年下の幼馴染が男になりました。

弌壱弐撥

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妹の結婚と自身の幸せ

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祐哉が本社に戻り3週間経った。

メールや電話でのやり取りが殆どで、お互い忙しく、会ってない。

もちろん、も一回だけ。

「たまには顔を見せてよ」

自室で独り言を呟く。

我が家は今週末は悠花の結婚式で、てんやわんや。

主人公の妹は式に向けエステだなんだかんだと大忙し。

〝コンコンコン〟とリズミカルにノックされる。

妹が缶チューハイを2本持参してやって来た。

「一緒に飲むのも最後だし、付き合ってよ。お姉ちゃん」

珍しい事もあるもんだと思い付き合う。

「何?今頃になってマリッジブルー?」

「そんなんじゃ無いよ。お姉ちゃんマジで祐哉と結婚するの?」

15年ぶりに会った同級生幼馴染が突然。自分の姉にプロポーズした事に戸惑いは隠せない。

「悠花はイヤ?」

「そんなんじゃ無いけど、なんか複雑」

「私さ、初めは祐哉を避けていたの。だって初日に抱きつくんだよ‼︎だけど気付いたらねー。祐哉といるのが心地良くて…あんなに一生懸命アピールされたら絆されたりもするよ」

「祐哉こわっ。まっ、お姉ちゃんが良いなら私はなんて言わないよ。おめでとう。お姉ちゃん」

「ありがとう悠花。さっ、もう寝よ!」

アルコールの心地よさが私を眠りに誘う。


◇ 結婚式当日 ◇

晴れ渡る空に色とりどりの風船が飛び交う。
チャペルで幸せそうに寄り添う悠花花嫁旦那彼氏

「拘ってるなぁ」

誰かが言ってたが結婚式はケチらず花嫁の意向を優先した方がいいと…

後々、夫婦喧嘩でになるらしい。

それだけ女性にとって一大イベントなんだろうと思う。

結婚披露宴では悠花花嫁の希望通りに、お色直し3回行い、余興を愉しむ。

ブーケトス独身女の公開処刑のイベントはさすがに避けられる。

正直、あれは辛い。
友人達の結婚式でしたことあるから辛さがよくわかる。

妹の結婚披露宴で父は号泣して私に

「梨花まだお嫁に行かないで、お父さんのそばに居て」
 
「アナタ。何バカな事を言ってるの‼︎」

母にしばかれていた。

披露宴も終わり、仲の良い友人達だけで二次会に行く妹達と別れると式場のロビーで見慣れた姿を捉える。

「梨花」

と、駈け寄ろうとする祐哉に妹の友人が近付く。

「もしかして宮河君?」

わらわらと妹の友人達が祐哉の元に集まる。

約1ヶ月ぶりの再会だけど仕方ないかと遠巻きで眺めると妹が友人達を制する。

「祐哉はお姉ちゃんに会いに来たんだから解放して」

「えっ?祐哉って悠花のお姉ちゃんと付き合っているの?」

更に話題が拡大している。
やめて‼︎なんか恥ずかしいからっ(大汗)

生暖かい視線を感じながら祐哉と会場を後にする。

「小っ恥ずかしかった」

祐哉の車に乗り込み赤くなった顔を両手で隠す。

「俺も恥ずかしかった。悠花のヤツ…よく考えたら同級生に会うってことを失念していた俺が悪いか…久々に梨花に会えると思い冷静さを欠いてしまった…」

「どこに行くの」

「ん?ノープラン。とにかく梨花に会いたかった。今日はドレスアップして普段と雰囲気が違うから見違えた」

祐哉は私の頬に手を触れ優しく微笑みながら呟く。

「今夜は帰えさないから」


      祐  身  疼
      哉  体  い
      の  が  た
      言  甘
      葉  く
      に

一度しか触れられてないのに、端なくも私の身体はを期待して蜜で下着が濡れているのを感じた。

私って淫乱だったの?
自分自身に戸惑いが隠せない。

「梨花?話聞いてる?」

「あっぁ。ごめんなさい聞いてなかった」

「可愛いね。梨花」

「夕食はどうする?」

私は慌てて話題を変える。

「梨花とゆっくり過ごしたいから俺の自宅で食べない?」

「祐哉、料理するの?」

「偶にね。梨花も作ってるでしょ?朝は、お袋さんがしてるみたいだけど、お弁当は、そんな感じがするから」

「よく見てるのね。普段、家事はお母さん何してるから、せめて、お弁当だけはね作らないと…ねぇ。祐哉、食べたいものある?」

「カレーって言いたいけど、あれ、余るからハンバーグが食べたい」

「分かった。じゃあ買い物に行こう」

最寄りのスーパーへ向かうことにする。
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