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第二十八話〜溢れ出す想い②〜※
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自分で言った言葉なのに、さっそく後悔する羽目になるとは。
やわやわと胸を揉み始めた温かい大きな掌は、休まる気配が全くない。
胸の膨らみを下から持ち上げるようにして包み込むと、大きく円を描くようにして私の胸を堪能している。
んん、なんかくすぐったいような、ムズムズするような、変な気分。
そんな事を考えていると、サキ君はすぼめた舌先で胸の先端をチロチロと刺激し、時折そこを口に含んでは舌を艶かしい動きで転がした。
「あっ!」
え!?
今のは私から出た声!?
自分から出たとは思えないほどの甘い声に、顔を覆いたくなるほどの羞恥が込み上げる。
「ここ好きなの? 教えて?」
「や、やだ。恥ずかしい……」
「恥ずかしがるスイ、マジで可愛い。でもそれ恥ずかしがらなくて大丈夫だよ。気持ちいいって事だから。全然変じゃないから、俺のする事受け入れて」
「んっ……」
サキ君の唇が、私の胸に……。
与えられたものが何なのか、もう私は気づき始めている。
彼が口に含んだところが次第に大きな熱を持って、身体の中心、奥深いところからトロリと何かが染み出してくるのが自分でもよく分かった。
恥ずかしい筈なのに、もっとして欲しくて、その先にあるものまで知りたくなって――
「んっんっ……さきくん……すき」
「気持ちいい?」
何も言わずにコクンと頷いた。
「じゃあもっと、喜ぶ事してあげる」
嬉しそうにふわりと笑った彼が、ショートパンツのボタンを外しスルスルと下ろしていく。
「ショーツもすごく可愛いね。俺の為に?」
「うん」
「嬉し過ぎて、もうどうにかなりそう」
サキ君はスルッと下着の中に手を滑り込ませると、整えられた茂みの奥をゆっくり上下に擦り始めた。
「あっ……そんなところ、やぁ……」
「もっと可愛い声聞かせて」
「あっんっ……」
「スイ濡れてる。俺の事大好きって言ってるみたいだね」
彼の媚薬みたいな甘い声と、くちゅっくちゅっとした、いやらしい音が耳に響く。
自分でも蜜口が充分に満たされたのを感じる頃、骨張った細い指が一番敏感なところを摘むようにして円を描き始めた。
意識せずともビクビクと腰が跳ね、先ほどよりも断然甘い声を漏らしながら、私の指先は彼を求めて首元に巻きつく。
何も考えられないほどにふわふわして、まるで熱にでも冒されたみたいだ。
「さきくん、すき。はやくだいすきなさきくんと、ひとつになりたいの」
「っっ……!」
声にならない声を苦しそうに発した彼は、トップスを素早く脱ぎ捨て私の唇を食むように塞ぐ。
目の前に広がる広い胸は想像以上に引き締まり、まさに男性らしさを強調するような魅力的な体型だった。
この胸に今から抱かれると思うと、初めての怖さよりも、まだ知らない女としての悦びに期待で胸が高鳴る。
サキ君はさっき私が枕元に置いた箱に手を伸ばし、中から小さなパッケージを取り出すと、後ろを向いて履いてるものを一気に下ろした。
「ごめん、もう抑えられないから」
そう言いながら振り返ったサキ君は、私のショーツを焦らすように脚から引き抜くと膝を割り、そのまま少しずつ、慎重に腰を沈めていく。
こじ開けるような痛みに、思わず身体がビクッと強張る。
「大丈夫? 痛くない?」
重なる肌の温もりと私を気遣う優しい声は、甘美な痛みに歪んだ私の眉根を少しずつ緩ませてくれる。
「だ、だいじょぶ……」
「ゆっくり挿れるから力抜いて? 少し我慢して……んっ……」
「あっ……あぁ……」
「全部入ったよ。スイの中、温かくて気持ち良い」
入ってる。
入っちゃった。
彼のモノが、全て私の中に。
私の髪を愛おしそうに撫でたサキ君が少しずつ律動を始めると、ぴちゃぴちゃという淫らな音と、二人の甘くて淫靡な声が部屋に響き渡った。
下から見上げていると、自分から漏れる声が、大いに彼を刺激しているのがよく分かる。
どうしてだろう。
今目の前にいるのは大人のサキ君なのに、あの頃の思いが蘇って急に胸をギュッと締め付ける。
爽やかで可愛らしかった少年の彼は、もうここにはいない。
代わりに今瞳に映っているのは、額にじんわりと汗が滲む、大人の色気を孕んだ『男の人』そのものだ。
与えられる悦び、そして温もりと優しさに、愛おしさと切なさが込み上げ、気づいたら枕に涙の波紋が広がっていた。
やわやわと胸を揉み始めた温かい大きな掌は、休まる気配が全くない。
胸の膨らみを下から持ち上げるようにして包み込むと、大きく円を描くようにして私の胸を堪能している。
んん、なんかくすぐったいような、ムズムズするような、変な気分。
そんな事を考えていると、サキ君はすぼめた舌先で胸の先端をチロチロと刺激し、時折そこを口に含んでは舌を艶かしい動きで転がした。
「あっ!」
え!?
今のは私から出た声!?
自分から出たとは思えないほどの甘い声に、顔を覆いたくなるほどの羞恥が込み上げる。
「ここ好きなの? 教えて?」
「や、やだ。恥ずかしい……」
「恥ずかしがるスイ、マジで可愛い。でもそれ恥ずかしがらなくて大丈夫だよ。気持ちいいって事だから。全然変じゃないから、俺のする事受け入れて」
「んっ……」
サキ君の唇が、私の胸に……。
与えられたものが何なのか、もう私は気づき始めている。
彼が口に含んだところが次第に大きな熱を持って、身体の中心、奥深いところからトロリと何かが染み出してくるのが自分でもよく分かった。
恥ずかしい筈なのに、もっとして欲しくて、その先にあるものまで知りたくなって――
「んっんっ……さきくん……すき」
「気持ちいい?」
何も言わずにコクンと頷いた。
「じゃあもっと、喜ぶ事してあげる」
嬉しそうにふわりと笑った彼が、ショートパンツのボタンを外しスルスルと下ろしていく。
「ショーツもすごく可愛いね。俺の為に?」
「うん」
「嬉し過ぎて、もうどうにかなりそう」
サキ君はスルッと下着の中に手を滑り込ませると、整えられた茂みの奥をゆっくり上下に擦り始めた。
「あっ……そんなところ、やぁ……」
「もっと可愛い声聞かせて」
「あっんっ……」
「スイ濡れてる。俺の事大好きって言ってるみたいだね」
彼の媚薬みたいな甘い声と、くちゅっくちゅっとした、いやらしい音が耳に響く。
自分でも蜜口が充分に満たされたのを感じる頃、骨張った細い指が一番敏感なところを摘むようにして円を描き始めた。
意識せずともビクビクと腰が跳ね、先ほどよりも断然甘い声を漏らしながら、私の指先は彼を求めて首元に巻きつく。
何も考えられないほどにふわふわして、まるで熱にでも冒されたみたいだ。
「さきくん、すき。はやくだいすきなさきくんと、ひとつになりたいの」
「っっ……!」
声にならない声を苦しそうに発した彼は、トップスを素早く脱ぎ捨て私の唇を食むように塞ぐ。
目の前に広がる広い胸は想像以上に引き締まり、まさに男性らしさを強調するような魅力的な体型だった。
この胸に今から抱かれると思うと、初めての怖さよりも、まだ知らない女としての悦びに期待で胸が高鳴る。
サキ君はさっき私が枕元に置いた箱に手を伸ばし、中から小さなパッケージを取り出すと、後ろを向いて履いてるものを一気に下ろした。
「ごめん、もう抑えられないから」
そう言いながら振り返ったサキ君は、私のショーツを焦らすように脚から引き抜くと膝を割り、そのまま少しずつ、慎重に腰を沈めていく。
こじ開けるような痛みに、思わず身体がビクッと強張る。
「大丈夫? 痛くない?」
重なる肌の温もりと私を気遣う優しい声は、甘美な痛みに歪んだ私の眉根を少しずつ緩ませてくれる。
「だ、だいじょぶ……」
「ゆっくり挿れるから力抜いて? 少し我慢して……んっ……」
「あっ……あぁ……」
「全部入ったよ。スイの中、温かくて気持ち良い」
入ってる。
入っちゃった。
彼のモノが、全て私の中に。
私の髪を愛おしそうに撫でたサキ君が少しずつ律動を始めると、ぴちゃぴちゃという淫らな音と、二人の甘くて淫靡な声が部屋に響き渡った。
下から見上げていると、自分から漏れる声が、大いに彼を刺激しているのがよく分かる。
どうしてだろう。
今目の前にいるのは大人のサキ君なのに、あの頃の思いが蘇って急に胸をギュッと締め付ける。
爽やかで可愛らしかった少年の彼は、もうここにはいない。
代わりに今瞳に映っているのは、額にじんわりと汗が滲む、大人の色気を孕んだ『男の人』そのものだ。
与えられる悦び、そして温もりと優しさに、愛おしさと切なさが込み上げ、気づいたら枕に涙の波紋が広がっていた。
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