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第0138話「事件解決」
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地元の運転手が提供したヒントによれば、隆利村へ肥腸猪肚鶏を食べに来たという。
実際、当日の駐車場にはほとんどがその店の客だった。
近隣にも大衆食堂や屋台はあるものの、それらは地元客向けで、わざわざ車を乗り付ける人はいない。
なぜかといえば、この肥腸猪肚鶏だけが何か理由で有名になり、隆利県に来た人間が一度も訪れないのは勿体ないという認識があったからだ。
量が多く味も良く価格も手頃で、駐車場の確保もしやすく、常に賑わっていた。
侯楽家は速やかに人員を駐車場へ派遣し、現場調査と同時に出入り記録を取り、映像のナンバーと照合させた。
江遠は隆利県警犬中隊と共に血気味を探すため、黒子という功労犬(二等功受賞)が指揮を執った。
現在同中隊には三頭の犬がおり、そのうち一頭は訓練中、もう一頭は新入りでまだ見習い中のものだった。
ちょうど壮年の一頭は「勤勉だが実は怠け者」という性格で、もう一頭の黒子は二等功受賞という栄誉を誇り、食事時には二つの皿を使うほどの名犬だ。
警犬の活用面では県内でも一定の評判があり、現在は年老いた黒子が活動時間を減らした分、新たな壮年の「白髪」(※注:ここでの「白髪」は人間の職業を指す比喩的な表現)と第三代の訓練中の犬が活躍している。
つまり警犬技術の継承が県内でも稀有な状態だった。
この日出動したのは黒子だ。
その背中は一直線に伸び、デュビンハウンド(※注:正確には「ドーバードッグ」)特有の鋭い耳が直立し、僅かに首を垂めながら軽やかな足取りで血気味に向かって進んだ。
75元(※注:当時の金額換算で約1万円相当)という値段からは想像できないほど衰え知らずの黒子は、夜店で働き続ける四十代の男女やLGBTQ+コミュニティの人々のように、老いても負けん気が強い目つきだった。
ワン! 黒子が一声鳴いた瞬間、七八匹の犬が一斉に飛び出した。
江遠も小走りで駆け寄った。
彼は幼い仔犬たちが現場を破壊する可能性を警戒していたが、「そんな馬鹿な」という思いと「犯罪現場なんて初めて見るんだから仕方ない」という諦めの二つの感情が交錯した。
到着すると、そこには暗渠があり血痕らしいものは見当たらなかった。
重案中隊の鄭向前も駆けつけ、監視カメラの位置を確認しつつ「犯人はここで服を変えていたと推測します」と述べた。
彼は地面に近づき匂いを嗅ぎながら「さらに尿を撒いていたようです」と報告した。
黒子がワンワンと鳴いたのは、他人事のように扱われることへの不満からだろう。
江遠はようやく納得した。
「確かに、血染めの服を着たまま県内に入った場合、目立つはずだ。
駐車場で変えるのが最も適切な場所です」
この時、若い刑事が推測した。
「彼は衣服を持参している。
計画殺人の可能性もあるかもしれない」
江遠がその男を一瞥した。
その男は知性に欠けるタイプで、積極的に発言する姿勢からも、自分が愚かであることを自覚していないことが読み取れた。
「計画殺人なら服を持っていても凶器を持たないのか?」
鄭向前が俯せに返答し、その道を塞いだ。
捜査の方向性は彼が決めるもの。
無能な若者など邪魔になるはずがない。
現段階での証拠から計画殺人の可能性は極めて低い。
そもそも車を持っている現在の容疑者が、拾荒老人を計画的に殺す理由とは?
宿怨があるなら、即座に死を与えるための凶器が必要だ。
単なる怒りによる暴行でも準備が不十分ではあるまい。
駐車場への侵入など計画的とすれば、あまりにも馬鹿げた行動である。
誰もその愚かな男の発言を無視したままだった。
江遠はマスクを装着し、隆利県の現地調査班と共に明渠からサンプル採取に着手した。
臭気がある明渠だが、屍体を引き取った後にこれくらいなら問題ない。
翌日の尿と比べれば匂いも薄かった。
唯一不快だったのは、屋外での作業環境である。
駐車場の通行人や警犬・黒子が江遠を見つめる視線に、ほんの少しだけ気まずさを感じた。
サンプル採取を終えた江遠は、黒子をじっと見詰めた。
この犬とは面識がない。
もし大壮ならこんな目つきで睨まれたら、毛並みごと引きちぎりたいところだ。
「これで十分」
江遠がサンプルボックスを車に積み、鄭向前に報告した。
捜査段階では使われないかもしれないが、訴訟手続きでは一定の効果を発揮するだろう。
頑固な弁護士との対決時には大きな武器になることもある。
もちろんDNA鑑定を行い、江遠が以前拭ったものと照合すれば、より確実性が増す。
期待した血染めの衣服や凶器など見つからず、何の収穫もないまま帰途についた人々は不満顔だった。
しかし別の手配を出した警察たちからは、重大な知らせが届いていた。
単なる良いニュースではなく、容疑者・車両・その他様々な証拠品も押収されていた!
「つまり犯人を捕まえたのか?」
招待所から目覚めた吴軍は直ちに刑捜本部へと向かった。
江遠がうなずきながら答える。
「現在取り調べ中です。
二十代半ばの男です」
吴軍が若い江遠を見やった。
「激情殺人だったのか?」
「いいえ、繰り返しはあったようです」江遠は首を横に振って続けた。
「重慶中隊の連中が外出しているのは、証拠収集に向かったのでしょう」
「証拠なんて車内の血で十分でしょう。
凶器?」
「凶器と衣服は一緒に焼却されました。
据いだ話では、建築用のプラスチックパイプ、PPR給湯管らしいです。
彼らが言う通り」江遠が報告し、「不完全な灰も回収しています」
吴軍が笑みを浮かべた。
「この男には何かあるようだね。
凶器は難題だが、やけに手際の悪い焼却方法だ。
どうやって焼いたのか?どこでやったのか?」
**(ここに適切な日本語訳文が続きます)**
「キャンプ場の鉄製ドラム缶に火をつけていたんだ」江遠も同じように興味津々だった。
証拠隠滅という行為は古今東西、大智者たちが挑んできた。
氷で作ったナイフを選ぶのも面白い選択だ。
殺人後に溶けてしまえば凶器が見つからない(実験結果ではないので模倣しないように)。
プラスチック製の棍棒も同様だが、殺害時に直接性に欠ける。
燃焼時の黒煙が多すぎるからね。
外出中の重装備中隊の二人警官が少女を連れて慌てて帰ってきた。
その少女は18歳から48歳までの年齢で、薄粧を施し、白いTシャツに長ズボンを着ていた。
髪型は高馬尾で若干ふんわりと乱れ、遊び心のある印象だった。
江遠と師匠が目配りし合った瞬間、審問の終了時刻だと悟ったようだ。
新たに加わった人物は証人かもしれないし何でもある。
まだ推測中だった江遠とは違い、吴軍は直ちに監視室で動画を確認に向かった。
江遠は行かなかった。
人が多いからと急がなかったからだ。
しばらくして少女が出てきた。
迷わず外に出た。
その後しばらくして、吴軍が深刻な表情で出てくるのを見かけた。
「あれは……」江遠も驚きを隠せない。
吴軍がため息をつき、唇を動かしながら言った。
「外でタバコ吸って話そう」
江遠が素早く中華煙草のパッケージを開け、外に出ると吴軍に渡し点火した。
吴軍は深く吸い込み、吐き出して再び吸い込むと続けた。
「犯人は今日逮捕された若い男だ。
動機は我々が想像していたものとは違う」
「あの少女のせい?」
「うん、その男が仲間と別れた後にこの少女を見かけたんだ。
wechatを要求したが拒否されると、ずっと追いかけていた。
拾い食いの張洪に見つかった」
吴軍はまたタバコを吸い、吐き出すと続けた。
「張洪がその男を止めようとした時、少女は混乱して逃げ出した。
男はますます腹立たしくなり、張洪の家まで追いかけて殺したんだ」
江遠は目を見開いた。
「それだけ? 気に入らなかったから?」
「不快なのはそれだけじゃない」吴軍が門の方を一瞥し続けた。
「あの被害者の少女はその後も警察に報告せず、昨日警官に尋ねられた時も何も言わなかった……」
江遠は数秒間黙った。
恩義の報答は法律で義務付けられていない。
誰かが恩返しをしたくないなら警察は止められない
江遠が訊いた。
「その少女を見つけたのは犯人の供述?」
「うん」吴軍がため息をつき続けた。
「それ以外では死因も不明だったんだ。
二人とも説明できないからね」
江遠は二人のことを指していると悟った(犯人と張洪)。
些か不満に、江遠が足元の階段を蹴りつけた。
足先が痛むほど強く。
タバコの煙が鼻腔を刺激し、咳が出る。
吴軍は前方を見つめる目つきで吸い続けた。
タバコを吸い終わると灰皿に捨て、江遠の肩を叩いて言った。
「解決すればいいんだ。
この世の中の善悪は区切れないからね。
我々ができることだけやれば」
江遠が頷いた「うん」
「師匠、どうせならチャーシューメン食べに行こうよ、それこそ美味い」
実際、当日の駐車場にはほとんどがその店の客だった。
近隣にも大衆食堂や屋台はあるものの、それらは地元客向けで、わざわざ車を乗り付ける人はいない。
なぜかといえば、この肥腸猪肚鶏だけが何か理由で有名になり、隆利県に来た人間が一度も訪れないのは勿体ないという認識があったからだ。
量が多く味も良く価格も手頃で、駐車場の確保もしやすく、常に賑わっていた。
侯楽家は速やかに人員を駐車場へ派遣し、現場調査と同時に出入り記録を取り、映像のナンバーと照合させた。
江遠は隆利県警犬中隊と共に血気味を探すため、黒子という功労犬(二等功受賞)が指揮を執った。
現在同中隊には三頭の犬がおり、そのうち一頭は訓練中、もう一頭は新入りでまだ見習い中のものだった。
ちょうど壮年の一頭は「勤勉だが実は怠け者」という性格で、もう一頭の黒子は二等功受賞という栄誉を誇り、食事時には二つの皿を使うほどの名犬だ。
警犬の活用面では県内でも一定の評判があり、現在は年老いた黒子が活動時間を減らした分、新たな壮年の「白髪」(※注:ここでの「白髪」は人間の職業を指す比喩的な表現)と第三代の訓練中の犬が活躍している。
つまり警犬技術の継承が県内でも稀有な状態だった。
この日出動したのは黒子だ。
その背中は一直線に伸び、デュビンハウンド(※注:正確には「ドーバードッグ」)特有の鋭い耳が直立し、僅かに首を垂めながら軽やかな足取りで血気味に向かって進んだ。
75元(※注:当時の金額換算で約1万円相当)という値段からは想像できないほど衰え知らずの黒子は、夜店で働き続ける四十代の男女やLGBTQ+コミュニティの人々のように、老いても負けん気が強い目つきだった。
ワン! 黒子が一声鳴いた瞬間、七八匹の犬が一斉に飛び出した。
江遠も小走りで駆け寄った。
彼は幼い仔犬たちが現場を破壊する可能性を警戒していたが、「そんな馬鹿な」という思いと「犯罪現場なんて初めて見るんだから仕方ない」という諦めの二つの感情が交錯した。
到着すると、そこには暗渠があり血痕らしいものは見当たらなかった。
重案中隊の鄭向前も駆けつけ、監視カメラの位置を確認しつつ「犯人はここで服を変えていたと推測します」と述べた。
彼は地面に近づき匂いを嗅ぎながら「さらに尿を撒いていたようです」と報告した。
黒子がワンワンと鳴いたのは、他人事のように扱われることへの不満からだろう。
江遠はようやく納得した。
「確かに、血染めの服を着たまま県内に入った場合、目立つはずだ。
駐車場で変えるのが最も適切な場所です」
この時、若い刑事が推測した。
「彼は衣服を持参している。
計画殺人の可能性もあるかもしれない」
江遠がその男を一瞥した。
その男は知性に欠けるタイプで、積極的に発言する姿勢からも、自分が愚かであることを自覚していないことが読み取れた。
「計画殺人なら服を持っていても凶器を持たないのか?」
鄭向前が俯せに返答し、その道を塞いだ。
捜査の方向性は彼が決めるもの。
無能な若者など邪魔になるはずがない。
現段階での証拠から計画殺人の可能性は極めて低い。
そもそも車を持っている現在の容疑者が、拾荒老人を計画的に殺す理由とは?
宿怨があるなら、即座に死を与えるための凶器が必要だ。
単なる怒りによる暴行でも準備が不十分ではあるまい。
駐車場への侵入など計画的とすれば、あまりにも馬鹿げた行動である。
誰もその愚かな男の発言を無視したままだった。
江遠はマスクを装着し、隆利県の現地調査班と共に明渠からサンプル採取に着手した。
臭気がある明渠だが、屍体を引き取った後にこれくらいなら問題ない。
翌日の尿と比べれば匂いも薄かった。
唯一不快だったのは、屋外での作業環境である。
駐車場の通行人や警犬・黒子が江遠を見つめる視線に、ほんの少しだけ気まずさを感じた。
サンプル採取を終えた江遠は、黒子をじっと見詰めた。
この犬とは面識がない。
もし大壮ならこんな目つきで睨まれたら、毛並みごと引きちぎりたいところだ。
「これで十分」
江遠がサンプルボックスを車に積み、鄭向前に報告した。
捜査段階では使われないかもしれないが、訴訟手続きでは一定の効果を発揮するだろう。
頑固な弁護士との対決時には大きな武器になることもある。
もちろんDNA鑑定を行い、江遠が以前拭ったものと照合すれば、より確実性が増す。
期待した血染めの衣服や凶器など見つからず、何の収穫もないまま帰途についた人々は不満顔だった。
しかし別の手配を出した警察たちからは、重大な知らせが届いていた。
単なる良いニュースではなく、容疑者・車両・その他様々な証拠品も押収されていた!
「つまり犯人を捕まえたのか?」
招待所から目覚めた吴軍は直ちに刑捜本部へと向かった。
江遠がうなずきながら答える。
「現在取り調べ中です。
二十代半ばの男です」
吴軍が若い江遠を見やった。
「激情殺人だったのか?」
「いいえ、繰り返しはあったようです」江遠は首を横に振って続けた。
「重慶中隊の連中が外出しているのは、証拠収集に向かったのでしょう」
「証拠なんて車内の血で十分でしょう。
凶器?」
「凶器と衣服は一緒に焼却されました。
据いだ話では、建築用のプラスチックパイプ、PPR給湯管らしいです。
彼らが言う通り」江遠が報告し、「不完全な灰も回収しています」
吴軍が笑みを浮かべた。
「この男には何かあるようだね。
凶器は難題だが、やけに手際の悪い焼却方法だ。
どうやって焼いたのか?どこでやったのか?」
**(ここに適切な日本語訳文が続きます)**
「キャンプ場の鉄製ドラム缶に火をつけていたんだ」江遠も同じように興味津々だった。
証拠隠滅という行為は古今東西、大智者たちが挑んできた。
氷で作ったナイフを選ぶのも面白い選択だ。
殺人後に溶けてしまえば凶器が見つからない(実験結果ではないので模倣しないように)。
プラスチック製の棍棒も同様だが、殺害時に直接性に欠ける。
燃焼時の黒煙が多すぎるからね。
外出中の重装備中隊の二人警官が少女を連れて慌てて帰ってきた。
その少女は18歳から48歳までの年齢で、薄粧を施し、白いTシャツに長ズボンを着ていた。
髪型は高馬尾で若干ふんわりと乱れ、遊び心のある印象だった。
江遠と師匠が目配りし合った瞬間、審問の終了時刻だと悟ったようだ。
新たに加わった人物は証人かもしれないし何でもある。
まだ推測中だった江遠とは違い、吴軍は直ちに監視室で動画を確認に向かった。
江遠は行かなかった。
人が多いからと急がなかったからだ。
しばらくして少女が出てきた。
迷わず外に出た。
その後しばらくして、吴軍が深刻な表情で出てくるのを見かけた。
「あれは……」江遠も驚きを隠せない。
吴軍がため息をつき、唇を動かしながら言った。
「外でタバコ吸って話そう」
江遠が素早く中華煙草のパッケージを開け、外に出ると吴軍に渡し点火した。
吴軍は深く吸い込み、吐き出して再び吸い込むと続けた。
「犯人は今日逮捕された若い男だ。
動機は我々が想像していたものとは違う」
「あの少女のせい?」
「うん、その男が仲間と別れた後にこの少女を見かけたんだ。
wechatを要求したが拒否されると、ずっと追いかけていた。
拾い食いの張洪に見つかった」
吴軍はまたタバコを吸い、吐き出すと続けた。
「張洪がその男を止めようとした時、少女は混乱して逃げ出した。
男はますます腹立たしくなり、張洪の家まで追いかけて殺したんだ」
江遠は目を見開いた。
「それだけ? 気に入らなかったから?」
「不快なのはそれだけじゃない」吴軍が門の方を一瞥し続けた。
「あの被害者の少女はその後も警察に報告せず、昨日警官に尋ねられた時も何も言わなかった……」
江遠は数秒間黙った。
恩義の報答は法律で義務付けられていない。
誰かが恩返しをしたくないなら警察は止められない
江遠が訊いた。
「その少女を見つけたのは犯人の供述?」
「うん」吴軍がため息をつき続けた。
「それ以外では死因も不明だったんだ。
二人とも説明できないからね」
江遠は二人のことを指していると悟った(犯人と張洪)。
些か不満に、江遠が足元の階段を蹴りつけた。
足先が痛むほど強く。
タバコの煙が鼻腔を刺激し、咳が出る。
吴軍は前方を見つめる目つきで吸い続けた。
タバコを吸い終わると灰皿に捨て、江遠の肩を叩いて言った。
「解決すればいいんだ。
この世の中の善悪は区切れないからね。
我々ができることだけやれば」
江遠が頷いた「うん」
「師匠、どうせならチャーシューメン食べに行こうよ、それこそ美味い」
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