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妹の恋の始まり3
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「不安だわ、あなたが嫁いだ後どれだけ問題が起きるかなんて、考えたくない。あなた家族以外にも気軽にまじないをしていたりしないわよね?」
赤くなった頬を両手で抑えているカレンを恨めしく見つめながら尋ねると、カレンは得意そうな顔になりながらこくこくと何度も頷きました。
この得意そうな顔、なんだか嫌な予感しかしないのですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
「まじないを教えてくれた神官と一緒にお守りとして護符や匂い袋を作ったものを、神殿で売っているだけです」
「まじないを教えてくれた神官?」
「はい、私が治癒魔法だけは息を吸うより簡単に出来るから、聖魔法を沢山練習すれば聖女にもなれるって言われて教わる様になりましたが、私聖魔法と相性が良かったらしくてすぐにまじないを覚えて……お姉様?」
あまりのことに、私は取り乱して勢いよく立ち上がってしまいました。
聖魔法が得意、治癒魔法は光の属性に分類される魔法が多いですが、聖魔法は光の属性魔法の中でも最上級の魔法に分類されるものです。
それは光の属性魔法が得意な程度では、習得することすら出来ません。
「カレン、あなたまさか聖魔法が使えるの?」
顔が引きつります、倒れない様に両手に拳を作りぎゅっと力を入れていますが、それでも眩暈がしてきました。
「はい、勿論使えますけれど、それがなにか問題でしたでしょうか?」
「お父様とお母様はご存知なの?」
「……詳しくお話したこと……そういえば無かったかもしれません。治療院で使う魔法は普通の光の属性魔法ですから、……そうですね、聖魔法は神殿の中を浄化したりですとか、神殿奥にある庭に植えられているご神木に聖魔法を掛けたり、祭壇に……お、お姉様っ!」
あまりの衝撃に、ふらりと私はソファーの上に倒れ込んでしまいました。
神殿の中を浄化、ご神木に聖魔法を掛ける。
その言葉の、それが現実だという意味の重さに、衝撃が酷すぎて途中で言葉が聞こえなくなって、いいえカレンの話を聞くことを私の体が拒否してしまいましたが、祭壇にの後はきっと神の像に同じく聖魔法と浄化の魔法を掛けていると言ったのでしょう。
「お姉様、眩暈でしょうか? お疲れが出たのかしら、今体力回復の魔法を……それとも精神安定の魔法の方がいいのかしら」
「へ、平気よ。それよりもあなたが聖魔法が使えること、殿下にはお話しているの?」
「いえ、それはまだ。あの、神官から聖女になり神殿に仕えるつもりが無いのなら、聖魔法の件は広めない方が良いと以前言われて……ああ、家族に話した方がいいかもその時に相談していたんです。すっかり忘れていました」
ぐらぐらと視界が揺れます。
その神官に悪意は本当に無かったのでしょうか? カレンが仕事をしている治療院で一緒に働いている神官であれば領地の神殿の神官であることは確かですが、意図なく貴族令嬢に聖魔法を勧めるなんてするでしょうか。
「その時、家族に話してはいいと言われたの?」
「はい。でも、それ以外の方には言わない方がいいと。神殿の中でも私が聖魔法を使えると知っているのは一部の方だけにしていただいています」
つまり、神官にはこの件を広めてはいけないという自覚があったということです。
神殿には数人の神官がいますが、一体誰がカレンに聖魔法を教えてしまったのでしょう。困ったことをしてくれたものです。
いえ、カレンに適性がありすぎて勝手に覚えてしまったのかもしれません。
どちらにしても、これは一度お父様とお母様に相談しなければ。
「カレン、今日殿下に匂い袋をお渡しするの止めなさい」
「どうしてですか、お姉様」
「あなたが聖魔法を使えることも複数のまじないを一つのものにつけられることも、安易に殿下に知らせるわけにはいかないからよ」
どうしたらいいのか、考えを巡らせながらカレンに話しますが、神官の修行をしたわけでもないただの貴族令嬢が聖魔法を使えるなんて普通はあり得ないとは知らないカレンは不満そうにしています。
「私が唯一得意なものなのに、まじないが出来るとあの方に教えてはいけないのですか?」
悲しそうな、今にも泣きそうな顔をしているカレンを見てしまうと許してしまいたくなりますが、お父様の考えを聞く前に私が勝手に許可を出したり出来ません。
「カレン、まじないが二種類あるのはあなたも知っているでしょう?」
「はい、簡単な気休め程度の光の属性の魔法と、ちょっと難しい聖属性の魔法ですよね」
ちょっと難しい、カレンのその認識にもう私は気を失いたい気持になりますが、時間がないのだと思い出して気力を振り絞ります。
「……そうね、それじゃもうひとつまじないと付与の違い、付与は付与師が防具や武具に防御魔法などを付与するもの。これはタビサがローブにつけているから知っているわね?」
「はい」
「そして、まじない。これは普通神殿に仕える神官の能力で、神官が修行を重ねてまじない師となり、守り袋を作るのが普通だというのは知っている? ただし、まじない師が使うのはあなたが今気休め程度と言った光の属性のまじないなのよ」
鑑定魔法というものを使える人が世の中にはいますが、そう多くありません。
その人が見れば、物につけられたまじないがどんなものか分かるかもしれませんが、普通は分かりません。
こういうまじないが付いていますよと説明されたら、そういうまじないがついていると信じるしかありません。
「ああ、そういえば光の属性の魔法のまじない袋は、神殿の下級神官が神殿の売店で売っていますが、神官が作る聖の属性魔法のまじない袋は、依頼を受けて作っていますね」
「うちの領地の神殿ではそういう扱いなのね」
「はい、私は最初気休め程度のお守りなんて売店で売らずに、全部聖の属性魔法でお守りを作ればいいのにと思っていたのですが、売店で真剣な顔でお守りを選んでいる方を見た時に、気休め程度の効果しかないお守りでも、それを持つ方がそれを持つことで励まされるのであれば、十分効果があるものなのだと気が付きましたの」
「そうなのね」
ああ、私カレンを見くびっていました。
そうです、この子は性格が良すぎるだけで、愚かではないし考えられないわけでもないのに、私はまた妹を無意識に下に見ていたのです。
なんて私は情けない、酷い人間なのか、自分の性格の悪さをこんなところで再度自覚なんてしたくなかったのに。
後悔しながら、私はカレンを説得しようと口を開いたのです。
赤くなった頬を両手で抑えているカレンを恨めしく見つめながら尋ねると、カレンは得意そうな顔になりながらこくこくと何度も頷きました。
この得意そうな顔、なんだか嫌な予感しかしないのですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
「まじないを教えてくれた神官と一緒にお守りとして護符や匂い袋を作ったものを、神殿で売っているだけです」
「まじないを教えてくれた神官?」
「はい、私が治癒魔法だけは息を吸うより簡単に出来るから、聖魔法を沢山練習すれば聖女にもなれるって言われて教わる様になりましたが、私聖魔法と相性が良かったらしくてすぐにまじないを覚えて……お姉様?」
あまりのことに、私は取り乱して勢いよく立ち上がってしまいました。
聖魔法が得意、治癒魔法は光の属性に分類される魔法が多いですが、聖魔法は光の属性魔法の中でも最上級の魔法に分類されるものです。
それは光の属性魔法が得意な程度では、習得することすら出来ません。
「カレン、あなたまさか聖魔法が使えるの?」
顔が引きつります、倒れない様に両手に拳を作りぎゅっと力を入れていますが、それでも眩暈がしてきました。
「はい、勿論使えますけれど、それがなにか問題でしたでしょうか?」
「お父様とお母様はご存知なの?」
「……詳しくお話したこと……そういえば無かったかもしれません。治療院で使う魔法は普通の光の属性魔法ですから、……そうですね、聖魔法は神殿の中を浄化したりですとか、神殿奥にある庭に植えられているご神木に聖魔法を掛けたり、祭壇に……お、お姉様っ!」
あまりの衝撃に、ふらりと私はソファーの上に倒れ込んでしまいました。
神殿の中を浄化、ご神木に聖魔法を掛ける。
その言葉の、それが現実だという意味の重さに、衝撃が酷すぎて途中で言葉が聞こえなくなって、いいえカレンの話を聞くことを私の体が拒否してしまいましたが、祭壇にの後はきっと神の像に同じく聖魔法と浄化の魔法を掛けていると言ったのでしょう。
「お姉様、眩暈でしょうか? お疲れが出たのかしら、今体力回復の魔法を……それとも精神安定の魔法の方がいいのかしら」
「へ、平気よ。それよりもあなたが聖魔法が使えること、殿下にはお話しているの?」
「いえ、それはまだ。あの、神官から聖女になり神殿に仕えるつもりが無いのなら、聖魔法の件は広めない方が良いと以前言われて……ああ、家族に話した方がいいかもその時に相談していたんです。すっかり忘れていました」
ぐらぐらと視界が揺れます。
その神官に悪意は本当に無かったのでしょうか? カレンが仕事をしている治療院で一緒に働いている神官であれば領地の神殿の神官であることは確かですが、意図なく貴族令嬢に聖魔法を勧めるなんてするでしょうか。
「その時、家族に話してはいいと言われたの?」
「はい。でも、それ以外の方には言わない方がいいと。神殿の中でも私が聖魔法を使えると知っているのは一部の方だけにしていただいています」
つまり、神官にはこの件を広めてはいけないという自覚があったということです。
神殿には数人の神官がいますが、一体誰がカレンに聖魔法を教えてしまったのでしょう。困ったことをしてくれたものです。
いえ、カレンに適性がありすぎて勝手に覚えてしまったのかもしれません。
どちらにしても、これは一度お父様とお母様に相談しなければ。
「カレン、今日殿下に匂い袋をお渡しするの止めなさい」
「どうしてですか、お姉様」
「あなたが聖魔法を使えることも複数のまじないを一つのものにつけられることも、安易に殿下に知らせるわけにはいかないからよ」
どうしたらいいのか、考えを巡らせながらカレンに話しますが、神官の修行をしたわけでもないただの貴族令嬢が聖魔法を使えるなんて普通はあり得ないとは知らないカレンは不満そうにしています。
「私が唯一得意なものなのに、まじないが出来るとあの方に教えてはいけないのですか?」
悲しそうな、今にも泣きそうな顔をしているカレンを見てしまうと許してしまいたくなりますが、お父様の考えを聞く前に私が勝手に許可を出したり出来ません。
「カレン、まじないが二種類あるのはあなたも知っているでしょう?」
「はい、簡単な気休め程度の光の属性の魔法と、ちょっと難しい聖属性の魔法ですよね」
ちょっと難しい、カレンのその認識にもう私は気を失いたい気持になりますが、時間がないのだと思い出して気力を振り絞ります。
「……そうね、それじゃもうひとつまじないと付与の違い、付与は付与師が防具や武具に防御魔法などを付与するもの。これはタビサがローブにつけているから知っているわね?」
「はい」
「そして、まじない。これは普通神殿に仕える神官の能力で、神官が修行を重ねてまじない師となり、守り袋を作るのが普通だというのは知っている? ただし、まじない師が使うのはあなたが今気休め程度と言った光の属性のまじないなのよ」
鑑定魔法というものを使える人が世の中にはいますが、そう多くありません。
その人が見れば、物につけられたまじないがどんなものか分かるかもしれませんが、普通は分かりません。
こういうまじないが付いていますよと説明されたら、そういうまじないがついていると信じるしかありません。
「ああ、そういえば光の属性の魔法のまじない袋は、神殿の下級神官が神殿の売店で売っていますが、神官が作る聖の属性魔法のまじない袋は、依頼を受けて作っていますね」
「うちの領地の神殿ではそういう扱いなのね」
「はい、私は最初気休め程度のお守りなんて売店で売らずに、全部聖の属性魔法でお守りを作ればいいのにと思っていたのですが、売店で真剣な顔でお守りを選んでいる方を見た時に、気休め程度の効果しかないお守りでも、それを持つ方がそれを持つことで励まされるのであれば、十分効果があるものなのだと気が付きましたの」
「そうなのね」
ああ、私カレンを見くびっていました。
そうです、この子は性格が良すぎるだけで、愚かではないし考えられないわけでもないのに、私はまた妹を無意識に下に見ていたのです。
なんて私は情けない、酷い人間なのか、自分の性格の悪さをこんなところで再度自覚なんてしたくなかったのに。
後悔しながら、私はカレンを説得しようと口を開いたのです。
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