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銚子は痺れに似た感動の余韻に浸りつつ、夕暮れに染まる緩い斜面を歩いていた。枯れ始めた下生えにもダンジョンへの往来で獣道が出来、そこだけは硬い地面が露出している。そこでふと自身の長く伸びた影が目につき、背に浴びていた夕陽に振り返った。
(ああ、あれが選択の時。決断の瞬間というヤツなのだな…)
そう思い返すのは、つい先ほどのやりとり。
『銚子、小間と須藤を呼んできてくれないか』
『え、小間さんに須藤さんといえば、ふたり揃ってコマスドーと呼ばれるほど他チームから恐れられている、ウチの主力じゃないっスか。まさか、あの二人を出すつもりですか!?』
そう銚子が驚くのも無理はなかった。銚子が開発部の部長なら、年上にあたる30代の小間と須藤は素材回収部の部長と副部長。サバイバルゲームでの実力もさることながら、今やダンジョンで実戦部隊の指揮を執るバリバリの現場指揮官である。
『そう逸るな。この状況を伝えてな、まずあのふたりからも意見を聞こうというのだ』
『あ、そうでしたか。じゃあ―』
『しかし、俺のなかでは八割がた出陣で決している。…それも踏まえて、おまえが二人を呼んできてくれ』
そう言われると、銚子は息が詰まってすぐには返事が返せなかった。
銚子から見て夕暮れを背に立った提督は、逆光で黒い人影になっていた。だのにその瞳だけがヤケにギラついて、刺すように鋭かったから。
(う、カッコイイ…!)
普段は温厚で朗らかな人柄。とはいえ銚子もまたサバイバルゲームなどを趣味としている人間。なので戦争もしくはそういった戦いの場に、男の浪漫を感じてしまうタイプには違いなかった。そんな男の前でこれまた熟年いぶし銀の男がそれを焚きつけるようなセリフを吐いたのだから、当然これに酔わない筈は無かった。
しばらくは地に足がついていないような、そんなフワフワとした足取りで緩い坂道を登っていく。しかし立木の向こうから濃い藍色のコンテナ―自分達が管理を委託している植物ダンジョンが見えてくると、流石にその表情を引き締め気合を入れ直した。
ふたりを呼んできてくれ。という事はまず自分にさきほどの説明をさせ、小間さんと須藤さんにも考える時間―余裕を与えようというのだろう。そうすれば提督の前にふたりが来た時には、すぐに意見の交換が可能となる。
そう指示された内容の意図を汲み取った銚子は、終了ミーティングの後もコンテナ脇で談笑している素材回収班に向かうと声をかけた。
「どうも、お疲れっス」
すると他の者達の返事に混じって、小間も銚子に笑顔を向けてくれた。
「おう、お疲れ。おまえがこの時間コッチに来るなんて、珍しいな。あれか、ニンニクの方か?」
「今日は違うっス。実は小間さんと須藤さんを提督が呼んでまして、すぐにふたりで来て欲しいんスけど」
するとヘルメットを小脇に抱えていた小間の表情が曇り、探るような上目の眼差しで銚子に問いかけてきた。
「なんだ、もしや回復薬の使い過ぎだって、それでまた小言じゃなかろうな…」
その言に周りにいた社員たちも怪訝そうに顔を見合わせるが、ソレを銚子はすぐに否定する。
「あ~、使い過ぎも困るっちゃあ困るんスけど…、ソレじゃないっス」
「じゃあ、なんだってんだ?コッチは今さっき、ダンジョンからあがったばかりだぞ」
ここにいる面々。つい先ほどまでダンジョンで素材回収―つまりは戦闘を行なっていた。その為に埃っぽくなった装備も解いておらず、まだだいぶ気が昂ぶっている様子。そこで銚子は相手の気分を害さぬよう、なるべく丁寧に頼み込むことに。
「なんでも提督がおふたりに相談があるとかで。なんで疲れてるのは承知してるんスけど、ご足労願えないっスか」
「ふ~む、提督が俺達に相談事か…」
そこへ思案顔で腕を組んだ小間の背後から、長身な須藤がヌッと顔をみせた。どうやら話を聞いた他の社員が、コンテナ内から姿の見えなかった須藤を呼んでくれたらしい。
「お、須藤。なんでも提督が、俺達に相談があるのだと」
「…」
このふたり、性格から外見までが両極端。比較的小柄でも豪放な性格の小間に対し、細身で長身な須藤はどこまでも寡黙で慎重。しかしフラッグ戦でふたりが前衛後衛をそれぞれ率いて戦うと、これが滅法強かった。
小間率いる前衛が、素早い移動で苛烈果敢に攻め立て敵の注意を釘付けに。するとその煩い寄せ手を嫌った相手チームが、迂回してこちらの拠点を攻めようとする。が、そこを何処に潜んでいるのかまるで分からないといった須藤率いるスナイプ部隊が、恐ろしいまでの命中率で狙撃するのだ。そんなふたりが、今はダンジョンで素材回収班を率いている。
と、ここで小間・須藤・銚子。三人の視線が、互いの思考を探るように交錯する。しかし他の社員の耳もあるため、銚子もここでは笑顔で頭をさげるに留め、詳しい内容は明かさない。
「どうか、お願いっス」
…。
そうして三人で事務所へ向かう段になって、銚子はようやくふたりに話の内容を打ち明けた。
「なに、芸能事務所から依頼だと!?」
「そうっス。テレビでやる企画みたいなんスけど、どうも大事なアイドルを守る能力者は番組制作会社でなく、事務所側で探してるみたいなんスよ」
するとそのやりとりを聞いて、今までずっと無言で最後尾を歩いていた須藤がはじめて口をひらいた。
「…フッ、ということは受けるとなれば、任務はその護衛というわけか」
そして唇の左端だけを上げると、可笑しそうにクックと笑ってみせる。
その様子を好感触と捉えた銚子は、さらに情報を開示。
「ええ。で、驚きなのはそれを依頼してきたのが、なんとあのファングレディが所属する播磨プロダクションって事なんスよ」
「なに!?バカお前、それを先に言え!」
それを受け、先頭を歩いていた小間が振り返って銚子を怒鳴りつけた。
「いいか、俺達がまだモンスターと碌に戦えなかった時、救援に駆けつけてくれたのは彼女達だぞ!それに、愛車の仇も討ってくれた!」
かつて暴れ竹が地上に現れた時、一番最初に破壊されたのは小間の愛車だった。
「フ…、だがそれだけではあるまい。その後の炊き出しでも、彼女たち自らが腕を奮ってくれた。あの時の料理の味、あれは随分と心に沁みたものさ…」
そして須藤は、ここぞというタイミングでイイ女ムーブをしてみせる仁菜静絵の妙技に、すっかり絆されていた。
(あ~、これは説得の必要とか、まったくなさそうっスね…)
あの提督ですら、八割がたで出るものと決めていた。それだけトライデントのメンバーにとって、拠点の危機にワルキューレが駆けつけてくれたという出来事は鮮烈だったのだといえよう。
(なんて。かくいう自分も、これで仲間の命が懸かってなきゃ諸手で賛成したんスけどね…)
そんな銚子の不安をよそに、小間と須藤はどちらともなく事務所へと向かう足を速めるのだった。
(ああ、あれが選択の時。決断の瞬間というヤツなのだな…)
そう思い返すのは、つい先ほどのやりとり。
『銚子、小間と須藤を呼んできてくれないか』
『え、小間さんに須藤さんといえば、ふたり揃ってコマスドーと呼ばれるほど他チームから恐れられている、ウチの主力じゃないっスか。まさか、あの二人を出すつもりですか!?』
そう銚子が驚くのも無理はなかった。銚子が開発部の部長なら、年上にあたる30代の小間と須藤は素材回収部の部長と副部長。サバイバルゲームでの実力もさることながら、今やダンジョンで実戦部隊の指揮を執るバリバリの現場指揮官である。
『そう逸るな。この状況を伝えてな、まずあのふたりからも意見を聞こうというのだ』
『あ、そうでしたか。じゃあ―』
『しかし、俺のなかでは八割がた出陣で決している。…それも踏まえて、おまえが二人を呼んできてくれ』
そう言われると、銚子は息が詰まってすぐには返事が返せなかった。
銚子から見て夕暮れを背に立った提督は、逆光で黒い人影になっていた。だのにその瞳だけがヤケにギラついて、刺すように鋭かったから。
(う、カッコイイ…!)
普段は温厚で朗らかな人柄。とはいえ銚子もまたサバイバルゲームなどを趣味としている人間。なので戦争もしくはそういった戦いの場に、男の浪漫を感じてしまうタイプには違いなかった。そんな男の前でこれまた熟年いぶし銀の男がそれを焚きつけるようなセリフを吐いたのだから、当然これに酔わない筈は無かった。
しばらくは地に足がついていないような、そんなフワフワとした足取りで緩い坂道を登っていく。しかし立木の向こうから濃い藍色のコンテナ―自分達が管理を委託している植物ダンジョンが見えてくると、流石にその表情を引き締め気合を入れ直した。
ふたりを呼んできてくれ。という事はまず自分にさきほどの説明をさせ、小間さんと須藤さんにも考える時間―余裕を与えようというのだろう。そうすれば提督の前にふたりが来た時には、すぐに意見の交換が可能となる。
そう指示された内容の意図を汲み取った銚子は、終了ミーティングの後もコンテナ脇で談笑している素材回収班に向かうと声をかけた。
「どうも、お疲れっス」
すると他の者達の返事に混じって、小間も銚子に笑顔を向けてくれた。
「おう、お疲れ。おまえがこの時間コッチに来るなんて、珍しいな。あれか、ニンニクの方か?」
「今日は違うっス。実は小間さんと須藤さんを提督が呼んでまして、すぐにふたりで来て欲しいんスけど」
するとヘルメットを小脇に抱えていた小間の表情が曇り、探るような上目の眼差しで銚子に問いかけてきた。
「なんだ、もしや回復薬の使い過ぎだって、それでまた小言じゃなかろうな…」
その言に周りにいた社員たちも怪訝そうに顔を見合わせるが、ソレを銚子はすぐに否定する。
「あ~、使い過ぎも困るっちゃあ困るんスけど…、ソレじゃないっス」
「じゃあ、なんだってんだ?コッチは今さっき、ダンジョンからあがったばかりだぞ」
ここにいる面々。つい先ほどまでダンジョンで素材回収―つまりは戦闘を行なっていた。その為に埃っぽくなった装備も解いておらず、まだだいぶ気が昂ぶっている様子。そこで銚子は相手の気分を害さぬよう、なるべく丁寧に頼み込むことに。
「なんでも提督がおふたりに相談があるとかで。なんで疲れてるのは承知してるんスけど、ご足労願えないっスか」
「ふ~む、提督が俺達に相談事か…」
そこへ思案顔で腕を組んだ小間の背後から、長身な須藤がヌッと顔をみせた。どうやら話を聞いた他の社員が、コンテナ内から姿の見えなかった須藤を呼んでくれたらしい。
「お、須藤。なんでも提督が、俺達に相談があるのだと」
「…」
このふたり、性格から外見までが両極端。比較的小柄でも豪放な性格の小間に対し、細身で長身な須藤はどこまでも寡黙で慎重。しかしフラッグ戦でふたりが前衛後衛をそれぞれ率いて戦うと、これが滅法強かった。
小間率いる前衛が、素早い移動で苛烈果敢に攻め立て敵の注意を釘付けに。するとその煩い寄せ手を嫌った相手チームが、迂回してこちらの拠点を攻めようとする。が、そこを何処に潜んでいるのかまるで分からないといった須藤率いるスナイプ部隊が、恐ろしいまでの命中率で狙撃するのだ。そんなふたりが、今はダンジョンで素材回収班を率いている。
と、ここで小間・須藤・銚子。三人の視線が、互いの思考を探るように交錯する。しかし他の社員の耳もあるため、銚子もここでは笑顔で頭をさげるに留め、詳しい内容は明かさない。
「どうか、お願いっス」
…。
そうして三人で事務所へ向かう段になって、銚子はようやくふたりに話の内容を打ち明けた。
「なに、芸能事務所から依頼だと!?」
「そうっス。テレビでやる企画みたいなんスけど、どうも大事なアイドルを守る能力者は番組制作会社でなく、事務所側で探してるみたいなんスよ」
するとそのやりとりを聞いて、今までずっと無言で最後尾を歩いていた須藤がはじめて口をひらいた。
「…フッ、ということは受けるとなれば、任務はその護衛というわけか」
そして唇の左端だけを上げると、可笑しそうにクックと笑ってみせる。
その様子を好感触と捉えた銚子は、さらに情報を開示。
「ええ。で、驚きなのはそれを依頼してきたのが、なんとあのファングレディが所属する播磨プロダクションって事なんスよ」
「なに!?バカお前、それを先に言え!」
それを受け、先頭を歩いていた小間が振り返って銚子を怒鳴りつけた。
「いいか、俺達がまだモンスターと碌に戦えなかった時、救援に駆けつけてくれたのは彼女達だぞ!それに、愛車の仇も討ってくれた!」
かつて暴れ竹が地上に現れた時、一番最初に破壊されたのは小間の愛車だった。
「フ…、だがそれだけではあるまい。その後の炊き出しでも、彼女たち自らが腕を奮ってくれた。あの時の料理の味、あれは随分と心に沁みたものさ…」
そして須藤は、ここぞというタイミングでイイ女ムーブをしてみせる仁菜静絵の妙技に、すっかり絆されていた。
(あ~、これは説得の必要とか、まったくなさそうっスね…)
あの提督ですら、八割がたで出るものと決めていた。それだけトライデントのメンバーにとって、拠点の危機にワルキューレが駆けつけてくれたという出来事は鮮烈だったのだといえよう。
(なんて。かくいう自分も、これで仲間の命が懸かってなきゃ諸手で賛成したんスけどね…)
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