょっとした痛み止めにも使える。だからダンジョンに持って行っても、損はないはずだ」
うん、オレは自身の左足を切り落とさなければならなくなった時、その苦痛に泣きながら切り落とした。でもその時もう少し冷静に辺りを見渡せる精神的余裕があれば、毒鱗粉という痛み止めがすぐそばに転がっていたのだ。
「くれぐれも冷静に、慎重に。パーティーを組んだ仲間としっかり連携が取れるまで、浅い層で充分戦闘経験を積むんだぞ」
「ウン、わかったよジャン氏」
こうして毒鱗粉の検証後、ウチで夕飯をいっしょにとった智は、オレの作ったWRS-PP1を手に帰っていった。
他にも前に草津で作った万能回復薬とリジェネキャンディも分けてやったので、まぁ大抵のことなら大丈夫だとは思う。が、ダンジョンに潜る友を見送るというのは、どうにも普段より心配な気持ちになるものらしい。
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