蒼い炎

海棠 楓

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幼なじみ

第17話

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 三日間はあっという間に過ぎ、真司の家族が帰ってきた。真司の母が引きとめたが、晃司はすぐに自宅へ戻った。
 自宅へ戻ると、晃司の義姉・梨絵が、鬼瓦のような顔で出迎えた。
「あんた、この私を放って、いったいどこ行ってたの?!」
 晃司はいつものヒステリーにうんざりし、無視して通り過ぎたかったが、一応返事をした。
「情ねぇ……俺以外に相手いないんですか」
「誰に向かって口きいてるのよ?! 私に逆らったらあんたも、あんたの母親もこの家にいられなくなるのよ! ……それに、あんたは私が満足できるように調教したんだから、あんたに勝てる男はいないの! ……わかるでしょ?」
 終始厳しい口調だったが、晃司に擦り寄りつつ最後だけは甘えた声で言った。晃司はこの義理の姉に小学6年生のときに犯されて以来、梨絵のダッチハズバンドを務めさせられていた。拒否するとさっきのような脅し文句が返ってくる。本当にやりかねない女だからこそ、晃司には拒むことができなかった。晃司自身、こんな家には何の未練もないが、母には迷惑をかけたくなかった。
 いつも通り、さっさとやってさっさと終わろうと、晃司は任務を果たすべく行動を開始した。梨絵の身体は知り尽くしているから、真剣にやれば務めはあっという間に終わる。
「入れて……」
 案の定、適当な愛撫の後すぐに梨絵は鼻にかかった声で欲した。
「――?」
 緊急事態発生。任務遂行は困難な模様になってきた。
 ――どうやっても、立たない。
「何よバカ、サイテー! この家から追い出してやるから!」
 梨絵の罵声を遠くに聞きながら、晃司は失意のどん底にいた。
(こ、この三日間、やりっぱなしだったから、ちょっと疲れてるだけだ)
 そう自分に納得させようとするが、ショックは大きい。一晩寝ようと、エロ本を眺めようと、精力剤を飲んでみようと、何の変化も見られず、数日が過ぎた。

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