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しおりを挟むまずシアを連れてきてしまったからには何とかしなければ。
ユーリ»「冒険者ギルドはマイズトーレにもあるけど聞いてみる?ギーバレフには戻れんでしょ。」
シア»「戻る気は無いですけど、宝石商は無いのですか?」
ユーリ»「あったと思うけど、宝石が好きなの?」
シア»「アクセサリーとか作るの好きなんですよ、ギーバレフの宝石商で孤児上がりは働けなくて…。」
ユーリ»「作ってみる?」
シア»「店を紹介して頂けるんですか?」
ユーリ»「店がいぃなら聞いてみるけど、私の依頼をやってみない?」
シア»「貴女の依頼?」
ユーリ»「アクセ技師が欲しかったのよ、試しにこれ作ってみてくんないかな?」
シア»「これ何ですか?」
ユーリ»「耳につけるアクセサリーなんだけど、誰も耳飾り付けてないんだよ、変かな…?」
シア»「見た事が無いので何とも言えないですね。とりあえず作ってみていぃですか?」
ユーリ»「お願いします~。ロザリカの隣の部屋が空いてるのでは?」
ラナ»「手配しましょう。」
シア»「あ、道具を持ってません。」
シアにロザリカの隣の部屋を案内し、ギーバレフの冒険者ギルド近くの場所に戻し、そこから部屋へ行き必要最低限の物だけ持ってきてもらった、部屋が分かればゲートでいつでも行けるのだ。
そしてナゼか魔法陣が消えずに浮かんだまま上空にあった。
ウロウロしてたらラナが少し不機嫌なのだが、連れて帰ったもんは仕方ないと諦めて下さい。
ゲイル»「陛下、不用意に外部の者を招くのはご遠慮願います、ここには王女殿下もいらっしゃいますし。」
ユーリ»「すんません…次から街に行きます。」
宰相様に叱られてしまった。
レイラ»「見た感じでは危険は無いと思ったが、まぁアンタだから仕方ないんじゃないか?」
ユーリ»「レイラぁ~。」
レイラ»「お、なんだよ。」
レイラの頬にスリスリしてあげたらリーゼの顔が凄い事に(笑)
アンゼリカ»「あの陛下、耳飾りって何ですか?」
ユーリ»「耳飾りってね、そだね、こんな感じに耳の所に飾る物だよ。」
自分の耳にロズの紋章を当てて説明してみた。
リゼル»「どうやって耳に付けるんですか?」
ユーリ»「私は耳に穴が空いてるから付けれるけど、耳タブに挟むのとかあるよ?」
リゼル»「耳に穴?」
ユーリ»「みんなは耳とか見ないだろうから気が付かないだろうけど、普段こんなの付けてるんだよ。」
ピアスの穴が塞がらないようにする為の物(名前しらん)を取って見せた。
リーゼ»「痛くないんですか?」
ユーリ»「穴を開ける時ちょっと痛いぐらいだよ?」
アルザ»「それ獣人には付けれないのでは?」
ユーリ»「どうだろ。」
リーゼ»「なぜ私を見るのでしょうかぁ?」
ユーリ»「リーゼじゃなくても娼婦でも試せるんだけどね。」
ブリギット»「奴隷を実験台にするのですね…。」
ユーリ»「可愛いと思うんだけどな。」
みんなの冷たい顔が…。
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