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初めては、保健室で……後編
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ーー気が付けば、くちゅくちゅ、ちゅぱちゅぱ、と卑猥で下品な吸啜音が保健室に響き渡り、自分の耳にも届く。
絶頂で半分意識を飛ばしていた。と言うよりも、その甘美な心地にヤられて、多幸感状態で心ここにあらずだった。
そんなオレは、春國になすがまま、されるがまま状態。
次第に覚醒する意識……え、ええ、なに?
股間に顔を埋め込み、アソコへとむしゃぶりつく、春國の姿は、もう、獣そのもの。
お互いが、間抜けな姿を曝け出してた。
緊張が解かれて、いとも容易く縦筋が割かれ、膣で暴れてる軟体な舌。何処までも伸びようとする舌先が、膣奥へと進んでく。
何コレ、何なのスゴイかも……腰が暴れて止まらない!
「ひっ、ああ……あん、あん、ふぁぁ……」
唇を噛み締めても、口から溢れでる喘ぎ。
そして、納得したくなくとも、快感に翻弄される肉体。
ジットリと滲み出た汗が、背中を撫でた。
その時、自分の時間だけが、刹那的に止まる……肌がざわめき、心臓がドクンと激しく脈打つと、同じように膣奥がキュンキュン揺らめいた。
春國も、オレの異変をいち早く察知すれば、扱くも扱く、はち切れそうなお豆、それと膣内を掻き乱す舌先。
「ああっ! そ、そんな乱暴に! もう、一回来るしぃぃ」
暴れに暴れる腰を押さえつけた春國。揺さぶられる膣肉と連動し、膣奥もぐらつくと、またも、押し寄せるのだ!
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、キモチいいと一緒に、何か出でるっ! もう、我慢出来ないぃぃっ!」
力が入らない、そして、それは、やって来る!
「イクゥゥッ……ぅぁはぁぁああんんっ……んぐっ……ひゃぁぁ……あ、ダメ、なのに……」
プシュ、プシュと物凄い勢いで股間から何かが噴き出る。忽ちにして、高揚感と解放感が全身に広がった!
自分が何処にいるかも分からないくらい目の前が白み、身体をふわふわと漂わす。
「おい。潮吹くほど気持ちよかったか。この淫乱ムスメが」
春國の満足気な声が聞こえる。
しお? さっきのやつって潮なの?
はぁぁ、マジかよ……何してるのオレ。ホントに淫乱になっちゃったの……。
オレが、自己嫌悪で堪らなく凹みそうになってた矢先、
「イツキ、ばかり気持ちよくなってるからな。次は、俺の番だよな」
次は俺の番? えっ? まさか!
落ち込んでる暇なんてない、今すぐ、ココから逃げねば!
その言葉を聞いて焦り、ベッドから逃げ出そうとしたけど、両手が突っ張り起き上がることさえ出来なかった。
「あ、しまった……」
両手を括り付けられ、身動きできないの忘れてた。
うぅぅ、考えたくも無い、あんなモノが入ってくるなんて……嫌だ嫌だ絶対いや!
オレは、眩しくもないのに、両目を眇めて顔を背けるようにして、春國を見た。
「フフーン、その顔は、わかってるねぇ!」
徐に立ち上がると、嬉しそうにオレを見下ろす春國は、ガサゴソと制服のズボン、次いでボクサーパンツを脱いだ。
「うっ……うそでしょ……」
そこに露われたのは、当然、オレも見慣れたモノ……けど、ちょっと、待て。
なぜに、そんなグロテスクなのさ? 太い幹とまで言わないが、マジ、なんなの?
黒く筋張り、反り返る、その圧倒的な肉塊は、正しく漢の威厳が集約されてます。
やる気が満ち満ちてるのがよく分かる。女を悦ばす為だけに創り上げられた、これが、大人ちんぽと言うやつですか……そして、言葉に出来ないくらいの哀しみが、オレを襲う。
男だった時なら立ち直れなかったよな、たぶん。
しかしながら、今は、オンナです。
その猛々しく、しなやかに、いきり勃つ春國のソレを見つめて、息を飲んでしまう。
コレを、オレの膣に突っ込むんだよな。嫌だ、ムリ、こんなの絶対入んなし、ホント、マジ勘弁。
「よし、準備オーケー、んじゃ、イツキの処女マンコ戴くとしますかね!」
極薄のピンク色コンドームを装着した春國。グロテスクさも幾分かマシ? にはなった気がするけど、その凶悪さは健在。
ベッドの上に再び上がれば、春國は、オレの両脚をガッチリと脇へと抱え上げ、お股を広げてくる。
「あの、ハルクニさん。マジでやめよ、やめときなさいね!」
「往生際が悪いぞ。素直に受け入れろ。気持ち良くしてやるからよ」
相変わらずのニヤつき顔でそう言うと、春國は赤剥くチンポをじわじわと股間に近づけた。
「ムリムリムリ、ごめんなさい。春國、頼むからやめてぇ! ホント、お願いします!」
どうしようもないくらいの怖気が走り抜ければ、本気の拒みで嘆願した。
「さっきも言ったけど……それ却下します!」
なんとも愉しげな春國の姿、サドっ気が滲み出てた。
春國に腰の括れを押さえつけられたら、下準備万端なオレの淫唇へとちゅぽっと亀頭がくっ付いた。
まるで、亀頭で口付けするかのように……。
しばらく、その態勢を維持していた春國。なにやら、目を瞑り五感、全てで、それを感じ取ろうとしてるっぽい?
春國の顔は、薄っすらと上気し、口元をニヤつかせる。
やがて、満足したのだろか、小刻みに腰を震わせ始めた春國。
そこより、ちゅぷちゅぷ、ちゅぷちゅぷ、と舐めあうような吸い付きあうような、ありえないくらいの音を紡ぎ出した。
「おおっ! イツキの処女マンコ、チンポ付けただけで吸い付いてくるぞ! スケベまんこ決定だな」
「ふあんっ……ちがう……ちっ、ちがう……ハァハァ、んんっ……すけべ……じゃあ、あっ、ない……ハァハァ……」
「そんな、エロい声出してたらよ、説得力ねぇぞ! イツキ」
自分でも想像し得ない乱れっぷり、まだ、何も始まってさえいないのに、鈴口で入り口を撫でられただけで、頭おかしくなりそうなくらい、気持ちいい。こんなこと、やり続けたら、バカになるぅ。
先程まで緊張していた躰は、もう、見る影なく、だらしなく弛緩していた。
「いい具合に解れてきたんじゃね……少し痛いかもしれんけど。我慢しろよ」
はあっ! オスちんぽ、入れられるっ!
下腹部の裂け目より、熱くて柔らかいのに硬く芯のあるモノが侵入した。
「はぁ、ああ……ああ、んはぁ……」
入口の浅い場所をエラ張る部分が通り過ぎただけで、腰砕ける程の甘い痺れに犯されて口零した色声。
一時のまどろみの中、だけど、それは、訪れる!
ぷちぷちっと引き千切られた! そんな錯覚に陥ったかのような激痛が、アソコを襲う!
「いっ、あ……んんぎ、ひぎぃぃ……イタイ、まて、春國! これ以上、入らん」
視界が涙でぼやける。
「大丈夫だ、頭は入ってる。しばらくしたら慣れるだろ。もう、いっちょ行くぞ!」
あの極悪な鈴口が、まるまる入っちゃったの? そりゃ、痛いわ! 想像しなくとも、分かるし、実際に入ってるんだから……。
腰を押し込む春國、ぬちゃ、ぬちゃっと卑猥な音させて、ゴム越しのコックと膣肉が擦り合う。
春國の元気過ぎる肉の塊が、ズリズリと奥へ進む度、カリ首に膣肉を掘り削られてるんじゃないかと思わずにはいられない痛みで、目を剥いてしまう。
「はぁ、ひっひっふぅぅ、ひっひっふぅぅ」
痛みで、どうにかなりそうなので、オレは、見よう見まねで、いきみ逃しなんてことをやってみた。
「おい、それって、ラマーズ法じゃねぇか? オレのチンポは、赤ん坊かよ」
「はぁ……う、うっさい! あほ、ばか、クソちんぽ!」
そのツッコミに、いちいち反応するのも、億劫だから、オレは投げやりに罵るのだ。
「な、酷い言われよう……はぁ、せっかく、優しくしてやってたのによっ!」
傲然と言い放ったと同時に無情なる一撃が見まわれた!
等々、オレの最奥地にたどり着く、春國のバカちんぽ。
また、にゅぷぷっ! と下品に空気が抜けて、春國のバカちんぽと膣穴の密着度が増す。
それと内臓が、かち上げられて、押し込めてくるから、息がしたくても出来ない。
「は、ああ……んぐ、んぐ……ああ……」
苦しい、目の前をチカチカと火花が舞ってる。
「くうぉぉ、さすが初もの! 締まり具合いが半端ねぇ……けど、チンポ動かせない! ってかよ、千切れちまう! イツキ、ちょい力抜けって」
熱々に熱した鉄の棒が、お腹の中に入ってる。
「ハァハァ……う、ムリィ、そんな……器用なこと、んぐ、出来ない。それより、ちんぽ抜け」
「おまえって、ホント、世話が焼けるよな……」
春國の顔面が、オレの目の前に……。
おい、近いしぃぃ! え、声が出せない?
『むんんっ? んんっ! ぐぐんっ…んんっ……』
口、塞がれてるよね? どういうこと?
不意打ちも不意打ち過ぎて、オレは唖然となるしか無かった。
それを理解すれば、驚愕し目を見開く。
あ、あの、え、ええ、キスされてる?
はぁぁ! オレの初めてが……は、春國って、最悪のファーストキスだ!
オレの気持ちとは裏腹に、尚も接吻は続く。舌が捲られ舐られ吸い上げられて、春國により口腔を隅々まで犯される。時には激しく、時には優しく、丁寧に……あ、ヤバいかも。頭の裏側までもが、舐められてるような感覚は、癖になりそう。
キス一つで、出来上がりそうなオレの身体。
「ぷはっ、ハァハァ……ハァハァ……」
酸欠も相まって、頭がボウっとなる。
「ククッ、お気に召したかな。マンコ、すげぇ、畝ってんぞ! いつき」
春國のほくそ笑む表情が翳り、どうにも凶悪な人相となっていた。
「…………」
兎も角、春國の言葉を認めたくないオレは、顔を背けて黙り込む。
「黙りかよ。え、オラッ、いつき!」
思惑通りだと言わんばかりに、嬉しげな声の春國は、腰を大きくストロークさせた!
さっきまで、あんなに拒んでいたのに、あれ式のことが、オレをこんなにも、籠絡するか。
痛みが段々と引いて、遂には、春國のアレを受け入れようとし、膣の形をも変えてくる。
じゅぷ、じゅぷぷと、他愛ない肉棒の押し引きが、肉襞を刺激し途方もない快感へと昇華させて、カラダの芯を揺すった。
「ふぁ、ああ……あん、んんっ……」
ごくごく自然と零れた吐息。その声が、自分の耳に届けば、顔を熱くする。
恥ずかしい、ただ、恥ずかしかった。
「うわ、やべぇわ、いつき。お前、ちんぽにくるな」
オレの何がお気に召したか分かんないけど、春國は、大いに喜んで腰の回転を上げてゆく!
腰を打ち据える。その度に、パンッ、パンッと肉と肉が打つかる破裂音を無音の室内で響かせたーー
盛った犬みたく一心不乱に腰を振る春國、オレも、気持ちいいのは気持ちいい、しかし、先と違って、気持ちいいだけなのだ。
原因は、察するべくもなく、この男、今、自分が気持ちよくなることしか考えてない。
オレのこと、おざなりになってるのと、オレも、熟れてきた感があるからかな?
それにしても、その必死になって腰を振る姿が、何か滑稽なんですけど。
「はぁ。はぁはぁ……ん? おまえ、ナニ、余裕じゃね?」
「そ、そう。てか、早くイってくんない? もう、十分だろ……」
「いや、そんなこと言われちゃよ、終われねぇな。余裕こいた、その顔、ぜってぇアヘらせるからな!」
あ、余計なこと言ったか? 春國のやつ、変なスイッチ入ったな。コレ。
「ちょっ、ちょっと、待て!」
「あ? 何だよ」
「とりあえず、コレ外してくんないかな。もう、逃げないから、ってかさ、逃げる意味、無いし」
パイプベッドに括り付けられた両手をプラプラと見せつける。
とっくにチンポ突っ込まれ、処女を散らされたのだから……。
「おっ、あ、それもそうか。ちょっと、待ってろ……」
一瞬、思案するも、素直に応じれば、ネクタイを解く春國。
その場で起き上がり、自由となった両手を摩るオレは、握りこぶし作ったら、無造作に春國の顔面を殴りつけた!
「ガハッ、い、痛てえぇ! お、おまえ、何すんだ!」
あまりの痛みの為か、ベッドの上で屈み込む春國。
「うっさいわ、己のやったこと省みろ! その程度で、済んで良しと思えよ」
「う、おまえさ、もうちょい、手加減ってものがあるだろうに……」
春國は殴られた頬を摩りながら、オレを咎めてくる。
「どの口がほざく、オレの心は、それ以上に痛いわ!」
オレは、春國に追い打ちを掛ける。
「そ、それは、そのよ……」
どうにもバツの悪そうに、目を泳がす。
「はぁ、で、どうすんの、続けるの? 終わるの?」
そう、このまま終わるのは、なんだか癪に触るのだ。かと言って、オレが言うのも違うし、だから、春國に、その選択肢を与えた。
「え、イツキ? マジか、良いのか! じゃあ、続きだ、続き!」
「か、変わり身、はやっ! もっと悩めよ!」
オレの言葉など、もはや聞いちゃいない春國は、背後より覆い被さると、そのまま、オレの尻たぶ、ひっ掴み、ギンギンにおっ勃てたモノを、容赦なくアソコ目掛けて突っ込んできた!
勢い余って、オレの体勢が崩れて、尻上がりな後背位となってしまう。
「ふむ、んんんっ……んはっ」
あ、さっきより、奥に……。
体位が変わるだけで、こんなにも違うのぉ?
春國のせり上がる肉棒が、激しく前後運動し、膣内をゴリゴリ抉ってる。
今度は、オレを気持ち良くさせようと、躍起になってるのが分かった。
何故、分かるかと言うと、ちんぽの動かし方が、全く違うのだ。
「そ、そこ、イイ。ああ……もっと……」
敢えて、それを口にすることで、自分自身の気持ちを昂める。
「イイじゃん。気分のってきたんじゃねぇか、イツキ、オラッ、もっと鳴け!」
「調子に、あん……乗るなぁ、あん……ああ」
正確にオレの弱点とこを、擦り上げられる。
春國との経験値の差は、埋められないけど、やられっぱなしも、ヤダ。
なので、自ら迎え腰を行い、春國のちんぽを責めてみた。
「く、エロい、腰振りしやがって、流石、元男。男を熟知してるねぇ」
「黙れ、それ、言うな!」
「怒るな、怒るな、よっと!」
「え、ちょっと、急に、ナニ」
不意にオレの両手首を掴み取った春國。そこから上体をグイッと起こされて、上体反らしのような体勢となり、下を向いてたお乳が真正面に向けられた。
目の前には誰も居ない筈なのに、すごく恥ずかしい。
その上で、絶え間なく振られる腰。ズシンズシンと激しく何度も膣奥を打つ。
「はああっ、それ、あん……ヤバッ、んんっ……ひっ!」
オレの羞恥と春國の責めが合わされば、快感も増幅する。気持ち一つ違えば、こうも変わるかと、思い知らされた。
「イイ感じになってんじゃん。なら、こんなのは、どうよ?」
両手を解かれると、うつ伏せの後背位、所謂、寝バック状態になる。
男の体って、こんなゴツゴツしてるのか。
密着度、半端ない……でも、嫌じゃないかな。
この包まれてる感が、ちょっと好きかも。
なんだかんだ、浸ってたら、春國の凶暴に膨らむ亀頭が、オレの膣内のある場所を執拗に責め突いてきた。腰を小刻み動かしてカリ首で、その部分を引っ掻くのだ。
見えないので、何となくだけど、どうやら、お腹側の膣壁、窪みのようなものがあるのか? そこを重点的に責め立てられてる。
最初は、どうってこと無かったのに、今じゃ、全身から玉の汗が吹き出て、背筋を淫らにそり返してた。
「ハァハァ……そ、あ、そこばっか……んん、あっ、ずるひっ……」
ゆるゆるに脱力してしまい、舌足らずな喋り方になってた。
「ハッ、嬉しそうにチンポ咥え込んでるクセして、なに言ってんだ! それによ、おまえのマンコ、どうなってんだよ? 愛液、ダダ漏れだぞ。バカになってんじゃねぇのか、イツキ」
春國からのひどい詰りに、普段なら絶対、怒ってるところ。それさえも、今のオレには、スパイスとなってしまう。
「ひっ、ち、ちがうひぃ、はわぁ、ああ……」
その詰りによって、興奮しちゃってた。
言葉だけで、カラダの芯が痺れさせられ、未だ見ぬ、官能の底へと引き摺り込む。
オレって、こんなにも、変態チックだったの?
「そろそろ、限界だわ。一回出さんと、マジ狂いそう。悪いな、イツキ、好きに動くぞ!」
オレを仰向けにした春國は、昂ぶりが抑えきれないのか、勢いそのままに、のし掛かってくると、青筋立ち猛り狂う、そのペニスで、慎ましく咲かす花の園を踏み荒す!
「はあ、はあ……はあ」
相手の事など考えてない、暴力的なまでの腰使い。自分の欲望を吐き出し、快感を得る為だけ。
春國のこと、舐めてたよ。ちょっと凄い。
体ごと突き上げられる、その都度、膣が、全部、捲られちゃってます。
こう言うのが、愉絶と言うんだなと理解した。
快感にしびれ、欲望に火をつける。
「ああ、あっダメ……しゅごいぃぃ……ちんぽビクビクしてる……うっ、はぁぁああんっ」
我を忘れて、あられもない姿を晒し、まさに、赤面の極み、とんでもないこと口走ってた。
もう、好きにして下さい。
オスとメスとの荒々しい交わりで、パイプベッドが撓み、ギシギシと軋む。
春國が、オレの身体をガッチリと固定する。
どうやら、そろそろらしい。ピストン運動の激しさが増し、膣内のチンポが膨らみビクビク脈打ってる。
オレも、それを迎え入れるように、春國の首に手を回し、抱き締めてやった。
それが、当たり前だと言うように……。
すると、途端にスパートをかける春國。
「う、ヤバッ、いく、う、くぉぉ!」
「ん、あっ、イイ、出せ、出しちまえ!」
オレの掛け声と同時に、春國のモノがドクンッ、ドクンッと大きく収縮を繰り返し、そして、ゴム越しでも、火傷しそうなくらいの熱い液体が放たれた!
「ぐっ、はぁ、はぁはぁ……はぁはぁ」
「んん、ハァハァ……ハァハァ」
お互いに、肩で息をし合えば、何となく見つめ合う。
そうして、オレは言葉交わすことなく、度重なる緊張から解放され、疲れ果てたのか、寝入ってしまったーー
始まりは最悪、最低だった。
しかし、終わってみれば、最悪じゃ、なかったのかな。
まぁ、一応は、気持ち良かったし……。
絶頂で半分意識を飛ばしていた。と言うよりも、その甘美な心地にヤられて、多幸感状態で心ここにあらずだった。
そんなオレは、春國になすがまま、されるがまま状態。
次第に覚醒する意識……え、ええ、なに?
股間に顔を埋め込み、アソコへとむしゃぶりつく、春國の姿は、もう、獣そのもの。
お互いが、間抜けな姿を曝け出してた。
緊張が解かれて、いとも容易く縦筋が割かれ、膣で暴れてる軟体な舌。何処までも伸びようとする舌先が、膣奥へと進んでく。
何コレ、何なのスゴイかも……腰が暴れて止まらない!
「ひっ、ああ……あん、あん、ふぁぁ……」
唇を噛み締めても、口から溢れでる喘ぎ。
そして、納得したくなくとも、快感に翻弄される肉体。
ジットリと滲み出た汗が、背中を撫でた。
その時、自分の時間だけが、刹那的に止まる……肌がざわめき、心臓がドクンと激しく脈打つと、同じように膣奥がキュンキュン揺らめいた。
春國も、オレの異変をいち早く察知すれば、扱くも扱く、はち切れそうなお豆、それと膣内を掻き乱す舌先。
「ああっ! そ、そんな乱暴に! もう、一回来るしぃぃ」
暴れに暴れる腰を押さえつけた春國。揺さぶられる膣肉と連動し、膣奥もぐらつくと、またも、押し寄せるのだ!
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、キモチいいと一緒に、何か出でるっ! もう、我慢出来ないぃぃっ!」
力が入らない、そして、それは、やって来る!
「イクゥゥッ……ぅぁはぁぁああんんっ……んぐっ……ひゃぁぁ……あ、ダメ、なのに……」
プシュ、プシュと物凄い勢いで股間から何かが噴き出る。忽ちにして、高揚感と解放感が全身に広がった!
自分が何処にいるかも分からないくらい目の前が白み、身体をふわふわと漂わす。
「おい。潮吹くほど気持ちよかったか。この淫乱ムスメが」
春國の満足気な声が聞こえる。
しお? さっきのやつって潮なの?
はぁぁ、マジかよ……何してるのオレ。ホントに淫乱になっちゃったの……。
オレが、自己嫌悪で堪らなく凹みそうになってた矢先、
「イツキ、ばかり気持ちよくなってるからな。次は、俺の番だよな」
次は俺の番? えっ? まさか!
落ち込んでる暇なんてない、今すぐ、ココから逃げねば!
その言葉を聞いて焦り、ベッドから逃げ出そうとしたけど、両手が突っ張り起き上がることさえ出来なかった。
「あ、しまった……」
両手を括り付けられ、身動きできないの忘れてた。
うぅぅ、考えたくも無い、あんなモノが入ってくるなんて……嫌だ嫌だ絶対いや!
オレは、眩しくもないのに、両目を眇めて顔を背けるようにして、春國を見た。
「フフーン、その顔は、わかってるねぇ!」
徐に立ち上がると、嬉しそうにオレを見下ろす春國は、ガサゴソと制服のズボン、次いでボクサーパンツを脱いだ。
「うっ……うそでしょ……」
そこに露われたのは、当然、オレも見慣れたモノ……けど、ちょっと、待て。
なぜに、そんなグロテスクなのさ? 太い幹とまで言わないが、マジ、なんなの?
黒く筋張り、反り返る、その圧倒的な肉塊は、正しく漢の威厳が集約されてます。
やる気が満ち満ちてるのがよく分かる。女を悦ばす為だけに創り上げられた、これが、大人ちんぽと言うやつですか……そして、言葉に出来ないくらいの哀しみが、オレを襲う。
男だった時なら立ち直れなかったよな、たぶん。
しかしながら、今は、オンナです。
その猛々しく、しなやかに、いきり勃つ春國のソレを見つめて、息を飲んでしまう。
コレを、オレの膣に突っ込むんだよな。嫌だ、ムリ、こんなの絶対入んなし、ホント、マジ勘弁。
「よし、準備オーケー、んじゃ、イツキの処女マンコ戴くとしますかね!」
極薄のピンク色コンドームを装着した春國。グロテスクさも幾分かマシ? にはなった気がするけど、その凶悪さは健在。
ベッドの上に再び上がれば、春國は、オレの両脚をガッチリと脇へと抱え上げ、お股を広げてくる。
「あの、ハルクニさん。マジでやめよ、やめときなさいね!」
「往生際が悪いぞ。素直に受け入れろ。気持ち良くしてやるからよ」
相変わらずのニヤつき顔でそう言うと、春國は赤剥くチンポをじわじわと股間に近づけた。
「ムリムリムリ、ごめんなさい。春國、頼むからやめてぇ! ホント、お願いします!」
どうしようもないくらいの怖気が走り抜ければ、本気の拒みで嘆願した。
「さっきも言ったけど……それ却下します!」
なんとも愉しげな春國の姿、サドっ気が滲み出てた。
春國に腰の括れを押さえつけられたら、下準備万端なオレの淫唇へとちゅぽっと亀頭がくっ付いた。
まるで、亀頭で口付けするかのように……。
しばらく、その態勢を維持していた春國。なにやら、目を瞑り五感、全てで、それを感じ取ろうとしてるっぽい?
春國の顔は、薄っすらと上気し、口元をニヤつかせる。
やがて、満足したのだろか、小刻みに腰を震わせ始めた春國。
そこより、ちゅぷちゅぷ、ちゅぷちゅぷ、と舐めあうような吸い付きあうような、ありえないくらいの音を紡ぎ出した。
「おおっ! イツキの処女マンコ、チンポ付けただけで吸い付いてくるぞ! スケベまんこ決定だな」
「ふあんっ……ちがう……ちっ、ちがう……ハァハァ、んんっ……すけべ……じゃあ、あっ、ない……ハァハァ……」
「そんな、エロい声出してたらよ、説得力ねぇぞ! イツキ」
自分でも想像し得ない乱れっぷり、まだ、何も始まってさえいないのに、鈴口で入り口を撫でられただけで、頭おかしくなりそうなくらい、気持ちいい。こんなこと、やり続けたら、バカになるぅ。
先程まで緊張していた躰は、もう、見る影なく、だらしなく弛緩していた。
「いい具合に解れてきたんじゃね……少し痛いかもしれんけど。我慢しろよ」
はあっ! オスちんぽ、入れられるっ!
下腹部の裂け目より、熱くて柔らかいのに硬く芯のあるモノが侵入した。
「はぁ、ああ……ああ、んはぁ……」
入口の浅い場所をエラ張る部分が通り過ぎただけで、腰砕ける程の甘い痺れに犯されて口零した色声。
一時のまどろみの中、だけど、それは、訪れる!
ぷちぷちっと引き千切られた! そんな錯覚に陥ったかのような激痛が、アソコを襲う!
「いっ、あ……んんぎ、ひぎぃぃ……イタイ、まて、春國! これ以上、入らん」
視界が涙でぼやける。
「大丈夫だ、頭は入ってる。しばらくしたら慣れるだろ。もう、いっちょ行くぞ!」
あの極悪な鈴口が、まるまる入っちゃったの? そりゃ、痛いわ! 想像しなくとも、分かるし、実際に入ってるんだから……。
腰を押し込む春國、ぬちゃ、ぬちゃっと卑猥な音させて、ゴム越しのコックと膣肉が擦り合う。
春國の元気過ぎる肉の塊が、ズリズリと奥へ進む度、カリ首に膣肉を掘り削られてるんじゃないかと思わずにはいられない痛みで、目を剥いてしまう。
「はぁ、ひっひっふぅぅ、ひっひっふぅぅ」
痛みで、どうにかなりそうなので、オレは、見よう見まねで、いきみ逃しなんてことをやってみた。
「おい、それって、ラマーズ法じゃねぇか? オレのチンポは、赤ん坊かよ」
「はぁ……う、うっさい! あほ、ばか、クソちんぽ!」
そのツッコミに、いちいち反応するのも、億劫だから、オレは投げやりに罵るのだ。
「な、酷い言われよう……はぁ、せっかく、優しくしてやってたのによっ!」
傲然と言い放ったと同時に無情なる一撃が見まわれた!
等々、オレの最奥地にたどり着く、春國のバカちんぽ。
また、にゅぷぷっ! と下品に空気が抜けて、春國のバカちんぽと膣穴の密着度が増す。
それと内臓が、かち上げられて、押し込めてくるから、息がしたくても出来ない。
「は、ああ……んぐ、んぐ……ああ……」
苦しい、目の前をチカチカと火花が舞ってる。
「くうぉぉ、さすが初もの! 締まり具合いが半端ねぇ……けど、チンポ動かせない! ってかよ、千切れちまう! イツキ、ちょい力抜けって」
熱々に熱した鉄の棒が、お腹の中に入ってる。
「ハァハァ……う、ムリィ、そんな……器用なこと、んぐ、出来ない。それより、ちんぽ抜け」
「おまえって、ホント、世話が焼けるよな……」
春國の顔面が、オレの目の前に……。
おい、近いしぃぃ! え、声が出せない?
『むんんっ? んんっ! ぐぐんっ…んんっ……』
口、塞がれてるよね? どういうこと?
不意打ちも不意打ち過ぎて、オレは唖然となるしか無かった。
それを理解すれば、驚愕し目を見開く。
あ、あの、え、ええ、キスされてる?
はぁぁ! オレの初めてが……は、春國って、最悪のファーストキスだ!
オレの気持ちとは裏腹に、尚も接吻は続く。舌が捲られ舐られ吸い上げられて、春國により口腔を隅々まで犯される。時には激しく、時には優しく、丁寧に……あ、ヤバいかも。頭の裏側までもが、舐められてるような感覚は、癖になりそう。
キス一つで、出来上がりそうなオレの身体。
「ぷはっ、ハァハァ……ハァハァ……」
酸欠も相まって、頭がボウっとなる。
「ククッ、お気に召したかな。マンコ、すげぇ、畝ってんぞ! いつき」
春國のほくそ笑む表情が翳り、どうにも凶悪な人相となっていた。
「…………」
兎も角、春國の言葉を認めたくないオレは、顔を背けて黙り込む。
「黙りかよ。え、オラッ、いつき!」
思惑通りだと言わんばかりに、嬉しげな声の春國は、腰を大きくストロークさせた!
さっきまで、あんなに拒んでいたのに、あれ式のことが、オレをこんなにも、籠絡するか。
痛みが段々と引いて、遂には、春國のアレを受け入れようとし、膣の形をも変えてくる。
じゅぷ、じゅぷぷと、他愛ない肉棒の押し引きが、肉襞を刺激し途方もない快感へと昇華させて、カラダの芯を揺すった。
「ふぁ、ああ……あん、んんっ……」
ごくごく自然と零れた吐息。その声が、自分の耳に届けば、顔を熱くする。
恥ずかしい、ただ、恥ずかしかった。
「うわ、やべぇわ、いつき。お前、ちんぽにくるな」
オレの何がお気に召したか分かんないけど、春國は、大いに喜んで腰の回転を上げてゆく!
腰を打ち据える。その度に、パンッ、パンッと肉と肉が打つかる破裂音を無音の室内で響かせたーー
盛った犬みたく一心不乱に腰を振る春國、オレも、気持ちいいのは気持ちいい、しかし、先と違って、気持ちいいだけなのだ。
原因は、察するべくもなく、この男、今、自分が気持ちよくなることしか考えてない。
オレのこと、おざなりになってるのと、オレも、熟れてきた感があるからかな?
それにしても、その必死になって腰を振る姿が、何か滑稽なんですけど。
「はぁ。はぁはぁ……ん? おまえ、ナニ、余裕じゃね?」
「そ、そう。てか、早くイってくんない? もう、十分だろ……」
「いや、そんなこと言われちゃよ、終われねぇな。余裕こいた、その顔、ぜってぇアヘらせるからな!」
あ、余計なこと言ったか? 春國のやつ、変なスイッチ入ったな。コレ。
「ちょっ、ちょっと、待て!」
「あ? 何だよ」
「とりあえず、コレ外してくんないかな。もう、逃げないから、ってかさ、逃げる意味、無いし」
パイプベッドに括り付けられた両手をプラプラと見せつける。
とっくにチンポ突っ込まれ、処女を散らされたのだから……。
「おっ、あ、それもそうか。ちょっと、待ってろ……」
一瞬、思案するも、素直に応じれば、ネクタイを解く春國。
その場で起き上がり、自由となった両手を摩るオレは、握りこぶし作ったら、無造作に春國の顔面を殴りつけた!
「ガハッ、い、痛てえぇ! お、おまえ、何すんだ!」
あまりの痛みの為か、ベッドの上で屈み込む春國。
「うっさいわ、己のやったこと省みろ! その程度で、済んで良しと思えよ」
「う、おまえさ、もうちょい、手加減ってものがあるだろうに……」
春國は殴られた頬を摩りながら、オレを咎めてくる。
「どの口がほざく、オレの心は、それ以上に痛いわ!」
オレは、春國に追い打ちを掛ける。
「そ、それは、そのよ……」
どうにもバツの悪そうに、目を泳がす。
「はぁ、で、どうすんの、続けるの? 終わるの?」
そう、このまま終わるのは、なんだか癪に触るのだ。かと言って、オレが言うのも違うし、だから、春國に、その選択肢を与えた。
「え、イツキ? マジか、良いのか! じゃあ、続きだ、続き!」
「か、変わり身、はやっ! もっと悩めよ!」
オレの言葉など、もはや聞いちゃいない春國は、背後より覆い被さると、そのまま、オレの尻たぶ、ひっ掴み、ギンギンにおっ勃てたモノを、容赦なくアソコ目掛けて突っ込んできた!
勢い余って、オレの体勢が崩れて、尻上がりな後背位となってしまう。
「ふむ、んんんっ……んはっ」
あ、さっきより、奥に……。
体位が変わるだけで、こんなにも違うのぉ?
春國のせり上がる肉棒が、激しく前後運動し、膣内をゴリゴリ抉ってる。
今度は、オレを気持ち良くさせようと、躍起になってるのが分かった。
何故、分かるかと言うと、ちんぽの動かし方が、全く違うのだ。
「そ、そこ、イイ。ああ……もっと……」
敢えて、それを口にすることで、自分自身の気持ちを昂める。
「イイじゃん。気分のってきたんじゃねぇか、イツキ、オラッ、もっと鳴け!」
「調子に、あん……乗るなぁ、あん……ああ」
正確にオレの弱点とこを、擦り上げられる。
春國との経験値の差は、埋められないけど、やられっぱなしも、ヤダ。
なので、自ら迎え腰を行い、春國のちんぽを責めてみた。
「く、エロい、腰振りしやがって、流石、元男。男を熟知してるねぇ」
「黙れ、それ、言うな!」
「怒るな、怒るな、よっと!」
「え、ちょっと、急に、ナニ」
不意にオレの両手首を掴み取った春國。そこから上体をグイッと起こされて、上体反らしのような体勢となり、下を向いてたお乳が真正面に向けられた。
目の前には誰も居ない筈なのに、すごく恥ずかしい。
その上で、絶え間なく振られる腰。ズシンズシンと激しく何度も膣奥を打つ。
「はああっ、それ、あん……ヤバッ、んんっ……ひっ!」
オレの羞恥と春國の責めが合わされば、快感も増幅する。気持ち一つ違えば、こうも変わるかと、思い知らされた。
「イイ感じになってんじゃん。なら、こんなのは、どうよ?」
両手を解かれると、うつ伏せの後背位、所謂、寝バック状態になる。
男の体って、こんなゴツゴツしてるのか。
密着度、半端ない……でも、嫌じゃないかな。
この包まれてる感が、ちょっと好きかも。
なんだかんだ、浸ってたら、春國の凶暴に膨らむ亀頭が、オレの膣内のある場所を執拗に責め突いてきた。腰を小刻み動かしてカリ首で、その部分を引っ掻くのだ。
見えないので、何となくだけど、どうやら、お腹側の膣壁、窪みのようなものがあるのか? そこを重点的に責め立てられてる。
最初は、どうってこと無かったのに、今じゃ、全身から玉の汗が吹き出て、背筋を淫らにそり返してた。
「ハァハァ……そ、あ、そこばっか……んん、あっ、ずるひっ……」
ゆるゆるに脱力してしまい、舌足らずな喋り方になってた。
「ハッ、嬉しそうにチンポ咥え込んでるクセして、なに言ってんだ! それによ、おまえのマンコ、どうなってんだよ? 愛液、ダダ漏れだぞ。バカになってんじゃねぇのか、イツキ」
春國からのひどい詰りに、普段なら絶対、怒ってるところ。それさえも、今のオレには、スパイスとなってしまう。
「ひっ、ち、ちがうひぃ、はわぁ、ああ……」
その詰りによって、興奮しちゃってた。
言葉だけで、カラダの芯が痺れさせられ、未だ見ぬ、官能の底へと引き摺り込む。
オレって、こんなにも、変態チックだったの?
「そろそろ、限界だわ。一回出さんと、マジ狂いそう。悪いな、イツキ、好きに動くぞ!」
オレを仰向けにした春國は、昂ぶりが抑えきれないのか、勢いそのままに、のし掛かってくると、青筋立ち猛り狂う、そのペニスで、慎ましく咲かす花の園を踏み荒す!
「はあ、はあ……はあ」
相手の事など考えてない、暴力的なまでの腰使い。自分の欲望を吐き出し、快感を得る為だけ。
春國のこと、舐めてたよ。ちょっと凄い。
体ごと突き上げられる、その都度、膣が、全部、捲られちゃってます。
こう言うのが、愉絶と言うんだなと理解した。
快感にしびれ、欲望に火をつける。
「ああ、あっダメ……しゅごいぃぃ……ちんぽビクビクしてる……うっ、はぁぁああんっ」
我を忘れて、あられもない姿を晒し、まさに、赤面の極み、とんでもないこと口走ってた。
もう、好きにして下さい。
オスとメスとの荒々しい交わりで、パイプベッドが撓み、ギシギシと軋む。
春國が、オレの身体をガッチリと固定する。
どうやら、そろそろらしい。ピストン運動の激しさが増し、膣内のチンポが膨らみビクビク脈打ってる。
オレも、それを迎え入れるように、春國の首に手を回し、抱き締めてやった。
それが、当たり前だと言うように……。
すると、途端にスパートをかける春國。
「う、ヤバッ、いく、う、くぉぉ!」
「ん、あっ、イイ、出せ、出しちまえ!」
オレの掛け声と同時に、春國のモノがドクンッ、ドクンッと大きく収縮を繰り返し、そして、ゴム越しでも、火傷しそうなくらいの熱い液体が放たれた!
「ぐっ、はぁ、はぁはぁ……はぁはぁ」
「んん、ハァハァ……ハァハァ」
お互いに、肩で息をし合えば、何となく見つめ合う。
そうして、オレは言葉交わすことなく、度重なる緊張から解放され、疲れ果てたのか、寝入ってしまったーー
始まりは最悪、最低だった。
しかし、終わってみれば、最悪じゃ、なかったのかな。
まぁ、一応は、気持ち良かったし……。
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