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第二章 邪と天然と鬼の温泉地
EP 9
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鬼神の包丁捌き(物理)~邪神、入浴剤になる~
ルナの規格外な浄化魔法によって、邪神デュアダロスの本体は「美肌泥温泉」へと変わり果てた。
カイトや神々が「いい湯加減だ」と盛り上がっている裏で、わずかに浄化を免れた「邪神の核(コア)」の欠片が、ズルズルと地面を這っていた。
『おのれ……おのれ人間ども……! 我が本体は失われたが、魂までは消えぬ……!』
核はソフトボールほどの大きさで、ドロリとした漆黒の粘液を纏っている。
彼の狙いは明確だった。
『依り代(よりしろ)だ。無垢で、魔力の高い肉体を乗っ取れば、我は再び復活できる……!』
邪神の核は、匂いを嗅ぎつけた。
農場の片隅にある宿舎から漂う、若く、柔らかく、生命力に満ちた匂いを。
そこは、ポチの力で若返った元兵士の赤ん坊たちが眠る「託児所(オーク管理)」だった。
『クックック……。あそこには極上の「器」が転がっているようだな』
邪神の核は、音もなく宿舎へと忍び込んだ。
†
宿舎の中は静まり返っていた。
世話係のオークたちは、外の騒ぎ(温泉発掘)を見に行っており、部屋には50人の赤ん坊たちがスヤスヤと眠っているだけだ。
『選び放題だ。……ほう、この赤子は特に魔力が高い』
邪神の核は、一人の赤ん坊のベッドに這い上がった。
無防備な寝顔。
この柔らかな肌に触手を突き刺し、中身を食らって成り代われば――。
『頂くぞ……!』
邪神が黒い触手を伸ばした、その時。
赤ん坊が不快な気配を感じて目を覚ました。
「……う、うえぇぇぇぇんッ!!」
泣き声が響いた。
邪神は嘲笑った。
『泣いても無駄だ。誰も助けになど……』
――バヂヂヂッ!!!!
邪神の言葉は、空間が裂ける音によって遮られた。
宿舎の扉が蹴破られたのではない。
壁ごと、赤黒い闘気によって「消し飛んだ」のだ。
『な、なんだ!?』
土煙の中から現れたのは、一人の男だった。
黒いベストに、赤いネクタイ。手には、バーの仕込みで使っていた鋭利なペティナイフが握られている。
鬼神龍魔呂だ。
彼の顔色は蒼白だった。額には脂汗が滲み、全身が小刻みに震えている。
「子供の泣き声」というトラウマスイッチが入り、パニック状態にあるのだ。
「あ、あぁ……泣くな……頼むから……」
龍魔呂はうわ言のように呟きながら、虚ろな目で赤ん坊を見た。
そして、その赤ん坊に覆いかぶさろうとしている「黒い何か」を視認した。
ピタリ。
龍魔呂の震えが止まった。
彼の脳内で、過去の絶望(弟を守れなかった記憶)と、現在の危機がリンクする。
だが、今回は違う。
今は無力な子供ではない。
ここには、カイトがくれた「角砂糖(安らぎ)」がある。守るべき場所がある。
カッッッ!!!!
龍魔呂の瞳が、鮮血のような赤色に染まった。
「……その汚い手で、ガキに触れるな」
『ヒッ!?』
邪神は戦慄した。
目の前の男から放たれているのは、神気でも魔力でもない。
純度100%の**「殺意」**だ。
生物としての格が違うはずの邪神ですら、魂が縮み上がるほどの捕食者のオーラ。
『く、来るな! この赤子がどうなってもいいのか!?』
邪神はとっさに赤ん坊を人質に取ろうと触手を伸ばした。
だが。
龍魔呂の間合いに入った時点で、その思考は遅すぎた。
「鬼神流・庖丁術(キッチン・スタイル)……」
龍魔呂の手首が、霞むほどの速度で動いた。
「――『微塵(みじん)』」
ザンッ!!!!
一撃ではない。
一瞬の間に繰り出された、数千、数万の斬撃。
音すら置き去りにする神速のナイフ捌きが、邪神の核を通り抜けた。
『え……?』
邪神は、自分が斬られたことにすら気づかなかった。
だが次の瞬間、彼の視界がモザイクのように崩れ落ちた。
パラパラパラパラ……。
邪神の核は、細胞レベルまで細かく刻まれ、黒い粉末となって床に降り注いだ。
再生など不可能。あまりにも微細に切断されたため、魔力の結合すら許さない完全なる物理的消滅。
「……ふぅ」
龍魔呂はナイフを一振りして、刃についた黒い粉を払った。
赤ん坊は、何が起きたのか分からず、キョトンとして泣き止んでいる。
「……怪我は、ないな」
龍魔呂は不器用な手つきで赤ん坊の頭を撫でた。
その手は、もう震えていなかった。
†
「おーい! 龍魔呂さーん! こっちですごい音がしたけど……」
そこへ、カイトがタオルを首に巻いて走ってきた。
半壊した壁、ナイフを持った龍魔呂、そして床に散らばる大量の「黒い粉」。
普通なら事件現場だが、カイトのポジティブフィルターは健在だった。
「わぁ、いい匂い! これ、硫黄の香り?」
カイトは床の粉(元・邪神)をつまみ上げた。
「龍魔呂さん、すごいよ! これ、さっきの泥温泉を乾燥させて作った『湯の花(入浴剤)』だよね!?」
「……あ?」
龍魔呂は呆気にとられたが、すぐにフッと笑った。
「……ああ、そうだ。温泉成分が固まっていたのでな。包丁で砕いておいた」
「さすが龍魔呂さん! 料理人だから粉砕もお手の物だね! これをお風呂に入れたら、もっと効能が上がりそう!」
カイトは嬉々として、邪神の死骸(粉末)を塵取りで集め始めた。
「よし、これを大浴場に投入しよう! 今日は最高の温泉開きだ!」
『……解せぬ……』
お湯に溶かされる直前、粉末になった邪神の最後の嘆きが聞こえた気がしたが、それは湯気と共に空へ消えていった。
こうして、邪神デュアダロスは完全に消滅した。
本体は「美肌泥パック」に。
核は「薬用入浴剤」に。
カイト農場の温泉リゾート化に、多大なる貢献(犠牲)を果たしたのである。
「龍魔呂さん、一緒に入ろうよ! 背中流すよ!」
「……フン。悪くない」
最強の鬼神はナイフをしまい、穏やかな顔でカイトの後に続いた。
守るべき日常は、今日もここにある。
ルナの規格外な浄化魔法によって、邪神デュアダロスの本体は「美肌泥温泉」へと変わり果てた。
カイトや神々が「いい湯加減だ」と盛り上がっている裏で、わずかに浄化を免れた「邪神の核(コア)」の欠片が、ズルズルと地面を這っていた。
『おのれ……おのれ人間ども……! 我が本体は失われたが、魂までは消えぬ……!』
核はソフトボールほどの大きさで、ドロリとした漆黒の粘液を纏っている。
彼の狙いは明確だった。
『依り代(よりしろ)だ。無垢で、魔力の高い肉体を乗っ取れば、我は再び復活できる……!』
邪神の核は、匂いを嗅ぎつけた。
農場の片隅にある宿舎から漂う、若く、柔らかく、生命力に満ちた匂いを。
そこは、ポチの力で若返った元兵士の赤ん坊たちが眠る「託児所(オーク管理)」だった。
『クックック……。あそこには極上の「器」が転がっているようだな』
邪神の核は、音もなく宿舎へと忍び込んだ。
†
宿舎の中は静まり返っていた。
世話係のオークたちは、外の騒ぎ(温泉発掘)を見に行っており、部屋には50人の赤ん坊たちがスヤスヤと眠っているだけだ。
『選び放題だ。……ほう、この赤子は特に魔力が高い』
邪神の核は、一人の赤ん坊のベッドに這い上がった。
無防備な寝顔。
この柔らかな肌に触手を突き刺し、中身を食らって成り代われば――。
『頂くぞ……!』
邪神が黒い触手を伸ばした、その時。
赤ん坊が不快な気配を感じて目を覚ました。
「……う、うえぇぇぇぇんッ!!」
泣き声が響いた。
邪神は嘲笑った。
『泣いても無駄だ。誰も助けになど……』
――バヂヂヂッ!!!!
邪神の言葉は、空間が裂ける音によって遮られた。
宿舎の扉が蹴破られたのではない。
壁ごと、赤黒い闘気によって「消し飛んだ」のだ。
『な、なんだ!?』
土煙の中から現れたのは、一人の男だった。
黒いベストに、赤いネクタイ。手には、バーの仕込みで使っていた鋭利なペティナイフが握られている。
鬼神龍魔呂だ。
彼の顔色は蒼白だった。額には脂汗が滲み、全身が小刻みに震えている。
「子供の泣き声」というトラウマスイッチが入り、パニック状態にあるのだ。
「あ、あぁ……泣くな……頼むから……」
龍魔呂はうわ言のように呟きながら、虚ろな目で赤ん坊を見た。
そして、その赤ん坊に覆いかぶさろうとしている「黒い何か」を視認した。
ピタリ。
龍魔呂の震えが止まった。
彼の脳内で、過去の絶望(弟を守れなかった記憶)と、現在の危機がリンクする。
だが、今回は違う。
今は無力な子供ではない。
ここには、カイトがくれた「角砂糖(安らぎ)」がある。守るべき場所がある。
カッッッ!!!!
龍魔呂の瞳が、鮮血のような赤色に染まった。
「……その汚い手で、ガキに触れるな」
『ヒッ!?』
邪神は戦慄した。
目の前の男から放たれているのは、神気でも魔力でもない。
純度100%の**「殺意」**だ。
生物としての格が違うはずの邪神ですら、魂が縮み上がるほどの捕食者のオーラ。
『く、来るな! この赤子がどうなってもいいのか!?』
邪神はとっさに赤ん坊を人質に取ろうと触手を伸ばした。
だが。
龍魔呂の間合いに入った時点で、その思考は遅すぎた。
「鬼神流・庖丁術(キッチン・スタイル)……」
龍魔呂の手首が、霞むほどの速度で動いた。
「――『微塵(みじん)』」
ザンッ!!!!
一撃ではない。
一瞬の間に繰り出された、数千、数万の斬撃。
音すら置き去りにする神速のナイフ捌きが、邪神の核を通り抜けた。
『え……?』
邪神は、自分が斬られたことにすら気づかなかった。
だが次の瞬間、彼の視界がモザイクのように崩れ落ちた。
パラパラパラパラ……。
邪神の核は、細胞レベルまで細かく刻まれ、黒い粉末となって床に降り注いだ。
再生など不可能。あまりにも微細に切断されたため、魔力の結合すら許さない完全なる物理的消滅。
「……ふぅ」
龍魔呂はナイフを一振りして、刃についた黒い粉を払った。
赤ん坊は、何が起きたのか分からず、キョトンとして泣き止んでいる。
「……怪我は、ないな」
龍魔呂は不器用な手つきで赤ん坊の頭を撫でた。
その手は、もう震えていなかった。
†
「おーい! 龍魔呂さーん! こっちですごい音がしたけど……」
そこへ、カイトがタオルを首に巻いて走ってきた。
半壊した壁、ナイフを持った龍魔呂、そして床に散らばる大量の「黒い粉」。
普通なら事件現場だが、カイトのポジティブフィルターは健在だった。
「わぁ、いい匂い! これ、硫黄の香り?」
カイトは床の粉(元・邪神)をつまみ上げた。
「龍魔呂さん、すごいよ! これ、さっきの泥温泉を乾燥させて作った『湯の花(入浴剤)』だよね!?」
「……あ?」
龍魔呂は呆気にとられたが、すぐにフッと笑った。
「……ああ、そうだ。温泉成分が固まっていたのでな。包丁で砕いておいた」
「さすが龍魔呂さん! 料理人だから粉砕もお手の物だね! これをお風呂に入れたら、もっと効能が上がりそう!」
カイトは嬉々として、邪神の死骸(粉末)を塵取りで集め始めた。
「よし、これを大浴場に投入しよう! 今日は最高の温泉開きだ!」
『……解せぬ……』
お湯に溶かされる直前、粉末になった邪神の最後の嘆きが聞こえた気がしたが、それは湯気と共に空へ消えていった。
こうして、邪神デュアダロスは完全に消滅した。
本体は「美肌泥パック」に。
核は「薬用入浴剤」に。
カイト農場の温泉リゾート化に、多大なる貢献(犠牲)を果たしたのである。
「龍魔呂さん、一緒に入ろうよ! 背中流すよ!」
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