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第三章 リュータと新たな出会い
第三十五話 剣と刃が交差する時
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「これはいい匂い」
「ありがとうございます。これであのカメムシも近寄ってこないし一石二鳥ですね」
そう、あれから『芳香剤:ペパーミント』は遺憾なく威力を発揮。アレがコウしてコウなった訳です、はい。そしてなんとこの魔法、元々衣類を守るためなのでミントさんの服にもかけれました。
しかもネズミはこの臭いが苦手らしく、向かって来るけど勢いが大分弱まる。結果、凄まじい速度でダンジョン攻略中。レコードホルダーも真っ青です。
「わずか1時間で第9階層。君、この地に永住するつもり、ない?」
「帰りを待つ人がいるので」
「なら、その人と一緒に来るといいわ」
ガルフと? うそでしょ!?
「い、いえ、そう言うのじゃないんで、ほんと」
「遠慮しなくてもいいわ。家も余ってるし、みんなは私が説得するから。なんなら結婚式を上げてもいいわね」
やめて! 俺とガルフをツガイにしようとするの、やめて!!
「いやいや、しかしこの手のダンジョンは初めてですが、魔物的なモンスターの数が少ないんですね。あ、あそこにポイズンバイバー」
毒蛇が壁にへばりついていたのを教えれば、シュピンと一撃、ミントさんの弓でイチコロです。
そう、ミントさん、この洞窟内での得物は弓でした。エルフと言えば弓なんだけど、2mの高身長で洞窟に潜り、しかも大型の弓を扱うとか、もう何か神話の世界を見ているみたいな迫力がある。サジタリウスかな? あ、でもあれは下半身が馬の種族か。
「君はすごい斥候力の持ち主なのね。変わった棍を持っていたから戦士だと思っていたわ」
「自分としては大道芸人辺りが妥当かもしれないって最近思ってるんですが」
なんせ「自称笑いの神」の使徒だしな。棍の先から火を出したり、メンソールの香りを漂わせたり、そんなに外れてないと思う。
おや、『調査』に引っかかる大型な何かが。
「デカブツが来ます。これは、なんだろう。似たようなものは、・・・、サーベルタイガー!?」
「サーベルタイガー、あの魔物的なモンスターの?」
「しかしそれそのものではないようで、あれ?」
見れば手が震えていた。いや、正確には棍が震えている。
これは一体・・・。
俺は慎重に進み、そして、そいつと出会った。
「ブレードタイガー!」
ミントさんの叫びに驚いてビクリとしてなんて、いないよ?
しかし、また虎!?
「このような浅い場所に、どうして!?」
「なんてまともな見た目なんだ!!」
こいつ、パンツ履いてない!
・・・。
二人して感想が違うね。
***
ブレードタイガーは、四つ足のタイガーに口の下から上へかけて真っすぐな歯が上がっているタイガーです。下あごが大きく発達しており、とてもイノキです。とてつもないシャクレアゴです。それが洞窟内をノッシノッシと歩いてきます。
「リュータ、君だけでも生き延びて」
「え?」
ミントさんが何やら決意を秘めた表情でそう小さく告げてくるが、俺は手に持った我虎牙棍の震えが止まらなくて焦っております。
[- 我虎牙棍が『超振動』の使用許可を求めています はい / No -]
「は、はぁ!?」
「難しいのは分かっている。君は優しいし、私を置いてくことに罪悪感も感じるでしょう。しかし、このことを里のみんなに伝えて欲しいの」
あ、うん。俺が驚いたのはそこじゃないんですが、でも確かに今はそんな・・・
いや、やっぱり気になるよ!
ねぇ、我虎牙棍って意思あるの!?
『超振動』って何!?
そして何より
なんで「Yes/No」でも「はい/いいえ」でもなく、「はい/No」なんだ!!
[- 使用許可 我虎牙棍サーベル杖モードにて『超振動』を使用します -]
「えええ!? ちょ、ちょっと待って!!」
見れば目の前には威かくを行なっているブレードタイガーさん。その目は俺をロックオン。ミントさんが放つ矢も魔法も、全てその自慢のブレードで叩き切っております。本気のミントさんの猛攻もすごいが、それを易々と対処してブロッキングしているブレードタイガーもすごすぎる。
そして俺は勝手に変形した我虎牙棍サーベル杖モードに戸惑ってます。しかも刃部分が振動しているらしい。なんというプログレッシブサーベル。誰もが持っている心の壁も同時展開出来たら、たぶん、無敵! そして暴走。いや、すでに現在暴走中だった。
「わ、わああ! もうこなったらヤケだ!」
「な、何をしているの、リュータ!」
俺はスケルトン師匠の動きを思い出す。サーベルなんて、剣なんて使った事ないけど、きっと、今の俺なら出来る!
矢が尽きて補充しようとわずかに攻撃の手が緩んだ瞬間を見抜き迫りくるブレードタイガーに向かって、俺は手に持った我虎牙棍サーベル杖モードを左から右へ一閃。
「うおおお!! 『 三 連 斬 』!!」
ブッブー。
- 使用する武器種が異なります -
***
「は?」
「危ない!」
「うおう!?」
すんででブレードタイガーを避けたところ、壁から突出していた岩にブレードタイガーが顔面からぶつかった。
「うそだろ、岩が切れてる」
ダンジョン内の岩は、これオリハルコンじゃないの? と思うほど硬い。それを易々と切り裂いたのだ。俺など掠っただけで、即終了だろう。
分かっていたが、魔物的なモンスターはやはり凶悪だ。神様がああまで言う通り、この世界は危険すぎる。
「リュータ、私が気を引くから君は早く逃げるのよ」
「そうは言われても、おいお前、何がしたいんだよ!」
棍に怒鳴りつけるが、返事はない。当たり前だ。
いや、今はサーベルか、違う、杖だ。杖だった、こいつ。
「あ、そうか!!」
そうだ、そうだよ。何を勘違いしていたのか。俺が扱える武器は、棒系だけだ!
「来い、ブレードタイガー!!」
そう挑発すると、ブレードタイガーは再び俺に襲い掛かってきた。しかしそこに俺はカウンターを仕掛ける。
「食らえ、『金剛棍』!!」
どうやら今度は無事にスキルが発動したようで、何やらまばゆい光を放つ俺がゆっくりとした動作でブレードタイガーの牙に向かって我虎牙棍サーベル杖を一閃していた。
ズパン、と言う凶悪な音が響き、ブレードタイガーはその牙ごと頭を横に両断されていた。
「ひ、ひぇぇぇ・・・なんて威力だ」
「自分でやっておいて腰が引けたの? 君は、変わっているわね」
ぶっつけ本番だったんで仕方がないんです!
しかしとんでもない威力だったな。
「って、あれ?」
そして俺の意識は途絶えたのだった。
***
「ここは・・」
「気が付いたのね。良かったわ」
いつもと異なり、ここは気を失う前と同じ洞窟のようだ。
床に寝かされていた俺は起き上がる。うむ、さすがに美人の膝枕なシチュエーションはなかったか。
「君はあれから気を失ったの。MP切れかしら?」
「あ!?」
そうか、懐かしい感覚だと思ったらMP切れか。となるとあれから30分ほどか。
「もう少しして目が覚めなかったら背負って戻る所だったわ」
「すいません。助かりました」
「こちらこそ助かったわ。ブレードタイガーには何人もの犠牲者が出るものだから」
超ハイレベルな人たちでさえ犠牲になるとか、オソロシス。
「で、では帰りますか」
「ええ、そうしましょう。ブレードタイガーまで倒したとなればみんなも歓迎してくれるはずよ。君を待つ人を呼んでも、なんの問題もないわ」
いや、だからガルフは違うっつってんだろ!!
それから帰る際に、酷いことが発覚した。『芳香剤』に新たなラインナップが加わったのだ。
「確かにこれは、じっちゃん家ならあったな。洗濯物についていて、よく苦い思いをしたわ」
「なんの話?」
なんでもないですと答え、俺たちは入口へと戻る。今回は間引き優先だったのでお宝の類はないから帰ったら即終了だ。ドロップしたアイテムは全部もらっていいって契約だったんで、ありがたくもらっておく。
「って、あれ? 『収納小箱』に見慣れない物が入っている・・・ぞうい!?」
「どうしたの?」
って、これあれじゃん!
ポロリとソレを『収納小箱』から出して手の平で転がす。
宙のダンジョンコアの魔石
「い、いつの間に」
「あら、それはすごい魔石ね。ここからでも力を感じるわ」
「え、ええ。そりゃもうすんごい魔石なのですが・・・、入れた覚えが全くない」
よく見たら他にも米やら何やらが『収納小箱』入っていた。
って
「そっちに入れたら食べれないでしょう!?」
「食べるの? 魔石」
食べませんっ!! 食べまっせん!!!
最後の最後で気を利かせてくれたと思ったらこの仕打ち。ひどい、ほんとひどい女ですよ、あなた!!
「ありがとうございます。これであのカメムシも近寄ってこないし一石二鳥ですね」
そう、あれから『芳香剤:ペパーミント』は遺憾なく威力を発揮。アレがコウしてコウなった訳です、はい。そしてなんとこの魔法、元々衣類を守るためなのでミントさんの服にもかけれました。
しかもネズミはこの臭いが苦手らしく、向かって来るけど勢いが大分弱まる。結果、凄まじい速度でダンジョン攻略中。レコードホルダーも真っ青です。
「わずか1時間で第9階層。君、この地に永住するつもり、ない?」
「帰りを待つ人がいるので」
「なら、その人と一緒に来るといいわ」
ガルフと? うそでしょ!?
「い、いえ、そう言うのじゃないんで、ほんと」
「遠慮しなくてもいいわ。家も余ってるし、みんなは私が説得するから。なんなら結婚式を上げてもいいわね」
やめて! 俺とガルフをツガイにしようとするの、やめて!!
「いやいや、しかしこの手のダンジョンは初めてですが、魔物的なモンスターの数が少ないんですね。あ、あそこにポイズンバイバー」
毒蛇が壁にへばりついていたのを教えれば、シュピンと一撃、ミントさんの弓でイチコロです。
そう、ミントさん、この洞窟内での得物は弓でした。エルフと言えば弓なんだけど、2mの高身長で洞窟に潜り、しかも大型の弓を扱うとか、もう何か神話の世界を見ているみたいな迫力がある。サジタリウスかな? あ、でもあれは下半身が馬の種族か。
「君はすごい斥候力の持ち主なのね。変わった棍を持っていたから戦士だと思っていたわ」
「自分としては大道芸人辺りが妥当かもしれないって最近思ってるんですが」
なんせ「自称笑いの神」の使徒だしな。棍の先から火を出したり、メンソールの香りを漂わせたり、そんなに外れてないと思う。
おや、『調査』に引っかかる大型な何かが。
「デカブツが来ます。これは、なんだろう。似たようなものは、・・・、サーベルタイガー!?」
「サーベルタイガー、あの魔物的なモンスターの?」
「しかしそれそのものではないようで、あれ?」
見れば手が震えていた。いや、正確には棍が震えている。
これは一体・・・。
俺は慎重に進み、そして、そいつと出会った。
「ブレードタイガー!」
ミントさんの叫びに驚いてビクリとしてなんて、いないよ?
しかし、また虎!?
「このような浅い場所に、どうして!?」
「なんてまともな見た目なんだ!!」
こいつ、パンツ履いてない!
・・・。
二人して感想が違うね。
***
ブレードタイガーは、四つ足のタイガーに口の下から上へかけて真っすぐな歯が上がっているタイガーです。下あごが大きく発達しており、とてもイノキです。とてつもないシャクレアゴです。それが洞窟内をノッシノッシと歩いてきます。
「リュータ、君だけでも生き延びて」
「え?」
ミントさんが何やら決意を秘めた表情でそう小さく告げてくるが、俺は手に持った我虎牙棍の震えが止まらなくて焦っております。
[- 我虎牙棍が『超振動』の使用許可を求めています はい / No -]
「は、はぁ!?」
「難しいのは分かっている。君は優しいし、私を置いてくことに罪悪感も感じるでしょう。しかし、このことを里のみんなに伝えて欲しいの」
あ、うん。俺が驚いたのはそこじゃないんですが、でも確かに今はそんな・・・
いや、やっぱり気になるよ!
ねぇ、我虎牙棍って意思あるの!?
『超振動』って何!?
そして何より
なんで「Yes/No」でも「はい/いいえ」でもなく、「はい/No」なんだ!!
[- 使用許可 我虎牙棍サーベル杖モードにて『超振動』を使用します -]
「えええ!? ちょ、ちょっと待って!!」
見れば目の前には威かくを行なっているブレードタイガーさん。その目は俺をロックオン。ミントさんが放つ矢も魔法も、全てその自慢のブレードで叩き切っております。本気のミントさんの猛攻もすごいが、それを易々と対処してブロッキングしているブレードタイガーもすごすぎる。
そして俺は勝手に変形した我虎牙棍サーベル杖モードに戸惑ってます。しかも刃部分が振動しているらしい。なんというプログレッシブサーベル。誰もが持っている心の壁も同時展開出来たら、たぶん、無敵! そして暴走。いや、すでに現在暴走中だった。
「わ、わああ! もうこなったらヤケだ!」
「な、何をしているの、リュータ!」
俺はスケルトン師匠の動きを思い出す。サーベルなんて、剣なんて使った事ないけど、きっと、今の俺なら出来る!
矢が尽きて補充しようとわずかに攻撃の手が緩んだ瞬間を見抜き迫りくるブレードタイガーに向かって、俺は手に持った我虎牙棍サーベル杖モードを左から右へ一閃。
「うおおお!! 『 三 連 斬 』!!」
ブッブー。
- 使用する武器種が異なります -
***
「は?」
「危ない!」
「うおう!?」
すんででブレードタイガーを避けたところ、壁から突出していた岩にブレードタイガーが顔面からぶつかった。
「うそだろ、岩が切れてる」
ダンジョン内の岩は、これオリハルコンじゃないの? と思うほど硬い。それを易々と切り裂いたのだ。俺など掠っただけで、即終了だろう。
分かっていたが、魔物的なモンスターはやはり凶悪だ。神様がああまで言う通り、この世界は危険すぎる。
「リュータ、私が気を引くから君は早く逃げるのよ」
「そうは言われても、おいお前、何がしたいんだよ!」
棍に怒鳴りつけるが、返事はない。当たり前だ。
いや、今はサーベルか、違う、杖だ。杖だった、こいつ。
「あ、そうか!!」
そうだ、そうだよ。何を勘違いしていたのか。俺が扱える武器は、棒系だけだ!
「来い、ブレードタイガー!!」
そう挑発すると、ブレードタイガーは再び俺に襲い掛かってきた。しかしそこに俺はカウンターを仕掛ける。
「食らえ、『金剛棍』!!」
どうやら今度は無事にスキルが発動したようで、何やらまばゆい光を放つ俺がゆっくりとした動作でブレードタイガーの牙に向かって我虎牙棍サーベル杖を一閃していた。
ズパン、と言う凶悪な音が響き、ブレードタイガーはその牙ごと頭を横に両断されていた。
「ひ、ひぇぇぇ・・・なんて威力だ」
「自分でやっておいて腰が引けたの? 君は、変わっているわね」
ぶっつけ本番だったんで仕方がないんです!
しかしとんでもない威力だったな。
「って、あれ?」
そして俺の意識は途絶えたのだった。
***
「ここは・・」
「気が付いたのね。良かったわ」
いつもと異なり、ここは気を失う前と同じ洞窟のようだ。
床に寝かされていた俺は起き上がる。うむ、さすがに美人の膝枕なシチュエーションはなかったか。
「君はあれから気を失ったの。MP切れかしら?」
「あ!?」
そうか、懐かしい感覚だと思ったらMP切れか。となるとあれから30分ほどか。
「もう少しして目が覚めなかったら背負って戻る所だったわ」
「すいません。助かりました」
「こちらこそ助かったわ。ブレードタイガーには何人もの犠牲者が出るものだから」
超ハイレベルな人たちでさえ犠牲になるとか、オソロシス。
「で、では帰りますか」
「ええ、そうしましょう。ブレードタイガーまで倒したとなればみんなも歓迎してくれるはずよ。君を待つ人を呼んでも、なんの問題もないわ」
いや、だからガルフは違うっつってんだろ!!
それから帰る際に、酷いことが発覚した。『芳香剤』に新たなラインナップが加わったのだ。
「確かにこれは、じっちゃん家ならあったな。洗濯物についていて、よく苦い思いをしたわ」
「なんの話?」
なんでもないですと答え、俺たちは入口へと戻る。今回は間引き優先だったのでお宝の類はないから帰ったら即終了だ。ドロップしたアイテムは全部もらっていいって契約だったんで、ありがたくもらっておく。
「って、あれ? 『収納小箱』に見慣れない物が入っている・・・ぞうい!?」
「どうしたの?」
って、これあれじゃん!
ポロリとソレを『収納小箱』から出して手の平で転がす。
宙のダンジョンコアの魔石
「い、いつの間に」
「あら、それはすごい魔石ね。ここからでも力を感じるわ」
「え、ええ。そりゃもうすんごい魔石なのですが・・・、入れた覚えが全くない」
よく見たら他にも米やら何やらが『収納小箱』入っていた。
って
「そっちに入れたら食べれないでしょう!?」
「食べるの? 魔石」
食べませんっ!! 食べまっせん!!!
最後の最後で気を利かせてくれたと思ったらこの仕打ち。ひどい、ほんとひどい女ですよ、あなた!!
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