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82話
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こんびにの開店時間の前に祖母の家に来た
「シルキー、フレイヤ オクタはどうだ?テレサと比べて」
フレイヤ
「やっぱり違うんだよね、気が利かないって言うか」
シルキー
「話が合わないんですよね、スイーツのこととかゲームのこととか全然知らないんですよ」
そりゃあ当たり前だろ、こんびにで働いて数ヶ月のテレサと数日のオクタの出来が同じわけがない、オクタは現代に一度も連れて行ってないんだからゲームもスイーツも知るわけがないだろ
テレサが居ないとこいつらってガキだなって改めて感じる、テレサが居ないとバランスが悪いことが良くわかるがテレサの身体は一つだし、こんびにと兼任させることはできない、メニュー追加を言ってきたばかりだし
「じゃあオクタもこちらに住まわせるか?」
「それはやだ、3人で今まで通り過ごしたい」
「今度ここの庭にアパート建てるからそしたら今の奴隷はみんなそこに住むぞ」
「じゃあ私達もそこに住むの?」
「どっちがいい?個室とか出来るぞ」
「ううん、3人で一緒に住むのがいい、個室なんて寂しくて」
テレサの意見は無視してるだろ、後でテレサにも聞かないとダメだな、いずれにしてもまだ見積もりもこれから見に行くし、建てるとなったら数ヶ月は掛かるだろうし、そう考えると孤児院を数週間で建てたアステルは凄いな
「お前達の考えはわかった、今まで通り3人で住め、そしてオクタは今日は休みだ、俺と出掛ける」
フレイヤ
「遊びに行くなら私も行きたい」
シルキー
「美味しい物食べに行くなら私も行きたいです」
「店は誰がやるんだよ、2人で今日はやれ」
支度をして2人はお店に行く、俺も後ろから付いて行き、一階で寝ていたハルクを起こし、孤児院に行くように促す、既にお店に来ていたオクタに
「今日はお前は俺に付き合って違うところに出掛けるぞ」
「あの2人に何か言われたのですか?私はもう売られるのですか?」
相当なストレスを感じているようだ、いじめとかまではいかないまでも違和感はあったのだろう
「いやそんなことじゃない、ちょっと買い物に付き合え」
「私の代わりの奴隷を買いに行くってことですか?」
今までよく知らなかったけどこいつ面倒くさいな、ネガティブにも程がある、文字通り奴隷根性ってやつだろうな、性格は簡単には変わらないだろうが多少は自信をつけてやりたい
こんびにの一階一緒に降りていく
「この部屋ってハルクの家だから立ち入り禁止って聞いていたのですが」
「問題ない、そう伝えておけばお前が入ることないと思って2人に頼んだ」
「一緒に働いていてそんな隠し事があったんですね」
ショックを受けている、なんかイラっとするな
「今から見る光景を見たらなんで隠してたかわかると思うぞ」
ドアをくぐって現代へ
「ドアの先いきなりこんな暗くなってるなんて怖いです」
まだ異世界だと思っていないのだろう、取り敢えず車に乗せてショッピングモールに連れて行く、車に乗り込む前に
「こんな狭い空間に押し込めて何をするおつもりですか、私はまだそんなつもりはないですよ」
「何もしねえよ、さっさと乗れ、これは移動するための道具だよ、こんなとこでのんびりしてたら店が閉まっちまうよ」
今はこっちだと夜の8時、モールまでは15分ぐらいなので早く移動したい
「はい、ほんとに何もしないでくださいね、私そんなことしたことないんですから」
ほんとに失礼な奴だよ、しかもそんな告白聞きたくないよ、俺が無理やりにそんなことする奴だと思われてるのが1番嫌だ、無視してモールへと車を走らす、近づくと
「地上に星が落ちてる場所に行くんですか?危なくないですか?」
お店の照明が星って言ってる、なんか初めてテレサ達を連れてきたときのことを思い出すが、テレサは結構落ち着いていた気がする
「はい、出ろよ、今から買い物に行くから、お前は何か欲しい物ないか?」
「自由が欲しいです、そしたら好きなだけ寝ていられますから」
こいつの本質はぐーたらか、農家の出と聞いたけど本当は口減らしじゃなくて働かないから追い出されたんじゃないのか
「そんな抽象的な物は買えないだろ、買える物の中で欲しい物は?」
「クッションが欲しいです、ずっと寝てても疲れないように」
よし寝具だな、今までの注文の中で新しいな、甘い物、ゲーム、それに続いてがまさか寝具だとは
「わかった、それじゃあマクラとクッションとマット買ってやるよ」
「ありがとうございます、今日から寝るのが楽しみです」
まだ向こうの世界だと10時ぐらいだろ、朝から寝ること考えるなよ
「こっちが俺が本来住んでいる場所なんだ、驚いただろ?」
「はい、不思議な道具や夜なのに昼間みたいに明るかったり、こちらではいつも暗いのですか?」
「いや、向こうの朝がこっちの夜で、こっちの朝が向こうの夜なだけだよ」
「よくわかりませんがわかりました」
寝具を買って、ご飯を食べて少しこちらの世界に慣れさせた、これで多少はシルキー達と話が合わせることができるだろう、徐々に仲良くなっていって欲しい
「シルキー、フレイヤ オクタはどうだ?テレサと比べて」
フレイヤ
「やっぱり違うんだよね、気が利かないって言うか」
シルキー
「話が合わないんですよね、スイーツのこととかゲームのこととか全然知らないんですよ」
そりゃあ当たり前だろ、こんびにで働いて数ヶ月のテレサと数日のオクタの出来が同じわけがない、オクタは現代に一度も連れて行ってないんだからゲームもスイーツも知るわけがないだろ
テレサが居ないとこいつらってガキだなって改めて感じる、テレサが居ないとバランスが悪いことが良くわかるがテレサの身体は一つだし、こんびにと兼任させることはできない、メニュー追加を言ってきたばかりだし
「じゃあオクタもこちらに住まわせるか?」
「それはやだ、3人で今まで通り過ごしたい」
「今度ここの庭にアパート建てるからそしたら今の奴隷はみんなそこに住むぞ」
「じゃあ私達もそこに住むの?」
「どっちがいい?個室とか出来るぞ」
「ううん、3人で一緒に住むのがいい、個室なんて寂しくて」
テレサの意見は無視してるだろ、後でテレサにも聞かないとダメだな、いずれにしてもまだ見積もりもこれから見に行くし、建てるとなったら数ヶ月は掛かるだろうし、そう考えると孤児院を数週間で建てたアステルは凄いな
「お前達の考えはわかった、今まで通り3人で住め、そしてオクタは今日は休みだ、俺と出掛ける」
フレイヤ
「遊びに行くなら私も行きたい」
シルキー
「美味しい物食べに行くなら私も行きたいです」
「店は誰がやるんだよ、2人で今日はやれ」
支度をして2人はお店に行く、俺も後ろから付いて行き、一階で寝ていたハルクを起こし、孤児院に行くように促す、既にお店に来ていたオクタに
「今日はお前は俺に付き合って違うところに出掛けるぞ」
「あの2人に何か言われたのですか?私はもう売られるのですか?」
相当なストレスを感じているようだ、いじめとかまではいかないまでも違和感はあったのだろう
「いやそんなことじゃない、ちょっと買い物に付き合え」
「私の代わりの奴隷を買いに行くってことですか?」
今までよく知らなかったけどこいつ面倒くさいな、ネガティブにも程がある、文字通り奴隷根性ってやつだろうな、性格は簡単には変わらないだろうが多少は自信をつけてやりたい
こんびにの一階一緒に降りていく
「この部屋ってハルクの家だから立ち入り禁止って聞いていたのですが」
「問題ない、そう伝えておけばお前が入ることないと思って2人に頼んだ」
「一緒に働いていてそんな隠し事があったんですね」
ショックを受けている、なんかイラっとするな
「今から見る光景を見たらなんで隠してたかわかると思うぞ」
ドアをくぐって現代へ
「ドアの先いきなりこんな暗くなってるなんて怖いです」
まだ異世界だと思っていないのだろう、取り敢えず車に乗せてショッピングモールに連れて行く、車に乗り込む前に
「こんな狭い空間に押し込めて何をするおつもりですか、私はまだそんなつもりはないですよ」
「何もしねえよ、さっさと乗れ、これは移動するための道具だよ、こんなとこでのんびりしてたら店が閉まっちまうよ」
今はこっちだと夜の8時、モールまでは15分ぐらいなので早く移動したい
「はい、ほんとに何もしないでくださいね、私そんなことしたことないんですから」
ほんとに失礼な奴だよ、しかもそんな告白聞きたくないよ、俺が無理やりにそんなことする奴だと思われてるのが1番嫌だ、無視してモールへと車を走らす、近づくと
「地上に星が落ちてる場所に行くんですか?危なくないですか?」
お店の照明が星って言ってる、なんか初めてテレサ達を連れてきたときのことを思い出すが、テレサは結構落ち着いていた気がする
「はい、出ろよ、今から買い物に行くから、お前は何か欲しい物ないか?」
「自由が欲しいです、そしたら好きなだけ寝ていられますから」
こいつの本質はぐーたらか、農家の出と聞いたけど本当は口減らしじゃなくて働かないから追い出されたんじゃないのか
「そんな抽象的な物は買えないだろ、買える物の中で欲しい物は?」
「クッションが欲しいです、ずっと寝てても疲れないように」
よし寝具だな、今までの注文の中で新しいな、甘い物、ゲーム、それに続いてがまさか寝具だとは
「わかった、それじゃあマクラとクッションとマット買ってやるよ」
「ありがとうございます、今日から寝るのが楽しみです」
まだ向こうの世界だと10時ぐらいだろ、朝から寝ること考えるなよ
「こっちが俺が本来住んでいる場所なんだ、驚いただろ?」
「はい、不思議な道具や夜なのに昼間みたいに明るかったり、こちらではいつも暗いのですか?」
「いや、向こうの朝がこっちの夜で、こっちの朝が向こうの夜なだけだよ」
「よくわかりませんがわかりました」
寝具を買って、ご飯を食べて少しこちらの世界に慣れさせた、これで多少はシルキー達と話が合わせることができるだろう、徐々に仲良くなっていって欲しい
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