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私はお姉様にはなれないの2(スィートピー視点)
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「嘘でしょ、だって私はこの家の……いいえ、そうかもしれないと考えた事はあるわ。だって私だけ似ていないのだもの」
この家の小ではない。
それは私の心の中にストンと落ちてきました。
「あの時母親に抱かれもせず泣き続けるお前が気の毒だと、そんな気の毒な気持ちでお前を引き取らなければ良かった。お前は努力が嫌いで、派手好きで、良いところなど何もない子だった。引き取った事を何度後悔したか分からないが、事情を知らないスクテラリアがお前は可愛い妹だというから、娘でいさせただけだ」
お父様の辛辣な言葉に、私は絶望して動かないお姉様を見ました。
綺麗なお姉様は、動かなくなっても綺麗で憎らしくなります。
侍女やメイドに手入れされつくした肌、髪、爪。
豪華なドレスと装飾品で着飾って夜会やお茶会に出掛ける姿を、私はいつも羨ましく見ていました。
「スクテラリアは優しい子だったから、お前が我儘を言っても優しく諭すだけだった。側妃の家だって家柄は悪くないというのに、あのあばずれの娘はやはりあばずれだったというのに、スクテラリアはお前は可愛い妹だと言って」
「だから何、お姉様なんて私は好きじゃなったわ。高慢で人を見下して、大嫌いだったわ」
スクテラリア、スクテラリア、スクテラリア。
誰もがお姉様を褒めて、素晴らしい人だ、淑女の鑑だと褒め称えていました。
豪華なドレス、綺麗な髪飾り、光り輝く宝飾品。
私に少し位貸してくれてもいいのに、見せびらかすだけで試しに着けさせてくれることすら無い。
きっと私の前で意地悪をする時が本当のお姉様だったのでしょう。
王妃様のお茶会には一人で参加して、私を誘おうともしない。
夜会だってお兄様にエスコートされて、出掛けて行く。
シオン殿下には見向きもされなかったくせに、シオン殿下の婚約者のくせに、お兄様と出掛けるのです。
「なんだとっ」
「どんなにお姉様が素晴らしい令嬢と言われても、婚約者の気持ちすら自分に留めて置けなかったじゃない。シオン殿下が惹かれたのは私よ。私はシオン殿下なんてどうでも良かったわ。王太子妃になりたかっただけ、王太子妃になってお姉様に命令したかったのよ。格下になったお姉様に命令するの。そのドレスはこの場にはふさわしくないわ、着替えていらっしゃい。その宝飾品は似合わないわ、私が貰ってあげるわってね。いやああっ」
またお父様が手を上げました。
遠慮等何も無い勢いで私の頬を打ったお父様は、床に倒れ伏した私に唾を吐き捨てた後お兄様に食って掛かっていたシオン殿下を羽交い絞めにし、私の方へ投げ飛ばしました。
ああ、私は愛されていません。
お父様は私には平気で暴力を振るうのですね。
やっぱり私は愛されていなかったのです。
「お前達二人は似合いだ。傲慢で利己的で愚か。似合いの二人だ」
「何を言っている公爵、お前もこいつも不敬が過ぎるだろっ」
「お前達の愚かな行いがスクテラリアを殺したんだ。お前達はその罪を背負って生きていけ。私はもう知らない。こんな国。スクテラリアがこの国を支えて欲しいと願うから留まっていたに過ぎない。スィートピー、恥ずべき娘、お前はどれだけスクテラリアに愛されていたのかすら分からぬのだろう」
お姉様が私を愛していた?
そんなの、そんなの、分かっています。
あの人は、私が近寄ると微笑んで手を差し伸べてくれた。
侍女達が磨いた美しい手を私に伸ばして、一緒にお茶を頂きましょうと誘ってくれた。
忙しいくせに、疲れて少しでも休みたいと思っていたくせに、私が近づくと嬉しそうな顔を作り「一緒にお茶を頂きましょう。美味しいケーキがあるのよ」と誘ってくるの。
馬鹿な姉だと思ったわ。
馬鹿で愚かで、女としての魅力なんてないお姉様。
私が愛してもいないシオン殿下を誑かすのも、指をくわえて見ているしかなかった。
可哀そうなお姉様、私に婚約者を奪われて命まで落としてしまった。
いい気味よ、私はもっと愛されたかった。
豪華なドレスが欲しかった、高価な宝飾品が欲しかった。
それを身に着けたら、お姉様になれるんじゃないかって思ったから。
礼儀作法さえ満足に出来ない私でも、そうなれるんじゃないかって錯覚してしまった。
好きじゃないけれど、シオン殿下の婚約者になれたらお姉様を超えられるんじゃないかって思ってしまったの。
それがこんなことになるなんて、お姉様を殺してしまうなんて思いもしなかったの。
「私はシオン殿下を好きなんかじゃなかったわ。私はただ豪華な暮らしがしたかっただけ。そんな私にお姉様はまけたのよ」
私は私に負けたの。
お姉様を超えたかった、お姉様になりたかった。
だけどお姉様にはなれず、お姉様の命を縮めただけだったの。
「無様ね、お姉様。妹に婚約者を奪われて、命まで奪われるなんて、惨めね」
嘲る様に笑うけれど、私はお姉様が好きだった。
憧れていたの、綺麗な綺麗なお姉様。
好きだったの、私に笑い掛ける優しい顔が大好きだったの。
「私は愚かだけど、お姉様だってそうよ、愚かで優しいお姉様。私は……」
私はお姉様になりたかったの。
愛するお姉様になりたかったの。
この家の小ではない。
それは私の心の中にストンと落ちてきました。
「あの時母親に抱かれもせず泣き続けるお前が気の毒だと、そんな気の毒な気持ちでお前を引き取らなければ良かった。お前は努力が嫌いで、派手好きで、良いところなど何もない子だった。引き取った事を何度後悔したか分からないが、事情を知らないスクテラリアがお前は可愛い妹だというから、娘でいさせただけだ」
お父様の辛辣な言葉に、私は絶望して動かないお姉様を見ました。
綺麗なお姉様は、動かなくなっても綺麗で憎らしくなります。
侍女やメイドに手入れされつくした肌、髪、爪。
豪華なドレスと装飾品で着飾って夜会やお茶会に出掛ける姿を、私はいつも羨ましく見ていました。
「スクテラリアは優しい子だったから、お前が我儘を言っても優しく諭すだけだった。側妃の家だって家柄は悪くないというのに、あのあばずれの娘はやはりあばずれだったというのに、スクテラリアはお前は可愛い妹だと言って」
「だから何、お姉様なんて私は好きじゃなったわ。高慢で人を見下して、大嫌いだったわ」
スクテラリア、スクテラリア、スクテラリア。
誰もがお姉様を褒めて、素晴らしい人だ、淑女の鑑だと褒め称えていました。
豪華なドレス、綺麗な髪飾り、光り輝く宝飾品。
私に少し位貸してくれてもいいのに、見せびらかすだけで試しに着けさせてくれることすら無い。
きっと私の前で意地悪をする時が本当のお姉様だったのでしょう。
王妃様のお茶会には一人で参加して、私を誘おうともしない。
夜会だってお兄様にエスコートされて、出掛けて行く。
シオン殿下には見向きもされなかったくせに、シオン殿下の婚約者のくせに、お兄様と出掛けるのです。
「なんだとっ」
「どんなにお姉様が素晴らしい令嬢と言われても、婚約者の気持ちすら自分に留めて置けなかったじゃない。シオン殿下が惹かれたのは私よ。私はシオン殿下なんてどうでも良かったわ。王太子妃になりたかっただけ、王太子妃になってお姉様に命令したかったのよ。格下になったお姉様に命令するの。そのドレスはこの場にはふさわしくないわ、着替えていらっしゃい。その宝飾品は似合わないわ、私が貰ってあげるわってね。いやああっ」
またお父様が手を上げました。
遠慮等何も無い勢いで私の頬を打ったお父様は、床に倒れ伏した私に唾を吐き捨てた後お兄様に食って掛かっていたシオン殿下を羽交い絞めにし、私の方へ投げ飛ばしました。
ああ、私は愛されていません。
お父様は私には平気で暴力を振るうのですね。
やっぱり私は愛されていなかったのです。
「お前達二人は似合いだ。傲慢で利己的で愚か。似合いの二人だ」
「何を言っている公爵、お前もこいつも不敬が過ぎるだろっ」
「お前達の愚かな行いがスクテラリアを殺したんだ。お前達はその罪を背負って生きていけ。私はもう知らない。こんな国。スクテラリアがこの国を支えて欲しいと願うから留まっていたに過ぎない。スィートピー、恥ずべき娘、お前はどれだけスクテラリアに愛されていたのかすら分からぬのだろう」
お姉様が私を愛していた?
そんなの、そんなの、分かっています。
あの人は、私が近寄ると微笑んで手を差し伸べてくれた。
侍女達が磨いた美しい手を私に伸ばして、一緒にお茶を頂きましょうと誘ってくれた。
忙しいくせに、疲れて少しでも休みたいと思っていたくせに、私が近づくと嬉しそうな顔を作り「一緒にお茶を頂きましょう。美味しいケーキがあるのよ」と誘ってくるの。
馬鹿な姉だと思ったわ。
馬鹿で愚かで、女としての魅力なんてないお姉様。
私が愛してもいないシオン殿下を誑かすのも、指をくわえて見ているしかなかった。
可哀そうなお姉様、私に婚約者を奪われて命まで落としてしまった。
いい気味よ、私はもっと愛されたかった。
豪華なドレスが欲しかった、高価な宝飾品が欲しかった。
それを身に着けたら、お姉様になれるんじゃないかって思ったから。
礼儀作法さえ満足に出来ない私でも、そうなれるんじゃないかって錯覚してしまった。
好きじゃないけれど、シオン殿下の婚約者になれたらお姉様を超えられるんじゃないかって思ってしまったの。
それがこんなことになるなんて、お姉様を殺してしまうなんて思いもしなかったの。
「私はシオン殿下を好きなんかじゃなかったわ。私はただ豪華な暮らしがしたかっただけ。そんな私にお姉様はまけたのよ」
私は私に負けたの。
お姉様を超えたかった、お姉様になりたかった。
だけどお姉様にはなれず、お姉様の命を縮めただけだったの。
「無様ね、お姉様。妹に婚約者を奪われて、命まで奪われるなんて、惨めね」
嘲る様に笑うけれど、私はお姉様が好きだった。
憧れていたの、綺麗な綺麗なお姉様。
好きだったの、私に笑い掛ける優しい顔が大好きだったの。
「私は愚かだけど、お姉様だってそうよ、愚かで優しいお姉様。私は……」
私はお姉様になりたかったの。
愛するお姉様になりたかったの。
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※仕事が休みの日のみの執筆になるため、毎日は更新できません……(書きだめできた時だけします)ご了承くださいませ。
※※しれっと短編から長編に変更しました。(だって絶対終わらないと思ったから!)
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