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「えっとね、違うんだ。あ、いや、全然違うわけじゃないんだけどね。えと、か、勘違いしないでよねっ!」
盛大に言葉選びを間違えてしまい、カミルに訝しげな視線を向けられたルイは焦りのあまり、どこかで聞いたことのあるセリフを言ってしまう。猫をかぶっている限りは情緒に溢れた詩人すらも感動するほどの優美な台詞を披露することができるが、猫を脱いだルイは情緒が育ちきっていない人間始めたての赤ちゃんである。焦ったり、混乱していると、思わぬ言葉が口から勝手に飛び出してしまうことはよくある。
「分かった、分かってるから。とりあえず落ち着け、ルイ。」
そんなルイの話しを焦らせずに笑いながらいつも聞いてくれるカミルのことがルイは好きだった。
「あのね、好きなのはほんとだよ。カミルは僕が変なこと言っても馬鹿にしないし、僕が公爵家だからって変にへりくだることもないし。僕、こんなふうに話せたの、カミルが初めてだったの。」
ポツリポツリと辿々しく、けれど確かに何の偽りもないルイ自身の言葉で話していくルイをカミルは静かに見ていた。
「……僕の噂を知ってるなら、分かると思うけど、僕ちょっと前まで、本当に最低な人間だったんだ。どうしても欲しいものがあって、それのために何でもしてた。でもある日、ふと目が覚めてね。僕がどうしても欲しいと思っていたものは僕の手に入るものじゃないって気づいたの。とっくに他の人が手に入れていて、僕が欲しいと思ってたものは最初から無かったんだ。」
処刑されるまでルイはアーノルドと再び婚約をするためにありとあらゆる手段を用いてきた。もう一度彼とあの心地のいい時間を過ごすために。もう一度、彼から自分の名前を呼んでもらうために。
でも、喉から手が出るほど求めたアーノルドの心はとっくにミカエルのものだったのだ。そんな単純なことに愚かなことにルイは首が飛ぶまで気づかなかった。
そう言って自嘲気味に笑みをこぼしたルイは、するりと首元の傷を撫でる。これはルイの罪の証である。人のものを強引に奪おうとしたルイに今度は決して欲張らせないための首輪。
「……幻滅した?でも、これで分かったでしょ?僕と一緒にいたらカミルまで僕みたいに卑怯な人間だって言われる。僕はそれが本当に嫌なの。」
「誰が言ったんだ?」
「え……?」
それまで静かにルイの話しを聞いていたカミルが、小さく、しかし力強い声でルイへと問いかける。
「だから、誰があんたのことを卑怯だって言ったんだ?」
「誰って……」
「誰も言ってないんだろう。」
「……」
誰にも言われたことはない。しかし、ルイには分かるのだ自分を見る周りの目がルイのことを卑怯だと、傲慢だと責め立てていることが。でも、確かに、直接面と向かって言われたことはない。問いかけの体でありながらも、そのことがわかっていたかのようにカミルの言葉は自信に満ちていた。
「そもそも、欲しいものを欲しがって何が悪い?」
「……でも、人のものを取ることは悪いことでしょ。」
「人のもの?関係ないな。オレが欲しいと思ったんだ。どんな強引な手を使っても、散々な結果になろうとも、欲しいものを貪欲なまでに手に入れようとしたことを誇りに思うことはあれど、己を卑下する理由にはならない。」
「……誇り……。」
「ああ、そうだ。元々オレたちの祖先は狩人だった。どんな手を使ってでも、一度狙いを定めた獲物を狩る。それこそが一流の狩人の証だったからな。その教えは今も続いてる。だから、オレはルイのその話しを聞いたところで幻滅なんかしねえよ。むしろ、オレとしてはルイのその執着は賞賛に値するな。」
ポカンとカミルの話を聞くルイ。だってそんなこと誰も言ってくれなかった。誰も彼もがルイのアーノルドへの執着を嘲笑い、卑怯だと噂した。
「……カミルは僕のこと偉いって言ってくれるの……?」
「さっきからそう言ってるだろ。あんたは良くやったよ。」
そうか、僕は欲しがって良かったんだ。僕のもの取らないでって怒っても良かったんだ。
身体中の空気が抜けていくみたいにへなへなと力が抜ける。
「カミルは酷いや。」
「……何でそうなる?」
「だって、そんなこと言われたら、カミルと友達辞めれなくなっちゃう。」
「はっ、オレは元々あんたと友達辞める気ないけどな。」
ああ、やっぱりカミルは酷い。
これが最後のチャンスだったのだ。カミルから離れてルイが1人だけで生きていく最後のチャンス。でも、もう無理だ。多分ルイはカミルと離れて1人で生きていくことなんて出来なくなってしまった。だって救われてしまった。前回の猫をかぶって必死に足掻いていたルイ・コレットごと、カミルは綺麗にルイの心を救い上げてしまった。初めて得た対等な理解者をルイが手放せるわけがない。彼が周りからどんなことを言われようとも、どんな目で見られようとも、ルイはカミルを離してあげられなくなった。
「ねえ、カミル。」
「ん?」
「……僕と、まだ友達でいてくれる?」
諦めたように笑うルイにカミルは口角をニッとあげると、ぐいとルイへ顔を近づける。
「当たり前だろ。なあ、ルイ――」
もっとオレを欲しがれ。
初めて間近で見た彼の瞳はきゅっと引き絞られた瞳孔も相まってまるで獣のような瞳であった。
「ところで、ルイ。一つ気になってることがあるんだが。」
「……なあに?」
案外あっさりと離れていった彼の瞳にホッとしたようなもっと見ていたかったような気持ちを抱えながらも、カミルのいう気になることに全く心当たりがなかったルイはきょとんと首を傾げる。
「さっき、あいつが言ってただろ。ルイを追い詰めたって。」
「あいつって、エミリーのこと?」
「ああ、そんな名前だったな。そいつだよ。あんたは親しげにしてたが、あいつはやけに後ろめたそうな顔してやがった。あんた、あいつとなんかあっただろ。」
「えっ!?い、いや?なんにも?」
語彙が五歳児であれば、誤魔化し方も五歳児であった。いじいじと手を合わせながら、あからさまに視線が泳ぎ始めたルイに、いつもなら笑って少しだけ追撃の手を緩めてくれるカミルだが、今回はどうも違うらしい。
「それに加えて、急にオレとあんたが噂されてるってのを知ってたのも違和感がある。オレが見てた限り、あんたにオレ以外と交友があるようには見えなかったからな。」
名探偵ばりの推理力を発揮したカミルは止まらない。あくまで否定の姿勢であるルイのことなど歯牙にもかけず、カミルの中で答えは決まってしまったようだった。
「ルイ、何された?」
「…………」
「ルイ。」
無言の抵抗を試みたルイだったが、あまりにも圧の強いカミルの呼びかけに渋々エミリーとの出会いから和解の流れを語る。カミルの反応はそれそれは純粋な怒りと呆れだった。
「はあ?あんたそんなことされて許したのか?貴族として云々より先にそいつの人としての礼儀がなってねえだろ。真摯だったら何でもしていいってわけじゃない。そのお人好しも大概にするんだな。」
「お、お人好し……?初めて言われた……!」
「そこに感動するな。」
まさにカンカンと言った表現が正しいほど怒っているカミルを見てルイは少し嬉しくなる。誰かが自分のために怒ってくれるという体験を初めてした。案外悪くないものだなとのほほんとすっかり冷めてしまった紅茶を啜りながらふにゃふにゃと笑う。
「でも、エミリーの言ってることは正しかったよ。権力には義務と責任が伴うの。僕の立場を考えると他国の人間である君と極端に親しくすることは避けるべきだった。ただでさえ王国は、最近権力が大きくなりすぎてるコレット公爵家を危惧してるんだ。さらに力をつけるような真似、控えるべきだったんだよ。」
「ああ?またおんなじ会話する気か?」
ルイが再び貴族としての顔をしてカミルを遠ざけるような発言をするためガラ悪く問いかけるカミル。その問いに軽く首を振るルイ。
「もう観念したってば。そういう話じゃなくて、下級貴族のエミリーから見たら、僕の立場もカミルの立場もかなり危ういように見えただろうね。1人の貴族に入れ込む他国の留学生。うーん、我ながら字面だけだと危ない匂いしかしない。下手したら他国と結託してクーデターでも起こす気かって王家から探られたかも。まあ、彼女は少し私情も入っていたようだけど。」
「……そうだとしても、あんたはもっと怒っていいだろ」
「その通りですわ。」
いきなり聞こえてきた第三者の声に驚きばっと扉を見る2人。そこには、すっと背筋を伸ばしたエミリーの姿があった。2対の瞳に驚いたように見つめられた彼女は苦笑する。
「申し訳ありません。お声はかけたのですけど、お話に夢中だったらしく返事がなかったもので。勝手に入らせていただきました。……無事にお話し合いは終わったようですわね。」
そう言ってホッとしたように表情を緩めた彼女は、少し俯くと覚悟を決めたように顔を上げてまっすぐとルイを見た。
「コレット公爵令息様。申し訳ありませんが、貴方様のお時間を少しいただきたく存じ上げます。」
「え……うん。いくらでも良いけど。……エミリー?」
急にかしこまった話し方をされて何となく嫌な予感がしていたルイはエミリーの発言にその予感が大的中していたことを知る。
「コレット公爵令息様。貴方様の汚名を全て、わたくしにいただけませんこと?」
盛大に言葉選びを間違えてしまい、カミルに訝しげな視線を向けられたルイは焦りのあまり、どこかで聞いたことのあるセリフを言ってしまう。猫をかぶっている限りは情緒に溢れた詩人すらも感動するほどの優美な台詞を披露することができるが、猫を脱いだルイは情緒が育ちきっていない人間始めたての赤ちゃんである。焦ったり、混乱していると、思わぬ言葉が口から勝手に飛び出してしまうことはよくある。
「分かった、分かってるから。とりあえず落ち着け、ルイ。」
そんなルイの話しを焦らせずに笑いながらいつも聞いてくれるカミルのことがルイは好きだった。
「あのね、好きなのはほんとだよ。カミルは僕が変なこと言っても馬鹿にしないし、僕が公爵家だからって変にへりくだることもないし。僕、こんなふうに話せたの、カミルが初めてだったの。」
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「……僕の噂を知ってるなら、分かると思うけど、僕ちょっと前まで、本当に最低な人間だったんだ。どうしても欲しいものがあって、それのために何でもしてた。でもある日、ふと目が覚めてね。僕がどうしても欲しいと思っていたものは僕の手に入るものじゃないって気づいたの。とっくに他の人が手に入れていて、僕が欲しいと思ってたものは最初から無かったんだ。」
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でも、喉から手が出るほど求めたアーノルドの心はとっくにミカエルのものだったのだ。そんな単純なことに愚かなことにルイは首が飛ぶまで気づかなかった。
そう言って自嘲気味に笑みをこぼしたルイは、するりと首元の傷を撫でる。これはルイの罪の証である。人のものを強引に奪おうとしたルイに今度は決して欲張らせないための首輪。
「……幻滅した?でも、これで分かったでしょ?僕と一緒にいたらカミルまで僕みたいに卑怯な人間だって言われる。僕はそれが本当に嫌なの。」
「誰が言ったんだ?」
「え……?」
それまで静かにルイの話しを聞いていたカミルが、小さく、しかし力強い声でルイへと問いかける。
「だから、誰があんたのことを卑怯だって言ったんだ?」
「誰って……」
「誰も言ってないんだろう。」
「……」
誰にも言われたことはない。しかし、ルイには分かるのだ自分を見る周りの目がルイのことを卑怯だと、傲慢だと責め立てていることが。でも、確かに、直接面と向かって言われたことはない。問いかけの体でありながらも、そのことがわかっていたかのようにカミルの言葉は自信に満ちていた。
「そもそも、欲しいものを欲しがって何が悪い?」
「……でも、人のものを取ることは悪いことでしょ。」
「人のもの?関係ないな。オレが欲しいと思ったんだ。どんな強引な手を使っても、散々な結果になろうとも、欲しいものを貪欲なまでに手に入れようとしたことを誇りに思うことはあれど、己を卑下する理由にはならない。」
「……誇り……。」
「ああ、そうだ。元々オレたちの祖先は狩人だった。どんな手を使ってでも、一度狙いを定めた獲物を狩る。それこそが一流の狩人の証だったからな。その教えは今も続いてる。だから、オレはルイのその話しを聞いたところで幻滅なんかしねえよ。むしろ、オレとしてはルイのその執着は賞賛に値するな。」
ポカンとカミルの話を聞くルイ。だってそんなこと誰も言ってくれなかった。誰も彼もがルイのアーノルドへの執着を嘲笑い、卑怯だと噂した。
「……カミルは僕のこと偉いって言ってくれるの……?」
「さっきからそう言ってるだろ。あんたは良くやったよ。」
そうか、僕は欲しがって良かったんだ。僕のもの取らないでって怒っても良かったんだ。
身体中の空気が抜けていくみたいにへなへなと力が抜ける。
「カミルは酷いや。」
「……何でそうなる?」
「だって、そんなこと言われたら、カミルと友達辞めれなくなっちゃう。」
「はっ、オレは元々あんたと友達辞める気ないけどな。」
ああ、やっぱりカミルは酷い。
これが最後のチャンスだったのだ。カミルから離れてルイが1人だけで生きていく最後のチャンス。でも、もう無理だ。多分ルイはカミルと離れて1人で生きていくことなんて出来なくなってしまった。だって救われてしまった。前回の猫をかぶって必死に足掻いていたルイ・コレットごと、カミルは綺麗にルイの心を救い上げてしまった。初めて得た対等な理解者をルイが手放せるわけがない。彼が周りからどんなことを言われようとも、どんな目で見られようとも、ルイはカミルを離してあげられなくなった。
「ねえ、カミル。」
「ん?」
「……僕と、まだ友達でいてくれる?」
諦めたように笑うルイにカミルは口角をニッとあげると、ぐいとルイへ顔を近づける。
「当たり前だろ。なあ、ルイ――」
もっとオレを欲しがれ。
初めて間近で見た彼の瞳はきゅっと引き絞られた瞳孔も相まってまるで獣のような瞳であった。
「ところで、ルイ。一つ気になってることがあるんだが。」
「……なあに?」
案外あっさりと離れていった彼の瞳にホッとしたようなもっと見ていたかったような気持ちを抱えながらも、カミルのいう気になることに全く心当たりがなかったルイはきょとんと首を傾げる。
「さっき、あいつが言ってただろ。ルイを追い詰めたって。」
「あいつって、エミリーのこと?」
「ああ、そんな名前だったな。そいつだよ。あんたは親しげにしてたが、あいつはやけに後ろめたそうな顔してやがった。あんた、あいつとなんかあっただろ。」
「えっ!?い、いや?なんにも?」
語彙が五歳児であれば、誤魔化し方も五歳児であった。いじいじと手を合わせながら、あからさまに視線が泳ぎ始めたルイに、いつもなら笑って少しだけ追撃の手を緩めてくれるカミルだが、今回はどうも違うらしい。
「それに加えて、急にオレとあんたが噂されてるってのを知ってたのも違和感がある。オレが見てた限り、あんたにオレ以外と交友があるようには見えなかったからな。」
名探偵ばりの推理力を発揮したカミルは止まらない。あくまで否定の姿勢であるルイのことなど歯牙にもかけず、カミルの中で答えは決まってしまったようだった。
「ルイ、何された?」
「…………」
「ルイ。」
無言の抵抗を試みたルイだったが、あまりにも圧の強いカミルの呼びかけに渋々エミリーとの出会いから和解の流れを語る。カミルの反応はそれそれは純粋な怒りと呆れだった。
「はあ?あんたそんなことされて許したのか?貴族として云々より先にそいつの人としての礼儀がなってねえだろ。真摯だったら何でもしていいってわけじゃない。そのお人好しも大概にするんだな。」
「お、お人好し……?初めて言われた……!」
「そこに感動するな。」
まさにカンカンと言った表現が正しいほど怒っているカミルを見てルイは少し嬉しくなる。誰かが自分のために怒ってくれるという体験を初めてした。案外悪くないものだなとのほほんとすっかり冷めてしまった紅茶を啜りながらふにゃふにゃと笑う。
「でも、エミリーの言ってることは正しかったよ。権力には義務と責任が伴うの。僕の立場を考えると他国の人間である君と極端に親しくすることは避けるべきだった。ただでさえ王国は、最近権力が大きくなりすぎてるコレット公爵家を危惧してるんだ。さらに力をつけるような真似、控えるべきだったんだよ。」
「ああ?またおんなじ会話する気か?」
ルイが再び貴族としての顔をしてカミルを遠ざけるような発言をするためガラ悪く問いかけるカミル。その問いに軽く首を振るルイ。
「もう観念したってば。そういう話じゃなくて、下級貴族のエミリーから見たら、僕の立場もカミルの立場もかなり危ういように見えただろうね。1人の貴族に入れ込む他国の留学生。うーん、我ながら字面だけだと危ない匂いしかしない。下手したら他国と結託してクーデターでも起こす気かって王家から探られたかも。まあ、彼女は少し私情も入っていたようだけど。」
「……そうだとしても、あんたはもっと怒っていいだろ」
「その通りですわ。」
いきなり聞こえてきた第三者の声に驚きばっと扉を見る2人。そこには、すっと背筋を伸ばしたエミリーの姿があった。2対の瞳に驚いたように見つめられた彼女は苦笑する。
「申し訳ありません。お声はかけたのですけど、お話に夢中だったらしく返事がなかったもので。勝手に入らせていただきました。……無事にお話し合いは終わったようですわね。」
そう言ってホッとしたように表情を緩めた彼女は、少し俯くと覚悟を決めたように顔を上げてまっすぐとルイを見た。
「コレット公爵令息様。申し訳ありませんが、貴方様のお時間を少しいただきたく存じ上げます。」
「え……うん。いくらでも良いけど。……エミリー?」
急にかしこまった話し方をされて何となく嫌な予感がしていたルイはエミリーの発言にその予感が大的中していたことを知る。
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