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エミリーの提案にこくこくと無言で頷いた2人は、ところ変わって何故かハートベル男爵家へとやってきていた。場所を移すと聞いて、てっきりカフェにでもいくのかと思っていたルイは突然のお呼ばれに動揺を隠せなかった。何せ、ルイは初めて同級生の家へとお邪魔したのだ。思わずカミルと言い争っていたことも忘れかけてソワソワとしてしまったが、エミリーから応接間に通されふわふわのソファへと腰掛けて、入れてもらった紅茶を一口飲んだところでハッと先ほどまでのことを思い出した。
「ルイ。わたくし、人の痴話喧嘩に首を突っ込むような趣味はありませんの。」
どうやってカミルを説得したらいいんだろうと再び考え始めたルイへとエミリーが声をかける。その内容があまりにも脈略の無いものだったから、一瞬ルイの反応は遅れた。
「ちわ……?そう、なんだ……?」
「ええ、そうなんですの。でも、今回のことは流石に我慢なりませんわ。お二人とも、一言言わせていただきますわ。」
そう言って一口紅茶を飲んだ彼女は2人の了承など聞く気もないとばかりに怒号の勢いで話し始めた。
「まず、ルイ。あなた言い合いに向いてないわ。私が言えたことではないけれど、あの5歳の子供の方がマシな罵倒の語彙力で感情を一方的に伝えるだけで、相手が理解してくれるとでもお思いで?頭を冷ましてもっと論理的に説得してみてはいかが?」
ぐうの音も出ない正論である。一言どころが十言ほど言われたが、それら全てがルイの心に突き刺さった。
がっくりと項垂れたルイを尻目にエミリーは今度はカミルへとその視線を向ける。
「カミル様。初めまして、わたくしエミリー・ハートベルと申します。初対面で不躾ではございますが、言いたいことが山のようにありますので、ほんの一部だけお伝えさせていただきますわ。」
「お、おお……。」
「ありがとうございます。まず、カミル様はもう少しルイの話を聞くべきだと思いますわ。確かに拙い訴えではありましたものの、ルイが伝えたいことを汲み取れないわけではございませんでした。カミル様だけで世界が回っているわけではありませんから、差し出がましいようですがご自分の置かれている環境を一度客観視してみることをお勧めいたしますわ。」
「お、おお……。」
すごい、割と我を貫き通すタイプのカミルが全く言い返せずに押されてる。
思わずルイは自分が落ち込んでいたことも忘れてそう思ってしまった。どうやら新しくできた友人は心強い存在のようだ。
「……はあ。ルイを追い詰めたわたくしが言える立場ではないことは重々承知しております。ですが、先ほどのやりとりを見る限り、やはり噂などかけらも当てにならないことが理解できましたわ。お二人とも互いのことを大事に思っていらっしゃるようにわたくしは感じました。」
そういえばエミリーはルイとカミルを離れさせようとしていた張本人であった。
ルイはすっかり忘れかけていたが、本人はかなり気にしていたようで、少し自嘲気味に笑うと美しい所作で紅茶を一口飲み、流れるような動作で部屋の出口へと向かった。
「え、エミリー?」
てっきり、最後までいてくれると思っていたルイは部屋を出て行こうとするエミリーを見て、思わず心細いという気持ちが全面に押し出されたすがるような声で彼女の名前を呼んでしまう。
「わたくしは少し用事があるので席を外しますけれど、お二人とも少し頭を冷ましてもう一度お話ししてみてくださいまし。この部屋にはしばらく誰も入らないように言っておきます。いいですか?お話し合いです。先ほどのように互いの意見を押し付け合うばかりの三歳児の喧嘩のような真似はくれぐれもいたしませんよう。」
ルイの声に一度は振り向いてくれた彼女もしっかりと釘を刺していくと今度は一度も振り返ることなく部屋を出ていってしまった。
先ほどよりも幼くなってしまった……と何となく落ち込む語彙が五歳児のルイはそろそろと隣に座ったカミルをみる。
唖然とした表情を扉へと向けていたカミルは、ルイの視線に気づくと少し気まずげな顔をして、ふいと視線を逸らすと誤魔化すようにその燃えるような赤髪をガシガシとかき混ぜる。
「……あー、何というか……とんでもねえ人だな、あいつ。ハートベルって言ったか?」
「うん、エミリーだよ。」
ルイがファーストネームを読んだことに、少しだけカミルが表情を変えたが、気まずさに視線をうろうろと泳がせていたルイが気づくことは無かった。
再びシーンとした沈黙が部屋全体を包む。ウロウロと泳いでいたルイの視線がそろそろ泳ぎ疲れてきたころ、再びこの沈黙を断ち切ったのはカミルだった。
「……なあ、ルイ。」
「ひゃい!?」
思わずひっくり返った間抜けな声で返事をするルイ。
「っく、ふはっ、ははっ、何だよその声。」
「び、びっくりしただけだから!そんなに笑うことないでしょ!」
その声がよほど面白かったのかカミルがくつくつと笑う。そのやりとりを初めて2人が友達となった時もしていたことを思い出して、ルイは胸がいっぱいになる。その勢いに任せて、ずっとカミルに聞いてみたかったことを伝える。
「ねえ、カミル。何であの時、僕と友達になってくれたの?」
「んー、そうだな……こんな遠い異国で故郷の言葉を聞いたから、だな。それにこの国でまさかオレの国について話すことができる奴がいるなんて思っても見なかったから、単純に嬉しかったのかもな。」
「え、それだけ?」
そんなことでカミルはルイに興味を持ってくれたのかと思わず呆ける。だって、今までルイは知っていることが当たり前だった。知らないことは恥だとされ、婚約破棄される前までアーノルドと会話をしている時も楽しくはあったけどどこか気を張っていた。王族の前で無知を晒すことなどできなかったから。だから、カミルがルイがソアレのことを知っていたからという理由で友達になってもいいと思ってくれたことに驚く。
「何でそんなに驚いてるんだ?ソアレのことをあんたほど知っている奴なんてあの学園にいないぞ?それにオレの持つ色にあんまり反応しなかったのもあんただけだったな。この国では大体最初はぎょっとするか、下手したら気味悪がられる。」
「そんなに綺麗なのに?」
「そんなこと言うのも、ルイだけだな。」
そう言ってふっと笑った彼はルイの目にはとても綺麗に見えた。まっすぐとルイの目を見る太陽のようなトパーズの瞳と明るく燃える赤髪、鍛えていることがわかる均整のとれた褐色の体。彼を構成するすべてのものがルイにとっては綺麗だった。
もったいない。みんなこんな綺麗なものがわからないなんて。
そんなことを考えていると、それまでの少し柔らかな表情を真剣なものに変えたのをルイは感じ取る。
「なあ、ルイ。オレだって最初はそのくらいの軽い気持ちだったんだ。でも、オレの目を見て綺麗だと言うあんたに、何かに怯えてるくせにいつでも呑気に笑うあんたにオレは興味を持った。あんたとは話が合うし、そばにいて心地いい。ルイは嫌だと言ったが、オレは多少評判が下がろうともあんたと一緒にいる方がいいと思うくらいにはルイに好意を持っている。」
そう言ったカミルは誰がどう見ても真剣で、真面目で。とてもルイを利用してやろうとか、その場しのぎのお為ごかしを言っているとは思えなかった。
さながら愛の告白のような言葉を言われたルイは頬が赤くなっていくような心地がした。そんな場合ではないと思うのだが、真正面から好意だとか、一緒にいたいだとか言われたことがないルイはそういった心からの好意的な気持ちに全く耐性がなかった。ルイもどちらかというと猫を脱いでからは好意的な気持ちを素直に言うことが多かったのだが、それはそれ、これはこれという奴である。
すっかり顔を赤くして黙り込んだルイを追撃するようにぐいぐいとカミルはルイの顔を覗き込んでくる。
「おい、ちゃんと聞いてるか?さっきから、俯いて……ばっか、り……。」
「き、きいてるから!」
そうして怪訝な顔をしてルイを覗き込んだカミルの言葉は尻すぼみになっていった。
それもそのはず、カミルが見たものは、恥ずかしさを誤魔化すようにきゅっと噛まれたぷっくりとした唇、ふっくらとした頬は真っ赤に染まっており、極め付けにはあまりの恥ずかしさに少し涙が滲んで潤んだ溶けそうな濃ゆいサファイアの瞳。その潤んで色の濃くなった瞳が艶やかな黒髪の隙間からチラリと上目遣いでこちらを見ている。
童顔も相まって、罪悪感を刺激しながらものすごい庇護欲と劣情を誘うものであった。そんなものを真正面から食らってしまったカミルの脳は処理落ちしてしまい、呼吸さえも止まった。
突然黙り込んだカミルに今度はルイが首を傾げる番だったが、しばらく待ってもこれ以上の褒め言葉が彼の口から出てこないことを確信して、ホッとする。
そうして、ようやく落ち着きを取り戻したルイは、真剣に話してくれたカミルへと向き合うべく、慎重に言葉を選んで口を開いた。
「ボクモ、カミル、スキ」
「何でオレよりカタコトなんだよ。」
慎重に選びすぎた結果、大幅に言葉を削ってしまったルイは留学生のはずのカミルから最もな言葉を言われてしまった。
「ルイ。わたくし、人の痴話喧嘩に首を突っ込むような趣味はありませんの。」
どうやってカミルを説得したらいいんだろうと再び考え始めたルイへとエミリーが声をかける。その内容があまりにも脈略の無いものだったから、一瞬ルイの反応は遅れた。
「ちわ……?そう、なんだ……?」
「ええ、そうなんですの。でも、今回のことは流石に我慢なりませんわ。お二人とも、一言言わせていただきますわ。」
そう言って一口紅茶を飲んだ彼女は2人の了承など聞く気もないとばかりに怒号の勢いで話し始めた。
「まず、ルイ。あなた言い合いに向いてないわ。私が言えたことではないけれど、あの5歳の子供の方がマシな罵倒の語彙力で感情を一方的に伝えるだけで、相手が理解してくれるとでもお思いで?頭を冷ましてもっと論理的に説得してみてはいかが?」
ぐうの音も出ない正論である。一言どころが十言ほど言われたが、それら全てがルイの心に突き刺さった。
がっくりと項垂れたルイを尻目にエミリーは今度はカミルへとその視線を向ける。
「カミル様。初めまして、わたくしエミリー・ハートベルと申します。初対面で不躾ではございますが、言いたいことが山のようにありますので、ほんの一部だけお伝えさせていただきますわ。」
「お、おお……。」
「ありがとうございます。まず、カミル様はもう少しルイの話を聞くべきだと思いますわ。確かに拙い訴えではありましたものの、ルイが伝えたいことを汲み取れないわけではございませんでした。カミル様だけで世界が回っているわけではありませんから、差し出がましいようですがご自分の置かれている環境を一度客観視してみることをお勧めいたしますわ。」
「お、おお……。」
すごい、割と我を貫き通すタイプのカミルが全く言い返せずに押されてる。
思わずルイは自分が落ち込んでいたことも忘れてそう思ってしまった。どうやら新しくできた友人は心強い存在のようだ。
「……はあ。ルイを追い詰めたわたくしが言える立場ではないことは重々承知しております。ですが、先ほどのやりとりを見る限り、やはり噂などかけらも当てにならないことが理解できましたわ。お二人とも互いのことを大事に思っていらっしゃるようにわたくしは感じました。」
そういえばエミリーはルイとカミルを離れさせようとしていた張本人であった。
ルイはすっかり忘れかけていたが、本人はかなり気にしていたようで、少し自嘲気味に笑うと美しい所作で紅茶を一口飲み、流れるような動作で部屋の出口へと向かった。
「え、エミリー?」
てっきり、最後までいてくれると思っていたルイは部屋を出て行こうとするエミリーを見て、思わず心細いという気持ちが全面に押し出されたすがるような声で彼女の名前を呼んでしまう。
「わたくしは少し用事があるので席を外しますけれど、お二人とも少し頭を冷ましてもう一度お話ししてみてくださいまし。この部屋にはしばらく誰も入らないように言っておきます。いいですか?お話し合いです。先ほどのように互いの意見を押し付け合うばかりの三歳児の喧嘩のような真似はくれぐれもいたしませんよう。」
ルイの声に一度は振り向いてくれた彼女もしっかりと釘を刺していくと今度は一度も振り返ることなく部屋を出ていってしまった。
先ほどよりも幼くなってしまった……と何となく落ち込む語彙が五歳児のルイはそろそろと隣に座ったカミルをみる。
唖然とした表情を扉へと向けていたカミルは、ルイの視線に気づくと少し気まずげな顔をして、ふいと視線を逸らすと誤魔化すようにその燃えるような赤髪をガシガシとかき混ぜる。
「……あー、何というか……とんでもねえ人だな、あいつ。ハートベルって言ったか?」
「うん、エミリーだよ。」
ルイがファーストネームを読んだことに、少しだけカミルが表情を変えたが、気まずさに視線をうろうろと泳がせていたルイが気づくことは無かった。
再びシーンとした沈黙が部屋全体を包む。ウロウロと泳いでいたルイの視線がそろそろ泳ぎ疲れてきたころ、再びこの沈黙を断ち切ったのはカミルだった。
「……なあ、ルイ。」
「ひゃい!?」
思わずひっくり返った間抜けな声で返事をするルイ。
「っく、ふはっ、ははっ、何だよその声。」
「び、びっくりしただけだから!そんなに笑うことないでしょ!」
その声がよほど面白かったのかカミルがくつくつと笑う。そのやりとりを初めて2人が友達となった時もしていたことを思い出して、ルイは胸がいっぱいになる。その勢いに任せて、ずっとカミルに聞いてみたかったことを伝える。
「ねえ、カミル。何であの時、僕と友達になってくれたの?」
「んー、そうだな……こんな遠い異国で故郷の言葉を聞いたから、だな。それにこの国でまさかオレの国について話すことができる奴がいるなんて思っても見なかったから、単純に嬉しかったのかもな。」
「え、それだけ?」
そんなことでカミルはルイに興味を持ってくれたのかと思わず呆ける。だって、今までルイは知っていることが当たり前だった。知らないことは恥だとされ、婚約破棄される前までアーノルドと会話をしている時も楽しくはあったけどどこか気を張っていた。王族の前で無知を晒すことなどできなかったから。だから、カミルがルイがソアレのことを知っていたからという理由で友達になってもいいと思ってくれたことに驚く。
「何でそんなに驚いてるんだ?ソアレのことをあんたほど知っている奴なんてあの学園にいないぞ?それにオレの持つ色にあんまり反応しなかったのもあんただけだったな。この国では大体最初はぎょっとするか、下手したら気味悪がられる。」
「そんなに綺麗なのに?」
「そんなこと言うのも、ルイだけだな。」
そう言ってふっと笑った彼はルイの目にはとても綺麗に見えた。まっすぐとルイの目を見る太陽のようなトパーズの瞳と明るく燃える赤髪、鍛えていることがわかる均整のとれた褐色の体。彼を構成するすべてのものがルイにとっては綺麗だった。
もったいない。みんなこんな綺麗なものがわからないなんて。
そんなことを考えていると、それまでの少し柔らかな表情を真剣なものに変えたのをルイは感じ取る。
「なあ、ルイ。オレだって最初はそのくらいの軽い気持ちだったんだ。でも、オレの目を見て綺麗だと言うあんたに、何かに怯えてるくせにいつでも呑気に笑うあんたにオレは興味を持った。あんたとは話が合うし、そばにいて心地いい。ルイは嫌だと言ったが、オレは多少評判が下がろうともあんたと一緒にいる方がいいと思うくらいにはルイに好意を持っている。」
そう言ったカミルは誰がどう見ても真剣で、真面目で。とてもルイを利用してやろうとか、その場しのぎのお為ごかしを言っているとは思えなかった。
さながら愛の告白のような言葉を言われたルイは頬が赤くなっていくような心地がした。そんな場合ではないと思うのだが、真正面から好意だとか、一緒にいたいだとか言われたことがないルイはそういった心からの好意的な気持ちに全く耐性がなかった。ルイもどちらかというと猫を脱いでからは好意的な気持ちを素直に言うことが多かったのだが、それはそれ、これはこれという奴である。
すっかり顔を赤くして黙り込んだルイを追撃するようにぐいぐいとカミルはルイの顔を覗き込んでくる。
「おい、ちゃんと聞いてるか?さっきから、俯いて……ばっか、り……。」
「き、きいてるから!」
そうして怪訝な顔をしてルイを覗き込んだカミルの言葉は尻すぼみになっていった。
それもそのはず、カミルが見たものは、恥ずかしさを誤魔化すようにきゅっと噛まれたぷっくりとした唇、ふっくらとした頬は真っ赤に染まっており、極め付けにはあまりの恥ずかしさに少し涙が滲んで潤んだ溶けそうな濃ゆいサファイアの瞳。その潤んで色の濃くなった瞳が艶やかな黒髪の隙間からチラリと上目遣いでこちらを見ている。
童顔も相まって、罪悪感を刺激しながらものすごい庇護欲と劣情を誘うものであった。そんなものを真正面から食らってしまったカミルの脳は処理落ちしてしまい、呼吸さえも止まった。
突然黙り込んだカミルに今度はルイが首を傾げる番だったが、しばらく待ってもこれ以上の褒め言葉が彼の口から出てこないことを確信して、ホッとする。
そうして、ようやく落ち着きを取り戻したルイは、真剣に話してくれたカミルへと向き合うべく、慎重に言葉を選んで口を開いた。
「ボクモ、カミル、スキ」
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