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13 褒美の品
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とりあえず言ってみよう。
ユーリ»「でしたら、2つあります。」
王»「なにかな?」
ユーリ»「城で住むのはちょっと…私にお城は過分ですので、街で住む許可を下さい。」
王»「危険が有るかも知れんが、良いのかな?」
ユーリ»「はい、なんとかなるかと…」
王»「分かった、もう1つは?」
ユーリ»「シルフィリステを私に下さい。」
王»「それは……?」
陛下が私の後ろの壁際に居るシルフの方を見ているようだ。
王»「あい分かった、サイスナーラ同様、シルフィリステを貴女につけよう。ドルザビーク侯爵も良いかな?」
侯爵»「ハッ、イリエ様、娘をよろしくお願いします。」
ユーリ»「有難うございます。」
サイスナーラって誰?
王»「屋敷はすぐ用意させる、他に必要な物などあれば後ろに控えた2人に伝えて欲しい、用意しよう。」
ユーリ»「そこまでは申し訳ないと言うか…住む場所まで用意して頂かなくても…」
王»「こちらの都合で来てもらったのだ、貴女に不自由はさせられないのでな、受けて貰いたい。」
ユーリ»「……では…はい…頂きます。有難うございます。」
その後も王様と少し話して謁見は終了した。
部屋に戻ってペタンコにテーブルに突っ伏してる私……
シルフ»「ユーリ様、私が欲しいとは…?」
ユーリ»「ん~? そんなの、一緒にご飯食べる為に決まってるでしょう、他に何があんのよ?」
シルフ»「はぃッ!? そんな事の為だけに陛下へ要求なさったのですかッ!?」
ユーリ»「ダメだった?ラナは従者だから別だとか言ってたんで、シルフも同じなら一緒に食べてくれるかなと思ったんだけど……」
シルフ»「…………なんて安易な……」
ユーリ»「ん?もっとロマンチックなの想像してた?この世に存在する あらゆる物が霞むほどに美しい貴女の全てが欲しい。とか言って欲しかったのかな? あんた私の褒美の品なんだから、一緒にご飯食べるんだよ? コルセット死ぬかと思ったわ。ラナもいいね?」
シルフ»「……全てが酷い……畏まりました。」
シルフの耳が垂れてる、悪い事したかも…
ユーリ»「あ。そうだ、サイナントカラってのは?もしかしなくてもラナの事?」
ラナ»「サイスナーラです……貴族籍があった頃の名前です。今はラナと名乗っておりますので、そちらでお願いします。」
ユーリ»「うん、よろしくね2人共。」
シルフ»「私は引き継ぎ等がございますので暫く席を外させて頂きますが、ご用がお有りでしたらお呼び下さい。」
ユーリ»「あ、ごめんね…仕事増やしちゃった…」
シルフ»「お気になさらず、では失礼致します。」
ラナと2人になったので、話しかけてみた。
ユーリ»「シルフ怒ってるよね…悪い事した…」
ラナ»「いえ、怒ってはいないと思いますよ、理由が理由ですので、戸惑っているだけかと。陛下との無言のやり取りの時には嬉しそうにしていましたよ?」
ユーリ»「ホントに? コルセットの仕返しの仕返しだとか思って深く考えずに言っちゃったから…」
ラナ»「ぷフッ 失礼しました。良いと思いますよ?ユーリ様のしたい様になされば。シルフ様も望んでらしたと思いますし、ご自身からは言えなかったでしょうから。」
そうなのかな…言いたい放題な気もするが…
▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂
そろそろ強引にでも本題を進めないと軌道修正でシナリオ潰しそう。
って事で、メインとなる?魔法をネジ込んじゃいましょう。(遅ッ)
ユーリ»「でしたら、2つあります。」
王»「なにかな?」
ユーリ»「城で住むのはちょっと…私にお城は過分ですので、街で住む許可を下さい。」
王»「危険が有るかも知れんが、良いのかな?」
ユーリ»「はい、なんとかなるかと…」
王»「分かった、もう1つは?」
ユーリ»「シルフィリステを私に下さい。」
王»「それは……?」
陛下が私の後ろの壁際に居るシルフの方を見ているようだ。
王»「あい分かった、サイスナーラ同様、シルフィリステを貴女につけよう。ドルザビーク侯爵も良いかな?」
侯爵»「ハッ、イリエ様、娘をよろしくお願いします。」
ユーリ»「有難うございます。」
サイスナーラって誰?
王»「屋敷はすぐ用意させる、他に必要な物などあれば後ろに控えた2人に伝えて欲しい、用意しよう。」
ユーリ»「そこまでは申し訳ないと言うか…住む場所まで用意して頂かなくても…」
王»「こちらの都合で来てもらったのだ、貴女に不自由はさせられないのでな、受けて貰いたい。」
ユーリ»「……では…はい…頂きます。有難うございます。」
その後も王様と少し話して謁見は終了した。
部屋に戻ってペタンコにテーブルに突っ伏してる私……
シルフ»「ユーリ様、私が欲しいとは…?」
ユーリ»「ん~? そんなの、一緒にご飯食べる為に決まってるでしょう、他に何があんのよ?」
シルフ»「はぃッ!? そんな事の為だけに陛下へ要求なさったのですかッ!?」
ユーリ»「ダメだった?ラナは従者だから別だとか言ってたんで、シルフも同じなら一緒に食べてくれるかなと思ったんだけど……」
シルフ»「…………なんて安易な……」
ユーリ»「ん?もっとロマンチックなの想像してた?この世に存在する あらゆる物が霞むほどに美しい貴女の全てが欲しい。とか言って欲しかったのかな? あんた私の褒美の品なんだから、一緒にご飯食べるんだよ? コルセット死ぬかと思ったわ。ラナもいいね?」
シルフ»「……全てが酷い……畏まりました。」
シルフの耳が垂れてる、悪い事したかも…
ユーリ»「あ。そうだ、サイナントカラってのは?もしかしなくてもラナの事?」
ラナ»「サイスナーラです……貴族籍があった頃の名前です。今はラナと名乗っておりますので、そちらでお願いします。」
ユーリ»「うん、よろしくね2人共。」
シルフ»「私は引き継ぎ等がございますので暫く席を外させて頂きますが、ご用がお有りでしたらお呼び下さい。」
ユーリ»「あ、ごめんね…仕事増やしちゃった…」
シルフ»「お気になさらず、では失礼致します。」
ラナと2人になったので、話しかけてみた。
ユーリ»「シルフ怒ってるよね…悪い事した…」
ラナ»「いえ、怒ってはいないと思いますよ、理由が理由ですので、戸惑っているだけかと。陛下との無言のやり取りの時には嬉しそうにしていましたよ?」
ユーリ»「ホントに? コルセットの仕返しの仕返しだとか思って深く考えずに言っちゃったから…」
ラナ»「ぷフッ 失礼しました。良いと思いますよ?ユーリ様のしたい様になされば。シルフ様も望んでらしたと思いますし、ご自身からは言えなかったでしょうから。」
そうなのかな…言いたい放題な気もするが…
▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂
そろそろ強引にでも本題を進めないと軌道修正でシナリオ潰しそう。
って事で、メインとなる?魔法をネジ込んじゃいましょう。(遅ッ)
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