6 / 6
第一章 竜嬢、逃亡する。
第六話 アイノヨルの決定
しおりを挟む
これはシロノメイが国境を越えて、最上天地で迷子になっていた頃。
崖上にある城と言ってもいい程の大きな屋敷。
その入ってすぐの広々した玄関の端から端へと、一人の女性が行ったり来たりを繰り返している。
コツコツと黒いブーツの高い踵を鳴らす度、硬質的な輝きを放つ青紫の髪が馬の尻尾のように揺れる。
白いブラウスにコルセットとショートパンツと膝上まである靴下。
薫衣草色の瞳に憂いの色を宿したカノイロは、口元を手で押さえ、そわそわと落ち着き無く玄関を往復しては何度も扉に目を向け、待ち人が来ないように肩を落とす。
「・・・・・・遅い」
背後の振り子時計を見て、何度目かも分からないため息をつく。
すると、頭上から高く可愛らしい声が降ってきた。
「カノお姉さま、何してるの?」
「シズくん」
見上げると、吹き抜けになっている二階の階段から、弟のシズクイシがカノイロを見下ろしていた。
ぽてぽてと、ゆっくりとした足取りで降りてきたシズクイシに眉尻を下げて片手を頬に当てながら、カノイロは話す。
「メイがまだ帰って来ないのよ」
「メイお姉ちゃんお出掛け中?」
シロノメイの不在を知らなかったようで、シズクイシはことりと首を傾げてカノイロに訊ねた。
「ええ。ハレス殿下に呼び出されたから行ってくるって言って。昼頃には帰れるだろうって言ってたのに、まだ帰って来る気配もないし・・・・・・」
時計の短針は既に一の数字を指し示していた。
シロノメイが予告した時間にしてはやや遅い。
何かあったのではと不安になり、さっきからずっと玄関でシロノメイの帰りを待っているのだ。
「もう少し待って帰って来なかったら、探しに行こうかしら?」
行き違いになるのを懸念して帰りを待っていたものの、これ以上は待ちきれないと言わんばかりのカノイロ。
姉の不安を察してか、シズクイシは無言のままカノイロの腰にきゅっと腕を回した。
「カノ、少し心配しすぎじゃないか? メイだって姉のお迎えが必要な小さな子供じゃないんだぞ?」
「お父様!」
「とーさま」
二人の話を聞いていたらしいアイノヨルが、一階の部屋からひょっこりと呆れ顔を出す。
「けど、万が一何かあったら──」
「問題ないだろ。婚約者に会いに行くのに万が一なんてないだろうし」
「道中で暴漢に出くわしてるかもしれないんですよ!?」
どんどん悪い方向へと想像を膨らませているカノイロに、それはないだろとアイノヨルは半眼になった。
「いや、それこそ心配無用どころか、むしろ危険なのは暴漢の方だろう」
竜の娘が暴漢に出くわしたからといって、どうこうされる訳もなし、逆に返り討ちに合って暴漢の方が痛い目を見る結果に終わるだろう。
「ブレスで撃退するなり、飛んで逃げるなりするだろうし。むしろそんなに心配してたら帰ってきたメイが申し訳なく思うぞ」
「そうかもしれませんけど・・・・・・」
父親の指摘がもっともだとは頭で理解しているのか、カノイロは尻すぼみにそう返事をしたものの、口元はむうっと引き結ばれて不満げだ。
(やれやれ・・・・・・カノは下に対して少し過保護だからなぁ)
まだ何かを言いたげに視線を寄越すカノイロからそっと目を逸らし、アイノヨルは後頭部を掻きながら心の中で呟いた。
カノイロは妹のシロノメイや、弟のシズクイシに対して過保護な面がある。長子というのもあるだろうが、何よりカノイロはまだ幼いシズクイシは勿論のこと、そこそこ竜の力を扱えるシロノメイのことも弱いと思っているからだ。
「にしても、ハレス王子の用件って何なんだろうな?」
「お父様もお心当たりがないのですか?」
「ない。そもそも婚約者っつっても、そこまで仲良くないだろ。あいつら」
実際のところ、シロノメイとハレスの仲は良好とは言い難かった。
嫌い合っているという節はなかったものの、気が合わない。アイノヨルはそんな風に二人の関係を分析していた。
王家から乞われて受け入れた話ではあるものの、最上天地育ちで自身は恋愛結婚をしたアイノヨルは、最近はこのままシロノメイをハレスに嫁がせていいものかと首を傾げることが多々ある。
「確かに。このようにハレス殿下がメイを呼び出すのは、とても珍しいですね。それに起居されている王宮ではなく、わざわざ王領の──それもあんな何もないところを選ぶなんて」
頬を押さえたカノイロが、疑問に首を傾げる。
指摘は最もだと、アイノヨルもふぅむと顎を撫でた。
そんな時だった。
「ブルーウィンズ公爵! 俺だ! 疾く、扉を開けよ!」
ドンドンドンッ! と、けたたましい扉を叩く音が外から聞こえた。
「何だ!」
「この声──ハレス殿下では?」
頭上を雷轟が駆け抜けたように、玄関口にいた三人はびっくりした。
アイノヨルとカノイロは扉を凝視し、シズクイシはぎゅっとアイノヨルの脚にしがみつく。
「えー? なんでうちに? つか、メイは一緒じゃないのか?」
シロノメイが一緒ならば、わざわざ扉を叩く必要などない。なら、シロノメイはいないということになるが、シロノメイと会っているはずのハレスが個人で訪問してくるとはどういうことか?
色々と疑問はあるが、このままハレスを放置しておくわけにもいかない。アイノヨルは、扉を開けた。
「はーい。何か御用でしょうか? ハレス王子。ところで、シロノメイは一緒じゃないのですか?」
アイノヨルが出ると、扉の目の前には眉を吊り上げたハレス。その背後には四桁に及ぶと思わしき兵装の男達が隊を成していた。
討ち入り染みた雰囲気に、アイノヨルは顔をしかめたが、とりあえずハレスに話を訊いてみることにした。
「シロノメイならば国外逃亡をした」
「はい?」
「メイが国外逃亡?」
不穏な空気を察して、アイノヨルの足元からシズクイシを抱き上げたカノイロが呟く。
意味不明な話に、アイノヨルたちはぽかんとした。
「そうだ。あの悪女は王子の威光を悪用し、平民を虐げた挙げ句、問い詰められて窮地に陥るや否や、妖しの術で我が部下たちを蹂躙し、逃亡した! この責任をどう取るつもりだ!?」
「・・・・・・・・・・・・はぁ?」
ハレスの説明に、アイノヨルが何言ってるんだ、コイツと言いたげな顔で肩を落とした。
あまりにも荒唐無稽な話にうっかりスルーしそうになったが、さらっと娘を悪女呼ばわりされたアイノヨルは、少し間を置いてから眉間をぴくりと動かした。
「ハレス王子、いきなり訪ねてきて娘を悪女呼ばわりした挙げ句、訳の分からない話を並び立てて責任を問うとはどういう了見でしょうか? 当家は子供に他者を虐げるような教育は行っておりません。そこまでおっしゃるなら、まずは証拠を提示して頂きたいのですが──あと、カノ。落ち着け」
「・・・・・・グルル」
公爵としてハレスに一応の礼儀を払い訊ねたアイノヨルは、隣でハレスを睨みつけているカノイロの頭を押さえて宥める。父の言に従い、カノイロはじっとしているが、その喉元からは獣が唸り声が聞こえる。
アイノヨルたちの苛立った不穏な空気に気づいていないのか、ハレスはシロノメイに言ったことややったことを包み隠さず、アイノヨルたちにぶち撒ける。
「公爵の娘は、アレナをいじめていた! だから俺は今日、シロノメイを呼び出してその罪を命を以て償う機会をやったというのに、シロノメイは自身を竜などと嘯いて妖しの術を使い、逃げ去った。これは公爵家の失態だぞ? すぐにシロノメイを捕縛し、処刑せよ。そうすれば、ブルーウィンズ公爵家の失態は水に流してやろう」
「あ? 何言ってんだ、このクソガキ」
「なっ!? 殿下に向かって不敬な!」
「黙れ」
「・・・・・・ッ!?」
罵倒どころか、シロノメイの命を脅かそうとしたと聞かされたアイノヨルは静かにキレた。勿論、実際にハレスたちがシロノメイを殺せる可能性が一パーセントもないとは分かっていたが、だからと言って、親としてそんな話を許せるはずもない。
礼節をかなぐり捨てて王子をクソガキ呼ばわりすると、ハレスの部下の一人が叱責しようとしたが、アイノヨルはこれを威圧するだけで黙らせた。
静かに、冷たく、けれど明らかに。
猛獣の尾を踏んでしまった緊張感が場に流れる。
ハレスの一方的な言い分から、有り得ないものを取り除いて、ハレスとシロノメイに何があったのかをある程度予測したアイノヨルは、両手を腰に当てて俯くと、心を落ち着けるように長い息を吐いた。
そして、実にあっさりと決定を下す。
「──はぁ~。なるほどな、それでメイは見切りをつけて出ていったって訳か。そうかそうか。じゃ、俺らも出てくか」
真顔でそう言い放ったアイノヨルは、パチンと指を鳴らした。
崖上にある城と言ってもいい程の大きな屋敷。
その入ってすぐの広々した玄関の端から端へと、一人の女性が行ったり来たりを繰り返している。
コツコツと黒いブーツの高い踵を鳴らす度、硬質的な輝きを放つ青紫の髪が馬の尻尾のように揺れる。
白いブラウスにコルセットとショートパンツと膝上まである靴下。
薫衣草色の瞳に憂いの色を宿したカノイロは、口元を手で押さえ、そわそわと落ち着き無く玄関を往復しては何度も扉に目を向け、待ち人が来ないように肩を落とす。
「・・・・・・遅い」
背後の振り子時計を見て、何度目かも分からないため息をつく。
すると、頭上から高く可愛らしい声が降ってきた。
「カノお姉さま、何してるの?」
「シズくん」
見上げると、吹き抜けになっている二階の階段から、弟のシズクイシがカノイロを見下ろしていた。
ぽてぽてと、ゆっくりとした足取りで降りてきたシズクイシに眉尻を下げて片手を頬に当てながら、カノイロは話す。
「メイがまだ帰って来ないのよ」
「メイお姉ちゃんお出掛け中?」
シロノメイの不在を知らなかったようで、シズクイシはことりと首を傾げてカノイロに訊ねた。
「ええ。ハレス殿下に呼び出されたから行ってくるって言って。昼頃には帰れるだろうって言ってたのに、まだ帰って来る気配もないし・・・・・・」
時計の短針は既に一の数字を指し示していた。
シロノメイが予告した時間にしてはやや遅い。
何かあったのではと不安になり、さっきからずっと玄関でシロノメイの帰りを待っているのだ。
「もう少し待って帰って来なかったら、探しに行こうかしら?」
行き違いになるのを懸念して帰りを待っていたものの、これ以上は待ちきれないと言わんばかりのカノイロ。
姉の不安を察してか、シズクイシは無言のままカノイロの腰にきゅっと腕を回した。
「カノ、少し心配しすぎじゃないか? メイだって姉のお迎えが必要な小さな子供じゃないんだぞ?」
「お父様!」
「とーさま」
二人の話を聞いていたらしいアイノヨルが、一階の部屋からひょっこりと呆れ顔を出す。
「けど、万が一何かあったら──」
「問題ないだろ。婚約者に会いに行くのに万が一なんてないだろうし」
「道中で暴漢に出くわしてるかもしれないんですよ!?」
どんどん悪い方向へと想像を膨らませているカノイロに、それはないだろとアイノヨルは半眼になった。
「いや、それこそ心配無用どころか、むしろ危険なのは暴漢の方だろう」
竜の娘が暴漢に出くわしたからといって、どうこうされる訳もなし、逆に返り討ちに合って暴漢の方が痛い目を見る結果に終わるだろう。
「ブレスで撃退するなり、飛んで逃げるなりするだろうし。むしろそんなに心配してたら帰ってきたメイが申し訳なく思うぞ」
「そうかもしれませんけど・・・・・・」
父親の指摘がもっともだとは頭で理解しているのか、カノイロは尻すぼみにそう返事をしたものの、口元はむうっと引き結ばれて不満げだ。
(やれやれ・・・・・・カノは下に対して少し過保護だからなぁ)
まだ何かを言いたげに視線を寄越すカノイロからそっと目を逸らし、アイノヨルは後頭部を掻きながら心の中で呟いた。
カノイロは妹のシロノメイや、弟のシズクイシに対して過保護な面がある。長子というのもあるだろうが、何よりカノイロはまだ幼いシズクイシは勿論のこと、そこそこ竜の力を扱えるシロノメイのことも弱いと思っているからだ。
「にしても、ハレス王子の用件って何なんだろうな?」
「お父様もお心当たりがないのですか?」
「ない。そもそも婚約者っつっても、そこまで仲良くないだろ。あいつら」
実際のところ、シロノメイとハレスの仲は良好とは言い難かった。
嫌い合っているという節はなかったものの、気が合わない。アイノヨルはそんな風に二人の関係を分析していた。
王家から乞われて受け入れた話ではあるものの、最上天地育ちで自身は恋愛結婚をしたアイノヨルは、最近はこのままシロノメイをハレスに嫁がせていいものかと首を傾げることが多々ある。
「確かに。このようにハレス殿下がメイを呼び出すのは、とても珍しいですね。それに起居されている王宮ではなく、わざわざ王領の──それもあんな何もないところを選ぶなんて」
頬を押さえたカノイロが、疑問に首を傾げる。
指摘は最もだと、アイノヨルもふぅむと顎を撫でた。
そんな時だった。
「ブルーウィンズ公爵! 俺だ! 疾く、扉を開けよ!」
ドンドンドンッ! と、けたたましい扉を叩く音が外から聞こえた。
「何だ!」
「この声──ハレス殿下では?」
頭上を雷轟が駆け抜けたように、玄関口にいた三人はびっくりした。
アイノヨルとカノイロは扉を凝視し、シズクイシはぎゅっとアイノヨルの脚にしがみつく。
「えー? なんでうちに? つか、メイは一緒じゃないのか?」
シロノメイが一緒ならば、わざわざ扉を叩く必要などない。なら、シロノメイはいないということになるが、シロノメイと会っているはずのハレスが個人で訪問してくるとはどういうことか?
色々と疑問はあるが、このままハレスを放置しておくわけにもいかない。アイノヨルは、扉を開けた。
「はーい。何か御用でしょうか? ハレス王子。ところで、シロノメイは一緒じゃないのですか?」
アイノヨルが出ると、扉の目の前には眉を吊り上げたハレス。その背後には四桁に及ぶと思わしき兵装の男達が隊を成していた。
討ち入り染みた雰囲気に、アイノヨルは顔をしかめたが、とりあえずハレスに話を訊いてみることにした。
「シロノメイならば国外逃亡をした」
「はい?」
「メイが国外逃亡?」
不穏な空気を察して、アイノヨルの足元からシズクイシを抱き上げたカノイロが呟く。
意味不明な話に、アイノヨルたちはぽかんとした。
「そうだ。あの悪女は王子の威光を悪用し、平民を虐げた挙げ句、問い詰められて窮地に陥るや否や、妖しの術で我が部下たちを蹂躙し、逃亡した! この責任をどう取るつもりだ!?」
「・・・・・・・・・・・・はぁ?」
ハレスの説明に、アイノヨルが何言ってるんだ、コイツと言いたげな顔で肩を落とした。
あまりにも荒唐無稽な話にうっかりスルーしそうになったが、さらっと娘を悪女呼ばわりされたアイノヨルは、少し間を置いてから眉間をぴくりと動かした。
「ハレス王子、いきなり訪ねてきて娘を悪女呼ばわりした挙げ句、訳の分からない話を並び立てて責任を問うとはどういう了見でしょうか? 当家は子供に他者を虐げるような教育は行っておりません。そこまでおっしゃるなら、まずは証拠を提示して頂きたいのですが──あと、カノ。落ち着け」
「・・・・・・グルル」
公爵としてハレスに一応の礼儀を払い訊ねたアイノヨルは、隣でハレスを睨みつけているカノイロの頭を押さえて宥める。父の言に従い、カノイロはじっとしているが、その喉元からは獣が唸り声が聞こえる。
アイノヨルたちの苛立った不穏な空気に気づいていないのか、ハレスはシロノメイに言ったことややったことを包み隠さず、アイノヨルたちにぶち撒ける。
「公爵の娘は、アレナをいじめていた! だから俺は今日、シロノメイを呼び出してその罪を命を以て償う機会をやったというのに、シロノメイは自身を竜などと嘯いて妖しの術を使い、逃げ去った。これは公爵家の失態だぞ? すぐにシロノメイを捕縛し、処刑せよ。そうすれば、ブルーウィンズ公爵家の失態は水に流してやろう」
「あ? 何言ってんだ、このクソガキ」
「なっ!? 殿下に向かって不敬な!」
「黙れ」
「・・・・・・ッ!?」
罵倒どころか、シロノメイの命を脅かそうとしたと聞かされたアイノヨルは静かにキレた。勿論、実際にハレスたちがシロノメイを殺せる可能性が一パーセントもないとは分かっていたが、だからと言って、親としてそんな話を許せるはずもない。
礼節をかなぐり捨てて王子をクソガキ呼ばわりすると、ハレスの部下の一人が叱責しようとしたが、アイノヨルはこれを威圧するだけで黙らせた。
静かに、冷たく、けれど明らかに。
猛獣の尾を踏んでしまった緊張感が場に流れる。
ハレスの一方的な言い分から、有り得ないものを取り除いて、ハレスとシロノメイに何があったのかをある程度予測したアイノヨルは、両手を腰に当てて俯くと、心を落ち着けるように長い息を吐いた。
そして、実にあっさりと決定を下す。
「──はぁ~。なるほどな、それでメイは見切りをつけて出ていったって訳か。そうかそうか。じゃ、俺らも出てくか」
真顔でそう言い放ったアイノヨルは、パチンと指を鳴らした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
34
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ご感想ありがとうございます。
王子を本格的に懲らしめるのは少し後ですが、実はシロノメイがお買い物している裏で一回は痛い目をみます。