年下の幼馴染が男になりました。

弌壱弐撥

文字の大きさ
3 / 23

年下の男の子が男に変わりました。3

しおりを挟む
ガヤガヤと騒ぐ店内。

「それでは桂木君の歓迎会を…「もーっ部長っ挨拶はそこまでにして食べましょうよ!みんな、お腹ペコペコなんだから!」

部長の挨拶に女性社員が被せる。

「「「「「「じゃ、かんぱーい」」」」」」

各々で食べたいものを取る人。
明らかに付き合っているカップルと隠さずにイチャつく人。
気配りアピールする人

他人其々ひとそれぞれ

私は、前者。明日の為にお酒を控え烏龍茶を飲みながら人間ウォッチング。

相変わらず祐哉の周りは肉食女子女性社員が彼の隣を狙い隙を伺う。
何故か違う課の魔獣女子メデューサ達が参戦している。

私の隣に座る友人が

「何故、秘書課の人達が居るの?」

「さぁ話を嗅ぎつけて誰かを丸め込んだんじゃ無い?」

「必死過ぎで逆に引くわ」

「ははは…どーかん同感あんたは行かないの?」

「鑑賞だけで十分よ。ハイスペックなんて…しかも年下だしね。それに私は部長彼氏、居るし。ところで何時出発?」

「お昼ぐらいに行こうかと考えてる」

「相変わらずルーズだね」

「早く行く予定だったのに歓迎会の強制参加をぶっ込まれたらね‼︎」

私は年甲斐もなく不貞腐れながら食べる事に集中する。

「梨~花!不貞腐れないで!あっ私、のところに行くね」

「あんたさぁ、別れないの?あまり他人の恋愛に口出したく無いけどさ…」

「ん~。今、部長カレ離婚調停の最中なの。だから、私待ってるの。それに、今は会社以外で3ヶ月以上、会ってないし」

「そう友人だから何か複雑」

「恋愛も、でしょ?梨花もさいい加減、彼氏作りなよ。あんたが美人て私が1番知ってるし熟成する寝かせるつもり?」

「っさいなぁ。別に、彼氏=エッチじゃ無いでしょ?」

「このご時世にプラトニックはナイナイ。じゃ行くねー」

友人は彼氏部長のところへ行く。
友人と部長がそう言う関係不倫関係って事を知ってるのは私だけ。

部長と奥さんは別居してから1年近く経つ。
友人との関係は別居してから3ヶ月後から始まる。
別居の理由は生活のすれ違いと奥様の浮気。
友人とは偶然立ち寄った店で出会い小さなアクシデント些細な事で関係が始まったらしい。

離婚成立したら一緒になるみたいだけどと口さがない者達の餌食に塗らない事を願うばかり。

      こ 恋 何
      の 愛 ら
      歳 も 変
      に 不 ら
      な 倫 無
      る も い
      と    


にって言葉がつく意味以外
はね…


--------------------------------------------

「橘香さん飲んでる?」

魔物から女性社員の包囲網逃れた祐哉が私の隣に座る。

正直やめてほしい。
職場では目立ちたくない。

「それ烏龍茶?俺にちょうだい」

私の飲んでるグラスを取り上げ祐哉は飲み干した。

「私の烏龍茶!って大丈夫?私は貴方を狙う魔獣達女性社員を敵に回したくないんだけど」

「梨花お姉ちゃん、そんな言い方しないで」

わざと茶化した様に祐哉は私の顔を覗き込む。

〝うっやめて!あんたのその顔、昔から私は弱いんだから〟

「あと、この間はサンキュー。マジ助かったわ女って怖っと改めて感じた」

「モテる男は辛いね(笑)」

「モテるんじゃなくてに興味があるだけだよ」

目の前の食事を摘みながら話す。

「ねえ。明日から1週間、休みとって旅行って彼氏と行くの?」

不安そうに見つめる祐哉。

「1人に決まってるでしょ。彼氏なんて居ないわよ過去も現在も。悪い?」

私は苦笑いして話を逸らす。

「しかし、あのが我が社の御曹司だったとは。急に居なくなってびっくりしたんだからね‼︎」

「あれは大人達の都合だったから、子供の俺でも、どうすることもできなかった」

「わかってるわよ」

と、私は目の前の烏龍茶を一気に飲み干すと意識を手放した。



しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

狼隊長さんは、私のやわはだのトリコになりました。

汐瀬うに
恋愛
目が覚めたら、そこは獣人たちの国だった。 元看護師の百合は、この世界では珍しい“ヒト”として、狐の婆さんが仕切る風呂屋で働くことになる。 与えられた仕事は、獣人のお客を湯に通し、その体を洗ってもてなすこと。 本来ならこの先にあるはずの行為まで求められてもおかしくないのに、百合の素肌で背中を撫でられた獣人たちは、皆ふわふわの毛皮を揺らして眠りに落ちてしまうのだった。 人間の肌は、獣人にとって子犬の毛並みのようなもの――そう気づいた時には、百合は「眠りを売る“やわはだ嬢”」として静かな人気者になっていた。 そんな百合の元へある日、一つの依頼が舞い込む。 「眠れない狼隊長を、あんたの手で眠らせてやってほしい」 戦場の静けさに怯え、目を閉じれば仲間の最期がよみがえる狼隊長ライガ。 誰よりも強くあろうとする男の震えに触れた百合は、自分もまた失った人を忘れられずにいることを思い出す。 やわらかな人肌と、眠れない心。 静けさを怖がるふたりが、湯気の向こうで少しずつ寄り添っていく、獣人×ヒトの異世界恋愛譚。 [こちらは以前あげていた「やわはだの、お風呂やさん」の改稿ver.になります]

勇者のハーレムパーティー抜けさせてもらいます!〜やけになってワンナイトしたら溺愛されました〜

犬の下僕
恋愛
勇者に裏切られた主人公がワンナイトしたら溺愛される話です。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~

雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」 夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。 そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。 全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載

義兄様と庭の秘密

結城鹿島
恋愛
もうすぐ親の決めた相手と結婚しなければならない千代子。けれど、心を占めるのは美しい義理の兄のこと。ある日、「いっそ、どこかへ逃げてしまいたい……」と零した千代子に対し、返ってきた言葉は「……そうしたいなら、そうする?」だった。

処理中です...