15 / 66
第15話 サウナハザード
しおりを挟む
「はあ……はあ……」
あれから一週間が経過。
俺の身体は限界に達していた。
不眠不休のサウナ生活。2時間おきにサウナという激務。もはや、身体が熱いのかどうかもわからない。
俺は、もう何度目になるかもわからないサウナから、這いつくばるようにして出る。
「かゆ……ウナ……」
扉の向こうにはフランシェとアスティナがいた。もうしわけなさそうに俺を見下ろす彼女たちに、俺は呻くように問いかけた。
「プ……プリメーラ軍は……?」
「……撤退しました」
「な、なぜ、追撃しない……?」
「今回の襲撃は空からでした。なのでマジックスチームシステムを使ったのですが、蒸気が晴れる頃には、すでに敵は撤退していて……」
「ごめん、ベイル。騎士団の人たちも一生懸命なの。けど、士気も落ちてきていて――」
追撃推奨派だったハズのアスティナも、ついに騎士団を擁護し始めた。わからなくもない。俺と同じで、騎士団の連中も疲労困憊なのだ。追撃をする気力も徐々に失われてきている。
「はあ……はあ……冗談じゃない!」
俺は、ぐわりと立ち上がって2人に詰め寄った。
「いい加減に戦わせろ! もう、何回サウナに入っていると思ってる! しかも、すべてがととのうまえに終わっちまってるんだぞ! イケそうでイケない時ぐらい、気持ちが悪いんだぞ!」
「い、イけ……? ……もうしわけありません」
いや、わかってるんだけどね! 俺も、戦場の様子をモニターで見ていたから。うん、プリメーラは只者ではない。ほんと、撤退のタイミングが絶妙。こちらから仕掛けるかどうか決定する寸前で撤退を開始する。
「このままじゃ、俺たちは敗北する……なにか策を……ウッ!」
突然の立ちくらみ。
俺は、勢いよく膝を突いてしまう。
「ちょ、あんた大丈夫なの?」
アスティナが心配そうに声をかける。
「あ、ああ。少し目眩がしただけだ。俺は……まだサウナに入ることができる」
「――無理もないです」
そこへ、メリアが静かに現れた。彼女は、そっとグラスに注がれたドリンクを差し出してくれる。意識が混濁する中、俺はそのグラスの中身を一気に飲み干した。
多めの砂糖とわずかな塩。ほんのちょっぴりの酸味を加えた、メリア特性のオリジナルポーション。通称オリポだ。
スポーツをする時に適した飲料と、元気がハツラツしそうな栄養ドリンクを混ぜたような、特殊な味を演出している。身体に必要な水分や塩分、糖質をナチュラルに補充してくれる。
「んぐッ――」
俺は口を拭った。回復をしている感じはある。だが、焼け石に水だ。身体の根っこから崩壊しつつある俺の肉体は、崩壊を迎えつつある。
「間違ったサウナの入り方は、身体に異常をきたすのです。ベイルくんの肉体には、すでに限界。相当の負荷がかかっているのです」
サウナに入ると、心拍数は120程度に上がる。この数字は軽いジョギングと同程度なのである。つまり、俺は2時間置きにジョギングをしているようなもの。それを一週間不眠不休で行っているのだ。
――サウナは、必ずルールを守ること。
勇者ヘルキスの教えにもそう書いてある。現状、俺はその教えに反している。体調の悪い人は、サウナに入るべきではない。
「……そんな状態でサウナに……」
罪悪感を覚えたような表情で、アスティナがつぶやいた。
「俺がサウナに入らなかったら、町が滅ぶだろ。これでも親父から、勇者の力を引き継いでるんだ。絶対に、守ってみせる……」
ぐぐっと立ち上がる俺。
「……あんたは休んでなさい。しばらくは、あたしがあんたのぶんまで戦うわ」
「これは戦争だ。根性論でどうにかなる問題じゃない」
「けど、このままじゃ、プリメーラと戦う前に死んじゃうわよ!」
「アスティナ。おまえは、俺を勇者とは認めないとか言っていたが……これでも、ちったぁ自覚してるんだ」
「十分よ! あんたの民を守る力はわかった! だから…………だからッ、もう休みなさい!」
「休むのは、戦いが終わってからで十分――あ、れ……?」
世界が歪んだ。次の瞬間、足に力が入らなくなって、俺は派手にタイルの上へと突っ伏してしまう。
「ベイルくん!」
「ベイル!」
「ベイルッ!」
メリアもフランシェもアスティナも、心配そうに声をかけてくれた。
「これは……さすがに休息が必要ですね」
思案顔でつぶやくフランシェ。アスティナが怒声を飛ばす。
「無理しすぎなのです!」
「当然でしょ! 軍はベイルに頼りすぎ! ほかに戦術はないの!?」
バツが悪そうにうつむくフランシェ。
うん。昔から、ラングリードの軍は、俺一辺倒の戦術によって勝利を重ねてきた。というのも、やはり特化戦力をぶちこむのが一番被害が少なくて済むのだ。
1時間ぐらい凌げば勝ち確定なので、その時間だけ全力を尽くすことができる。正攻法よりも、全然被害が少なくて済む。ある意味、完全に俺に甘えてきたカタチだ。
「たしかに、これでは肝心のベイルが死んでしまいます。しばらくは休息に専念してもらうことにします」
「ダメだ……俺は……まだサウナに入ることができる」
腕でタイルを押すかのように、身体を起き上がらせようとする俺。
「ベイルくんッ!」と、肩を貸そうとするメリア。
「メリア……水風呂だ……水風呂に連れて行ってくれ。俺はサウナを継続する……」
「な、なぜですかッ! ベイルくんは十分戦いました! もう休んでください!」
「わかってる。けど、最後に一度だけととのわせてくれ」
もう、寸止めのようなサウナを繰り返しすぎた。この一週間ととのっていないのだ。ゆえに、このイケそうでイケない状況に終止符を打つ。
「頼む」
「……わかりました。特製の安眠ポーションを調合して待っています。サウナが終わったら、今度こそしっかりと休んでくださいね」
俺は、メリアの肩を借りて、水風呂へダイブさせられる。そして、フランシェやアスティナにも力を借りた。どざえもん状態の俺を自ら引き上げ、屋外のサマーベッドに寝転ばされる。かいがいしく水滴を拭いてくれる。
そんなルーティンを三回繰り返す。
「はあ……はあ……」
これで儀式は済んだ。あとは、ととのうのを待つだけだ。気温もちょうど良い。むしろ、このまま眠ってしまっても良さそうだ。
サンサンと降り注ぐ日光が、俺の身体を優しく愛撫する。内側から熱が溢れてくる。
――くるッ!
温と冷。緊張と緩和。天国と地獄。表裏一体の肉体環境が起こす人体の奇跡。すべてのサウナーが求めた、快楽の境地が俺の身体に降りてくる。
――くるッ!
――きたッ!
――ととのッ?
――とと?
――とと…………のってる?
――あれ? 気持ちよくなくね?
「ゴハッ!」
俺は、吐血しながら身体を勢いよく起こした。
「ど、どうしたのですか、ベイルくんッ!」
息を切らせながら、俺は困惑気味に述べる。
「はあ、はあ……。と……ととのわない……?」
時が止まったかのような空気が流れた。
けど、つぶやきの意味を理解すると、かしまし娘たちの絶叫が、大浴場に響き渡るのだった。
「「「えええええッ!」」」
あれから一週間が経過。
俺の身体は限界に達していた。
不眠不休のサウナ生活。2時間おきにサウナという激務。もはや、身体が熱いのかどうかもわからない。
俺は、もう何度目になるかもわからないサウナから、這いつくばるようにして出る。
「かゆ……ウナ……」
扉の向こうにはフランシェとアスティナがいた。もうしわけなさそうに俺を見下ろす彼女たちに、俺は呻くように問いかけた。
「プ……プリメーラ軍は……?」
「……撤退しました」
「な、なぜ、追撃しない……?」
「今回の襲撃は空からでした。なのでマジックスチームシステムを使ったのですが、蒸気が晴れる頃には、すでに敵は撤退していて……」
「ごめん、ベイル。騎士団の人たちも一生懸命なの。けど、士気も落ちてきていて――」
追撃推奨派だったハズのアスティナも、ついに騎士団を擁護し始めた。わからなくもない。俺と同じで、騎士団の連中も疲労困憊なのだ。追撃をする気力も徐々に失われてきている。
「はあ……はあ……冗談じゃない!」
俺は、ぐわりと立ち上がって2人に詰め寄った。
「いい加減に戦わせろ! もう、何回サウナに入っていると思ってる! しかも、すべてがととのうまえに終わっちまってるんだぞ! イケそうでイケない時ぐらい、気持ちが悪いんだぞ!」
「い、イけ……? ……もうしわけありません」
いや、わかってるんだけどね! 俺も、戦場の様子をモニターで見ていたから。うん、プリメーラは只者ではない。ほんと、撤退のタイミングが絶妙。こちらから仕掛けるかどうか決定する寸前で撤退を開始する。
「このままじゃ、俺たちは敗北する……なにか策を……ウッ!」
突然の立ちくらみ。
俺は、勢いよく膝を突いてしまう。
「ちょ、あんた大丈夫なの?」
アスティナが心配そうに声をかける。
「あ、ああ。少し目眩がしただけだ。俺は……まだサウナに入ることができる」
「――無理もないです」
そこへ、メリアが静かに現れた。彼女は、そっとグラスに注がれたドリンクを差し出してくれる。意識が混濁する中、俺はそのグラスの中身を一気に飲み干した。
多めの砂糖とわずかな塩。ほんのちょっぴりの酸味を加えた、メリア特性のオリジナルポーション。通称オリポだ。
スポーツをする時に適した飲料と、元気がハツラツしそうな栄養ドリンクを混ぜたような、特殊な味を演出している。身体に必要な水分や塩分、糖質をナチュラルに補充してくれる。
「んぐッ――」
俺は口を拭った。回復をしている感じはある。だが、焼け石に水だ。身体の根っこから崩壊しつつある俺の肉体は、崩壊を迎えつつある。
「間違ったサウナの入り方は、身体に異常をきたすのです。ベイルくんの肉体には、すでに限界。相当の負荷がかかっているのです」
サウナに入ると、心拍数は120程度に上がる。この数字は軽いジョギングと同程度なのである。つまり、俺は2時間置きにジョギングをしているようなもの。それを一週間不眠不休で行っているのだ。
――サウナは、必ずルールを守ること。
勇者ヘルキスの教えにもそう書いてある。現状、俺はその教えに反している。体調の悪い人は、サウナに入るべきではない。
「……そんな状態でサウナに……」
罪悪感を覚えたような表情で、アスティナがつぶやいた。
「俺がサウナに入らなかったら、町が滅ぶだろ。これでも親父から、勇者の力を引き継いでるんだ。絶対に、守ってみせる……」
ぐぐっと立ち上がる俺。
「……あんたは休んでなさい。しばらくは、あたしがあんたのぶんまで戦うわ」
「これは戦争だ。根性論でどうにかなる問題じゃない」
「けど、このままじゃ、プリメーラと戦う前に死んじゃうわよ!」
「アスティナ。おまえは、俺を勇者とは認めないとか言っていたが……これでも、ちったぁ自覚してるんだ」
「十分よ! あんたの民を守る力はわかった! だから…………だからッ、もう休みなさい!」
「休むのは、戦いが終わってからで十分――あ、れ……?」
世界が歪んだ。次の瞬間、足に力が入らなくなって、俺は派手にタイルの上へと突っ伏してしまう。
「ベイルくん!」
「ベイル!」
「ベイルッ!」
メリアもフランシェもアスティナも、心配そうに声をかけてくれた。
「これは……さすがに休息が必要ですね」
思案顔でつぶやくフランシェ。アスティナが怒声を飛ばす。
「無理しすぎなのです!」
「当然でしょ! 軍はベイルに頼りすぎ! ほかに戦術はないの!?」
バツが悪そうにうつむくフランシェ。
うん。昔から、ラングリードの軍は、俺一辺倒の戦術によって勝利を重ねてきた。というのも、やはり特化戦力をぶちこむのが一番被害が少なくて済むのだ。
1時間ぐらい凌げば勝ち確定なので、その時間だけ全力を尽くすことができる。正攻法よりも、全然被害が少なくて済む。ある意味、完全に俺に甘えてきたカタチだ。
「たしかに、これでは肝心のベイルが死んでしまいます。しばらくは休息に専念してもらうことにします」
「ダメだ……俺は……まだサウナに入ることができる」
腕でタイルを押すかのように、身体を起き上がらせようとする俺。
「ベイルくんッ!」と、肩を貸そうとするメリア。
「メリア……水風呂だ……水風呂に連れて行ってくれ。俺はサウナを継続する……」
「な、なぜですかッ! ベイルくんは十分戦いました! もう休んでください!」
「わかってる。けど、最後に一度だけととのわせてくれ」
もう、寸止めのようなサウナを繰り返しすぎた。この一週間ととのっていないのだ。ゆえに、このイケそうでイケない状況に終止符を打つ。
「頼む」
「……わかりました。特製の安眠ポーションを調合して待っています。サウナが終わったら、今度こそしっかりと休んでくださいね」
俺は、メリアの肩を借りて、水風呂へダイブさせられる。そして、フランシェやアスティナにも力を借りた。どざえもん状態の俺を自ら引き上げ、屋外のサマーベッドに寝転ばされる。かいがいしく水滴を拭いてくれる。
そんなルーティンを三回繰り返す。
「はあ……はあ……」
これで儀式は済んだ。あとは、ととのうのを待つだけだ。気温もちょうど良い。むしろ、このまま眠ってしまっても良さそうだ。
サンサンと降り注ぐ日光が、俺の身体を優しく愛撫する。内側から熱が溢れてくる。
――くるッ!
温と冷。緊張と緩和。天国と地獄。表裏一体の肉体環境が起こす人体の奇跡。すべてのサウナーが求めた、快楽の境地が俺の身体に降りてくる。
――くるッ!
――きたッ!
――ととのッ?
――とと?
――とと…………のってる?
――あれ? 気持ちよくなくね?
「ゴハッ!」
俺は、吐血しながら身体を勢いよく起こした。
「ど、どうしたのですか、ベイルくんッ!」
息を切らせながら、俺は困惑気味に述べる。
「はあ、はあ……。と……ととのわない……?」
時が止まったかのような空気が流れた。
けど、つぶやきの意味を理解すると、かしまし娘たちの絶叫が、大浴場に響き渡るのだった。
「「「えええええッ!」」」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる