最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~

gagaga

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第四章 リュータ、定住する

第三十七話 リュータ、貴族となる

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 無事にアベリア王国北東にあるオビヒロ村へと辿り着いた俺は、毎日せっせと畑を耕し、雑草を抜き、農家を営んでいました。
 滅茶苦茶やる気です。

「まさかを『収納室』に入れてくれていたとはなぁ」

 そう、モミ、つまりお米の元となるカラのついた穀物が『収納室』に入っていたのだ。これでお米が量産できる。

「だがしかし、俺に農業の知識なんてあるはずもなく」

 その為に作り方などをシルちゃんに『電話』で聞いたが、資料はあるけど探すのに時間がかかるとの事で、今は自分に出来る事をと思い、ガルフや村の人たちに教わりながら畑を作っている。
 この世界、やはりと言うか、農作物の収穫が異常に速い。どれくらい早いかと言うと、だいたい半年で出来る芋が60日で収穫できる。およそ一か月半か? ん?

「おい、リュータ。そろそろ昼だぞ」
「ああ、ガルフ。そんじゃまぁ、飯にしようか」

 『収納室』は保温も効くので俺は畑仕事に出ている人たちの弁当持ちでもある。いつでも新鮮でホットな食べ物を提供できる俺の存在は、崇めたくなるほどらしい。だからってハニワみたいな土人形を俺に似せて作るのはやめて欲しい。

「あー、あれな。ガキ共が喜んで作ってるからな。ジョンソンたちも子供が生まれたら覚えさせるって言ってたし」
「邪気は感じないが、いくらなんでもあの量には悪意を感じるぞ。魔除けかよ!」

 オビヒロ村にも当然子供たちはいるし、オーリム王子、ここら一体の領主であるお方が住むホッカの街も歩いて30分の近場だ。そこから子連れの行商の人やら野菜欲しさに産地まで来るご家族もいるほどで、その為にオビヒロ村では子供たちの遊びの一つとして土人形作りが積極的に行われている。
 と言うよりも、なんかオビヒロ村が道の駅みたいになってる。そしてわざわざ来てくれた彼らを出迎えるのは、村の入り口にある無数の俺に似た土人形。それもみんながみんなそれぞれカスタムするものだから、始末が悪い。全裸はともかく、なんで蝶の仮面をかぶった物もあるんですかね。蝶サイコーとか言いませんから、俺。

「そう言えば、ここって国境沿いの街近辺なのに、国境警備とかもないんだよな」
「獣人がわざわざねぐらから出てくるものかよ。あの食いしん坊エルフ共だって、出てくる数は少ないんだからよ」
「そうだなぁ。それに言葉を勉強しなきゃならんしな。ああ、翻訳機でもあればいいのにな」
「なんだそりゃ」

 俺たちがバカ話をしている間に畑仕事に出ていた人たちが車座になり、昼食の準備も整ったようだ。それぞれが思い思いに持ち寄った食べ物を好きに摘まむ。これが俺たちの昼食スタイルだ。お洒落にビュッフェとか呼んじゃう。実際のビジュアルはまるでお花見スタイルだが、気にしない。

「それではいただきます!!」
「おい、ちょっと待てリュータ。何か来たぞ」
「ん?」

 いざご飯を、となった時になんだそりゃ。
 しかし相手はどうやら騎士の様子。馬を引いてこちらに歩み寄ってくる。姿形からは、どう見てもオーリム王子の所の騎士の様子。一体何があったのやら。

 そして農家代表のオッチャンが話を聞けば、なんと俺にお呼び出しが。
 飯は? と聞けば、屋敷で出る、との事。

「良く分からんが、行ってくる」
「おう、気を付けてな」

 オーリム王子は、王子だけど王子じゃない人だ。王位継承権が末端な上に、自分は田舎暮らしが似合っていると隠居を決め込んでいる珍しい人だ。しかし時折直情的となり、実力行使に出ることもある。ただそれも良識の範囲での行動らしいが、今度は何が起こるのやら。

 なお、俺は騎士の人の後ろに乗る形での移動となりました。
 鎧がすごい痛いです。


***

 あっさりと帰ってきました。
 何でも「国民登録をせんか?」とオーリム王子直々に言われたのです。
 ああ、この世界にもそう言う制度があるのね、と二つ返事で了承しました。ハンターギルドにも登録してあるし、身分証明書が増えるのは良い事でしょう。そう軽く考えていました。

 しかしそれが罠だった。

「はぁ!? リュータ、お前、貴族になったのかよ!!」

 そう、国民登録とは、貴族となる事でした。お偉い人が、この平民手放したくないなーって思った時にする制度らしく、俺、なんと準男爵となっておりました。普通の平民は領民と言う形で、各街か各村の自治体でのみの管理となっているそうです。税金も自治体単位。知らんかった。


「あ、あわわわわ。ど、どどどうしようガルフ。俺が準男爵だって」
「おいおい、やべーよ。滅多な事じゃ貴族になんてなれねーんだぞ!」
「お、おう。俺、社交界デビューして淑女の方々に夜会に誘われたらどうするべきかな!? 押すべき? 引くべき?」
「そんな心配は無用だろ・・・」

 なんでさ! 俺だって、俺だって夢見てもいいじゃないか。

 そんなこんなでオビヒロ村からさらに東側、獣人王国の国境までの土地を好きにしていいと言われました。

 あとから、帰りに渡されていた手紙の中で。

「なんで全部あとからなんですかね。絶対に何かあるよ、これ」
「そうだな。だが、お前さんなら大丈夫だろ!」
「リュータ準男爵様は、いらっしゃいますか?」

 今帰ってきた所なのに、早速何か来たよ!?
 そしてまたも騎士っぽい人! しかし前に迎えに来た人よりは若い。そして後ろには馬車が見える。わーお、何という貴族待遇。しかしその馬車、なんでそんなゴテゴテと無粋な飾り付けがなされているんですかね。あれって荒野で暴れる暴走族が使っている車じゃないんですかね、狂気全開! マッドがマックスしちゃってるよ!?


***

「ふん、貴様がリュータ準男爵か」
「へぇ」

 街に着いたらオーリム王子が仕事をしていたお城ではなく、隣にあるオーリム王子の自宅である屋敷に案内されました。
 そして案内された先にいたのは、高圧的なこの態度の人。なんとオーリム王子のご子息様、三男のウィリアム様、御年16歳で同い年らしい。同い年?
 ちなみにウィは短く言う派だそうです。
 分厚いメガネにヨレヨレの服と、機嫌の悪そうな表情に、どうやらあまり歓迎されていないのが見て取れます。

「父上が会えと言うから会ってみれば、平凡な顔つきの冴えない男だな」
「すいません」

 良く分からんが、謝っておこう。しかし俺ってば平凡な顔だったのか。だいぶブサイク寄りだと思っていたんだが、この人、実は優しいのか? あ、単に目が悪いだけなのね。

「まぁいい。俺は戻る」
「え?」

 いきなり会って挨拶して、それでおしまい? いや、余計なことを言うな。俺は早く家に帰りたいのだ。平穏な余生を過ごすと、決めているのだ!

「だが、このまま返しては父上に何と言われるか・・・。おい貴様、俺の邪魔だけはするな。着いて来い」
「え? へい!」

 良く分からんが、着いていこう。逆らったらどうなるか分かったもんじゃない。最悪は最臭兵器だが、密閉された室内で使えばどうなるのか俺でも分からない。いや、ダメだ。俺の心が持たない。やめておこう。

 豪華な飾り窓に、ガラスまではめ込まれている。ガラスなんて高級な上に耐久度も低いからけんえんされる素材なのに、それを廊下の窓すべてに使っている。そしてあちこちにあるツボは、絶対に高いツボだ。割ったメイドさんがお仕置きされちゃうレベルの高さだ。お仕置きはエロいので頼む。


 そして辿り着いたのは、なんとも汚い部屋だった。
 しかしそれ以上の衝撃の光景が目の前には広がっていた。
 無数の金属類に、ビーカーのような物。まるでそこは、理科の実験室のような作りだった。いや、違う。これはそれを超えた・・・

「研究室?」
「ほう、貴様には分かるのか?」

 何やらご機嫌なご様子のウィリアム様。アゴを撫でながら唐突に愚痴り始めた。

「父上や兄上はこう、ゴチャゴチャしているのが気に食わんらしくてな。装置も何なのか分からんと言うのだ。汚れているから早く捨ててしまえとな」
「まぁ、俺も見ただけじゃ分からないですけど、これ、結構すごいものですよね? 安易に捨てられるようなものでもないような・・・」

 オシロスコープっぽいものや、顕微鏡のようなもの、パっと目に付くだけでもなかなかの品揃えである。
 するとウィリアム様、俺の手をがっしりと握っていた。

「分かるのか!! おお、貴様はなんと出来る男だ!」

 そしてご機嫌なウィリアム様と話す事1時間。
 すっかり二人は意気投合しておりました。

「なるほど、それならこうやったらどうなんだ、ウィル?」
「なんとそんな手が。いや、これはすごい発想だぞ! 革命が起こる!!」

 とまぁ、こうなりました。
 何を言ったかって? いや、普通に『生活魔法』の話をしただけですが、何か?


***

- ほうほう。それで翻訳機とはのぉ -

「そうなんですよ。今度そっちに送るから、感想聞かせてね」

 あれからウィルとは何度も話し合いが行われ、彼はとうとうオビヒロ村の近くに住みだすようになった。領主の息子権限で研究室を新たに建てて研究三昧、かと思いきや、普通に畑仕事も手伝っております。村の人たちも領主の息子なのに簡単に受け入れていました。

「あー、もうMP切れる。じゃぁねー」

- ああ、また何かあれば連絡をおくれ。力になるからのぅ -

「ありがとう!」

 『電話』の『生活魔法』はゴリゴリと俺のMPを削っていく。いい加減MPの量も増えて欲しいんだけど、未だに35しかありません。5秒でMP1を消費する『電話』なので、最大でも2分から3分くらいしか使えない。携帯電話をウィルと一緒に考えたけど、消費する魔力量が酷くて、しかも馬車サイズになると言われたから、今は諦めている。

「その代わりの、翻訳機!」

 何故か王冠型の翻訳機は、頭に密着させる事で機能の向上を図り、また効率的にMPを吸い出せると言う代物だ。呪いの装備の研究もしていたウィルだからこその成果だろう。

「消費MPが貴様の『電話』よりも多いのだ。並大抵の者では扱いきれんぞ。一体誰に送ったのだ」
「おお、ウィル! どしたのさ」

 あちらからテクテクと歩いてくるのは、分厚いメガネをかけてヨレヨレの服の上に白衣をまとったいかにも研究者です、と言う態のウィル。

「ああ、風呂が完成したのでな。貴様に教えてやろうと思ったのだ」
「風呂!! まじでー」
「マジだ。見に行くか?」
「行くよ! 超行くよ! 入るよ!」

 と言う訳で、俺が求めてやまなかったお風呂が完成したようです。
 実のところ、水は北側にそこそこ大きな川もあって豊かなんだけど、火を焚く手段が限られていたのでオビヒロ村にはお風呂がなかった。

「湯沸かし器。魔石かMPを消費する事で湯を沸かすか。単純な構造だが、実に奥深い物だったぞ」
「『生活魔法』で直接温めると、どうしても浸かっている最中に徐々に魔力酔いになっちゃうからねぇ。中々どうして魔法も万能じゃないよね」
「そうだな。それゆえに、魔道具が存在するのだ!」

 グググっと拳を握りしめ、ウィルがそう主張するのも分かる。
 『生活魔法』は便利だけど、魔力を注ぎ込む量が調整できない。MP、マジックポイントとは異なるそれは何かと言われれば、言ってしまえば電圧と電流と電力の関係みたいなもの。
 『ステータス』で表示されているのは、いわゆる電圧的な部分。魔圧とか書かれても分からないからそれでいいんだけど、そんな感じ。そしてMPは電流的なもの。その結果が電力ならぬ魔力になるそうだが、自分の電圧的な魔力の強さも、注ぎ込むMPも調整できない。だから過剰な魔力が溢れて色々と危ないそうだ。

 うん、自分で言っていて良く分からん。
 難しい事は全部ウィルに丸投げです。


 ではいざ、お風呂へ!
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