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Review meeting
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見た目はモダンだが、築年数も経ちやや草臥れた二階建てアパート。
その一室である202号室の六畳間には、筋骨逞しい屈強な男の姿が。しかし今はガラステーブルの前で小さく背中を丸め、時折ブツブツと呟きながらノートに向かっていた。
(…ここで、粘液で足止め。いや、やはりあの数では大した足止めには。効果が薄いうえ、倒れたのの上を渡られてしまえば結局同じことだ。それに地上じゃ、ダンジョンと違って何時までも骸が残る。そのせいで余計に塩も食われていた…)
江月はゾンビ事件の後、その事をずっと引き摺っていた。故にこうして、ふとした時に状況を思い出しては独り反省会を繰り返していたのだった。
なぜなら対策省の遠野という人物から言われた、『おまえのせいで人が亡くなった』という言葉が、棘のように心にひっかかっていたから。これにはステータスの精神力が1000を超えてはいても、流石に堪えるものがあったらしい。
と、ここでひと息つく為か、江月は前のめりになっていた身を起こすと身体の凝りを解そうと首や肩を回しはじめる。
(うぅむ…やはり、どうにも地上は戦い難い…)
まず、言わずもがなの事ながら、ダンジョンでは周囲の壊れることなど全く気にせずに戦える。
しかしこれが地上では、周囲に細心の注意を払わなければならない。モンスターが壊したモノについては自然災害としてノーカンであるが、ゴブリン投げ飛ばして車でも傷つけようものなら、それは器物損壊として能力者側の不始末となってしまう。
(しかし、あの時ほかにどんな手があった…)
問題は他にもある。それはダンジョンと地上の違い。地上ではモンスターの死体が煙となって消えたりはしない。そのせいで余計に生み出した塩を消費してしまっていた。
今回の件でいえばゾンビであるが、このゾンビを倒すにはスキルで生み出した塩が、大匙イチもあればいい。しかし塩を浴びた瞬間に、綺麗サッパリ消えてしまう訳ではない。塩を浴びた部分から反応がジワジワと広がり、溶け落ちるようにして消えていく。
それ故に塩を浴びせる個所は身体の胴体部、それも中心線上が望ましい。手や足の末端では分解の途中で脱落してしまい、綺麗に反応が広がらない事もあるからだ。また、多くの塩を浴びれせればそれだけ早く倒せるものの、これもまた問題。
前のヤツで反応し過ぎてしまい、後ろのヤツがたいしたダメージも受けず残ってしまうなど、コスト的に割が合わないという事態も多々生じていた。
あとまぁ、これは余談というかなんというかではあるのだが。ダンジョンにおけるモンスターの生死判定は、意外と良心的だと改めて感じた。
ぶっちゃけ、生き物というのはそう簡単には死んでくれない。
頭が取れかかってたり、身体が半分無くても動いてる昆虫―なんてのは、大抵の人が少なからず目にしたことがあるだろう。それがダンジョンにいるモンスターともなればとんでもない生命力であり、なおさらのこと。しかしダンジョンという環境では、絶命に至るダメージを負った時点でそれを死亡と判断し、なかば強制的に煙にしているようにも見受けられる。
今までの感覚でいうならば、おおよそ脳や心臓の機能が停止した時点。それで、ダンジョン側から死亡と判断されるよう。しかしコレが地上だと、全く適応されない。
あ~…、死んでもさ。動くのよ、ピクピクッて。真っ二つにしようが細切れにしようが。で、身体を構成していた細胞がすっかり死ぬまで、ソレが続く。
ただ生き物としてのカタチを成さなくなった時点で無力化は出来ているので、生物に関してはそれでもいい。しかし相手がアンデッドとなると、死んでる生きてるの話ではないので加減がとても難しい。故に少しでも動いている限りは攻撃―といった感じで、今にして思えば無駄撃ちも非常に多かったような気がしている。
なにはともあれ、人の死に自分が関わった等という話は、多分に心を揺さぶられる。
(…ハァ、なんとも気が重い)
思えばだ。
キノコ事件の時だって、感染してすでに意識がないとはいえ、人を殺めなければならなかった。それだって心の中では、まだ整理しきれていないというのに。そこへさらに今回のゾンビ事件。なんともやりきれなさばかりが募る思いだ。
もう何度も、命のやり取りは経験をした。ボス級との戦闘なんて毎度そうだ。ただそれだって、慣れてくると次第に胆も据わってくるもの。しかしある面―その人の根幹を成すような部分を突かれると、非常に脆くもなってしまうものらしい。
ひとの心とは不思議なモノで、オレであれば基本ひとに好かれるような性格ではなかったから、ずっと独りだった。そんななかで出会った瑠羽たちとの関係は、地獄に垂れてきた蜘蛛の糸。精神も強まっていたのにスッカリ闇落ちしてしまったのは、まさにソレが原因といえよう。
(う~む…、例えばだ。こんな時、心の支えとなるような師からの教えでもあれば、心の持ちようもまた違っただろうか?)
考え過ぎて気弱にでもなったのか、思考が脱線しそんなことを思ってみたりも。
歴史上の人物であれば、今川義元または松平竹千代における雪斎禅師。伊達正宗における虎哉禅師。はたまた酔拳における赤ら顔の飲んだくれ老師。ともかくも心の通った師からの教えがあれば、だいぶ心の支えになってくれそうである。
(しかしオレにはそんな尊敬できる大人、師と呼べる人はいなかったしなぁ…)
そんな師もなく迷いだらけのオレが、ステータスのジョブでは教師だというのだから飛んだお笑い草。瑠羽たちを指導している過程で、彼女たちがオレをそう認識したから教師となったのだろうが、どうにも自身との乖離を感じざるを得ない。
(そういやスキル【図工】もあるからな、図工の先生ってことになるのか?あ~、まぁそれなら出来なくもなさそうだが…)
と、そんな風にさらに思考を脱線させていると、テーブルの上で通信端末が鳴りだした。
(む、雲海さんか。そうか、もうこんな時間か。なら、そろそろ出かけねばな)
今日はこれから、雲海さんと僧仲間の初現場だ。
その一室である202号室の六畳間には、筋骨逞しい屈強な男の姿が。しかし今はガラステーブルの前で小さく背中を丸め、時折ブツブツと呟きながらノートに向かっていた。
(…ここで、粘液で足止め。いや、やはりあの数では大した足止めには。効果が薄いうえ、倒れたのの上を渡られてしまえば結局同じことだ。それに地上じゃ、ダンジョンと違って何時までも骸が残る。そのせいで余計に塩も食われていた…)
江月はゾンビ事件の後、その事をずっと引き摺っていた。故にこうして、ふとした時に状況を思い出しては独り反省会を繰り返していたのだった。
なぜなら対策省の遠野という人物から言われた、『おまえのせいで人が亡くなった』という言葉が、棘のように心にひっかかっていたから。これにはステータスの精神力が1000を超えてはいても、流石に堪えるものがあったらしい。
と、ここでひと息つく為か、江月は前のめりになっていた身を起こすと身体の凝りを解そうと首や肩を回しはじめる。
(うぅむ…やはり、どうにも地上は戦い難い…)
まず、言わずもがなの事ながら、ダンジョンでは周囲の壊れることなど全く気にせずに戦える。
しかしこれが地上では、周囲に細心の注意を払わなければならない。モンスターが壊したモノについては自然災害としてノーカンであるが、ゴブリン投げ飛ばして車でも傷つけようものなら、それは器物損壊として能力者側の不始末となってしまう。
(しかし、あの時ほかにどんな手があった…)
問題は他にもある。それはダンジョンと地上の違い。地上ではモンスターの死体が煙となって消えたりはしない。そのせいで余計に生み出した塩を消費してしまっていた。
今回の件でいえばゾンビであるが、このゾンビを倒すにはスキルで生み出した塩が、大匙イチもあればいい。しかし塩を浴びた瞬間に、綺麗サッパリ消えてしまう訳ではない。塩を浴びた部分から反応がジワジワと広がり、溶け落ちるようにして消えていく。
それ故に塩を浴びせる個所は身体の胴体部、それも中心線上が望ましい。手や足の末端では分解の途中で脱落してしまい、綺麗に反応が広がらない事もあるからだ。また、多くの塩を浴びれせればそれだけ早く倒せるものの、これもまた問題。
前のヤツで反応し過ぎてしまい、後ろのヤツがたいしたダメージも受けず残ってしまうなど、コスト的に割が合わないという事態も多々生じていた。
あとまぁ、これは余談というかなんというかではあるのだが。ダンジョンにおけるモンスターの生死判定は、意外と良心的だと改めて感じた。
ぶっちゃけ、生き物というのはそう簡単には死んでくれない。
頭が取れかかってたり、身体が半分無くても動いてる昆虫―なんてのは、大抵の人が少なからず目にしたことがあるだろう。それがダンジョンにいるモンスターともなればとんでもない生命力であり、なおさらのこと。しかしダンジョンという環境では、絶命に至るダメージを負った時点でそれを死亡と判断し、なかば強制的に煙にしているようにも見受けられる。
今までの感覚でいうならば、おおよそ脳や心臓の機能が停止した時点。それで、ダンジョン側から死亡と判断されるよう。しかしコレが地上だと、全く適応されない。
あ~…、死んでもさ。動くのよ、ピクピクッて。真っ二つにしようが細切れにしようが。で、身体を構成していた細胞がすっかり死ぬまで、ソレが続く。
ただ生き物としてのカタチを成さなくなった時点で無力化は出来ているので、生物に関してはそれでもいい。しかし相手がアンデッドとなると、死んでる生きてるの話ではないので加減がとても難しい。故に少しでも動いている限りは攻撃―といった感じで、今にして思えば無駄撃ちも非常に多かったような気がしている。
なにはともあれ、人の死に自分が関わった等という話は、多分に心を揺さぶられる。
(…ハァ、なんとも気が重い)
思えばだ。
キノコ事件の時だって、感染してすでに意識がないとはいえ、人を殺めなければならなかった。それだって心の中では、まだ整理しきれていないというのに。そこへさらに今回のゾンビ事件。なんともやりきれなさばかりが募る思いだ。
もう何度も、命のやり取りは経験をした。ボス級との戦闘なんて毎度そうだ。ただそれだって、慣れてくると次第に胆も据わってくるもの。しかしある面―その人の根幹を成すような部分を突かれると、非常に脆くもなってしまうものらしい。
ひとの心とは不思議なモノで、オレであれば基本ひとに好かれるような性格ではなかったから、ずっと独りだった。そんななかで出会った瑠羽たちとの関係は、地獄に垂れてきた蜘蛛の糸。精神も強まっていたのにスッカリ闇落ちしてしまったのは、まさにソレが原因といえよう。
(う~む…、例えばだ。こんな時、心の支えとなるような師からの教えでもあれば、心の持ちようもまた違っただろうか?)
考え過ぎて気弱にでもなったのか、思考が脱線しそんなことを思ってみたりも。
歴史上の人物であれば、今川義元または松平竹千代における雪斎禅師。伊達正宗における虎哉禅師。はたまた酔拳における赤ら顔の飲んだくれ老師。ともかくも心の通った師からの教えがあれば、だいぶ心の支えになってくれそうである。
(しかしオレにはそんな尊敬できる大人、師と呼べる人はいなかったしなぁ…)
そんな師もなく迷いだらけのオレが、ステータスのジョブでは教師だというのだから飛んだお笑い草。瑠羽たちを指導している過程で、彼女たちがオレをそう認識したから教師となったのだろうが、どうにも自身との乖離を感じざるを得ない。
(そういやスキル【図工】もあるからな、図工の先生ってことになるのか?あ~、まぁそれなら出来なくもなさそうだが…)
と、そんな風にさらに思考を脱線させていると、テーブルの上で通信端末が鳴りだした。
(む、雲海さんか。そうか、もうこんな時間か。なら、そろそろ出かけねばな)
今日はこれから、雲海さんと僧仲間の初現場だ。
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