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第5話 ピザ・モッツァレラ
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とりあえず大勝利ということで、本日は宴が行われることになった。まだ、昼過ぎだが、興奮冷めやらぬということで、町中の酒場はすぐさま営業。壮絶なまでの大宴会が、町のあちこちで行われることになる。
俺も、サウナ終わりということで、一杯やりたいところだった。
そんなわけで、俺は洋食バル『あんてぃ』へとやってきた。ここは『ピザ』と呼ばれるパン生地を使った料理や『パスタ』と呼ばれる麺料理を食べることができる。
座敷席もあるので、サウナ終わりにも最適。サウナ後の座敷席って、なんか惹かれるものがあるんだよな。
メリアもフランシェも、都合が悪く。今日は俺ひとりでのサ飯となる。手伝うべきだとは思ったのだけど、今回の戦に多大なる貢献をしたということで、ゆっくりと食事を楽しんでいいそうだ。
ああ、ちなみにラングリードの民は『見えない部分での貢献』も、ちゃんと評価をするという文化を持っている。今回、俺は戦わなかったけど、防衛策を考えたということで貢献している。
また、敵が撤退したのも、俺の存在と能力を知っていたからだろうと判断。要するに、俺の存在自体が防衛に繋がっているし、町の人たちも理解してくれるのだ。
存在してくれるだけでもありがたい人に、ちゃんとした対価を払うことで、この町に居着いてくれるとわかっている。
「さて、今日のサ飯は、と――」
先程注文した料理が、俺の前に並べられる。
「御注文の『マリゲリータ』と『こおら』になります」
登場したのはピザ・マルゲリータ。ピザの中でもシンプル・オブ・シンプルな一品。
平たく丸いパン生地にトマトとチーズを敷いて、オーブンで焼いた至高のジャンクフード。低価格ながら、その満足感はフルコース料理に勝るとも劣らない。
――ピザの賞味期限は恐ろしく短い。
ピザの唯一の難題として『熱いうちに食べる』ことが義務づけられる。冷めたピザはネズミも食わない、ということわざがラングリードにはあるほどだ。
じゅるりと心の涎がこぼれ落ちる。
石窯から出したばかりをアピールするかのように、チーズがぐつぐつと滾っていた。俺は、ピザカッターを使って六枚に切り分ける。刃が沈んだ瞬間、クリスピー生地のサクリという感触が掌を伝って、脳へと届けられる。
――完璧な焼き具合!
チラとキッチンの奥を一瞥すると、若き男性シェフが横目でこっちを見ながら、ククッっと笑みを浮かべていた。
まるで『俺は完璧な仕事をした。文句は言わせねえぜ』とでも言っているようだった。
――ああ、わかっている。
至高のピザを食べるに相応しい客なのか、俺を値踏みしているのだろう。
ピザを一口。先兵として襲いかかってきたのは、トマトだ。しっかりと熱しているせいで酸味が飛んでいる。反比例するように奥底の甘みが押し寄せてくる。甘い。かなり甘い――いや、なんだこれは甘すぎるッ!
「ッ!」
これは『あまいらトマト』かッ!?
伝説的糖度を誇るトマト。太古の昔、お茶の国と呼ばれる地域で品種改良されたといわれており、他のトマトの追随を許さないほどの糖度を誇る。ラングリードの学者が文献を掘り起こし、現代に再現した超高級品。それをまさか、贅沢にもピザに使ってくるとは思わなかった。
トマトの猛攻が収まらぬうちに、今度はチーズの追撃が襲いかかる。
――ズシンとめりこむかのようなインパクトが舌を貫いた。
瞬間、俺の意識が飛んだ。
気がつけば牧場にいた。
『ここは……?』
ああ、わかっている。これは幻だ。ととのった状態で、美味すぎる料理を食すると『トブ』ことがある。この世界は、マルゲリータが俺に見せているのだ。
牧場の扉を開いて、飼育小屋へ。ああ、なるほどな。ここにチーズを産みだした奴がいるわけか。そいつのところに、俺を誘おうとしているらしい。
扉を開けると、いくつもの房が並んでいた。「モォー」という鳴き声が聞こえた。
奴らがチーズの生みの親か。いいだろう。そのツラを拝んでやろう。そして、感謝させてくれ。最高の食材を紡いでくれたアンタにありがとうを言いたい。
だが、房を覗いたその時だった。
『なっ――こ、こいつはッ!?』
『モォー』
牛ではない。水牛だ。
ホルスタインでもジャージー牛でもない。水牛。すなわちバッファローである。
『モモモモモッ!』
文献で読んだことがある。チーズをつくるのに、水牛のミルクを使うことで濃厚さが増す。クセも良いアクセントになる。俺が口に入れた超絶インパクトのあるチーズは、こいつのモノだったのだ。
バギャンバギャンと木製の房を突き破って、水牛たちが飛び出してくる。そいつらは一斉に俺へと突っ込んできた。水牛たちのパワーに抗うことが出来ず、跳ね飛ばされ、もみくちゃにされ、踏みつけられる。
――かはッ!
そこで、俺の意識が現世へと戻ってきた。
俺は、食べかけのピザへと視線を落とす。
なんという贅沢な一口だ。このチーズは、もはや圧縮された水牛だ。爆弾のようなエネルギーを内包している。
ツ……と、汗が頬を伝った。
それをシェフに見られていたようだ。彼は満足したかのように目を伏せ、笑みを湛えたまま仕事を続ける。さすがの俺も、ひれ伏すしかあるまい。このピザ一枚で580ゴールドは安すぎる。
俺は心を静めるため『こおら』に手を伸ばす。黒い色のドリンクである。見た目以上に甘く、ピザの塩気にマッチする。また、炭酸が入っているので爽快感も抜群。ピザとこおらは、おしどり夫婦も真っ青のベストパートナーである。
しかし、こおらを一口飲んだ瞬間、俺は違和感を覚えた。
――これは、ただのこおらではないッ?
甘さのあと、ほのかにあと引く苦み。
「これは、クラフトこおらかッ!?」
思わず、声を大にして叫んでしまった。だが、誰もがそれに驚くことはなかった。シェフもウェイトレスも客も、誰もがしたたかな笑みを浮かべていた。『へえ、知らなかったんだ。ククク』とでも言いたげなようであった。
こおらというドリンクは、ラングリードでは一般的なのだが、これがいったいなんの液体なのかというのはあまり知られていない。多くのカフェやレストランは、工場と契約しており、毎日届けられるシステムとなっている。制作工程が複雑ゆえに、工場での大量生産がベターなのだ。
――だが時折、店でこおらをつくる猛者が現れる。
こおらの原料は、カルダモンやシナモン、グローブなどの香辛料に加えて、柑橘系の果実、生薬などが使われる。
店によって、独自のレシピがあるらしく、基本的には門外不出。あんてぃのコーラは甘さ強めの強炭酸。ととのった俺でも、使われているすべてのスパイスを把握できない。
くっ、これはレモン? いや、ライムを使っているのか? バニラビーンズが少ないだと? なるほど、苦みをダイレクトに伝えたいのか?
わからん――。いや、わからなくていいのだ。
こおらとはそういうものだ。素材の探求に意味はなく、ただ『美味い』『甘い』『爽快』を堪能すればいいのだから。
「くっっっはぁぁぁぁぁぁッ!」
大歓喜の声を上げる俺。口の中がさっぱりすると、再びピザへと手が伸びる。ああ、まだ冷めてくれるなよ。俺は、シェフと水牛に不義理な真似はしたくない――。
俺も、サウナ終わりということで、一杯やりたいところだった。
そんなわけで、俺は洋食バル『あんてぃ』へとやってきた。ここは『ピザ』と呼ばれるパン生地を使った料理や『パスタ』と呼ばれる麺料理を食べることができる。
座敷席もあるので、サウナ終わりにも最適。サウナ後の座敷席って、なんか惹かれるものがあるんだよな。
メリアもフランシェも、都合が悪く。今日は俺ひとりでのサ飯となる。手伝うべきだとは思ったのだけど、今回の戦に多大なる貢献をしたということで、ゆっくりと食事を楽しんでいいそうだ。
ああ、ちなみにラングリードの民は『見えない部分での貢献』も、ちゃんと評価をするという文化を持っている。今回、俺は戦わなかったけど、防衛策を考えたということで貢献している。
また、敵が撤退したのも、俺の存在と能力を知っていたからだろうと判断。要するに、俺の存在自体が防衛に繋がっているし、町の人たちも理解してくれるのだ。
存在してくれるだけでもありがたい人に、ちゃんとした対価を払うことで、この町に居着いてくれるとわかっている。
「さて、今日のサ飯は、と――」
先程注文した料理が、俺の前に並べられる。
「御注文の『マリゲリータ』と『こおら』になります」
登場したのはピザ・マルゲリータ。ピザの中でもシンプル・オブ・シンプルな一品。
平たく丸いパン生地にトマトとチーズを敷いて、オーブンで焼いた至高のジャンクフード。低価格ながら、その満足感はフルコース料理に勝るとも劣らない。
――ピザの賞味期限は恐ろしく短い。
ピザの唯一の難題として『熱いうちに食べる』ことが義務づけられる。冷めたピザはネズミも食わない、ということわざがラングリードにはあるほどだ。
じゅるりと心の涎がこぼれ落ちる。
石窯から出したばかりをアピールするかのように、チーズがぐつぐつと滾っていた。俺は、ピザカッターを使って六枚に切り分ける。刃が沈んだ瞬間、クリスピー生地のサクリという感触が掌を伝って、脳へと届けられる。
――完璧な焼き具合!
チラとキッチンの奥を一瞥すると、若き男性シェフが横目でこっちを見ながら、ククッっと笑みを浮かべていた。
まるで『俺は完璧な仕事をした。文句は言わせねえぜ』とでも言っているようだった。
――ああ、わかっている。
至高のピザを食べるに相応しい客なのか、俺を値踏みしているのだろう。
ピザを一口。先兵として襲いかかってきたのは、トマトだ。しっかりと熱しているせいで酸味が飛んでいる。反比例するように奥底の甘みが押し寄せてくる。甘い。かなり甘い――いや、なんだこれは甘すぎるッ!
「ッ!」
これは『あまいらトマト』かッ!?
伝説的糖度を誇るトマト。太古の昔、お茶の国と呼ばれる地域で品種改良されたといわれており、他のトマトの追随を許さないほどの糖度を誇る。ラングリードの学者が文献を掘り起こし、現代に再現した超高級品。それをまさか、贅沢にもピザに使ってくるとは思わなかった。
トマトの猛攻が収まらぬうちに、今度はチーズの追撃が襲いかかる。
――ズシンとめりこむかのようなインパクトが舌を貫いた。
瞬間、俺の意識が飛んだ。
気がつけば牧場にいた。
『ここは……?』
ああ、わかっている。これは幻だ。ととのった状態で、美味すぎる料理を食すると『トブ』ことがある。この世界は、マルゲリータが俺に見せているのだ。
牧場の扉を開いて、飼育小屋へ。ああ、なるほどな。ここにチーズを産みだした奴がいるわけか。そいつのところに、俺を誘おうとしているらしい。
扉を開けると、いくつもの房が並んでいた。「モォー」という鳴き声が聞こえた。
奴らがチーズの生みの親か。いいだろう。そのツラを拝んでやろう。そして、感謝させてくれ。最高の食材を紡いでくれたアンタにありがとうを言いたい。
だが、房を覗いたその時だった。
『なっ――こ、こいつはッ!?』
『モォー』
牛ではない。水牛だ。
ホルスタインでもジャージー牛でもない。水牛。すなわちバッファローである。
『モモモモモッ!』
文献で読んだことがある。チーズをつくるのに、水牛のミルクを使うことで濃厚さが増す。クセも良いアクセントになる。俺が口に入れた超絶インパクトのあるチーズは、こいつのモノだったのだ。
バギャンバギャンと木製の房を突き破って、水牛たちが飛び出してくる。そいつらは一斉に俺へと突っ込んできた。水牛たちのパワーに抗うことが出来ず、跳ね飛ばされ、もみくちゃにされ、踏みつけられる。
――かはッ!
そこで、俺の意識が現世へと戻ってきた。
俺は、食べかけのピザへと視線を落とす。
なんという贅沢な一口だ。このチーズは、もはや圧縮された水牛だ。爆弾のようなエネルギーを内包している。
ツ……と、汗が頬を伝った。
それをシェフに見られていたようだ。彼は満足したかのように目を伏せ、笑みを湛えたまま仕事を続ける。さすがの俺も、ひれ伏すしかあるまい。このピザ一枚で580ゴールドは安すぎる。
俺は心を静めるため『こおら』に手を伸ばす。黒い色のドリンクである。見た目以上に甘く、ピザの塩気にマッチする。また、炭酸が入っているので爽快感も抜群。ピザとこおらは、おしどり夫婦も真っ青のベストパートナーである。
しかし、こおらを一口飲んだ瞬間、俺は違和感を覚えた。
――これは、ただのこおらではないッ?
甘さのあと、ほのかにあと引く苦み。
「これは、クラフトこおらかッ!?」
思わず、声を大にして叫んでしまった。だが、誰もがそれに驚くことはなかった。シェフもウェイトレスも客も、誰もがしたたかな笑みを浮かべていた。『へえ、知らなかったんだ。ククク』とでも言いたげなようであった。
こおらというドリンクは、ラングリードでは一般的なのだが、これがいったいなんの液体なのかというのはあまり知られていない。多くのカフェやレストランは、工場と契約しており、毎日届けられるシステムとなっている。制作工程が複雑ゆえに、工場での大量生産がベターなのだ。
――だが時折、店でこおらをつくる猛者が現れる。
こおらの原料は、カルダモンやシナモン、グローブなどの香辛料に加えて、柑橘系の果実、生薬などが使われる。
店によって、独自のレシピがあるらしく、基本的には門外不出。あんてぃのコーラは甘さ強めの強炭酸。ととのった俺でも、使われているすべてのスパイスを把握できない。
くっ、これはレモン? いや、ライムを使っているのか? バニラビーンズが少ないだと? なるほど、苦みをダイレクトに伝えたいのか?
わからん――。いや、わからなくていいのだ。
こおらとはそういうものだ。素材の探求に意味はなく、ただ『美味い』『甘い』『爽快』を堪能すればいいのだから。
「くっっっはぁぁぁぁぁぁッ!」
大歓喜の声を上げる俺。口の中がさっぱりすると、再びピザへと手が伸びる。ああ、まだ冷めてくれるなよ。俺は、シェフと水牛に不義理な真似はしたくない――。
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
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