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第三章 振り回されるもの
11 異世界に召喚されたんだが!?
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オレの名前は浮木草要。十七歳。
一年前まで、日本の都心に近いところに住んでいた。
親父は会社社長でお袋は女優。
オレ自身は親父の頭の良さとお袋の顔の良さを受け継いで、勉強も恋愛もそこそこにいい感じに過ごしてた。
転機は一年前。道を歩いてたらトラックに跳ねられて、気がついたら今の世界にいた。
どうやらトラック自体が異世界からやってきた「異世界召喚請負魔道具」とかいうものらしく、オレはまんまと異世界へ召喚されたわけだ。
オレは漫画は人並みに読むが、小説だのライトノベルだの、文字ばっかりの本は苦手だ。
それでも異世界転生モノはいくつか読んできた。
お陰で、オレを召喚したクロイツヴァルトっていう国の魔法使いさん達からの説明はすんなり受け入れられた。
でも、でもだ。元の世界で人生を謳歌していたオレに、異世界での心機一転スタートは辛いものがある。
真っ先に尋ねたのは、元の世界へ帰る方法があるかどうかだ。
結論。あるにはあるが、クロイツヴァルトにはない。別の大陸の別の場所へ行かなければならない、だそうで。
そんで、これも定石だか何だか知らないが、オレには使命を押し付けられた。
十年ほど前、クロイツヴァルト国は隣国ラインフェルデンと領土を巡って戦争をしていた。
長年に渡る拮抗状態に先に痺れを切らしたラインフェルデン国は、なんと異世界から魔王を呼び出した。
魔王の圧倒的な力の前に、クロイツヴァルト国は民の命を優先して降伏。王族は軒並み処刑されてしまう。
ところがラインフェルデン国はもっと酷いことになった。
魔王が「召喚の報酬だ」と言って、ラインフェルデン国の王族の魂を貪り喰らい、国内に大量の魔物を放って民を蹂躙した。
困り果てたラインフェルデンのお偉いさんたちは、戦敗国であるクロイツヴァルトに「なんとかしてくれ」と泣きついた。
クロイツヴァルトのお偉いさんたちは、ラインフェルデンの自業自得とも言える行動に呆れ返りつつも、条件付きで承諾した。
条件とは、先の戦争で被害を受けた民に十分なお金や物資を配ること、そして二度と戦争を起こさないと誓うこと。
ラインフェルデンから肯定の返事を受けてから、早速対抗策を探した。
そこから一年ほど掛けて二つの国の古い書物を漁り、賢者たちの知恵を寄せ集めて出した結論が、魔王に対抗できる勇者、つまりオレを召喚することだった。
でもオレ、別に何の力も無いですよ。
魔力? レベル? そんなの日本になかったです。
召喚したから力が目覚めた? いや、そんなことはなさそうですが……。
オレは本当に何ももっていなかった。何なら、トラックに跳ねられた時の怪我すら治ってなかったから、召喚直後は瀕死状態だったもんね。
異世界召喚というのは、多大なコストがかかるものらしい。
巨大な魔法陣を人の血と特別な鉱石を混ぜたインクで書き上げ、大量の動物を生贄に捧げ、国中の賢者が数ヶ月にわたって魔力を注ぎ続けて現れたのが、ただの男子高校生。
オレに何の奇跡も起きておらず、奇跡を起こすような力もないとわかると、オレは厄介者扱いされた。
城から追い出される寸前のオレに救いの手を差し伸べたのは、召喚直後の瀕死のオレを率先して治癒魔法で治してくれた賢者の男だ。
賢者さんは黒髪黒目で、どことなく日本人に近い見た目をしていた。
何故この国が召喚をしたのかとか、オレに何の力もないとみるや追い出そうとしたのか、説明してくれたのもこの人。
この賢者さんだけが、オレの境遇に同情し、元の世界に帰る手助けを申し出てくれた。
城から追い出されたオレは、賢者さんの家へ招待された。
賢者さんの家は一人暮らし用のこぢんまりとした家だったが、賢者さんが杖を振ると、家の中に扉が現れ、その向こうに新しい部屋が家具付きで出現していた。
魔法ってすげー。
「ありがたいですけど、オレを匿ったりしたら貴方が困りませんか?」
賢者さんはオレより年上に見えたし、何より恩人だから、オレは敬語で接した。
「困らないよ。勝手に召喚したのはこちらだというのに、放り出そうとするなんて仁義に悖る」
「でもそれは、オレに何も力がないせいで」
オレは自分の手を見た。
日本で読んだ本では……中には何も持たない主人公もいたが、何かしら人の役に立つスキルがあったり、自分の面倒を見られるだけの甲斐性は持っていた。
オレは、日本ではまだ未成年で、実家では仕事で忙しい両親の代わりにお手伝いさんたちに囲まれ、何不自由ない生活をしていた。
バイトなんてしたことないし、家事は何一つできない。
オレは毎日学校へ行き、授業を真面目に受け、テストでそこそこ良い点を取るくらいしかできないのだ。
背の高い賢者の顔が、いつのまにか俯いてしまっていたオレを下から見上げていた。
「大丈夫。君にしかできないことがある。それさえやってもらえれば、元の世界へ帰してあげられるし、この家での暮らしも保証する」
「オレにしかできないこと……?」
賢者さんが求めるものが何かは、このときは教えてもらえなかった。
それと、賢者さんは名前も教えてくれなかった。なんでも、とある魔法に係わっているから、名前を教えられないのだそうだ。
オレはその日から、賢者さんの家で暮らし始めた。
賢者さんの魔法もすごかったが、魔道具も便利だ。
洗濯機はスイッチひとつで、家中の汚れ物を勝手に寄せ集め、洗濯から乾燥、畳んで収納まで全部やってくれる。
掃除は家中に汚れ防止の魔法がかかっているから不要。
食事もスイッチを押すだけ。食卓の上に、味・栄養・見た目がいい感じに揃った美味しいものがホカホカの状態で出てくる。
家具として設置してある魔道具の使い方を一通り教わると、賢者さんは「一週間ほどで戻ってくる」と言って、家から出ていった。
その間に、オレは「これを読んでおいてくれ」と渡された分厚い本を真剣に読み込んだ。
医学書って読んだことないから知らないけど、多分これは医学書だと思う。
とある系統の病気のことと、その病気に罹る原因や治療法などの知識が図説入りでわかりやすく書いてあった。
一週間して、賢者さんが帰ってきた。
家の出入り口には、誰かの帰宅や来客を知らせる魔道具が設置されている。
賢者さんはオレに「来客は放っておいて良い」と言われていたが、この一週間、誰も尋ねてこなかった。
教えてもらった通り賢者さんの帰宅を告げる音が鳴ったので、オレは出入り口の扉を開けて、賢者さんを出迎えた。
「おかえりなさ……どうしたんですかっ!?」
家を出たときの賢者さんは綺麗な黒いローブを羽織っていたのに、そのローブはボロボロになっていた。
「ただいま。ちょっと魔王を退治してきたからね。怪我はもうないよ」
「まっ!?」
魔王って、異世界から召喚した勇者しか倒せないんじゃなかったの!?
しかも賢者さん、たったひとりで魔王を倒してきたっぽい。
オレが衝撃で固まっていると、賢者さんは苦笑いを浮かべて頭を掻いた。
「俺は普段、治癒魔法専用の下っ端賢者で通ってる。だけど本当は、魔王を倒せるだけの魔力を持っているんだ」
それならどうして、はじめから倒しにいかなかったのか。先に倒しておいてくれたら、オレは召喚されずに済んだのに。
オレが疑問をぶつける前に、賢者さんは僕の前に跪き、頭を下げた。
「賢者さん?」
「すまない。俺にはどうしても、異世界からやってくる人間が必要だったんだ」
「詳しく聞いてもいいですか?」
「勿論。ちゃんと話すよ」
「はい」
「少し待ってて」
賢者さんは立ち上がると、自分の部屋へ入ってすぐ戻ってきた。
もうボロボロのローブは着ておらず、こざっぱりした普段着姿になっている。
それから台所へ行ってお茶用のスイッチを押し、テーブルの上にお茶とお茶菓子を並べ、僕に椅子を勧めてきた。
オレが座ると、賢者さんも向かいの椅子に座った。
「どこから話したものかな……。まず、詳しく聞きたいとのことだが、まだ話せないこともいくつかある。時が来たら必ず説明するから、これだけは勘弁してほしい」
そう言って、賢者さんはまたしても僕に頭を下げた。
「あの……。色々思うところはありますけど、助けてもらったのも事実ですし、そんなに頭下げないでください」
オレがこう言うと、賢者さんは頭を上げた。
「君は優しいね」
それから、賢者さんは魔力を隠していた理由と、オレの必要性について、説明を始めた。
一年前まで、日本の都心に近いところに住んでいた。
親父は会社社長でお袋は女優。
オレ自身は親父の頭の良さとお袋の顔の良さを受け継いで、勉強も恋愛もそこそこにいい感じに過ごしてた。
転機は一年前。道を歩いてたらトラックに跳ねられて、気がついたら今の世界にいた。
どうやらトラック自体が異世界からやってきた「異世界召喚請負魔道具」とかいうものらしく、オレはまんまと異世界へ召喚されたわけだ。
オレは漫画は人並みに読むが、小説だのライトノベルだの、文字ばっかりの本は苦手だ。
それでも異世界転生モノはいくつか読んできた。
お陰で、オレを召喚したクロイツヴァルトっていう国の魔法使いさん達からの説明はすんなり受け入れられた。
でも、でもだ。元の世界で人生を謳歌していたオレに、異世界での心機一転スタートは辛いものがある。
真っ先に尋ねたのは、元の世界へ帰る方法があるかどうかだ。
結論。あるにはあるが、クロイツヴァルトにはない。別の大陸の別の場所へ行かなければならない、だそうで。
そんで、これも定石だか何だか知らないが、オレには使命を押し付けられた。
十年ほど前、クロイツヴァルト国は隣国ラインフェルデンと領土を巡って戦争をしていた。
長年に渡る拮抗状態に先に痺れを切らしたラインフェルデン国は、なんと異世界から魔王を呼び出した。
魔王の圧倒的な力の前に、クロイツヴァルト国は民の命を優先して降伏。王族は軒並み処刑されてしまう。
ところがラインフェルデン国はもっと酷いことになった。
魔王が「召喚の報酬だ」と言って、ラインフェルデン国の王族の魂を貪り喰らい、国内に大量の魔物を放って民を蹂躙した。
困り果てたラインフェルデンのお偉いさんたちは、戦敗国であるクロイツヴァルトに「なんとかしてくれ」と泣きついた。
クロイツヴァルトのお偉いさんたちは、ラインフェルデンの自業自得とも言える行動に呆れ返りつつも、条件付きで承諾した。
条件とは、先の戦争で被害を受けた民に十分なお金や物資を配ること、そして二度と戦争を起こさないと誓うこと。
ラインフェルデンから肯定の返事を受けてから、早速対抗策を探した。
そこから一年ほど掛けて二つの国の古い書物を漁り、賢者たちの知恵を寄せ集めて出した結論が、魔王に対抗できる勇者、つまりオレを召喚することだった。
でもオレ、別に何の力も無いですよ。
魔力? レベル? そんなの日本になかったです。
召喚したから力が目覚めた? いや、そんなことはなさそうですが……。
オレは本当に何ももっていなかった。何なら、トラックに跳ねられた時の怪我すら治ってなかったから、召喚直後は瀕死状態だったもんね。
異世界召喚というのは、多大なコストがかかるものらしい。
巨大な魔法陣を人の血と特別な鉱石を混ぜたインクで書き上げ、大量の動物を生贄に捧げ、国中の賢者が数ヶ月にわたって魔力を注ぎ続けて現れたのが、ただの男子高校生。
オレに何の奇跡も起きておらず、奇跡を起こすような力もないとわかると、オレは厄介者扱いされた。
城から追い出される寸前のオレに救いの手を差し伸べたのは、召喚直後の瀕死のオレを率先して治癒魔法で治してくれた賢者の男だ。
賢者さんは黒髪黒目で、どことなく日本人に近い見た目をしていた。
何故この国が召喚をしたのかとか、オレに何の力もないとみるや追い出そうとしたのか、説明してくれたのもこの人。
この賢者さんだけが、オレの境遇に同情し、元の世界に帰る手助けを申し出てくれた。
城から追い出されたオレは、賢者さんの家へ招待された。
賢者さんの家は一人暮らし用のこぢんまりとした家だったが、賢者さんが杖を振ると、家の中に扉が現れ、その向こうに新しい部屋が家具付きで出現していた。
魔法ってすげー。
「ありがたいですけど、オレを匿ったりしたら貴方が困りませんか?」
賢者さんはオレより年上に見えたし、何より恩人だから、オレは敬語で接した。
「困らないよ。勝手に召喚したのはこちらだというのに、放り出そうとするなんて仁義に悖る」
「でもそれは、オレに何も力がないせいで」
オレは自分の手を見た。
日本で読んだ本では……中には何も持たない主人公もいたが、何かしら人の役に立つスキルがあったり、自分の面倒を見られるだけの甲斐性は持っていた。
オレは、日本ではまだ未成年で、実家では仕事で忙しい両親の代わりにお手伝いさんたちに囲まれ、何不自由ない生活をしていた。
バイトなんてしたことないし、家事は何一つできない。
オレは毎日学校へ行き、授業を真面目に受け、テストでそこそこ良い点を取るくらいしかできないのだ。
背の高い賢者の顔が、いつのまにか俯いてしまっていたオレを下から見上げていた。
「大丈夫。君にしかできないことがある。それさえやってもらえれば、元の世界へ帰してあげられるし、この家での暮らしも保証する」
「オレにしかできないこと……?」
賢者さんが求めるものが何かは、このときは教えてもらえなかった。
それと、賢者さんは名前も教えてくれなかった。なんでも、とある魔法に係わっているから、名前を教えられないのだそうだ。
オレはその日から、賢者さんの家で暮らし始めた。
賢者さんの魔法もすごかったが、魔道具も便利だ。
洗濯機はスイッチひとつで、家中の汚れ物を勝手に寄せ集め、洗濯から乾燥、畳んで収納まで全部やってくれる。
掃除は家中に汚れ防止の魔法がかかっているから不要。
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その間に、オレは「これを読んでおいてくれ」と渡された分厚い本を真剣に読み込んだ。
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とある系統の病気のことと、その病気に罹る原因や治療法などの知識が図説入りでわかりやすく書いてあった。
一週間して、賢者さんが帰ってきた。
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賢者さんはオレに「来客は放っておいて良い」と言われていたが、この一週間、誰も尋ねてこなかった。
教えてもらった通り賢者さんの帰宅を告げる音が鳴ったので、オレは出入り口の扉を開けて、賢者さんを出迎えた。
「おかえりなさ……どうしたんですかっ!?」
家を出たときの賢者さんは綺麗な黒いローブを羽織っていたのに、そのローブはボロボロになっていた。
「ただいま。ちょっと魔王を退治してきたからね。怪我はもうないよ」
「まっ!?」
魔王って、異世界から召喚した勇者しか倒せないんじゃなかったの!?
しかも賢者さん、たったひとりで魔王を倒してきたっぽい。
オレが衝撃で固まっていると、賢者さんは苦笑いを浮かべて頭を掻いた。
「俺は普段、治癒魔法専用の下っ端賢者で通ってる。だけど本当は、魔王を倒せるだけの魔力を持っているんだ」
それならどうして、はじめから倒しにいかなかったのか。先に倒しておいてくれたら、オレは召喚されずに済んだのに。
オレが疑問をぶつける前に、賢者さんは僕の前に跪き、頭を下げた。
「賢者さん?」
「すまない。俺にはどうしても、異世界からやってくる人間が必要だったんだ」
「詳しく聞いてもいいですか?」
「勿論。ちゃんと話すよ」
「はい」
「少し待ってて」
賢者さんは立ち上がると、自分の部屋へ入ってすぐ戻ってきた。
もうボロボロのローブは着ておらず、こざっぱりした普段着姿になっている。
それから台所へ行ってお茶用のスイッチを押し、テーブルの上にお茶とお茶菓子を並べ、僕に椅子を勧めてきた。
オレが座ると、賢者さんも向かいの椅子に座った。
「どこから話したものかな……。まず、詳しく聞きたいとのことだが、まだ話せないこともいくつかある。時が来たら必ず説明するから、これだけは勘弁してほしい」
そう言って、賢者さんはまたしても僕に頭を下げた。
「あの……。色々思うところはありますけど、助けてもらったのも事実ですし、そんなに頭下げないでください」
オレがこう言うと、賢者さんは頭を上げた。
「君は優しいね」
それから、賢者さんは魔力を隠していた理由と、オレの必要性について、説明を始めた。
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追記:2025/09/20
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