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EP 6
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シェアハウスの光と闇(後編)~歩く災害エルフ~
太郎国の朝の市場は活気に満ちている。
近隣諸国から輸入された珍しい香辛料、タロウマートのプライベートブランド商品、そして新鮮な野菜。
主婦や料理人たちが目を光らせる、平和な商いの場だ。
――その平和が、たった一人の少女によって崩壊しようとしていた。
「あら、坊や。お腹が空いているの? 可哀想に……」
市場の片隅で、一人の美女がしゃがみ込んでいた。
透き通るような金髪、長い耳、そして神秘的な緑の瞳。
手には、捻じれた木でできた杖――国宝級アーティファクト『世界樹の杖』が握られている。
彼女の名はルナ・シンフォニア。
エルフの国『世界樹の森』の次期女王候補にして、正真正銘のハイ・エルフである。
彼女の目の前には、ただ母親の買い物を待って退屈でぐずっていただけの子供がいる。
だが、ド天然のルナの目には「飢餓に苦しむ哀れな子」と映ったらしい。
「お姉さんが、美味しいものをあげるわね。――『世界樹の恵み(クリエイション・ハーベスト)』」
彼女が杖を一振りした。
刹那、市場のアスファルトを突き破り、太いツルが爆発的に成長した。
ボボボボボッ!!
瞬く間に市場の一角がジャングルと化す。
そして、そのツルには鈴なりに実っていた。
最高級マスクメロン、シャインマスカット、完熟マンゴー、そして輝くような宝石トウモロコシが。
「さあ、遠慮しないで。みんなも食べていいのよ? お金はいらないわ!」
ルナは女神のような微笑みで宣言した。
子供は「わーい!」と喜んでいるが、周囲の八百屋の親父たちの顔は真っ青だ。
「おい! やめろ! そんな最高級品をタダでばら撒かれたら、俺たちの商売があがったりだ!」
「市場価格が崩壊するぞ! 誰か衛兵を呼べー!」
善意100%の市場破壊(エコノミック・テロ)。
それが彼女、ルナ・シンフォニアという存在だった。
◇
数時間後。ファミレス『タロウキング』。
俺たち(太郎国)の憩いの場であるドリンクバーコーナーの一角に、奇妙な三人組がいた。
「もう! ルナ! あんたまたやったの!?」
怒っているのは、安全靴を脱いでリラックスモードのキャルルだ。
その向かいで、ルナは優雅に『大豆ミートハンバーグ(ライス抜き)』をナイフで切り分けている。
「酷いのよキャルルちゃん。私、良いことをしたのに、八百屋さんたちに怒られちゃったわ」
「当たり前でしょ! 『需要と供給』って言葉、世界樹の森にはないの!?」
キャルルの説教を右から左へ受け流し、ルナは隣に座る貧乏人魚・リーザに微笑みかけた。
「リーザちゃんも食べる? このハンバーグ、お肉じゃないのに美味しいのよ」
「い、いえ……私はこの『メロンソーダ』でお腹いっぱいですから……(ゲップ)」
リーザはドリンクバーの元を取るために、腹がタプタプになるまで炭酸を飲んでいた。その目は、ルナの皿の上の新鮮な野菜サラダに釘付けだが。
「それにしても、この国の『冬』は寒いわね」
「そりゃ冬だし」
「だからね、来る途中で寒そうにしている猫ちゃんがいたから、森の方角に『火炎龍(インフェルノ・ドラゴン)』を放って暖めてあげたの」
ブーッ!!
リーザがメロンソーダを吹き出した。
「ちょっとぉ!? さっきのボヤ騒ぎ、あんたのせい!? リュウさんと消防団が死ぬ気で消火してたんだよ!」
「あら、暖かくなったでしょう?」
「燃えるわ! 山が!」
キャルルが頭を抱えた。
このエルフ、魔法の出力調整機能が壊れている。
かつて虫歯になっただけで世界を滅ぼしかけた伝説は伊達じゃない。
そんなルナが、食後のハーブティーを飲みながら、とんでもないことを言い出した。
「ねえ、二人とも。私もその『シェアハウス』に住みたいわ」
「「は?」」
キャルルとリーザの声が重なった。
「だって、楽しそうなんだもの。女子会も毎日できるし」
「却下!」
キャルルが即答した。
「あんたを入れたら、マンションが植物に飲まれるか、うっかり火事で全焼する未来しか見えない!」
「私も反対です!」
リーザも続く。
「キャルル様との格差だけでも胃が痛いのに、ルナ様のような『天然セレブ』が来たら、私のパンの耳生活が惨めすぎて死んでしまいます!」
「ええ~、そんなぁ……」
ルナは悲しげに眉を寄せた。
その瞳に涙が浮かぶ。
マズい。彼女が泣くと、世界樹(ヤンデレ保護者)が暴走して、太郎国に植物の軍勢が攻め込んでくる可能性がある。
だが、ルナは涙をこらえ、懐から杖を取り出した。
「……これなら、どうかしら?」
ポンッ。
テーブルの上に、バスケットが出現した。
中には、市場を崩壊させたあの『最高級マスクメロン』『完熟マンゴー』『シャインマスカット』が山のように盛られている。
「入居祝いに、毎日これを生成してあげるわ」
ゴクリ。
リーザの喉が鳴った。
パンの耳と雑草しか食べていない彼女にとって、それは宝石以上の輝きを放っていた。
「……リーザちゃん?」
「キャルル様……すみません。プライドで腹は膨れないのです」
リーザは震える手でメロンを掴むと、ルナに向かってサムズアップした。
「入居許可ァァァ!! ようこそ我が家へ!」
「ちょ、リーザ!? 買収されてる!?」
「やったぁ! よろしくね、ルームメイトさん!」
ルナは無邪気に笑い、伝票を手に取った。
「じゃあ、今日の会計は私が持つわね。お金を持ってくるの忘れちゃったから……えいっ」
彼女が店先の砂利(インテリア用)に魔法をかけると、それがピカピカの『金貨』に変わった。
「はい、これでお釣はいらないわ」
「待てェェェ!」
キャルルがルナの後頭部に手刀(チョップ)を叩き込んだ。
「あだっ!?」
「その錬金術、3日でただの石に戻るやつでしょ! 偽金造りで捕まるわよ! ここは私が払うから!」
気絶したルナを引きずりながら、キャルルはレジへと向かう。
その後ろで、リーザはメロンを抱きしめながら「この石、3日以内に転売すればバレないのでは……?」と危険な計算を始めていた。
武闘派ウサギ。
極貧人魚。
災害エルフ。
太郎国のシェアハウスに、最もカオスなピースが埋まった瞬間だった。
リベラ大家の胃痛の日々は、ここから加速していくことになる。
太郎国の朝の市場は活気に満ちている。
近隣諸国から輸入された珍しい香辛料、タロウマートのプライベートブランド商品、そして新鮮な野菜。
主婦や料理人たちが目を光らせる、平和な商いの場だ。
――その平和が、たった一人の少女によって崩壊しようとしていた。
「あら、坊や。お腹が空いているの? 可哀想に……」
市場の片隅で、一人の美女がしゃがみ込んでいた。
透き通るような金髪、長い耳、そして神秘的な緑の瞳。
手には、捻じれた木でできた杖――国宝級アーティファクト『世界樹の杖』が握られている。
彼女の名はルナ・シンフォニア。
エルフの国『世界樹の森』の次期女王候補にして、正真正銘のハイ・エルフである。
彼女の目の前には、ただ母親の買い物を待って退屈でぐずっていただけの子供がいる。
だが、ド天然のルナの目には「飢餓に苦しむ哀れな子」と映ったらしい。
「お姉さんが、美味しいものをあげるわね。――『世界樹の恵み(クリエイション・ハーベスト)』」
彼女が杖を一振りした。
刹那、市場のアスファルトを突き破り、太いツルが爆発的に成長した。
ボボボボボッ!!
瞬く間に市場の一角がジャングルと化す。
そして、そのツルには鈴なりに実っていた。
最高級マスクメロン、シャインマスカット、完熟マンゴー、そして輝くような宝石トウモロコシが。
「さあ、遠慮しないで。みんなも食べていいのよ? お金はいらないわ!」
ルナは女神のような微笑みで宣言した。
子供は「わーい!」と喜んでいるが、周囲の八百屋の親父たちの顔は真っ青だ。
「おい! やめろ! そんな最高級品をタダでばら撒かれたら、俺たちの商売があがったりだ!」
「市場価格が崩壊するぞ! 誰か衛兵を呼べー!」
善意100%の市場破壊(エコノミック・テロ)。
それが彼女、ルナ・シンフォニアという存在だった。
◇
数時間後。ファミレス『タロウキング』。
俺たち(太郎国)の憩いの場であるドリンクバーコーナーの一角に、奇妙な三人組がいた。
「もう! ルナ! あんたまたやったの!?」
怒っているのは、安全靴を脱いでリラックスモードのキャルルだ。
その向かいで、ルナは優雅に『大豆ミートハンバーグ(ライス抜き)』をナイフで切り分けている。
「酷いのよキャルルちゃん。私、良いことをしたのに、八百屋さんたちに怒られちゃったわ」
「当たり前でしょ! 『需要と供給』って言葉、世界樹の森にはないの!?」
キャルルの説教を右から左へ受け流し、ルナは隣に座る貧乏人魚・リーザに微笑みかけた。
「リーザちゃんも食べる? このハンバーグ、お肉じゃないのに美味しいのよ」
「い、いえ……私はこの『メロンソーダ』でお腹いっぱいですから……(ゲップ)」
リーザはドリンクバーの元を取るために、腹がタプタプになるまで炭酸を飲んでいた。その目は、ルナの皿の上の新鮮な野菜サラダに釘付けだが。
「それにしても、この国の『冬』は寒いわね」
「そりゃ冬だし」
「だからね、来る途中で寒そうにしている猫ちゃんがいたから、森の方角に『火炎龍(インフェルノ・ドラゴン)』を放って暖めてあげたの」
ブーッ!!
リーザがメロンソーダを吹き出した。
「ちょっとぉ!? さっきのボヤ騒ぎ、あんたのせい!? リュウさんと消防団が死ぬ気で消火してたんだよ!」
「あら、暖かくなったでしょう?」
「燃えるわ! 山が!」
キャルルが頭を抱えた。
このエルフ、魔法の出力調整機能が壊れている。
かつて虫歯になっただけで世界を滅ぼしかけた伝説は伊達じゃない。
そんなルナが、食後のハーブティーを飲みながら、とんでもないことを言い出した。
「ねえ、二人とも。私もその『シェアハウス』に住みたいわ」
「「は?」」
キャルルとリーザの声が重なった。
「だって、楽しそうなんだもの。女子会も毎日できるし」
「却下!」
キャルルが即答した。
「あんたを入れたら、マンションが植物に飲まれるか、うっかり火事で全焼する未来しか見えない!」
「私も反対です!」
リーザも続く。
「キャルル様との格差だけでも胃が痛いのに、ルナ様のような『天然セレブ』が来たら、私のパンの耳生活が惨めすぎて死んでしまいます!」
「ええ~、そんなぁ……」
ルナは悲しげに眉を寄せた。
その瞳に涙が浮かぶ。
マズい。彼女が泣くと、世界樹(ヤンデレ保護者)が暴走して、太郎国に植物の軍勢が攻め込んでくる可能性がある。
だが、ルナは涙をこらえ、懐から杖を取り出した。
「……これなら、どうかしら?」
ポンッ。
テーブルの上に、バスケットが出現した。
中には、市場を崩壊させたあの『最高級マスクメロン』『完熟マンゴー』『シャインマスカット』が山のように盛られている。
「入居祝いに、毎日これを生成してあげるわ」
ゴクリ。
リーザの喉が鳴った。
パンの耳と雑草しか食べていない彼女にとって、それは宝石以上の輝きを放っていた。
「……リーザちゃん?」
「キャルル様……すみません。プライドで腹は膨れないのです」
リーザは震える手でメロンを掴むと、ルナに向かってサムズアップした。
「入居許可ァァァ!! ようこそ我が家へ!」
「ちょ、リーザ!? 買収されてる!?」
「やったぁ! よろしくね、ルームメイトさん!」
ルナは無邪気に笑い、伝票を手に取った。
「じゃあ、今日の会計は私が持つわね。お金を持ってくるの忘れちゃったから……えいっ」
彼女が店先の砂利(インテリア用)に魔法をかけると、それがピカピカの『金貨』に変わった。
「はい、これでお釣はいらないわ」
「待てェェェ!」
キャルルがルナの後頭部に手刀(チョップ)を叩き込んだ。
「あだっ!?」
「その錬金術、3日でただの石に戻るやつでしょ! 偽金造りで捕まるわよ! ここは私が払うから!」
気絶したルナを引きずりながら、キャルルはレジへと向かう。
その後ろで、リーザはメロンを抱きしめながら「この石、3日以内に転売すればバレないのでは……?」と危険な計算を始めていた。
武闘派ウサギ。
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