年下の幼馴染が男になりました。

弌壱弐撥

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年下の男の子は男に変わり私は捕まりました。

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旅行中盤 連休4日目に入り、祐哉は先に帰った。

「梨花、俺を意識しながら残りの旅行楽しんで」

言葉に含みを入れ私の頬にキスをして笑顔で去って行く。

「~~~~~~っ」

声にならない悲鳴で顔を赤面しながら祐哉を見送る。
本当に彼の言った呪文思惑通りに残されたお1人様旅行は楽しめた感じはしなかった。

〝自分が思っていた以上に祐哉を意識していること確信する〟

「これは重症だ…」

旅行最終日、荷物を纏め、本当はもう少し観光して帰る予定だったけど早く帰路に着く。

祐哉に対しての気持ちにケジメ答えを出す覚悟を決める。

         腹
         を
         決
         め
         な
         い
         と

そう思った矢先、出社すると会社が慌ただしい。

友人に尋ねると祐哉に纏わりついていた女性達が誤って他者に送る見積もりのメールを取引先とは違う会社に送ってしまいクレームになっている。更に合同プレゼンの資料のデータを消してしまい大事になっていた。

「どれも、私が普段している業務…」

半ば呆れつつ休み明け早々トラブルの解決に勤しむ。

「やっぱ、梨花は長期休みしたらダメだよ」

就業時間が終わり、疲れ切った顔で友人はボヤく。

「「「橘香せんぱーい。すみませーん」」」

女性社員達の間延びした口調の謝罪にイライラする。
本当に反省してるんだろうか?

「もう同じ失敗したらダメだよ」

と優しく諭すと

「自分らの失敗を先輩に丸投げするって、何しに来てるの?だいたい君ら橘香さん1人でしている業務を3人で分担して、この為体ていたらく、仕事ナメてるの?」

「「「桂木さん」」」

普段、柔らかく話す祐哉が女性社員達に厳しく指摘した為、彼女達は目を丸くする。

「桂木さん、言い過ぎですよ(汗)」

「君たち本当に反省してる?これって会社の信用問題なんだよ」
 
女性社員達はことの重大さに気付き反省する。

「「「橘香先輩。申し訳ありません」」」

「同じ失敗をしない様に気をつけようね」

私は、その場を離れる。

「休んだ分、片付けないと…」

自分のフロアーに戻る途中、突然、腕を引かれミーティングルームに閉じ込められ、抱きしめられた。

「梨花、彼女達に甘過ぎ」

「祐哉…」

ドキドキする鼓動がバレやしないかと思いながら冷静を装う。

「あんなに強く言ったらせっかくの貴公子が台無しよ」

「周りが勝手に付けたあだ名だろ?俺には関係無い」

そう言うと私の首筋に唇を近づける。

「ぁ…」

思わず声が漏れる。

「梨花、抵抗しないんだね。俺、勘違いしそう」

更に舌を這わせる。
甘く身悶えしそうな体をグッと堪えて

「っ!ま祐哉、ここ会社だよ」

「構わないよ。遠慮しないって言ったでしょ?」

感じたことない感覚に思わず声が漏れる

「ん…ぁぁん。まさきぃ…はやくフロアーに戻んないと」

上気する顔と今まで感じたことない腰の疼きに耐えながら必死に抵抗する。

「ねぇ梨花。俺も男なんだよ意識した?」

普段より低く官能的な声で耳元の囁かれ身体は更に疼く。

「…んんんっ」

「俺の理性が飛びそう梨花またね」

と言って舌を絡め取る様なキスをし互いの唇が離れると細い銀糸が舌と舌から繋がり、スッと切れる。

私は腰が砕け床にへたり込む。

「梨花は暫くしてから出て来なよ。今、エロい顔だから」

悪戯顔で微笑み祐哉はミーティングルームから出て行く。

「だっ…誰のせいよ!」

落ち着いた後、業務に取り掛かるが連休ボケポンコツぶりを発揮して、全てが終わったのは21時になってしまったのであった。
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