7 / 10
EP 7
しおりを挟む
神々の女子会と、ラーメン屋台の営業許可
帝都ルミナスの裏路地。
表通りの喧騒が嘘のような静寂の中に、一軒の古びた赤提灯が揺れていた。
リベラがそこを通りかかったのは、偶然だった。
仕事帰りに「裏路地の市場調査」をしていた彼女の鼻を、とてつもなく芳醇な豚骨スープの香りがくすぐったのだ。
「……いい匂いですわね。まるで博多の屋台のような」
香りに誘われて路地の奥へ進むと、そこには奇妙な光景があった。
屋台の横に置かれたビールケースの簡易テーブルで、二人の女性が管を巻いていたのだ。
「もうやってらんないわよー! 勇者がまた異世界転移してきてさぁ、チート寄越せってうるさいのなんの!」
「……わかるわ。私のところにも来たわよ。ハーレム作りたいとか寝言言ってたから、ブラックホールに放り込んでやったけど」
一人は、後光が差すほどの金髪美女(だが手には安いジョッキ)。
もう一人は、闇のような黒髪のクールビューティ(だが目は据わっている)。
創造神ルチアナと、魔王ラスティアである。
世界を管理する二トップが、お忍びで「女子会(愚痴大会)」を開いていたのだ。
「あら? 人間……?」
ルチアナがリベラに気づく。
「あ、あなた! 最近噂の『弁護士』ちゃんじゃない! 面白いことやってる子!」
「……初めまして。桜田リベラと申します」
リベラは瞬時に相手の「格」を察知した。タダモノではない。纏っているオーラの質が、人間やエルフの比ではないのだ。
彼女はニッコリと微笑み、バスケットからタッパーを取り出した。
「お近づきの印に、おつまみはいかが? 『自家製スモークチーズ』と『地球風ポテトサラダ』ですわ」
「えっ、地球の料理!? 食べるー!」
「……気が利くじゃない」
餌付け成功。
リベラが相席し、奇妙な飲み会が始まった直後――屋台の奥から、怒声が響いた。
「ええい! 何度言ったらわかる! 俺のスープは完璧だ!」
ドォォン! と調理台を叩いたのは、ねじり鉢巻をした渋いイケオジ。
竜王デュークである。
その目の前には、青ざめた顔の役人が立っていた。
「し、しかしですね店主! 貴方の店は衛生基準が不明瞭です! 『ゴルド商会』様からの通報もありまして……営業停止処分にするしか……」
「営業停止だと!? ふざけるな! このスープを完成させるのに百年かかったんだぞ!」
デュークの口から黄金の火花が漏れる。
このままではブレスで帝都ごと役人が消し飛ぶ。
「――お待ちになって」
リベラが立ち上がり、二人の間に割って入った。
彼女は役人に対し、冷徹な眼差しを向ける。
「食品衛生法に基づく行政処分……。ですが、明確な『汚染の証拠』もなく営業を止めるのは、裁量権の逸脱ではありませんこと?」
「な、なんだ君は! これは決定事項だ! 文句があるなら裁判所へ行け!」
役人は捨て台詞を吐いて逃げ出した。
デュークが歯噛みする。
「ぬうぅ……! 我がラーメン屋『龍神』が……! これではルチアナたちに〆のラーメンを出せんではないか!」
「お困りのようですわね、大将」
リベラは名刺を差し出した。
「その営業停止処分、私が取り消させてご覧に入れますわ。……報酬は、ラーメン一杯で」
***
翌日。帝都地方裁判所。
リベラが開廷を請求した「行政処分取消訴訟」の法廷は、異様な空気に包まれていた。
裁判長席に座る佐藤健義は、提出された証人リストを見て、手が震えて止まらなかった。
原告:デューク(職業:ラーメン屋台店主 / 備考:竜王)
証人:ルチアナ(職業:無職 / 備考:創造神)
証人:ラスティア(職業:魔王 / 備考:常連客)
「(……嘘だろ……? なんで神様がラーメン屋の裁判に来るんだよ……! 想定外すぎるだろリベラァァァ!!)」
健義は白目を剥きかけながら、懐のタバスコ瓶を一気飲みした。
喉が焼け付くような激辛で、なんとか正気を保つ。
「……か、開廷する。……原告代理人、陳述を」
リベラが優雅に一礼する。
「裁判長。被告である保健所(役人)は、原告の屋台が『不衛生』であると主張しています。しかし、これは偏見に基づく不当な処分です」
役人が反論する。
「偏見ではない! 屋台など野外調理だ、虫や埃が入る! それに、あの店主は火も使わず、口から火を吹いてスープを温めているんだぞ! 不潔極まりない!」
傍聴席がざわつく。
しかし、リベラはデュークを証言台に立たせた。
「店主。貴方のブレスの温度は何度ですの?」
「……フン。手加減して摂氏3000度だ」
会場が静まり返る。
リベラはニヤリと笑った。
「お聞きになりまして? 3000度です。地球の基準において、食品の殺菌は『75度で1分以上』が目安。……3000度の高熱処理(ブレス)を経たスープに、細菌など一匹たりとも生存不可能ですわ」
「そ、それは……」
「さらに! 証人、ルチアナさん」
証言台に立った女神が、けだるげに手を振る。
「やっほー。……あのラーメン、美味しいわよ? 私が作った『人類』には出せない味ね。神具認定してもいいくらい」
創造神による「神具認定」。
これ以上の食品衛生保証(お墨付き)が、この世界に存在するだろうか。
役人は泡を吹いて倒れかけた。
「さあ裁判長! この完璧な滅菌処理と、神の保証があるラーメン屋に対し、営業停止は妥当でしょうか!?」
健義は頭を抱えた。
法理論としてはメチャクチャだ。だが、相手は竜王と神だ。ここで「No」と言えば、物理的に世界が滅ぶ。
しかし、彼は裁判官。自分の舌で確かめずに判決は下せない。
「……検証を行う。原告、そのラーメンをここに提出せよ」
法廷に、寸胴鍋が持ち込まれた。
デュークが口から黄金のブレスを吐き、一瞬でスープを沸騰させる。
湯切りをし、チャーシューを乗せ、健義の前に丼が置かれた。
「……いただきます」
健義はスープを一口啜った。
その瞬間、彼のメガネが曇り、カッと目が見開かれた。
「――っ!? こ、これは……! 豚骨の濃厚な旨味の中に、野菜の甘味が溶け込んでいる……! 何よりこの麺、加水率が絶妙だ!」
彼は無心で麺を啜り、最後に懐の「マイ七味唐辛子」を振って、スープまで完飲した。
「……ぷはっ。……文句なしだ」
健義は満足げに息を吐き、木槌を叩いた。
「判決! 本件処分を取り消す! さらに被告(保健所)は、原告に対し『営業妨害の慰謝料』として、今後一年間、ラーメンのトッピング無料券を配布すること!」
カーン!
勝訴。
デュークがガッツポーズをし、ルチアナとラスティアが「よっしゃ! 祝勝会よ!」とハイタッチをした。
***
閉廷後。
屋台『龍神』は、裁判の噂を聞きつけた客で長蛇の列となっていた。
リベラは特等席で、約束のラーメンを啜っている。
「ふふ、美味しいですわ。……これなら、いつでもゴルド商会と戦えますね」
「ああ。……礼を言うぞ、人間」
デュークが、不器用にチャーシューのおまけを載せてくれた。
「貴様の度胸、気に入った。……何かあったら呼べ。アルティメット・バーストで消し飛ばしてやる」
「おーいリベラちゃん、次こっち来て飲もうよー!」
奥のテーブルでは、既に出来上がっている女神と魔王が手招きしている。
こうしてリベラは、「神々の飲み友達」兼「竜王の顧問弁護士」という、世界最強のコネクションを手に入れた。
だがその裏で、面子を潰されたゴルド商会の幹部たちが、どす黒い殺意を抱き始めていることに、彼女はまだ気づいていないふりをしていた。
「……さあ、次はどんな大物が釣れるかしら?」
リベラは丼の底に残ったスープを見つめ、不敵に微笑んだ。
帝都ルミナスの裏路地。
表通りの喧騒が嘘のような静寂の中に、一軒の古びた赤提灯が揺れていた。
リベラがそこを通りかかったのは、偶然だった。
仕事帰りに「裏路地の市場調査」をしていた彼女の鼻を、とてつもなく芳醇な豚骨スープの香りがくすぐったのだ。
「……いい匂いですわね。まるで博多の屋台のような」
香りに誘われて路地の奥へ進むと、そこには奇妙な光景があった。
屋台の横に置かれたビールケースの簡易テーブルで、二人の女性が管を巻いていたのだ。
「もうやってらんないわよー! 勇者がまた異世界転移してきてさぁ、チート寄越せってうるさいのなんの!」
「……わかるわ。私のところにも来たわよ。ハーレム作りたいとか寝言言ってたから、ブラックホールに放り込んでやったけど」
一人は、後光が差すほどの金髪美女(だが手には安いジョッキ)。
もう一人は、闇のような黒髪のクールビューティ(だが目は据わっている)。
創造神ルチアナと、魔王ラスティアである。
世界を管理する二トップが、お忍びで「女子会(愚痴大会)」を開いていたのだ。
「あら? 人間……?」
ルチアナがリベラに気づく。
「あ、あなた! 最近噂の『弁護士』ちゃんじゃない! 面白いことやってる子!」
「……初めまして。桜田リベラと申します」
リベラは瞬時に相手の「格」を察知した。タダモノではない。纏っているオーラの質が、人間やエルフの比ではないのだ。
彼女はニッコリと微笑み、バスケットからタッパーを取り出した。
「お近づきの印に、おつまみはいかが? 『自家製スモークチーズ』と『地球風ポテトサラダ』ですわ」
「えっ、地球の料理!? 食べるー!」
「……気が利くじゃない」
餌付け成功。
リベラが相席し、奇妙な飲み会が始まった直後――屋台の奥から、怒声が響いた。
「ええい! 何度言ったらわかる! 俺のスープは完璧だ!」
ドォォン! と調理台を叩いたのは、ねじり鉢巻をした渋いイケオジ。
竜王デュークである。
その目の前には、青ざめた顔の役人が立っていた。
「し、しかしですね店主! 貴方の店は衛生基準が不明瞭です! 『ゴルド商会』様からの通報もありまして……営業停止処分にするしか……」
「営業停止だと!? ふざけるな! このスープを完成させるのに百年かかったんだぞ!」
デュークの口から黄金の火花が漏れる。
このままではブレスで帝都ごと役人が消し飛ぶ。
「――お待ちになって」
リベラが立ち上がり、二人の間に割って入った。
彼女は役人に対し、冷徹な眼差しを向ける。
「食品衛生法に基づく行政処分……。ですが、明確な『汚染の証拠』もなく営業を止めるのは、裁量権の逸脱ではありませんこと?」
「な、なんだ君は! これは決定事項だ! 文句があるなら裁判所へ行け!」
役人は捨て台詞を吐いて逃げ出した。
デュークが歯噛みする。
「ぬうぅ……! 我がラーメン屋『龍神』が……! これではルチアナたちに〆のラーメンを出せんではないか!」
「お困りのようですわね、大将」
リベラは名刺を差し出した。
「その営業停止処分、私が取り消させてご覧に入れますわ。……報酬は、ラーメン一杯で」
***
翌日。帝都地方裁判所。
リベラが開廷を請求した「行政処分取消訴訟」の法廷は、異様な空気に包まれていた。
裁判長席に座る佐藤健義は、提出された証人リストを見て、手が震えて止まらなかった。
原告:デューク(職業:ラーメン屋台店主 / 備考:竜王)
証人:ルチアナ(職業:無職 / 備考:創造神)
証人:ラスティア(職業:魔王 / 備考:常連客)
「(……嘘だろ……? なんで神様がラーメン屋の裁判に来るんだよ……! 想定外すぎるだろリベラァァァ!!)」
健義は白目を剥きかけながら、懐のタバスコ瓶を一気飲みした。
喉が焼け付くような激辛で、なんとか正気を保つ。
「……か、開廷する。……原告代理人、陳述を」
リベラが優雅に一礼する。
「裁判長。被告である保健所(役人)は、原告の屋台が『不衛生』であると主張しています。しかし、これは偏見に基づく不当な処分です」
役人が反論する。
「偏見ではない! 屋台など野外調理だ、虫や埃が入る! それに、あの店主は火も使わず、口から火を吹いてスープを温めているんだぞ! 不潔極まりない!」
傍聴席がざわつく。
しかし、リベラはデュークを証言台に立たせた。
「店主。貴方のブレスの温度は何度ですの?」
「……フン。手加減して摂氏3000度だ」
会場が静まり返る。
リベラはニヤリと笑った。
「お聞きになりまして? 3000度です。地球の基準において、食品の殺菌は『75度で1分以上』が目安。……3000度の高熱処理(ブレス)を経たスープに、細菌など一匹たりとも生存不可能ですわ」
「そ、それは……」
「さらに! 証人、ルチアナさん」
証言台に立った女神が、けだるげに手を振る。
「やっほー。……あのラーメン、美味しいわよ? 私が作った『人類』には出せない味ね。神具認定してもいいくらい」
創造神による「神具認定」。
これ以上の食品衛生保証(お墨付き)が、この世界に存在するだろうか。
役人は泡を吹いて倒れかけた。
「さあ裁判長! この完璧な滅菌処理と、神の保証があるラーメン屋に対し、営業停止は妥当でしょうか!?」
健義は頭を抱えた。
法理論としてはメチャクチャだ。だが、相手は竜王と神だ。ここで「No」と言えば、物理的に世界が滅ぶ。
しかし、彼は裁判官。自分の舌で確かめずに判決は下せない。
「……検証を行う。原告、そのラーメンをここに提出せよ」
法廷に、寸胴鍋が持ち込まれた。
デュークが口から黄金のブレスを吐き、一瞬でスープを沸騰させる。
湯切りをし、チャーシューを乗せ、健義の前に丼が置かれた。
「……いただきます」
健義はスープを一口啜った。
その瞬間、彼のメガネが曇り、カッと目が見開かれた。
「――っ!? こ、これは……! 豚骨の濃厚な旨味の中に、野菜の甘味が溶け込んでいる……! 何よりこの麺、加水率が絶妙だ!」
彼は無心で麺を啜り、最後に懐の「マイ七味唐辛子」を振って、スープまで完飲した。
「……ぷはっ。……文句なしだ」
健義は満足げに息を吐き、木槌を叩いた。
「判決! 本件処分を取り消す! さらに被告(保健所)は、原告に対し『営業妨害の慰謝料』として、今後一年間、ラーメンのトッピング無料券を配布すること!」
カーン!
勝訴。
デュークがガッツポーズをし、ルチアナとラスティアが「よっしゃ! 祝勝会よ!」とハイタッチをした。
***
閉廷後。
屋台『龍神』は、裁判の噂を聞きつけた客で長蛇の列となっていた。
リベラは特等席で、約束のラーメンを啜っている。
「ふふ、美味しいですわ。……これなら、いつでもゴルド商会と戦えますね」
「ああ。……礼を言うぞ、人間」
デュークが、不器用にチャーシューのおまけを載せてくれた。
「貴様の度胸、気に入った。……何かあったら呼べ。アルティメット・バーストで消し飛ばしてやる」
「おーいリベラちゃん、次こっち来て飲もうよー!」
奥のテーブルでは、既に出来上がっている女神と魔王が手招きしている。
こうしてリベラは、「神々の飲み友達」兼「竜王の顧問弁護士」という、世界最強のコネクションを手に入れた。
だがその裏で、面子を潰されたゴルド商会の幹部たちが、どす黒い殺意を抱き始めていることに、彼女はまだ気づいていないふりをしていた。
「……さあ、次はどんな大物が釣れるかしら?」
リベラは丼の底に残ったスープを見つめ、不敵に微笑んだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
追放令嬢と【神の農地】スキル持ちの俺、辺境の痩せ地を世界一の穀倉地帯に変えたら、いつの間にか建国してました。
黒崎隼人
ファンタジー
日本の農学研究者だった俺は、過労死の末、剣と魔法の異世界へ転生した。貧しい農家の三男アキトとして目覚めた俺には、前世の知識と、触れた土地を瞬時に世界一肥沃にするチートスキル【神の農地】が与えられていた!
「この力があれば、家族を、この村を救える!」
俺が奇跡の作物を育て始めた矢先、村に一人の少女がやってくる。彼女は王太子に婚約破棄され、「悪役令嬢」の汚名を着せられて追放された公爵令嬢セレスティーナ。全てを失い、絶望の淵に立つ彼女だったが、その瞳にはまだ気高い光が宿っていた。
「俺が、この土地を生まれ変わらせてみせます。あなたと共に」
孤独な元・悪役令嬢と、最強スキルを持つ転生農民。
二人の出会いが、辺境の痩せた土地を黄金の穀倉地帯へと変え、やがて一つの国を産み落とす奇跡の物語。
優しくて壮大な、逆転建国ファンタジー、ここに開幕!
中年オジが異世界で第二の人生をクラフトしてみた
Mr.Six
ファンタジー
仕事に疲れ、酒に溺れた主人公……。フラフラとした足取りで橋を進むと足を滑らしてしまい、川にそのままドボン。気が付くとそこは、ゲームのように広大な大地が広がる世界だった。
訳も分からなかったが、視界に現れたゲームのようなステータス画面、そして、クエストと書かれた文章……。
「夢かもしれないし、有給消化だとおもって、この世界を楽しむか!」
そう開き直り、この世界を探求することに――
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
神様の人選ミスで死んじゃった!? 異世界で授けられた万能ボックスでいざスローライフ冒険!
さかき原枝都は
ファンタジー
光と影が交錯する世界で、希望と調和を求めて進む冒険者たちの物語
会社員として平凡な日々を送っていた七樹陽介は、神様のミスによって突然の死を迎える。そして異世界で新たな人生を送ることを提案された彼は、万能アイテムボックスという特別な力を手に冒険を始める。 平穏な村で新たな絆を築きながら、自分の居場所を見つける陽介。しかし、彼の前には隠された力や使命、そして未知なる冒険が待ち受ける! 「万能ボックス」の謎と仲間たちとの絆が交差するこの物語は、笑いあり、感動ありの異世界スローライフファンタジー。陽介が紡ぐ第二の人生、その行く先には何が待っているのか——?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる