俺は退屈な青春からはおさらばします

臓器猫

文字の大きさ
4 / 9
第一章

第六話 想いのすれ違い(新)

しおりを挟む
「あぁ、わかった。」

「俺の本当の名前はミツルギ・剣斗だよ。よろしくね!」

「ミツルギ・剣斗?本名も健ちゃんに似てる?!」
 只の偶然なの?

「うん。なんて言うのかな?ドッペルゲンガー?この世界では彼だけど向こうの世界で彼に、代わる存在は俺だから。」
 私達の健ちゃんと、世界は違うけど同じ存在ということだろうか?正直そんな存在はとても信じられ無かったし、今でも信じきれていないし。

「そっか……ミツルギさん教えて下さりありがとうございます。私達はそろそろ行きます!」

「うん、わかった。じゃあ剣城君に会えるといいな、またな!」

「はい。また明後日会いましょう」
 そう言うと私達は手にしていた羽根を離した。すると、説明通り、目の前に光の輪が現れたので羽根をキャッチして、二人はその輪へ飛び込んだ。




「ふぅ……剣城君、これでいいんだよな。彼等を守り、支える。君の願いと彼等の願いを両方叶えるこの方法。これが、最善策だよな。」

「ここが……」
 ゲートを抜けた先には、子どもたちが遊んでいる姿があった。

「んね~オネェちゃん達誰~??」
 
「えっと……ねぇ、君たち?ここは何処なのかな?」
 とりあえず私達の現在地を把握しないと話しにならない。

「ここはね~タンポポの家だよ!」
 タンポポの家……とするとらここで遊んでいる子どもの数を見る限り、保育園かそれに類する施設なのかな?

「ちょっと前にここに、男の子来なかったかなぁ?」
 流石にこんな小さい子は知らないかなぁ?

「ん~とね一人いたよ!フェイニーお姉ちゃんが連れてきた人なんだって言ってた!」
 フェイニー!?ミツルギさんが教えてくれた不死鳥の女性!

「そのお姉ちゃんは何処にいるのかな?」

「あのね~今日は外の広場で修行するっていってたよ?」
 もう少しで健ちゃんに会える、そう思うと胸が高鳴る。

「優衣ちゃんどうするの?」
 話を聞く限り、その女性はここで生活しているということなのだろう。だから、ここで待っていれば会えるのかも知れない。……でも私は今すぐ会いたい!!

「行くよ!護君!」

「うん!!」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
「んあぁ~~駄目だぁ~~」
妖力って何なんだよ!そもそも人間の俺に使えるのかよ……

「なぁ、フェイニー。人間にもその妖力って使えるのか?」

「はい!健人様、人間と妖怪に妖力の違いはありません」
 本当かよ。十八年間一度も使えた事ないぞ……

「でも俺は地球で妖力を使えたこと無いんだけど……」

「それは出力の問題です!体内に含まれる妖力の量は、個人差はありますが一定量以上は必ず持っています。地球ではその出力を制限されている為、普段使う事はありません。」

「健人様は、中国拳法をご存知ですか?」

「あぁ、名前位は。」

「そこでつかわれている、気という概念。それが妖力です!しかしこの世界では、地球にあった出力制限は無く妖力は常時、解放状態になってしまっています。」

「大概の妖怪は幼い頃から妖力を見て生活をしているので、健人様の今やっている妖力を自覚する練習をする必要が無いのです……」

「因みにその練習をしない場合どうなるんだ?」
 デメリットによっては、やらなくても良いかも!

「死にます!」
 え、今なんて言ったんだ?

「ごめん、今なんて言ったの?聞き逃しちゃったわ!」

「死にますと申しました。」
 死ぬの?それ、産まれたばかりの赤子全員死なない?ヤバいな……確かに、それは練習しないといけないな!

「具体的に申しますと、妖力の量はさっき説明した通り決まっています!妖力を一日使うには力の加減をする必要があります。しかしその加減をすることが出来ない人が戦闘をした場合、妖力の欠乏により立つことが難しくなります……戦闘中にその症状が現れれば、どうなるか解りますよね……」

「……なるほど」
そういう意味なのか。

「また、一度欠乏してしまった妖力は回復こそしますが、コントロール出来ない人は、常に放出状態のため、倒れた状態から回復することはありません。この場合は死にはしませんが二度と立ち上がることは無いでしょう……」

「……そうか。」
 そこまで大切な練習だと思わなかった。フェイニーがこんなに必死に教えるのは俺の事を案じているのか、安定した収入源の確保の為か聞いてみたかったが、フェイニーに失礼な気がしたので辞めておくことにした。

「良し!じゃ、もうひと頑張りするか!!」
 もう一度練習する為に立とうとしたその時、懐かしい声が聞こえた。

「「健ちゃん!!」」
 俺の事をそう呼ぶのはあの二人の幼馴染みだけ・・・
俺が断腸の思いで決別したあの二人だけだ、こんな声を聞いちゃうなんて覚悟が甘すぎる。

「「健ちゃんってば!」」
 余りにも幻聴にしてはリアル過ぎるので確認の為に辺りを見廻すと、そこにはこちらに走りながら手を振るあの二人の姿があった。

「優衣、護!?」

「何で……グッ」
 次の瞬間右頬に護の右拳が飛んできた。
漫画で例えるならば「ドゴッ」という効果音で表現されるくらいの勢いで護から腹を殴られた。

「何で!!健ちゃんはいつもいつも一人で決めちゃうんだよ!!」
「健ちゃんは賢いからいつも一人で答えを出しちゃうけど……偶には事後報告じゃない報告をしてくれても良いじゃん!!」

「僕達、親友でしょ?」
 護がここまで切れているのは初めてかも知れない。いや、二回目か。本当の初めては優衣が襲われていた時か……

「ごめん。」
護と、優衣に目配せをした。

「うん!いいよ!健ちゃん許してあげる!ねっ護君!」

「そうだね!でも、優衣ちゃん。次健ちゃんが同じ事したらどうする?何か罰を設定しておかないと!」
 そう言った護は、こちらをみながら、ニヤニヤしていた。おい、護!バカ、余計なことを優衣に言うんじゃない!

「それもそうだね!じゃあ次やったら死ぬまで、私のペットね!!」
 ペット?!ペットって何?俺、人間なのに?

「いや、ペットっt」
「ペットね!!!!!!」

「はい……」
 この日限り俺はもう二度と優衣達に隠し事はしないと心に決めた。

「なぁお前らはどうやって俺のことを知ったんだ?」
勿論この事を知っているのは、俺とミツルギ、フェイニーの三人だから消去法でミツルギになる事は推察できるが、あいつが簡単に漏らすとは思えない、あいつの平穏な日常を望んであの世界に来たんだ、わざわざそれを壊すようなことをする筈が無いんだが……

「え、えーとそれは……」
 優衣にしてはなんだか歯切れが悪いな。怪しい、ものすごく怪しい。

「まぁ、どんな理由でもお前らの想いだけで俺は嬉しいから許すけどな」

「そうだよね~例え、私達がミツルギを、拷問し……もとい問い詰めたって優しい健ちゃんは怒らないよね~」

「は?」
「え、あっ!!」
こいつらミツルギを拷問したって言いかけなかったか?マジかよ、しかも私達ってあの誰に対しても優しい護がいても詰問止まりってなに?
あれ?今まで意識した事無かったけど俺の幼馴染ってもしかしてヤンデレ?!
女子のヤンデレは良いにしても、同性のヤンデレって只只怖いだけなんだけど……
宣誓!私、剣城健人は本日をもちましてヤンデレ好きを引退致します!平成○○年五月二十八日、二次元代表剣城健人!!

「優衣、問い詰めるって具体的には何をしたんだ?」

「私達の健ちゃんへの想いを語ったら教えてくれたんだよ!決して法に触れるようなことなんてして無いよ!!」
ますます心配だ、なんだ法に触れるぐらいグレーなことをやったってことなのか?!
優衣はもうパニックになってあわあわし始めてるし、護から聞いた方が賢明か。
「分かった優衣、じゃあ護を呼んできてくれ、護にも確認しておきたい」
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
「で、来てもらった訳だが、護。実際のところを正直に教えて欲しい」

「えっと、まず優衣ちゃんが健ちゃんの変化に気付いて、それからミツルギさんに問い詰めて、事情を知ったんだ」

「それは優衣からも聞いた、俺が知りたいのは、どんな詰問ききかたをしたかなんだ、教えてくれ」
俺は解釈の齟齬が発生しない様に丁寧に、優しく護へ問いかけた。

「優衣ちゃんが『もし健ちゃんの居場所を吐かないと、コロスよ?』って聞いたり、ミツルギさんの説明に憤怒してヤンデレみたいになって恫喝というか脅迫のようなことしてた……」
おぉう幼馴染ヤンデレ説が濃厚になって来たんだが……

「優衣……」
「健ちゃんごめんなさい、私健ちゃんのこと心配でつい……やり過ぎちゃった!」
優衣は自分の頭を小突きながら舌をだしている、何故だろう全然可愛く無い。
あぁ、そうかてへぺろってリアルでされるとこんなにも腹立たしく相手に不快感を与える行為なのか……二度とやらない様に気をつけよ。

「それは俺じゃないミツルギに伝えるべきだ。もうこんな無茶はするなよ?」

「健ちゃんも、私達に黙っていないで話してくれたらもうしない!!」

「あぁ。もうしないよ」



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに

千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】 魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。 ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。 グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、 「・・・知ったからには黙っていられないよな」 と何とかしようと行動を開始する。 そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。 他の投稿サイトでも掲載してます。 ※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

処理中です...