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第四章 新たな秩序
EP 22
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月下の反逆者と、紫煙の宰相
【ワイズ皇国・魔王城 玉座の間】
「世界の理(ルール)……か」
太郎は、ラスティアの言葉を噛み締めるように繰り返した。
争うことでしか均衡を保てない世界。それが神の定めたシステムならば、さつまいも一つで平和を望む自分の行為は、確かに愚かなバグなのかもしれない。
だが。
「でも……僕は、ラスティアがさつまいもを食べて、にっこりした時の顔は好きだったよ」
「……え?」
ラスティアが虚を突かれたように目を見開いた。
政治的利害でも、種族の論理でもない。あまりにも個人的で、感情的な言葉。
「分かっていて殺し合う世界なんて、僕は嫌だ」
太郎は一歩、玉座へと歩み寄った。
「僕達は、美味しいものを食べて、笑い合うことができる。さっき証明したじゃないか。……だったら、徹底的に足掻いても良いと思うんだ」
「足掻く……?」
「そうさ。神様が『争え』って言っても、『嫌だね』って突っぱねればいい。ラスティアは、本心から殺し合いをしたいかい?」
太郎の真っ直ぐな瞳に見つめられ、ラスティアは視線を逸らした。
彼女の脳裏に、戦場で散った部下たちや、疲弊した民の顔が浮かぶ。
「……私は、嫌よ。誰が好き好んで、血の雨を降らせたいものですか」
「僕だって嫌だよ。じゃあ、答えは決まってる」
太郎はニカッと笑った。
「僕達は、争いはしない。神様のルールなんて知ったことか。皆がにっこり笑う世界は、皆が協力すれば作れるさ。……月を見ながらね」
かつてデュークと語った夢。
種族の垣根を超え、同じ月を見て酒を酌み交わす。
その夢物語を、太郎は本気で現実にしようとしている。
「…………」
ラスティアは太郎をじっと見つめ、やがてふっと息を吐き出した。
張り詰めていた氷のような空気が、春の日差しに溶けるように緩んでいく。
「……貴方って、本当に不思議ね」
「そうかな?」
「えぇ。勇者なのに魔王を助け、神の理に喧嘩を売るなんて」
ラスティアは立ち上がり、太郎の前に立った。
そして、右手を差し出した。
「まぁ、このさつまいもは有難く受け取るわよ。これがあれば、民の飢えは凌げるわ」
「うん!」
「でも、タダで受け取るなんて駄目。それでは『施し』になって対等な関係が築けないわ。だから……そうね」
ラスティアは空中にウィンドウを開き、資源リストを表示した。
「ワイズ皇国で取れる『魔鉱石(マナ・オリハルコン)』を輸出するわ。人間領では希少な、高純度の魔力伝導物質よ。貴方の国の技術なら、有効活用できるでしょう?」
「本当かい!? それは助かるよ! 新兵器……いや、生活魔道具の開発に役立つ!」
「決まりね。……交渉成立よ、勇者太郎」
二人はガッチリと握手を交わした。
歴史的瞬間だ。人間と魔族が、初めて「対等な貿易」を結んだのだ。
「さてと、実務の話に移りましょうか」
ラスティアはパチンと指を鳴らした。
「ルーベンスぅ。ちょっと来て」
玉座の裏にある隠し扉が開き、一人の魔族がふらりと現れた。
目の下に濃いクマを作り、ヨレヨレの黒いローブを纏った、見るからに疲弊した男だ。
「……お呼びですか? ラスティア様」
魔族国宰相、ルーベンス。
その声には、深海よりも深い疲労が滲んでいた。
「人間国から『さつまいも』を大量に輸入する事になって、対価として『魔鉱石』を輸出する事になったから。輸送ルートの確保、関税の調整、品質管理、あと倉庫の手配……細かい調整をよろしくね」
ルーベンスの動きが止まった。
輸入? 輸出? 人間と?
今の業務量に加えて、前例のない国家プロジェクトの全てを丸投げされた?
「はぁ……。分かりました(まじかよ……)」
ルーベンスは懐から、見覚えのある緑色の箱を取り出した。
『Marlboro(メンソール)』。
カチッ。シュボッ。
彼は慣れた手付きで一本取り出し、ライターで火を付け、深く紫煙を吸い込んだ。
「スーッ……ふぅー…………」
「ここは禁煙ルームなんですけどぉ」
ラスティアがジト目で睨む。
「一服させて下さいよ……。俺の心労を考えて下さい、ラスティア様」
ルーベンスは遠い目をしながら煙を吐いた。
「ただでさえ先日のデデリデの失態の尻拭いで徹夜続きなのに……これ以上仕事を増やされたら、俺、過労で消滅しますよ」
その光景を見て、太郎は心の中で叫んだ。
(マルボロ!? しかもメンソール!?)
異世界にあるはずのない、現代地球の嗜好品。
しかも、ルーベンスのあの疲れ切った姿、どこかで見覚えがある。
(マルスと気が合いそう……てか、何故マルボロを吸ってんだ? まさか……あの駄目女神ルチアナの横流しか?)
女神ルチアナと、魔女王ラスティアの女子会ルート。
そこから流れてきた「地球の毒(タバコ)」が、魔族の宰相の唯一の癒やしになっている現実。
(世界を裏で操ってるのって、実はあの駄目女神なんじゃ……)
太郎は、平和への第一歩と共に、世界の深刻な「闇(女神の私物混入)」を垣間見てしまった気がした。
そして同時に確信した。
いつか、自国の宰相マルスとこのルーベンスを引き合わせたら、種族を超えた親友になれるだろうと。
「よし、ルーベンスさん。細かいことは、うちのマルスって奴と話してくれ」
「マルス……? その方も、苦労人ですか?」
「あぁ、もう見てられないくらいに」
二人の間に、奇妙な連帯感が生まれた瞬間だった。
【ワイズ皇国・魔王城 玉座の間】
「世界の理(ルール)……か」
太郎は、ラスティアの言葉を噛み締めるように繰り返した。
争うことでしか均衡を保てない世界。それが神の定めたシステムならば、さつまいも一つで平和を望む自分の行為は、確かに愚かなバグなのかもしれない。
だが。
「でも……僕は、ラスティアがさつまいもを食べて、にっこりした時の顔は好きだったよ」
「……え?」
ラスティアが虚を突かれたように目を見開いた。
政治的利害でも、種族の論理でもない。あまりにも個人的で、感情的な言葉。
「分かっていて殺し合う世界なんて、僕は嫌だ」
太郎は一歩、玉座へと歩み寄った。
「僕達は、美味しいものを食べて、笑い合うことができる。さっき証明したじゃないか。……だったら、徹底的に足掻いても良いと思うんだ」
「足掻く……?」
「そうさ。神様が『争え』って言っても、『嫌だね』って突っぱねればいい。ラスティアは、本心から殺し合いをしたいかい?」
太郎の真っ直ぐな瞳に見つめられ、ラスティアは視線を逸らした。
彼女の脳裏に、戦場で散った部下たちや、疲弊した民の顔が浮かぶ。
「……私は、嫌よ。誰が好き好んで、血の雨を降らせたいものですか」
「僕だって嫌だよ。じゃあ、答えは決まってる」
太郎はニカッと笑った。
「僕達は、争いはしない。神様のルールなんて知ったことか。皆がにっこり笑う世界は、皆が協力すれば作れるさ。……月を見ながらね」
かつてデュークと語った夢。
種族の垣根を超え、同じ月を見て酒を酌み交わす。
その夢物語を、太郎は本気で現実にしようとしている。
「…………」
ラスティアは太郎をじっと見つめ、やがてふっと息を吐き出した。
張り詰めていた氷のような空気が、春の日差しに溶けるように緩んでいく。
「……貴方って、本当に不思議ね」
「そうかな?」
「えぇ。勇者なのに魔王を助け、神の理に喧嘩を売るなんて」
ラスティアは立ち上がり、太郎の前に立った。
そして、右手を差し出した。
「まぁ、このさつまいもは有難く受け取るわよ。これがあれば、民の飢えは凌げるわ」
「うん!」
「でも、タダで受け取るなんて駄目。それでは『施し』になって対等な関係が築けないわ。だから……そうね」
ラスティアは空中にウィンドウを開き、資源リストを表示した。
「ワイズ皇国で取れる『魔鉱石(マナ・オリハルコン)』を輸出するわ。人間領では希少な、高純度の魔力伝導物質よ。貴方の国の技術なら、有効活用できるでしょう?」
「本当かい!? それは助かるよ! 新兵器……いや、生活魔道具の開発に役立つ!」
「決まりね。……交渉成立よ、勇者太郎」
二人はガッチリと握手を交わした。
歴史的瞬間だ。人間と魔族が、初めて「対等な貿易」を結んだのだ。
「さてと、実務の話に移りましょうか」
ラスティアはパチンと指を鳴らした。
「ルーベンスぅ。ちょっと来て」
玉座の裏にある隠し扉が開き、一人の魔族がふらりと現れた。
目の下に濃いクマを作り、ヨレヨレの黒いローブを纏った、見るからに疲弊した男だ。
「……お呼びですか? ラスティア様」
魔族国宰相、ルーベンス。
その声には、深海よりも深い疲労が滲んでいた。
「人間国から『さつまいも』を大量に輸入する事になって、対価として『魔鉱石』を輸出する事になったから。輸送ルートの確保、関税の調整、品質管理、あと倉庫の手配……細かい調整をよろしくね」
ルーベンスの動きが止まった。
輸入? 輸出? 人間と?
今の業務量に加えて、前例のない国家プロジェクトの全てを丸投げされた?
「はぁ……。分かりました(まじかよ……)」
ルーベンスは懐から、見覚えのある緑色の箱を取り出した。
『Marlboro(メンソール)』。
カチッ。シュボッ。
彼は慣れた手付きで一本取り出し、ライターで火を付け、深く紫煙を吸い込んだ。
「スーッ……ふぅー…………」
「ここは禁煙ルームなんですけどぉ」
ラスティアがジト目で睨む。
「一服させて下さいよ……。俺の心労を考えて下さい、ラスティア様」
ルーベンスは遠い目をしながら煙を吐いた。
「ただでさえ先日のデデリデの失態の尻拭いで徹夜続きなのに……これ以上仕事を増やされたら、俺、過労で消滅しますよ」
その光景を見て、太郎は心の中で叫んだ。
(マルボロ!? しかもメンソール!?)
異世界にあるはずのない、現代地球の嗜好品。
しかも、ルーベンスのあの疲れ切った姿、どこかで見覚えがある。
(マルスと気が合いそう……てか、何故マルボロを吸ってんだ? まさか……あの駄目女神ルチアナの横流しか?)
女神ルチアナと、魔女王ラスティアの女子会ルート。
そこから流れてきた「地球の毒(タバコ)」が、魔族の宰相の唯一の癒やしになっている現実。
(世界を裏で操ってるのって、実はあの駄目女神なんじゃ……)
太郎は、平和への第一歩と共に、世界の深刻な「闇(女神の私物混入)」を垣間見てしまった気がした。
そして同時に確信した。
いつか、自国の宰相マルスとこのルーベンスを引き合わせたら、種族を超えた親友になれるだろうと。
「よし、ルーベンスさん。細かいことは、うちのマルスって奴と話してくれ」
「マルス……? その方も、苦労人ですか?」
「あぁ、もう見てられないくらいに」
二人の間に、奇妙な連帯感が生まれた瞬間だった。
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