584 / 660
Ocean Adventure 2
しおりを挟む
港を出た漁船は、まだ暗いなか白波を蹴って速度をあげる。
しかし伊豆出身で幼い頃より海に慣れ親しんできたシャークは、元気100倍。その持てる若さを弾けさせつつも持て余し、唇を尖らせながら不満をこぼす。
「ちぇ~ッ、アタシも自分の道具があれば、海に潜れたのになぁ~」
「おいおい無茶を言うな。まだどんなモンスターがいるのかだって、分かってないんだぞ?」
漁師さん達の話では仕掛けておいた網を引き揚げてみると、恐ろしいほど穴だらけにされているという。そんな状況でもすすんで海に潜りたいなんて言うヤツは、おまえくらいのモンだ。
「でもジャングは潜るじゃんか!」
「オレとて好きで潜る訳じゃない。それにこうして過剰なくらいの準備をしてるんだから、そこを間違えてくれるなよ?」
「う~、わかってるってばもぉ~!」
アーマード蟲王スーツに加えて、水中用の装備。コレはオレ史上かつてないほどの重装備となっている。つまり今が過去一の防御力であり、並みのモンスターであればまったく歯が立たないだろう。
ま、今のオレにダメージを通せるモンスターがいるとすれば、キングゴキの体当たりに、蠅女王の蛆津波に、巨大赤蠍のバカデカ鋏に、巨大黒蜘蛛の牙…って、なんだよおい。よく考えて数えてみたら、いまくりじゃねぇかよ。
「「……」」
と、もし海中でもそんなボス級モンスターに出会ったらどうしようと不安を感じ、船上で早くも言葉少なになっている結月ちゃんと並んで座ってたら、どうやらブイの浮いている辺りに到着したのかエンジン音が低くなり船がゆっくりと速度を落とした。
「兄ちゃん、到着だ。あの浮いてるブイが網に繋がってんだ」
「…なるほど。では引き上げる前に、網に異常がないか潜って見てきましょう」
波間に揺れるオレンジ色をしたブイを確認すると、海に潜るため手足にアタッチメントを装着していく。下水の調査点検で酸素ボンベでの呼吸にはすっかり慣れているし、新装備に関しても完成させてから何度もテストし微調整を施した。
(うむ、やれることは全てやったのだから、恐れることなど何もない…)
そうだ、自分を信じろ。この装備であれば、20メートルを超えるタコとかイカなんかが現れない限りは、きっとなんとかなるはず。そうして船上でグリングリンと増設アームも伸ばして回すと、そのまま海に入るため船べりを掴ませる。
「各部動作確認、異常なし。よし、では行ってくる」
「ガンバレよな!」
「気をつけてください」
「ああ、無事に戻れるよう祈っててくれ」
そのセリフと共に、船上にいる面々の顔を一度見回し、頷く。それに頷いて返してくれるのを踏ん切りに重心を崩すと、オレは自ら海に落ちたのだった。
…。
着水すると同時に、ザンブと波の下へと沈み込む。
しかし体脂肪率激低なオレに加え、この重装備なのだからそれも当然。自然と沈降していくので、浮上するにはそれ以上の推力で泳いでみせるか、装備をパージするほかない。
それに海水に沈み込んだ瞬間に、スーツの外殻越しに感じるわずかな圧迫感。
コレは水圧によるモノであるが、いつもいる世界とはまた別の世界にきたような、そんな不思議な感覚を心に覚えさせる。そして当然、ゆらぐ海水を通して視える景色はほの暗い。
(しかし、海に対して抱くこの恐怖心とは、いったいなんなのだろうな…)
同じ怖いにしても、速度や高度といったモノに対して抱く恐怖とは、また別格。海に対して抱く『なにか恐ろしいモノが潜んでいそう』といった恐怖の感覚は、人のDNAに深く刻み込まれているような気がする。
だがそんな状況も塩の精霊である塩太郎にはまったく気にならないらしく、おおいに喜んでいた。
(…ッ…ッッ…。ッ…)
(ふふ、楽しいか塩太郎…?)
(…ッッ…ッ…!)
(うむ、海は塩分だらけだからな。おまえにとっては居心地がいいか)
地底湖から東京湾に出て来た時もそうだったが、塩太郎は海が好き。なので今の状況もまた、面白がって楽しんでいる。
(さて、だがそろそろ粘液を出すからひっこんでいろ。それ…酸粘液膜、展開ッ!)
ここで海中に沈みつつ、スキル【強酸】と【超粘液】のミックス発動により酸粘液膜を展開。程よい厚みを持ちつつも表面はヌルリと滑る滑性の高い酸性粘液で、自身のカラダをヌルリと覆い包む。
鱗のない魚が自身をそういった粘液で包んでいるのと同じように、粘液を纏う事で水の抵抗を減らすことが出来るのだ。さらにその粘液に酸性を持たせているのは、万が一にもデカイのが現れバクリとやられた時でも、あまりの酸っぱさに驚いて吐き出してくれるかもという保険のため。
ただ、水に入ってからするのはあまり効率が良くない。
しかし船上でヌルヌルになってしまっては、後でほかの者が滑って転んでしまう。出航前にも、船上での転倒による怪我は多いので気を付けてくれと漁師さん達から注意を受けたばかり。それ故、使うタイミングが今という訳。
そしてこの技はスキルを保有しているのは勿論のこと、酸に強い蟲王スーツを着用していればこそ、できる芸当。もしスーツがなければ、自分の生み出した酸でも酷い化学火傷を負ってしまう。
(酸粘液膜…、展開完了。各部も異常なし。お、視えてきたな、アレがそうか…)
罠である魚の網は、刺し網漁といわれるタイプ。
海中でも上の部分はだいぶ空いていて、航行の邪魔にはならない作り。でも海底近くを泳いでいる魚がその網目に嵌ると、抜け出せずに捕えられてしまうといった仕組み。しかも網目よりも小さければスルリと通り抜けられるので、無駄に乱獲してしまうことはないという優れものだ。
そんな刺し網が、海底付近にゆるく波に揺られた状態で長く続いている。
と、網の作りに感心しながらブイの繋がったロープを伝っていくと、前方にヌラリと長い銀色の魚影を確認。刺し網にはチラホラ魚がかかっていたが、 それらとは明らかにサイズが違う。
(む、アレは…。リュウグウノツカイか?いや、なんだアリャ!?)
その体長は優に5メートルを超えている。 しかしそもそもこんな浅い海に、リュウグウノツカイがウロウロしているはずもない。そこで静かに近づいていくと、ソイツは二度三度と往復しながらも、網にかかった魚をガツガツ食べていた。恐ろしい形相をした顔で。
うん、魚体はだいぶリュウグウノツカイ。なのでほぼリュウグウノツカイであろうと確信したところで、コチラに向いた頭には、痩せて骨ばった老婆の顔がついていたのだ。
(ウゲゲ、なんだコイツ!)
顎周りはこけたようにゲッソリと細いが、頬骨はやけに突き出ている。なので正面から見ると、凸を逆さにしたような顔の輪郭。さらにその顔の上下には刃物のような鋭い棘があり、かかっている魚を食べる際にそれで網を破っているようだ。トドメはいかにも捕食者然とした、上下の顎から犬歯のように長く伸びた鋭い牙。これはどうみても間違いなく、モンスター。
ノノ 皿皿皿皿皿
婆□□□□□□□□□□□□□}
щ
全体図としては、こんな感じ。
(人面魚?う~む、よもやこんなのを人魚とは思いたくないな…)
とはいえ今も網にかかった魚をガツガツと食べている。このままではドンドン魚が食われてしまう。故にここは、漁師さん達の生活の為にも排除せねばなるまい。そこで網を掴んでゆっくりと接近を試みる。
(よし、そろそろ間合いに…今だ!)
だがそうして繰り出した弓矢攻撃は、偽リュウグウノツカイに容易く躱されてしまう。
左腕部にとりつけたなんちゃって水中銃による攻撃だったが、取り回しの関係上その矢はそれほど長くない。そんな射程の短い矢と撃ちだす瞬間に生じたゴムチューブが水を弾く音に反応され、矢の届く前に躱されてしまった。
ともあれ相手からの反撃がくるだろうと警戒しカウンター態勢で身構えていると、偽リュウグウノツカイはその場を離れユラリと遠くへ泳いでいってしまった。
(む、逃げたか…。お、でもまだ先にもいるな。では今度はアイツに…)
しかしそちらもまた、近づき攻撃を加えると容易く躱され逃げられてしまう。
(あれれ…、食い意地は張ってるけど、随分と消極的なモンスターだな。これじゃちっとも狩れないじゃないか)
なにやら想定と違ってたので、ひどく肩透かしを食った気分。
とはいえ現在の状況を報告し船にいる漁師さんとも相談して対策を練ろうと、網とブイを繋げているロープを頼りに海上へ戻り始めた。
だがこの時、オレは逃げ出した偽リュウグウノツカイが仲間を引き連れ戻ってきているとは、まるで気が付けてはいないのだった。
しかし伊豆出身で幼い頃より海に慣れ親しんできたシャークは、元気100倍。その持てる若さを弾けさせつつも持て余し、唇を尖らせながら不満をこぼす。
「ちぇ~ッ、アタシも自分の道具があれば、海に潜れたのになぁ~」
「おいおい無茶を言うな。まだどんなモンスターがいるのかだって、分かってないんだぞ?」
漁師さん達の話では仕掛けておいた網を引き揚げてみると、恐ろしいほど穴だらけにされているという。そんな状況でもすすんで海に潜りたいなんて言うヤツは、おまえくらいのモンだ。
「でもジャングは潜るじゃんか!」
「オレとて好きで潜る訳じゃない。それにこうして過剰なくらいの準備をしてるんだから、そこを間違えてくれるなよ?」
「う~、わかってるってばもぉ~!」
アーマード蟲王スーツに加えて、水中用の装備。コレはオレ史上かつてないほどの重装備となっている。つまり今が過去一の防御力であり、並みのモンスターであればまったく歯が立たないだろう。
ま、今のオレにダメージを通せるモンスターがいるとすれば、キングゴキの体当たりに、蠅女王の蛆津波に、巨大赤蠍のバカデカ鋏に、巨大黒蜘蛛の牙…って、なんだよおい。よく考えて数えてみたら、いまくりじゃねぇかよ。
「「……」」
と、もし海中でもそんなボス級モンスターに出会ったらどうしようと不安を感じ、船上で早くも言葉少なになっている結月ちゃんと並んで座ってたら、どうやらブイの浮いている辺りに到着したのかエンジン音が低くなり船がゆっくりと速度を落とした。
「兄ちゃん、到着だ。あの浮いてるブイが網に繋がってんだ」
「…なるほど。では引き上げる前に、網に異常がないか潜って見てきましょう」
波間に揺れるオレンジ色をしたブイを確認すると、海に潜るため手足にアタッチメントを装着していく。下水の調査点検で酸素ボンベでの呼吸にはすっかり慣れているし、新装備に関しても完成させてから何度もテストし微調整を施した。
(うむ、やれることは全てやったのだから、恐れることなど何もない…)
そうだ、自分を信じろ。この装備であれば、20メートルを超えるタコとかイカなんかが現れない限りは、きっとなんとかなるはず。そうして船上でグリングリンと増設アームも伸ばして回すと、そのまま海に入るため船べりを掴ませる。
「各部動作確認、異常なし。よし、では行ってくる」
「ガンバレよな!」
「気をつけてください」
「ああ、無事に戻れるよう祈っててくれ」
そのセリフと共に、船上にいる面々の顔を一度見回し、頷く。それに頷いて返してくれるのを踏ん切りに重心を崩すと、オレは自ら海に落ちたのだった。
…。
着水すると同時に、ザンブと波の下へと沈み込む。
しかし体脂肪率激低なオレに加え、この重装備なのだからそれも当然。自然と沈降していくので、浮上するにはそれ以上の推力で泳いでみせるか、装備をパージするほかない。
それに海水に沈み込んだ瞬間に、スーツの外殻越しに感じるわずかな圧迫感。
コレは水圧によるモノであるが、いつもいる世界とはまた別の世界にきたような、そんな不思議な感覚を心に覚えさせる。そして当然、ゆらぐ海水を通して視える景色はほの暗い。
(しかし、海に対して抱くこの恐怖心とは、いったいなんなのだろうな…)
同じ怖いにしても、速度や高度といったモノに対して抱く恐怖とは、また別格。海に対して抱く『なにか恐ろしいモノが潜んでいそう』といった恐怖の感覚は、人のDNAに深く刻み込まれているような気がする。
だがそんな状況も塩の精霊である塩太郎にはまったく気にならないらしく、おおいに喜んでいた。
(…ッ…ッッ…。ッ…)
(ふふ、楽しいか塩太郎…?)
(…ッッ…ッ…!)
(うむ、海は塩分だらけだからな。おまえにとっては居心地がいいか)
地底湖から東京湾に出て来た時もそうだったが、塩太郎は海が好き。なので今の状況もまた、面白がって楽しんでいる。
(さて、だがそろそろ粘液を出すからひっこんでいろ。それ…酸粘液膜、展開ッ!)
ここで海中に沈みつつ、スキル【強酸】と【超粘液】のミックス発動により酸粘液膜を展開。程よい厚みを持ちつつも表面はヌルリと滑る滑性の高い酸性粘液で、自身のカラダをヌルリと覆い包む。
鱗のない魚が自身をそういった粘液で包んでいるのと同じように、粘液を纏う事で水の抵抗を減らすことが出来るのだ。さらにその粘液に酸性を持たせているのは、万が一にもデカイのが現れバクリとやられた時でも、あまりの酸っぱさに驚いて吐き出してくれるかもという保険のため。
ただ、水に入ってからするのはあまり効率が良くない。
しかし船上でヌルヌルになってしまっては、後でほかの者が滑って転んでしまう。出航前にも、船上での転倒による怪我は多いので気を付けてくれと漁師さん達から注意を受けたばかり。それ故、使うタイミングが今という訳。
そしてこの技はスキルを保有しているのは勿論のこと、酸に強い蟲王スーツを着用していればこそ、できる芸当。もしスーツがなければ、自分の生み出した酸でも酷い化学火傷を負ってしまう。
(酸粘液膜…、展開完了。各部も異常なし。お、視えてきたな、アレがそうか…)
罠である魚の網は、刺し網漁といわれるタイプ。
海中でも上の部分はだいぶ空いていて、航行の邪魔にはならない作り。でも海底近くを泳いでいる魚がその網目に嵌ると、抜け出せずに捕えられてしまうといった仕組み。しかも網目よりも小さければスルリと通り抜けられるので、無駄に乱獲してしまうことはないという優れものだ。
そんな刺し網が、海底付近にゆるく波に揺られた状態で長く続いている。
と、網の作りに感心しながらブイの繋がったロープを伝っていくと、前方にヌラリと長い銀色の魚影を確認。刺し網にはチラホラ魚がかかっていたが、 それらとは明らかにサイズが違う。
(む、アレは…。リュウグウノツカイか?いや、なんだアリャ!?)
その体長は優に5メートルを超えている。 しかしそもそもこんな浅い海に、リュウグウノツカイがウロウロしているはずもない。そこで静かに近づいていくと、ソイツは二度三度と往復しながらも、網にかかった魚をガツガツ食べていた。恐ろしい形相をした顔で。
うん、魚体はだいぶリュウグウノツカイ。なのでほぼリュウグウノツカイであろうと確信したところで、コチラに向いた頭には、痩せて骨ばった老婆の顔がついていたのだ。
(ウゲゲ、なんだコイツ!)
顎周りはこけたようにゲッソリと細いが、頬骨はやけに突き出ている。なので正面から見ると、凸を逆さにしたような顔の輪郭。さらにその顔の上下には刃物のような鋭い棘があり、かかっている魚を食べる際にそれで網を破っているようだ。トドメはいかにも捕食者然とした、上下の顎から犬歯のように長く伸びた鋭い牙。これはどうみても間違いなく、モンスター。
ノノ 皿皿皿皿皿
婆□□□□□□□□□□□□□}
щ
全体図としては、こんな感じ。
(人面魚?う~む、よもやこんなのを人魚とは思いたくないな…)
とはいえ今も網にかかった魚をガツガツと食べている。このままではドンドン魚が食われてしまう。故にここは、漁師さん達の生活の為にも排除せねばなるまい。そこで網を掴んでゆっくりと接近を試みる。
(よし、そろそろ間合いに…今だ!)
だがそうして繰り出した弓矢攻撃は、偽リュウグウノツカイに容易く躱されてしまう。
左腕部にとりつけたなんちゃって水中銃による攻撃だったが、取り回しの関係上その矢はそれほど長くない。そんな射程の短い矢と撃ちだす瞬間に生じたゴムチューブが水を弾く音に反応され、矢の届く前に躱されてしまった。
ともあれ相手からの反撃がくるだろうと警戒しカウンター態勢で身構えていると、偽リュウグウノツカイはその場を離れユラリと遠くへ泳いでいってしまった。
(む、逃げたか…。お、でもまだ先にもいるな。では今度はアイツに…)
しかしそちらもまた、近づき攻撃を加えると容易く躱され逃げられてしまう。
(あれれ…、食い意地は張ってるけど、随分と消極的なモンスターだな。これじゃちっとも狩れないじゃないか)
なにやら想定と違ってたので、ひどく肩透かしを食った気分。
とはいえ現在の状況を報告し船にいる漁師さんとも相談して対策を練ろうと、網とブイを繋げているロープを頼りに海上へ戻り始めた。
だがこの時、オレは逃げ出した偽リュウグウノツカイが仲間を引き連れ戻ってきているとは、まるで気が付けてはいないのだった。
65
あなたにおすすめの小説
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる


