闘破蒼穹(とうはそうきゅう)

きりしま つかさ

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第0331話 大闘師に昇格!

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翌日の朝、温かい初陽が窓の隙間から部屋に差し込んできた。

板張りの床に細い白い光が広がり、ゆっくりとベッドまで伸びて青年の顔を包んだ。

その静かな表情は外界の暖さを感じ取り、目を開いた。

漆黒の瞳は穏やかで落ち着いている。

体を動かすと同時に、蕭炎はベッドから軽々と跳ね起きた。

部屋のドアを開けると、空っぽのホールが目に飛び込んできた。

海波東は何か用事で外出したのだろう。

これも悪いことではない。

少なくとも干渉されることはない。

ホールで簡単に洗顔を済ませた後、蕭炎はドアに置かれた緑と赤の看板を見やった。

赤が表側になっているのは「入浴中」のサインだ。

それらを確認した後、萧炎は安心して自分の部屋に戻り、窓を開けた。

朝日に包まれて体全体が温まる。

その優しい感覚から、彼の心も自然と穏やかになり、波立たない状態になった。

窓辺に静止し、しばらく待ってから、蕭炎はゆっくりと身体を回す。

掌を開くと、指先から青い光が徐々に昇り上がった。

その光は瞬く間に淡い青の蓮座へ変化し、蕭炎の前に浮かび上がる。

足で床を軽く踏むと同時に、蕭炎は蓮座に乗って座り込んだ。

体が蓮座に触れた瞬間、周囲の空間のエネルギーの流れを感じ取れるようになった。

やはり青蓮の炎との関係は深いのだ。

彼は指先を開き、三紋の青色丹薬を掌間に置いた。

この丹薬は自身の力を込めて作ったものだ。

静かに見つめながら、蕭炎は口に出さないが「失敗するわけにはいかない」と念じた。

息を吐くと同時に両手で印を結び、呼吸を整えた。

閉じた目の中では、空間の平静が突然波紋のように乱された。

虚空中から肉眼に見える気流が浮かび上がり、蓮座周辺を巡り回り、青色の光の壁を通って蕭炎の体内へ流れ込んだ。

そのエネルギーは彼の意識で制御され、気脈路を循環させながら純粋な部分だけを取り出した。

しばらく経過した後、萧炎は指先に力を込めて丹薬を口の中に放った。



三紋青霊丹を口にした瞬間、その薬効は即座に体に吸収された。

蕭炎がそれに対処する前に、三股のエネルギーが連続して体内に流れ込んでくる。

奔流のように喉を通って、経脈へと勢いよく流れ込み、その熱さは火のような熾りを伴う。

突然、二つのエネルギーが炎のように高温を発し、第三の白色エネルギーは氷塊のように冷え、経脈の壁に霜が形成された。

この急な温度差で蕭炎は一瞬揺れ動いたが、すぐに冷静になり、三股のエネルギーが自身で使った骨霊冷火の炎と重ね合わせたことに気付く。

「これが三紋青霊丹か……」彼は心の中で呟きながら、体内に意識を集中させた。

気旋から湧き出る青色斗気が経脈を通って、三股のエネルギーと衝突した。

その瞬間、体の中に軽い爆発音が響いた。

蕭炎は口から息を吐くように低く呻き声を上げ、顔に赤潮が浮かんだ。

手印を変えながら、心神は功法経路を辿り、三股のエネルギーを統合しようとする。

その過程で、冷と熱が絡み合い、融合したエネルギーが新たな形へと変化する。

「轟!」

体内から再び爆発音が響き、蕭炎の顔はさらに赤くなり、口からは白い息が吐かれた。

この三色のエネルギーが経脈を駆け抜けようとする瞬間、突然その動きが止まった。

無数の小エネルギー柱が分岐し、未開拓の経脈にも侵入しようとした。

額に冷汗が滲み、蕭炎は顔を歪めて歯茎から息を吐いた。

体中の経脈が暴走する中、彼は全ての力を込めて制御しようとするが、エネルギーは依然として自由自在に動き回っていた。



体の中には、無数の細かいエネルギーが流れている。

その勢いは、勢いを増して進んでいくように感じた。

狂暴に、これまで蕭炎が到達したことがない狭い経脈へと突入した。

エネルギーは川のように駆け抜け、狭い経脈は急に広がり始めた。

経脈の壁には、極めて細かい亀裂が現れた。

その亀裂からは、微かな光が飛び散ったように見える。

経脈が爆発する前の兆候として、強制的に広がり始めたのであろう。

三色の細かいエネルギーは、尾部から大量の白い液体を振り撒いた。

寒気を帯びたこれらの液体は、すぐに経脈の壁に張り付いた。

それらが浸透すると、亀裂はゆっくりと小さくなっていった。

瞬間後には亀裂は完全に消え、かつては細かい経脈だったものが、大きく変わった。

その光景が、蕭炎の体中の多くの経脈で繰り返されている。

痛みで目が覚めないほどだが、経脈が広く強く変わったことで、蕭炎は耐え抜ければ大きな進展があると悟った。

これらの小さな経脈を突破できれば、今後は斗気の調達速度が大幅に向上するだろう。

戦闘中でも、自由自在に斗気を使うことができれば、大きな優位性を得られるはずだ。

経脈を突破したエネルギーは、さらに前に進み続けた。

ポツリと音を立てて、蕭炎の体の毛孔から細い三色のエネルギー柱が噴出した。

第一声後、すぐに蕭炎の体は連続して震え始めた。

その瞬間、体表から三色のエネルギーが噴水のように勢いよく飛び出た。

瞬く間に、蕭炎はまるで無数の穴を持つ水壺のように見えた。

噴出は僅か数秒で終わりを告げた。

毛孔からはゆっくりと血が滲み出てきた。

血液は滴り落ち、蕭炎の半身を濡らした。

その毛孔は徐々に正常に戻り始めたが、蕭炎は変化した経脈と結びついた毛孔から、風洞のように外のエネルギーを十数倍速く吸収するのを感じた。

経脈からの激痛がやっと止んだため、蕭炎は安堵した。

それから、彼は最大の三色エネルギーに集中し始めた。

その無限に続く三色エネルギーを見つめながら、三紋青霊丹のエネルギーがこれほど巨大であることに驚いた。

以前から分離したエネルギーは、いくつかの細かい経脈を直接的に皮膚の毛孔に通じるようにした。

数回の練習サイクルを経ても、まだわずかしか消化されていない。

「ああ、しかたない。

青蓮の心炎を使うしかないわ」と、蕭は小さく息を吐いた。

気脈を動かし、その中に存在する液状のエネルギーが中央の「納霊」を取り囲むように高速で回転した。

青い炎の細線が噴出され、蕭炎はそれらを三色エネルギーに突進させた。

接触した瞬間、三色エネルギーは沸騰する油鍋のように激しく揺れ動いた。



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