12 / 16
EP 12
しおりを挟む
騒音問題、再燃 ~カラオケボックスを作れ~
神と魔王との入居契約が結ばれてから、わずか10分後。
タクミの『聖域』は、契約書にインクが乾く暇もなく、崩壊の危機(物理)に直面していた。
「いくわよぉぉぉ! 聞いて! 私の魂の叫び(シャウト)!」
リビングルームの中央。
タロー国製の『お掃除ワイパー』をマイク代わりに握りしめた魔王ラスティアが、テーブルの上で絶叫していた。
「『血塗られた週末(ブラッディ・ウィークエンド)』!! 死ねぇぇぇ! みんな死ねぇぇぇ!(※歌詞です)」
ズガン! バガン!
彼女がリズムを取って足踏みをするたびに、衝撃吸収率99%の床がきしみ、衝撃波が部屋中を駆け巡る。
「くっ、負けてられないわ! 私も新曲を披露するわよ!」
対抗心を燃やした女神ルチアナが、ポテチの袋を置いて立ち上がった。
彼女は両手を広げ、神々しい光を放ちながら、オペラ歌手のような高音で歌い出した。
「『聖なる浄化の光(ホーリー・パージ)』~♪ 愚かな罪人たちよ~♪ 灰になりなさ~い~♪」
キィィィィィィン……!
超高周波の聖歌が、魔王のデスボイスと衝突する。
『聖』と『魔』の不協和音。
それはもはや歌ではない。音響兵器による無差別爆撃だった。
「ぐ、あ……が……ッ」
ソファの隅で、タクミは白目を剥いて痙攣していた。
HPバーは【0.1/1.1】と【0.2/1.1】を高速で往復している。
魔王の重低音で心臓が止まりかけ、女神の高音で脳血管が切れそうになっているのだ。
「リ、リベラさん……規約……第1条……騒音規制……」
タクミが震える手で助けを求めるが、顧問弁護士のリベラもまた、耳を押さえてうずくまっていた。
「だ、駄目ですわ……! 注意しようにも、声が届きません! それに、あの二人……楽しすぎて周りが見えていませんわ!」
そう、二人は悪気など微塵もなかった。
ただ純粋に、タローから教わった『カラオケ』という文化をエンジョイしているだけなのだ。
その純粋さが、HP1の人間にとっては致死毒となる。
「ええい、やかましいッ!」
ドンッ!
激怒した竜王デュークが、テーブルを叩いた。
「貴様ら! 我のラーメンのスープに波紋が立っているだろうが! 繊細な味の調整ができん!」
「ああん? 何よトカゲ、私の美声にケチつける気?」
「そうよデューク。貴方、耳が腐ってるんじゃない? 浄化してあげましょうか?」
ラスティアとルチアナが、ギロリと竜王を睨む。
一触即発。
ここで三つ巴の戦いが始まれば、『聖域』どころかこの大陸が地図から消滅する。タクミは塵も残らず消え去るだろう。
(死ぬ……マジで死ぬ……! どうにかして、あいつらの声を封じ込めないと……!)
タクミの生存本能が、極限状態で解決策を導き出した。
彼は這いつくばったまま、Dr.ギアの足首を掴んだ。
「じ、爺さん……! 作るぞ……!」
「なんじゃ主よ! 遺言か!?」
「違う……! 『地下』だ! あいつらを隔離する、完全防音の『カラオケボックス』を作るんだ!」
◇
作戦は、秒単位の戦いだった。
タクミは残りのMPを全て注ぎ込み、【絶対建築】を発動した。
「場所は地下1階! 構造は『多重真空断熱壁』! 素材はタロー国から輸入した『卵パック(紙製)』をスキルで圧縮強化した吸音材!」
シュワァァァァン!
リビングの床下に、新たな空間が生成される。
壁、床、天井の全てに、音を熱エネルギーに変換して消滅させる『卵パック吸音パネル』を敷き詰める。
「Dr.ギア! 通信カラオケ機はどうなってる!?」
「任せろ! タロー国製の『魔法通信カラオケ・シングダム』を改造して、スピーカー出力を5000倍にしておいたわい!」
5000倍。
普通なら鼓膜が破れるが、神と魔王が相手ならそのくらいで丁度いい。
「完成だッ! おい二人とも! もっといい場所があるぞ!」
タクミが叫ぶと、歌い疲れて水分補給をしていたルチアナとラスティアが振り返った。
「いい場所?」
「ああ! ここは音響が悪いだろ? 地下に『プロ仕様』のステージを作ったんだ。そこなら、どれだけ大声を出しても誰にも文句は言われない!」
その言葉に、二人の目が輝いた。
「あら、気が利くじゃない!」
「プロ仕様……いい響きね。案内しなさい!」
二人はウキウキと地下への階段を降りていった。
タクミは二人が入室したのを見届けると、分厚い防音扉(厚さ50センチの鉛入り)を閉め、三重のロックを掛けた。
シーン……。
静寂が戻った。
先ほどまでの地獄のような騒音が、嘘のように消え失せた。
「た、助かった……」
タクミはその場に崩れ落ちた。
HPは【1.1】へと急速回復していく。
「ふむ。やっと静かになったか」
デュークが満足げにラーメンのスープを啜った。
「しかしオーナー様、大丈夫でっか? あんな地下で好き放題歌わせたら、魔力代(電気代)が馬鹿になりまへんで?」
ニャングルが心配そうに尋ねるが、Dr.ギアがニヤリと笑った。
「心配無用じゃ。……これを見るがいい」
ギアが指差したモニターには、地下室のエネルギー数値が表示されていた。
防音壁が二人の歌声(音波エネルギー)を吸収し、それを魔力へと変換しているグラフだ。
「あの壁は、吸収した音を『聖域』の動力源に変換するシステムになっておる。二人が叫べば叫ぶほど、このシェルターの結界は強固になり、お湯は沸き、空調は快適になるんじゃ!」
まさに永久機関。
神と魔王のストレス発散が、そのまま領地のエネルギーになるリサイクルシステムである。
「すげぇな……。これで家賃の『労働払い』も回収できるってわけか」
タクミは感心した。
その時、足元から微かな振動と共に、モニターの数値が爆上がりした。
『いくわよルチアナ! デュエットよ!』
『ええ! サビはハモリましょう!』
地下では、神と魔王による歴史的セッションが始まっていたらしい。
その膨大なエネルギーにより、リビングの照明がカッと明るさを増し、露天風呂のお湯が勢いよく噴き出した。
「おっと、出力が高すぎてブレーカーが落ちそうじゃな」
ギアが楽しそうに調整レバーを操作する。
こうして、『騒音問題』は『エネルギー革命』へと転換された。
地下から響く世界の終わりみたいな歌声は、地上の平和を守る糧となったのである。
……ただし、地下ダンジョンを掘り進めようとしていた『ある妖精』が、その振動に引き寄せられてくるまでは。
神と魔王との入居契約が結ばれてから、わずか10分後。
タクミの『聖域』は、契約書にインクが乾く暇もなく、崩壊の危機(物理)に直面していた。
「いくわよぉぉぉ! 聞いて! 私の魂の叫び(シャウト)!」
リビングルームの中央。
タロー国製の『お掃除ワイパー』をマイク代わりに握りしめた魔王ラスティアが、テーブルの上で絶叫していた。
「『血塗られた週末(ブラッディ・ウィークエンド)』!! 死ねぇぇぇ! みんな死ねぇぇぇ!(※歌詞です)」
ズガン! バガン!
彼女がリズムを取って足踏みをするたびに、衝撃吸収率99%の床がきしみ、衝撃波が部屋中を駆け巡る。
「くっ、負けてられないわ! 私も新曲を披露するわよ!」
対抗心を燃やした女神ルチアナが、ポテチの袋を置いて立ち上がった。
彼女は両手を広げ、神々しい光を放ちながら、オペラ歌手のような高音で歌い出した。
「『聖なる浄化の光(ホーリー・パージ)』~♪ 愚かな罪人たちよ~♪ 灰になりなさ~い~♪」
キィィィィィィン……!
超高周波の聖歌が、魔王のデスボイスと衝突する。
『聖』と『魔』の不協和音。
それはもはや歌ではない。音響兵器による無差別爆撃だった。
「ぐ、あ……が……ッ」
ソファの隅で、タクミは白目を剥いて痙攣していた。
HPバーは【0.1/1.1】と【0.2/1.1】を高速で往復している。
魔王の重低音で心臓が止まりかけ、女神の高音で脳血管が切れそうになっているのだ。
「リ、リベラさん……規約……第1条……騒音規制……」
タクミが震える手で助けを求めるが、顧問弁護士のリベラもまた、耳を押さえてうずくまっていた。
「だ、駄目ですわ……! 注意しようにも、声が届きません! それに、あの二人……楽しすぎて周りが見えていませんわ!」
そう、二人は悪気など微塵もなかった。
ただ純粋に、タローから教わった『カラオケ』という文化をエンジョイしているだけなのだ。
その純粋さが、HP1の人間にとっては致死毒となる。
「ええい、やかましいッ!」
ドンッ!
激怒した竜王デュークが、テーブルを叩いた。
「貴様ら! 我のラーメンのスープに波紋が立っているだろうが! 繊細な味の調整ができん!」
「ああん? 何よトカゲ、私の美声にケチつける気?」
「そうよデューク。貴方、耳が腐ってるんじゃない? 浄化してあげましょうか?」
ラスティアとルチアナが、ギロリと竜王を睨む。
一触即発。
ここで三つ巴の戦いが始まれば、『聖域』どころかこの大陸が地図から消滅する。タクミは塵も残らず消え去るだろう。
(死ぬ……マジで死ぬ……! どうにかして、あいつらの声を封じ込めないと……!)
タクミの生存本能が、極限状態で解決策を導き出した。
彼は這いつくばったまま、Dr.ギアの足首を掴んだ。
「じ、爺さん……! 作るぞ……!」
「なんじゃ主よ! 遺言か!?」
「違う……! 『地下』だ! あいつらを隔離する、完全防音の『カラオケボックス』を作るんだ!」
◇
作戦は、秒単位の戦いだった。
タクミは残りのMPを全て注ぎ込み、【絶対建築】を発動した。
「場所は地下1階! 構造は『多重真空断熱壁』! 素材はタロー国から輸入した『卵パック(紙製)』をスキルで圧縮強化した吸音材!」
シュワァァァァン!
リビングの床下に、新たな空間が生成される。
壁、床、天井の全てに、音を熱エネルギーに変換して消滅させる『卵パック吸音パネル』を敷き詰める。
「Dr.ギア! 通信カラオケ機はどうなってる!?」
「任せろ! タロー国製の『魔法通信カラオケ・シングダム』を改造して、スピーカー出力を5000倍にしておいたわい!」
5000倍。
普通なら鼓膜が破れるが、神と魔王が相手ならそのくらいで丁度いい。
「完成だッ! おい二人とも! もっといい場所があるぞ!」
タクミが叫ぶと、歌い疲れて水分補給をしていたルチアナとラスティアが振り返った。
「いい場所?」
「ああ! ここは音響が悪いだろ? 地下に『プロ仕様』のステージを作ったんだ。そこなら、どれだけ大声を出しても誰にも文句は言われない!」
その言葉に、二人の目が輝いた。
「あら、気が利くじゃない!」
「プロ仕様……いい響きね。案内しなさい!」
二人はウキウキと地下への階段を降りていった。
タクミは二人が入室したのを見届けると、分厚い防音扉(厚さ50センチの鉛入り)を閉め、三重のロックを掛けた。
シーン……。
静寂が戻った。
先ほどまでの地獄のような騒音が、嘘のように消え失せた。
「た、助かった……」
タクミはその場に崩れ落ちた。
HPは【1.1】へと急速回復していく。
「ふむ。やっと静かになったか」
デュークが満足げにラーメンのスープを啜った。
「しかしオーナー様、大丈夫でっか? あんな地下で好き放題歌わせたら、魔力代(電気代)が馬鹿になりまへんで?」
ニャングルが心配そうに尋ねるが、Dr.ギアがニヤリと笑った。
「心配無用じゃ。……これを見るがいい」
ギアが指差したモニターには、地下室のエネルギー数値が表示されていた。
防音壁が二人の歌声(音波エネルギー)を吸収し、それを魔力へと変換しているグラフだ。
「あの壁は、吸収した音を『聖域』の動力源に変換するシステムになっておる。二人が叫べば叫ぶほど、このシェルターの結界は強固になり、お湯は沸き、空調は快適になるんじゃ!」
まさに永久機関。
神と魔王のストレス発散が、そのまま領地のエネルギーになるリサイクルシステムである。
「すげぇな……。これで家賃の『労働払い』も回収できるってわけか」
タクミは感心した。
その時、足元から微かな振動と共に、モニターの数値が爆上がりした。
『いくわよルチアナ! デュエットよ!』
『ええ! サビはハモリましょう!』
地下では、神と魔王による歴史的セッションが始まっていたらしい。
その膨大なエネルギーにより、リビングの照明がカッと明るさを増し、露天風呂のお湯が勢いよく噴き出した。
「おっと、出力が高すぎてブレーカーが落ちそうじゃな」
ギアが楽しそうに調整レバーを操作する。
こうして、『騒音問題』は『エネルギー革命』へと転換された。
地下から響く世界の終わりみたいな歌声は、地上の平和を守る糧となったのである。
……ただし、地下ダンジョンを掘り進めようとしていた『ある妖精』が、その振動に引き寄せられてくるまでは。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
水神飛鳥の異世界茶会記 ~戦闘力ゼロの茶道家が、神業の【陶芸】と至高の【和菓子】で、野蛮な異世界を「癒やし」で侵略するようです~
月神世一
ファンタジー
「剣を下ろし、靴を脱いでください。……茶が入りましたよ」
猫を助けて死んだ茶道家・水神飛鳥(23歳)。
彼が転生したのは、魔法と闘気が支配する弱肉強食のファンタジー世界だった。
チート能力? 攻撃魔法?
いいえ、彼が手にしたのは「茶道具一式」と「陶芸セット」が出せるスキルだけ。
「私がすべき事は、戦うことではありません。一服の茶を出し、心を整えることです」
ゴブリン相手に正座で茶を勧め、
戦場のど真ん中に「結界(茶室)」を展開して空気を変え、
牢屋にぶち込まれれば、そこを「隠れ家カフェ」にリフォームして看守を餌付けする。
そんな彼の振る舞う、異世界には存在しない「極上の甘味(カステラ・羊羹)」と、魔法よりも美しい「茶器」に、武闘派の獣人女王も、強欲な大商人も、次第に心を(胃袋を)掴まれていき……?
「野暮な振る舞いは許しません」
これは、ブレない茶道家が、殺伐とした異世界を「おもてなし」で平和に変えていく、一期一会の物語。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる