規格外の教室

到冠

文字の大きさ
11 / 12
ゆるぎない覚悟

記録係、成長の軌跡

しおりを挟む
体育館裏での秘密の集会から、一週間が経過した。
僕の心は、あの夜の光景を鮮明に焼き付けたまま、静かに、しかし確実に変化していた。
小川先輩の圧倒的な存在感。
斉藤さんの悔しさに満ちた瞳。
そして、胸のサイズや搾乳量を競い合う、彼女たちの熾烈な文化。
それは、僕がこれまで抱いていた、この学校に対するすべての認識を覆すものだった。

僕は、もはや、彼女たちを「規格外の身体を持つ女子生徒」という一括りには見ることができなくなっていた。
彼女たちは、一人ひとりが、この身体を自らの「武器」として磨き上げ、誇りをかけて、それぞれの人生を生き抜いている。
彼女たちの胸は、単なる肉の塊ではなく、彼女たちの生き様そのものなのだと、僕はようやく理解した。

そして、僕自身の「記録係」という役割も、新たな意味を持ち始めていた。
僕は、ただの傍観者ではない。
僕は、彼女たちの「文化」を、彼女たちの「力」を、後世に伝えるための、大切な存在なのだ。
その使命感は、僕の心を温かく満たし、僕をこの学校の日常へと、さらに深く引き込んでいった。

しかし、その道のりは、決して平坦なものではなかった。
彼女たちの成長は、僕の想像を遥かに超える、圧倒的なスピードで進行していたのだ。

朝のホームルームが終わると、僕は日課のように、日野さんの元へと向かった。
特別研究クラスの部屋で、日野さんは、いつものようにデータが並ぶスクリーンを見つめている。
しかし、その顔には、どこか疲労の色が滲んでいるようだった。

「日野さん、どうしたんですか?」

僕の問いかけに、日野さんは、ゆっくりと僕に顔を向けた。

「日向くん…君も、もうすぐ分かるだろう。彼女たちの成長のスピードが、僕たちの記録を、追い越そうとしている。」

日野さんの言葉に、僕は首を傾げた。
記録を追い越す?
それは、一体どういう意味なのだろうか。

「見てくれ、このデータグラフを。」

日野さんは、僕をスクリーンへと促した。
そこには、過去一週間分の、女子生徒たちの胸の成長曲線が、リアルタイムで表示されている。
その曲線は、まるで、急な坂道を駆け上がっていくかのように、急角度で上昇していた。

「これは…」

僕は、その光景に、息をのんだ。
特に、斉藤さんと小川先輩の成長曲線は、他の生徒たちを遥かに凌駕する勢いで伸びている。

「斉藤結衣。一週間で、トップバストが162cmから169cmに成長している。そして、小川美咲。彼女もまた、165cmから172cmにまで成長している。彼女たちの乳腺の発達は、もはや、予測不能な領域にまで達しているんだ。」

日野さんの言葉は、僕の心を揺さぶった。
斉藤さんのトップバストは169cm、アンダーバスト69cm。
その差は100cmとなり、ブラのカップサイズはアンダー70として、2周目のJカップにまで達している。
そして、小川先輩は、トップバスト172cm、アンダーバスト70cm。
その差は102cm。
2周目のKカップにまで到達していた。
彼女たちの身体は、一週間という短い期間で、驚異的な成長を遂げていたのだ。

彼女たちの成長は、もはや、日々の記録を追いつくことすら困難な、圧倒的な生命力の奔流だった。
僕は、再び、自分の無力さを痛感していた。

「日向くん…僕たちの役割は、もはや、ただの記録係じゃない。僕たちは、この圧倒的な成長の軌跡を、この目で見て、そして、彼女たちの心を支えることなんだ。」

日野さんの言葉に、僕は静かに頷いた。
その日を境に、僕の記録係としての日常は、大きく変化していった。
僕は、日野さんと共に、女子生徒たちの成長の軌跡を、間近で観察することになったのだ。

放課後、僕たちは特別研究クラスの部屋で、女子生徒たちが日々の搾乳を行う様子を、記録ノートに書き記していた。
搾乳室の奥にある巨大なガラス張りの部屋では、僕たちが以前見た、巨大な搾乳器が並んでいる。
その一つ一つに、女子生徒たちが、自らの胸を、ゆっくりと、しかし、誇らしげに収めていく。

その日は、大野さんが、搾乳を行っていた。
彼女の胸は、僕がこの学校に来た時よりも、一回りも二回りも大きくなっている。
元々、2周目のFカップだった彼女の胸は、この一週間で、さらにその大きさを増し、現在はトップバスト158cm、アンダーバスト65cm。その差は93cmとなり、2周目のHカップにまで達していた。

彼女は、着ていたブラジャーを外すと、その巨大な胸が、まるで重力に逆らうかのように、ふわりと膨らんだ。
カチャリ、という小さな金属音が響き、そして、一瞬の静寂の後、僕は目の前の光景に、息をのんだ。
これまでブラジャーという名の堅牢な壁に覆われていた彼女の胸は、解放された瞬間、まるで生命を得たかのように、ふわりと上方へと押し上げられた。
それは、まるで、広大な大地にそびえ立つ双子の山脈が、薄い霧を払い、その全貌を現したかのようだった。

薄手のTシャツ一枚で、彼女の胸の重みと、その巨大さが、僕の目の前に突きつけられる。
Tシャツの胸の部分は、今にも破裂しそうなくらいに、ピンと張りつめ、その生地の繊維の一本一本が、限界まで引き伸ばされているのが見て取れた。
ボタンとボタンの間のわずかな隙間からは、彼女の豊かな肌の柔らかな曲線が、こぼれ落ちそうなくらいに、僕に見せつけてくる。

彼女の身体は、この途方もない質量に耐え、バランスを保つために、わずかに後方へと反っている。
その姿は、まるで、強風に立ち向かう巨大な木のように、美しく、そして、力強かった。

僕は、その光景を前に、言葉を失っていた。
それは、ただの「大きな胸」ではない。
それは、僕の知るすべての常識を超えた、圧倒的な「生命力」の塊だった。
彼女の胸の表面には、血管がかすかに浮き上がり、その下の乳腺が、今にも弾け飛びそうなくらいに、激しく脈動している。
その脈動は、僕の心臓の鼓動と、共鳴しているかのように感じられた。

彼女は、自らの胸を、まるで壊れやすい宝物であるかのように、両手でそっと支えた。
その仕草は、僕がこれまで見てきた、苦痛に満ちた仕草とは、全く違う。
それは、自分の身体を、誇りに思うための、神聖な仕草だった。

「ふぅ…今日は、いつもより、少し重いかな…」

大野さんは、搾乳器に胸を収めながら、苦痛と、そして、わずかな快楽が入り混じったような、複雑な表情を浮かべている。
額には、玉のような汗が滲み、呼吸は荒く、身体はわずかに震えている。
しかし、その瞳の奥には、確固たる意志の光が宿っていた。
搾乳器が作動すると、彼女の胸は、まるで生き物であるかのように、激しく脈動する。
ギチギチ、という乳腺の収縮音が、Tシャツの生地を通して、僕の耳に届いてくる。
それは、まるで、彼女の身体が、自分自身の限界を、自ら押し広げようとしているかのようだった。

そして、透明なパイプから、濃密な母乳が、勢いよく流れ出した。
その流れは、もはや小さな滝などではない。
それは、まるで、ダムが決壊したかのように、濁流となって、搾乳器の受け皿へと流れ込んでいく。
乳白色の液体は、パイプの中で激しい渦を巻き、その流れの勢いは、僕がこれまで見てきた、すべての光景を遥かに凌駕するものだった。
それは、彼女の身体が、この一週間の間に、どれほどの成長を遂げたのかを、雄弁に物語っていた。

「毎分5.2リットル。これは…過去の記録を更新している。」

日野さんの言葉が、搾乳室に響き渡った。
その言葉に、大野さんは、苦痛に満ちた表情の奥に、わずかに喜びの色を浮かべているのが見て取れた。
彼女は、この「文化」の中で、誰よりも強くありたいと願っているのだ。

「彼女の身体は…もはや、僕たちの予測を超えている。この勢いでいけば…彼女は、すぐにでも、小川を追い抜くだろう。」

日野さんの言葉に、僕は記録ノートにペンを走らせる。
僕は、もはや、ただの記録係ではない。
僕は、彼女たちの成長の軌跡を、この目で見て、そして、彼女たちの心の声を、僕自身の言葉で、記録していく。

搾乳が終わると、大野さんは、僕たちの元へとやってきた。
彼女は、少しだけ疲れたような表情を浮かべている。
しかし、その瞳には、誰にも負けない、確固たる誇りが宿っているように見えた。

「日向くん、見てくれた?私の成長の軌跡を。」

大野さんは、僕に優しい笑顔を向けた。
その言葉には、僕が、彼女たちの「文化」を、受け入れてくれたことに対する、感謝の気持ちが込められているように感じられた。

「はい、大野さん。僕、ちゃんと、記録しました。大野さんの成長の軌跡を、僕のノートに、ちゃんと、刻みました。」

僕の言葉に、大野さんは、満面の笑みを浮かべた。
その笑顔は、僕の心に、温かい光を灯してくれた。

その日の放課後、僕たちは、体育館裏へと向かった。
そこには、いつものように、青山さんが、体育の授業で男子生徒たちを圧倒していた。
彼女の胸は、僕がこの学校に来た時よりも、さらに大きく、そして、強くなっている。
トップバスト140cm、アンダーバスト65cm。
その差は、75cm。Zカップを超え、2周目のAカップにまで達していた。

彼女は、巨大な胸を揺らしながら、コートを縦横無尽に駆け回っている。
その胸は、まるで彼女自身のもう一つの心臓であるかのように、力強く脈動していた。
僕の耳には、彼女の胸の重みが、地面を踏みしめる音に合わせて、ドスン、ドスンと響いてくる。

その日の体育の授業は、ハンドボールだった。
青山さんは、コートの中央に立ち、パスを受けてから、一瞬、その巨大な胸を大きく張り出した。
その時、彼女の身体全体が、まるで巨大な弓のように、ぐっとしなる。
僕は、彼女の身体が、その途方もない質量を、どのようにして力へと変換しているのかを、目の当たりにしていた。

彼女の胸の重みは、もはや単なる「重荷」ではない。
それは、彼女の身体を支える、強靭なバネへと昇華されていた。
彼女は、胸の重みを、投げる動作の反動として利用し、ボールに信じられないほどの推進力を与えている。

「ふんっ!」

彼女がボールを投げると、その圧倒的な球速に、男子生徒たちは、ただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
それは、単なる「速いボール」ではない。
それは、僕たちの常識を、物理法則ごとねじ曲げるかのような、圧倒的な「暴力」だった。
ボールは、風を切り裂くような甲高い音を立てて、ゴールネットに突き刺さる。
その衝撃で、ネット全体が大きく揺れ、その轟音が、体育館中に響き渡った。

「どうだ!日向くん!今日の私のシュートは、いつもより、さらに速かっただろ!」

青山さんは、男子生徒たちを圧倒し、勝利の雄叫びを上げていた。
その声には、彼女の身体の成長に対する、確固たる自信と、そして、誰にも負けない誇りが込められている。
彼女の胸は、誇り高く、揺るぎない力強さを僕に示していた。

「はい、青山さん。今日のシュートは、僕の記録ノートに、新たな一ページを刻みました。揺るぎない自信と、圧倒的な力が、ボールに乗っていました。」

僕の言葉に、青山さんは、僕に向かって、満面の笑顔を向けた。
その笑顔は、僕の心に、新たな感動を呼び起こしてくれた。

僕の記録係としての役割も、大きく変わっていく。
僕は、ただの記録係ではない。
僕は、彼女たちの身体と、そして、その心の奥底に触れ、彼女たちの生き様を、僕自身の言葉で、永遠に刻み続けるための存在なのだ。

その日の夜、僕は、一人で記録ノートを手に取った。
ノートには、大野さんや青山さんの成長の軌跡が、僕の震える手で、詳細に書き記されていた。


記録の限界: 女子生徒たちの成長のスピードが、日々の記録を追い越そうとしている。特に、斉藤結衣は2周目のJカップ、小川美咲は2周目のKカップに達し、彼女たちの身体は予測不能な成長を遂げている。


役割の変化: 記録係は、もはやデータを記録するだけでなく、彼女たちの成長を間近で観察し、心を支える存在へと変化する。


大野沙織の成長: 元々2周目のFカップだったが、この一週間でトップバスト158cm、アンダーバスト65cm、2周目のHカップに達する。搾乳時の母乳の勢いは毎分5.2リットルを記録し、その成長ぶりを雄弁に物語っていた。


青山莉子の成長: トップバスト140cm、アンダーバスト65cm、2周目のAカップに達する。体育の授業中に見せる、その胸の重みが生み出す圧倒的なパワーは、彼女の成長を象徴していた。


僕の心には、揺るぎない覚悟が満ちていた。
この学校で、彼女たちの記録係として、彼女たちの力と、その奥に秘められた真実を、僕自身の目で、五感で、余すところなく捉えたい。
そして、この記録ノートを、彼女たちの存在を証明するための、未来へと繋がる物語として完成させたい。
僕は、静かに呼吸を整え、来るべき明日を思い描いた。
机の上のノートは、もはや単なる文具ではない。
それは、僕が彼女たちの世界と、そして、彼女たちの歴史と向き合うための、僕だけの聖典だった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

秘められたサイズへの渇望

到冠
大衆娯楽
大きな胸であることを隠してる少女たちが、自分の真のサイズを開放して比べあうお話です。

アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?

無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。 どっちが稼げるのだろう? いろんな方の想いがあるのかと・・・。 2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。 あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

処理中です...