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第伍話 不運
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「さぁいくぞリク!」
僕はゲンジさんに引きずられて討伐の仕事に連れてこられていた。
「ゲンジさんちょっと待って!僕スライム辺りとまず闘いたいんだけど!」
「なに?またキングスライムと?お前さんはやる気満々だなぁ!!」
「違うぅ!泣 普通のスライムとやりたいのぉ!!」
なんだかんだ話してるうちに森の奥まできてしまっていた。
「この辺はAランクは滅多に出ないがBランクが沢山いるからお前じゃちょっと余裕かも知れないけど頑張ろうな!」
「無理ですぅ!僕はせめてEランクくらいの魔物と闘いたいんですぅ!」
僕は実際はFランクでBランクなんて一匹でも相手にできないよぉ泣
「ガルルルルゥ!」
ん?
「チラっ」
灰色の狼がこちらを見ている・・・
「おっ、グレーウルフじゃないか!あれは実力Cランクくらいだが群れで行動しているためBランクに評価されている魔物だな」
なんか僕のほうをガン見してるんですけど……?
「ガォ?」
「ん?」
「ガォォォォオ!」
ぬわぁぁぁ泣!!!
この狼さんとぼけた顔して不意打ちしてきたぁーー!泣
「おっ、おい!どこいくんだリク!?」
僕は全力で走る。
あんな恐い狼に勝てるわけないからだ。
「ワォォォォォン!」
え?
気がついたら周りをグレーウルフに囲まれていた。
一番前に通常のグレーウルフよりも大きいのが一匹いた。
「りっくん!あれはシルバーウルフじゃ!」
シルバーウルフとはグレーウルフが成長して強くなると毛の色が段々と銀色に変化していき鉄のように硬い毛になる。
シルバーウルフはグレーウルフの上位種でありAランクの魔物に認定されている。
剣で切ろうとしても鉄の硬度の毛に阻まれ、素早さも高いため魔法が当てにくいのだ。
「なんであんなのが僕のほうにくるのぉ!?泣」
「りっくん!あいつらから逃げるのは難しいぞ!普段はグレーウルフのリーダーはグレーウルフなのじゃがたまにシルバーウルフがいるんじゃ!」
どうして僕はAランクの魔物とばっかり出逢っちゃうの!?
「ガォォォォオ!」
グレーウルフ達が襲いかかってきた。
ヤバイ逃げないと!泣
「りっくん!!」
怖くて目を瞑っていた僕は目を開けると驚いた。
なんとグレーウルフが丸焦げになっていてグレーウルフっていうよりブラックウルフって感じになっていた。
「りっくん!大丈夫か!?」
「おっ、おじいちゃーーん泣」
おじいちゃんが火炎魔法でグレーウルフを倒していた。
「逃げるぞりっくんや!」
「うっ、うん!!」
僕はポケットから逃煙玉を投げる。
「ボフゥーン!」
逃煙玉の匂いによってグレーウルフ達は苦しんでいる。
「キャウーーン」
よし今だ!逃げるぞ!!
僕は街のほうへ走りだすと目の前にシルバーウルフが立ちはだかった。
「なっ、なんでコイツには効いてないんだ!?」
「りっくんや、Aランクには逃煙玉は効かないんじゃぞ?」
そっ、そんなの聞いてないよぉ泣
「ガォォォォオ!」
シルバーウルフが咆えると凄い衝撃波が発生して僕は吹き飛ばされた。
「カハッ」
僕は頭を打って気が遠くなる
「おっ、おじい…ちゃん」
僕はそのまま気絶してしまっていた。
続く
僕はゲンジさんに引きずられて討伐の仕事に連れてこられていた。
「ゲンジさんちょっと待って!僕スライム辺りとまず闘いたいんだけど!」
「なに?またキングスライムと?お前さんはやる気満々だなぁ!!」
「違うぅ!泣 普通のスライムとやりたいのぉ!!」
なんだかんだ話してるうちに森の奥まできてしまっていた。
「この辺はAランクは滅多に出ないがBランクが沢山いるからお前じゃちょっと余裕かも知れないけど頑張ろうな!」
「無理ですぅ!僕はせめてEランクくらいの魔物と闘いたいんですぅ!」
僕は実際はFランクでBランクなんて一匹でも相手にできないよぉ泣
「ガルルルルゥ!」
ん?
「チラっ」
灰色の狼がこちらを見ている・・・
「おっ、グレーウルフじゃないか!あれは実力Cランクくらいだが群れで行動しているためBランクに評価されている魔物だな」
なんか僕のほうをガン見してるんですけど……?
「ガォ?」
「ん?」
「ガォォォォオ!」
ぬわぁぁぁ泣!!!
この狼さんとぼけた顔して不意打ちしてきたぁーー!泣
「おっ、おい!どこいくんだリク!?」
僕は全力で走る。
あんな恐い狼に勝てるわけないからだ。
「ワォォォォォン!」
え?
気がついたら周りをグレーウルフに囲まれていた。
一番前に通常のグレーウルフよりも大きいのが一匹いた。
「りっくん!あれはシルバーウルフじゃ!」
シルバーウルフとはグレーウルフが成長して強くなると毛の色が段々と銀色に変化していき鉄のように硬い毛になる。
シルバーウルフはグレーウルフの上位種でありAランクの魔物に認定されている。
剣で切ろうとしても鉄の硬度の毛に阻まれ、素早さも高いため魔法が当てにくいのだ。
「なんであんなのが僕のほうにくるのぉ!?泣」
「りっくん!あいつらから逃げるのは難しいぞ!普段はグレーウルフのリーダーはグレーウルフなのじゃがたまにシルバーウルフがいるんじゃ!」
どうして僕はAランクの魔物とばっかり出逢っちゃうの!?
「ガォォォォオ!」
グレーウルフ達が襲いかかってきた。
ヤバイ逃げないと!泣
「りっくん!!」
怖くて目を瞑っていた僕は目を開けると驚いた。
なんとグレーウルフが丸焦げになっていてグレーウルフっていうよりブラックウルフって感じになっていた。
「りっくん!大丈夫か!?」
「おっ、おじいちゃーーん泣」
おじいちゃんが火炎魔法でグレーウルフを倒していた。
「逃げるぞりっくんや!」
「うっ、うん!!」
僕はポケットから逃煙玉を投げる。
「ボフゥーン!」
逃煙玉の匂いによってグレーウルフ達は苦しんでいる。
「キャウーーン」
よし今だ!逃げるぞ!!
僕は街のほうへ走りだすと目の前にシルバーウルフが立ちはだかった。
「なっ、なんでコイツには効いてないんだ!?」
「りっくんや、Aランクには逃煙玉は効かないんじゃぞ?」
そっ、そんなの聞いてないよぉ泣
「ガォォォォオ!」
シルバーウルフが咆えると凄い衝撃波が発生して僕は吹き飛ばされた。
「カハッ」
僕は頭を打って気が遠くなる
「おっ、おじい…ちゃん」
僕はそのまま気絶してしまっていた。
続く
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