1,218 / 1,290
名古屋・栄のビブリオマニアさんでSF小説を買ったよ
しおりを挟むうさみクリエイトさんのあとは、基幹バス2で栄まで出て、中区役所とか中日ビル(いま絶賛建て替え工事中で迫力ある現場が見える)の裏手あたりにある特殊書店ビブリオマニアさんでお買い物。
平成レトロの世界・山下メロコレクション
という本を取り置きして頂いていたので、それを買いに行く。ために行ったはずが、まあ分かってはいたけれども他にも2冊。
ひとつは、八画文化会館Vol.5の駅前文化遺産。
そしてもうひとつは、密かに欲しかったチャイナ・ミエヴィルという作家の小説。
都市と都市(THE CITY&THE CITY)ってタイトル。
実は気になってたのは別の本(ペルディード・ストリート・ステーションってやつ)(欲しいものリスト)(干し芋乞食、っていう奴キライ)なんだけど、それでチャイナ・ミエヴィルって人の作品を読んでみようと思って買ってみた。
チャイナ・ミエヴィル自体を知ったのは、椎名誠さんの公式サイトで公開されてるインタビューのなかで、椎名さんが名前を出してたのを見たんだよね。
そしたら、ビブリオマニアさん入って左手に進んでくと国内外のミステリーとかSFとか並んでる棚があって。そこに一冊だけ、この「都市と都市」があった。
いつも私は店に入ってバカの壁の壁をチラ見してから真っ先にその棚に向かう。確か以前もソラリスを見つけたし、今回もチャイナ・ミエヴィルのほかにキングのシャイニングとか、横溝正史の犬神家の一族にするか、とか散々迷ってミエヴィルにしたくらいで。あの棚は宝の山、いや宝の壁だ。
レジで店主さんと色々お話。主に岩田宇伯さんの中国TV番組ガイドという本の感想について。この本、凄まじい情報量と面白さ、そして貴重な資料性を孕んだ素晴らしい一冊です。
これも以前ビブリオマニアさんで購入したものだったし、面白かったとちゃんとお伝えしたかった。
ビブリオマニアさんは中区栄4-16ミワビル2Fにあります。1階が路面店の八百屋さん、近くにはデイリーヤマザキとラーメン屋さんとホストクラブが割とある。
地下鉄だと栄とか栄町、バスも栄。
ちょっと変わった本が好きなら、名古屋近郊にお住いの方、いや名鉄に乗れるとこ住んでる人は一度お気軽に尋ねてみるといいと思います。遠くから名古屋までお越しになる価値も大いにあります。あの何でもありそうでなんにもない名古屋のド真ん中の、小さな逃げ場であり宝島のような四角い空間がとても心地よい。
歩ける人は名古屋駅から久屋大通を目指して、広小路通を延々と行って中区役所んとこの路地を右に入れば着きます。
まーっすぐ歩くだけなので、よく私が散歩代わりに歩く道でもあります。
いつだったか名古屋の河村たかし市長が
「名古屋の道は真っすぐ過ぎて、曲がりくねった路地が無くて落ち着かない。先の見通しが立ち過ぎてしまうのもつらいものだ。先の見えない曲がりくねった路地を歩きたい時もある」
と言ってて。良い事いうなあ、と思ってたけどホントに名古屋の中心部はその通りどこまでも真っすぐ。
たまに歩くぐらいがきっとちょうどいい道なのかもしれない。
でもベルトアクションのゲーム(ファイナルファイトとか)みたいに、次々と歩くそばから風景が移り変わったり新しいビルが建ってたり、急に神社があったり(朝日神社。お参りして来た)するので、それも面白いと思う。
本の感想については、今ちょっと読んでいるほかの本(この2つぐらい後で書くけど)などもあってもうちょっと先に……。本屋さんに行くと思いがけない発見や出会いがあって、馴染みのお店に通う楽しみもあって、いい買い物も出来ました、という #日記 でした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる