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EP 4
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決闘! 量産機 vs 帝国特注機
「ふははは! 見ろ、この輝きを!」
ヴォルグ中尉が操作する、黄金の重装機『ゴールデン・グローリー』が、フィールドの中央で剣を掲げた。
全身に純金メッキが施され、関節には宝石が埋め込まれている。
確かに金はかかっているだろう。だが、俺から見れば「重そう」「整備性が悪そう」「狙い撃ちしやすそう」の三重苦だ。
「さて、店主。貴様の機体を出せ。私が直々に鉄屑に変えてやる」
ヴォルグが勝ち誇った顔で挑発する。
俺はため息をつき、店のドアの隙間からこちらを覗き込んでいた影に声をかけた。
「おい、そこの悪ガキ。見学料は取るぞ」
「えっ……!?」
ビクッと肩を震わせて入ってきたのは、先日俺に負かされたドワーフの少年、ガリクだった。
俺の技術が気になって、こっそり見に来ていたらしい。
「ガリク。お前、こいつを操作しろ」
俺は手に持っていた『弓丸』のコントローラーを、ガリクに放り投げた。
「はあ!? お、俺が!?」
「き、貴様……ふざけているのか!」
ヴォルグが顔を真っ赤にして怒鳴る。
当然だ。神聖な決闘に、部外者の子供を、それも代理人として立てるなど侮辱以外の何物でもない。
「ふざけてないさ。俺の『弓丸』は量産型(プロダクト・モデル)だ。誰が乗っても性能を発揮できなきゃ意味がない」
俺はガリクの背中をバンと叩いた。
「安心しろ。あの金ピカより、俺の機体の方が百倍強い。前回のお返しをしてやれ」
「う、うん……分かった!」
ガリクはおっかなびっくりコントローラーを握り、フィールドの端に立つ。
ヴォルグはギリリと歯軋りをした。
「いいだろう……。ならば、そのガキごと捻り潰して、貴様に絶望を教えてやる! 行くぞ!」
『ゴールデン・グローリー』が動いた。
ズシン、ズシン!
床が震えるほどの重量感。コスト2の出力に物を言わせた、強烈な突進だ。
「ひっ! く、来るな!」
ガリクが悲鳴を上げ、無茶苦茶にスティックを倒す。
素人のパニック操作。本来なら、バランスを崩して転倒するか、反応しきれずに棒立ちになる場面だ。
だが。
ヒュンッ!
『弓丸』は、まるで流水のように滑らかにサイドステップを踏み、黄金の巨体の突進を紙一重で回避した。
「えっ……?」
「な、なにっ!?」
ガリクとヴォルグ、両者の声が重なる。
俺はカウンターで頬杖をつき、ニヤリと笑った。
作業台の上の『雷霆』が、ブヴヴ……と低く唸っている。
『……小僧。我になんという計算をさせるのだ』
「姿勢制御(オート・バランサー)だ。頼むぜ、相棒」
そう。今の回避はガリクの実力ではない。
ガリクの「逃げたい!」という入力に対し、『雷霆』の演算能力を借りた俺の補助プログラムが、「最適な回避行動」へと変換・出力したのだ。
これぞ、タクミ製OS『アシスト・ウィザード』。
「くっ、まぐれだ! 死ねぇ!」
ヴォルグが大剣を振り回す。
ブン! ブン!
風を切る豪快な連撃。だが、その全てを『弓丸』は最小限の動きで躱していく。
首を傾けて剣先を避け、半歩下がって盾をいなし、バック転で距離を取る。
「す、すげぇ……! 俺、何もしてないのに……いや、俺が『こう動きたい』と思った通りに動いてくれる!」
ガリクの目が輝き始めた。
最初は恐怖で強張っていた指先が、次第にリズムに乗り始める。
俺の機体は、操縦者の思考を邪魔しない。下手な入力は補正し、良い入力は増幅する。
「おのれ、チョコマカと! 正々堂々と戦わんか!」
「重量級相手に正面から殴り合う馬鹿がどこにいる」
ヴォルグの焦りが見え始めた。
そろそろか。
俺はガリクに声を飛ばした。
「ガリク! 敵の足元を見ろ! あの金ピカ、重すぎて床が耐えられなくなってるぞ!」
見れば、黄金の機体が踏み込むたびに、フィールドの地面が陥没し、動きが鈍くなっている。
無駄な装飾で重量が増しすぎているのだ。
「い、いける!」
ガリクがコントローラーのトリガーを引く。
『弓丸』が背中のコンテナを展開した。
飛び出したのは、前回俺がガリクに使ったのと同じ――『鉤爪付きロープ』だ。
シュパッ!
ロープが『ゴールデン・グローリー』の、宝石で飾られた派手な兜の角に巻き付く。
「なっ、なんだこれは!?」
「引っ張れ、ガリク!」
「うおおおおお!」
ガリクがスティックを手前に引く。
だが、コスト1のパワーで、コスト2の巨体を引っ張り倒すことはできない。
ヴォルグが嘲笑う。
「無駄だ! その程度の出力で、この機体が動くものか!」
「動かす必要はない。……『雷霆』、摩擦係数演算。ジャイロ効果、最大!」
俺は指先でテーブルを叩く。
その瞬間、『弓丸』が自ら高速回転を始めた。
ロープを巻き取りながら、敵の周囲をグルグルと円を描いて走る。
遠心力。
そして、ヴォルグが踏ん張ろうとした足元の、既に脆くなっていた地盤。
バキィッ!
床が砕けた。
片足が沈み、バランスを崩した黄金の巨体に、横方向からの強烈な遠心力が加わる。
「な、なにぃぃぃぃ!?」
ズズズズーン!
『ゴールデン・グローリー』が、自らの重さに耐えきれず、無様な音を立てて横転した。
金メッキが剥がれ、宝石が飛び散る。
「今だ、ガリク! とどめだ!」
「喰らえぇぇぇ!」
ガリクが叫ぶ。
『弓丸』が倒れた敵の胸の上に飛び乗った。
逆手に持ったショートソード。
狙うは装甲の隙間、首元の関節部。
ガシャン!
刃が突き立てられ、火花が散る。
黄金の機体の目が、フツン……と光を失った。
機能停止(シャットダウン)。
完全なる敗北だ。
「――勝負あり、だな」
俺が静かに告げると、ヴォルグはコントローラーを取り落とし、ガクガクと震えながら崩れ落ちた。
「ば、馬鹿な……私の、私のゴールデン・グローリーが……子供の操るコスト1ごときに……」
「機体の値段と性能は比例しない。いい勉強になっただろ?」
俺が皮肉を言うと、カウンターからパチパチと拍手が聞こえた。
「ブラボー。痛快だったぞ、店主」
ルーベンスだ。
彼は満足げに笑いながら、呆然とするヴォルグ中尉に歩み寄った。
「さて、帝国軍の中尉殿。敗者には『約束』を守っていただこうか」
その背中から、ドス黒い魔力が揺らめき立つ。
ただの紳士ではない、絶対的な捕食者のオーラ。
ヴォルグの顔色が、絶望の色に変わった。
「ふははは! 見ろ、この輝きを!」
ヴォルグ中尉が操作する、黄金の重装機『ゴールデン・グローリー』が、フィールドの中央で剣を掲げた。
全身に純金メッキが施され、関節には宝石が埋め込まれている。
確かに金はかかっているだろう。だが、俺から見れば「重そう」「整備性が悪そう」「狙い撃ちしやすそう」の三重苦だ。
「さて、店主。貴様の機体を出せ。私が直々に鉄屑に変えてやる」
ヴォルグが勝ち誇った顔で挑発する。
俺はため息をつき、店のドアの隙間からこちらを覗き込んでいた影に声をかけた。
「おい、そこの悪ガキ。見学料は取るぞ」
「えっ……!?」
ビクッと肩を震わせて入ってきたのは、先日俺に負かされたドワーフの少年、ガリクだった。
俺の技術が気になって、こっそり見に来ていたらしい。
「ガリク。お前、こいつを操作しろ」
俺は手に持っていた『弓丸』のコントローラーを、ガリクに放り投げた。
「はあ!? お、俺が!?」
「き、貴様……ふざけているのか!」
ヴォルグが顔を真っ赤にして怒鳴る。
当然だ。神聖な決闘に、部外者の子供を、それも代理人として立てるなど侮辱以外の何物でもない。
「ふざけてないさ。俺の『弓丸』は量産型(プロダクト・モデル)だ。誰が乗っても性能を発揮できなきゃ意味がない」
俺はガリクの背中をバンと叩いた。
「安心しろ。あの金ピカより、俺の機体の方が百倍強い。前回のお返しをしてやれ」
「う、うん……分かった!」
ガリクはおっかなびっくりコントローラーを握り、フィールドの端に立つ。
ヴォルグはギリリと歯軋りをした。
「いいだろう……。ならば、そのガキごと捻り潰して、貴様に絶望を教えてやる! 行くぞ!」
『ゴールデン・グローリー』が動いた。
ズシン、ズシン!
床が震えるほどの重量感。コスト2の出力に物を言わせた、強烈な突進だ。
「ひっ! く、来るな!」
ガリクが悲鳴を上げ、無茶苦茶にスティックを倒す。
素人のパニック操作。本来なら、バランスを崩して転倒するか、反応しきれずに棒立ちになる場面だ。
だが。
ヒュンッ!
『弓丸』は、まるで流水のように滑らかにサイドステップを踏み、黄金の巨体の突進を紙一重で回避した。
「えっ……?」
「な、なにっ!?」
ガリクとヴォルグ、両者の声が重なる。
俺はカウンターで頬杖をつき、ニヤリと笑った。
作業台の上の『雷霆』が、ブヴヴ……と低く唸っている。
『……小僧。我になんという計算をさせるのだ』
「姿勢制御(オート・バランサー)だ。頼むぜ、相棒」
そう。今の回避はガリクの実力ではない。
ガリクの「逃げたい!」という入力に対し、『雷霆』の演算能力を借りた俺の補助プログラムが、「最適な回避行動」へと変換・出力したのだ。
これぞ、タクミ製OS『アシスト・ウィザード』。
「くっ、まぐれだ! 死ねぇ!」
ヴォルグが大剣を振り回す。
ブン! ブン!
風を切る豪快な連撃。だが、その全てを『弓丸』は最小限の動きで躱していく。
首を傾けて剣先を避け、半歩下がって盾をいなし、バック転で距離を取る。
「す、すげぇ……! 俺、何もしてないのに……いや、俺が『こう動きたい』と思った通りに動いてくれる!」
ガリクの目が輝き始めた。
最初は恐怖で強張っていた指先が、次第にリズムに乗り始める。
俺の機体は、操縦者の思考を邪魔しない。下手な入力は補正し、良い入力は増幅する。
「おのれ、チョコマカと! 正々堂々と戦わんか!」
「重量級相手に正面から殴り合う馬鹿がどこにいる」
ヴォルグの焦りが見え始めた。
そろそろか。
俺はガリクに声を飛ばした。
「ガリク! 敵の足元を見ろ! あの金ピカ、重すぎて床が耐えられなくなってるぞ!」
見れば、黄金の機体が踏み込むたびに、フィールドの地面が陥没し、動きが鈍くなっている。
無駄な装飾で重量が増しすぎているのだ。
「い、いける!」
ガリクがコントローラーのトリガーを引く。
『弓丸』が背中のコンテナを展開した。
飛び出したのは、前回俺がガリクに使ったのと同じ――『鉤爪付きロープ』だ。
シュパッ!
ロープが『ゴールデン・グローリー』の、宝石で飾られた派手な兜の角に巻き付く。
「なっ、なんだこれは!?」
「引っ張れ、ガリク!」
「うおおおおお!」
ガリクがスティックを手前に引く。
だが、コスト1のパワーで、コスト2の巨体を引っ張り倒すことはできない。
ヴォルグが嘲笑う。
「無駄だ! その程度の出力で、この機体が動くものか!」
「動かす必要はない。……『雷霆』、摩擦係数演算。ジャイロ効果、最大!」
俺は指先でテーブルを叩く。
その瞬間、『弓丸』が自ら高速回転を始めた。
ロープを巻き取りながら、敵の周囲をグルグルと円を描いて走る。
遠心力。
そして、ヴォルグが踏ん張ろうとした足元の、既に脆くなっていた地盤。
バキィッ!
床が砕けた。
片足が沈み、バランスを崩した黄金の巨体に、横方向からの強烈な遠心力が加わる。
「な、なにぃぃぃぃ!?」
ズズズズーン!
『ゴールデン・グローリー』が、自らの重さに耐えきれず、無様な音を立てて横転した。
金メッキが剥がれ、宝石が飛び散る。
「今だ、ガリク! とどめだ!」
「喰らえぇぇぇ!」
ガリクが叫ぶ。
『弓丸』が倒れた敵の胸の上に飛び乗った。
逆手に持ったショートソード。
狙うは装甲の隙間、首元の関節部。
ガシャン!
刃が突き立てられ、火花が散る。
黄金の機体の目が、フツン……と光を失った。
機能停止(シャットダウン)。
完全なる敗北だ。
「――勝負あり、だな」
俺が静かに告げると、ヴォルグはコントローラーを取り落とし、ガクガクと震えながら崩れ落ちた。
「ば、馬鹿な……私の、私のゴールデン・グローリーが……子供の操るコスト1ごときに……」
「機体の値段と性能は比例しない。いい勉強になっただろ?」
俺が皮肉を言うと、カウンターからパチパチと拍手が聞こえた。
「ブラボー。痛快だったぞ、店主」
ルーベンスだ。
彼は満足げに笑いながら、呆然とするヴォルグ中尉に歩み寄った。
「さて、帝国軍の中尉殿。敗者には『約束』を守っていただこうか」
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