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306 マイズトーレ抜き打ち調査⑬
しおりを挟むいかにも魔族が屈強であるアピールしておいた。
ユーリ»「リーゼ縄とか持ってる?」
リーゼ»「いえ、申し訳ございません、用意しておりません。」
ユーリ»「いやいや、普通は持ってないからね?」
とロザリカ見たら持ってますよ?
無表情で縄を見せてますよ?
ユーリ»「用意がいぃのね(^^;)」
ロザリカ»「有難うございます。」
褒めてねぇし( ̄▽ ̄;)
ロザリカの持ってた縄で3人を拘束。
ユーリ▶[メイ、兵士を4人ぐらい冒険者ギルドへ寄越してもらえない?]
メイ▶[あッ はい、承知しました。]
ユーリ▶[あ、念話は初めてだったね、驚かせてゴメンなさい。]
メイ▶[いえ、私だけに聞こえる陛下のお声ですので問題ございません。]
ユーリ▶[…そう?じゃ~、4人よろしくね?]
メイ▶[畏まりました。]
この暗部の子達って、なんでこんな懐いてんだろ???
ユーリ»「え~。いまから男は奴隷商に売ります。んでエセ聖女、あんた薬の知識あるの?」
ミース»「薬の知識はあります、ですが危険な薬は作りません。」
ユーリ»「ホントだな?変なモン作ったら魔族の娼館送りでドワーフ達のオモチャだからね。」
ミース»「私に何をさせる気?」
ユーリ»「ロズグランデに誘拐して薬師の助手だよ。」
ミース»「彼等は違うの?」
ユーリ»「なんだ?どっちか恋人なのか?それとも両方?」
ミース»「違ぅわよッッ 仲間なんだから心配するの当然でしょ?」
ユーリ»「なに?ペットに欲しいの?」
ミース»「なんでペットになるのよ?」
ユーリ»「違うのか、そいつらは奴隷落ちだよ、弱すぎて何の役にも立たん。」
ミース»「そんな…。」
ユーリ»「欲しいの?」
ミース»「えぇ、欲しいわ。」
そんな大事な仲間なんだ、こんな脳筋がね。
ユーリ»「あんたが2人を養う事になる、2人が逃げたら自分の腕を切って償え。それが出来なければ話は無効だ。」
ミース»「わかった…。」
リーゼ»「貴様さっきから態度がデカいな(#`Д´)」
ユーリ»「はぃはぃ怒らないの。」
リーゼなでなでしてから来て貰った兵士にゴメンなさいして戻って貰った。
ユーリ»「お前達も分かったのか?逃げたら助けてくれた女の腕が無くなるんだ、1人で腕1本な。」
槍男»「…ミース、すまん…俺達に出来る事があればする。」
ユーリ»「お前達でも人間の中では強い方なんだろ?仕事は有るよ。」
ギレイス»「仕事って何だ?」
リーゼ»「貴様も主人に対して態度がデカいな、あ?(#`Д´)」
ユーリ»「は~ぃはぃ。仕事は2つ、魔族領間の物資輸送と洞窟探索。」
ギレイス»「洞窟があるのか?」
リーゼ»「( #`꒳´ )ガルルルゥ」
ユーリ»「猫なのにガルル言ってるから落ち着きなさいょ。」
凄い怒ってるな、後で大変かも…。
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