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84話
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「みんなに紹介しよう、マリオン、メイ、ミラ、イラだ、帝国からしばらくこっちで働いてもらう」
一気に4人も増えたのは嬉しいけど、どう配置しよう、取り敢えず1番きつい孤児院に振っておこう、住む所もとりあえずは孤児院の空いてる部屋にしておこう、常に子供達の近くに居れば慣れるだろうからな
「孤児院に入ってもらうからアンリ、イリーナ頼むな」
「はい、かしこまりました」
シルキーとフレイヤはまたこんびにに戻っていって人手が足りなくなってるからちょうどいいか
「アンリ シルキー達はどうだった?」
「手伝いにきてもらっておいてなんなんですが、無理です」
「何が無理なんだ?」
「お掃除してもらったら適当すぎて、私達がまたやり直すことになるし、洗濯をお願いしたらタライに入れたまま見つめて待っていて、動かないってわけのわからないこと言ってるし」
掃除機と洗濯機もこっちにはないからな、ただ祖母の家ではテレサがほとんどやっていて、あいつらは何もやってなかったはずだが
「それは大変だったな、メイ、ミラ、イラはあいつらよりはできると思うからしっかりと教えてやってくれ」
「はい」
「マリオンはハルクと交代だ、ハルクはまた俺に付いて荷物運びと帝国の店への運送とか頼む」
「はい」
「マリオンは食堂の護衛と呼び込みをしてもらうが大丈夫か?」
「任せてください、不埒な奴らはのしてやりますよ」
ハルクは口数が極端に少ない為呼び込みは子供達だけにやらせていたがマリオンは大丈夫そうだ、ハルクが声を掛けたらみんな逃げていってしまうだろうからな
こんじにのほうは3人いれば充分だろう、孤児院で働いたことによって多少は意識が変わってくれればいいが、どうだろう、一度様子を見に行くか
「シルキーとフレイヤ 孤児院は楽しかったか?」
シルキー
「もう真面目に働くのであそこにやるのだけは許してください」
「今まで真面目に働いてなかったのか?」
フレイヤ
「今まで以上にって意味よ、今までも真面目だったし」
「たった3日働かせるだけでここまで良い子になるなら今度は1ヶ月ぐらい、、」
フレイヤ、シルキー
「なんでもしますからそれだけは」
「ならオクタにも優しくするか?」
フレイヤ、シルキー
「はい、勿論です」
「オクタ今の言葉聞いたか?」
「はい、聞きました、これからも宜しくしたいです」
随分と自信ありそうだな、テレサを付けたのは正解だったな
「じゃあみんなよろしくな、俺は出掛けるから」
今日は田所さんに会う予定だ、中々スケジュールが合わなくて今日まで延び延びになっていたが、やっと今日会うことができそうだ、待ち合わせ場所であるファミレスに行くと既に来ていた、時間は5分前なので遅刻ではない
「初めまして杉山です、今回はご足労頂いてありがとうございます。」
「田所です、今回は新事業にお誘いいただいて感謝しております。」
お店のコンセプトを話した
「面白い食材を用意できることになったので折角なら飲食店をしてみようってことになりまして、ただ私は料理に関しては素人なので経験者にお願いすることにしまして」
「そうですか、どんな食材なんです?」
さすが料理人、肉に興味を持ってくれたようだ
「そうおっしゃられると思って、今日は一口カツと唐揚げを用意してきました、ただここでは出せないので後ほど」
「それは楽しみですね」
「はい、メニューは2品のみ、唐揚げとトンカツ、豚肉と鷄肉のみです」
「かなり攻めますね、それだけ食材に自信があるということですね」
「それはもう食べていただければわかってもらえると思います、取り敢えず待遇としては月40でどうでしょうか」
「失業中の私としてはかなり魅力的ですが、他の従業員は居るのですか?」
「私はほんとに未経験でよくわかっていないのですが、カウンター8席、テーブルが4人掛け2席だと何人くらい居れば足りますか?」
「正直私1人とアルバイト2,3人雇えば充分だと思います」
「ならそれでいきましょう、私よりも田所さんの方がわかってらっしゃると思いますので」
「随分とお任せになるのですね」
「私は米本に絶大の信頼をしてます、米本が推薦してくれた人を疑うぐらいなら商売が失敗してもいいと思ってます」
「そこまで信頼して頂けるなら私も応えないわけにはいかないですが、受けるかどうかは食べてからにさせてください」
「それでは近所の公園に行きましょう」
近くの公園に移動して空いているベンチに腰掛けた、そしてバッグの中に入っているテレサに作ってもらった一口カツと唐揚げを差し出した
「さあ、どうぞ食べてください」
「はい、、、」
まずはカツから食べてもらった
「これどれだけ高級な肉なんですか、こんな肉をトンカツに使うのは贅沢ですよ、焼くだけで味付けは塩のみでいいですよ、フライにするのはもったいないです」
「結論は最後でいいですから、こちらの唐揚げも」
「これも、、、、すごいですね」
どうやら及第点もらえそうだ
「如何ですか?」
「これなら私じゃなくても勤まりますけど、こんな肉使わせて頂けるなら絶対にうまくいきますが、問題は値段ですね」
「どちらも800円ぐらいでどうでしょうか」
「原価いくらですか?」
「100グラム300円です」
「800円じゃ赤字ですよ、1600円はもらわないと」
「じゃあそれでいいです」
「そんなに簡単に決めていいんですか?少し不安になります」
そんなこと言われても異世界の通貨が余りに余っている、実は100円で売ってもいいぐらいだ、それでもある程度の値段じゃないと品質疑われる、それで800円かなと
「じゃあお店をお任せするのでお願いします、バイトも面接お願いしますね、実際に一緒に働くのは田所さんですから」
「何か放置されてる気がしないでもないですが、わかりました」
これで現代での飲食店も進むことができた。
一気に4人も増えたのは嬉しいけど、どう配置しよう、取り敢えず1番きつい孤児院に振っておこう、住む所もとりあえずは孤児院の空いてる部屋にしておこう、常に子供達の近くに居れば慣れるだろうからな
「孤児院に入ってもらうからアンリ、イリーナ頼むな」
「はい、かしこまりました」
シルキーとフレイヤはまたこんびにに戻っていって人手が足りなくなってるからちょうどいいか
「アンリ シルキー達はどうだった?」
「手伝いにきてもらっておいてなんなんですが、無理です」
「何が無理なんだ?」
「お掃除してもらったら適当すぎて、私達がまたやり直すことになるし、洗濯をお願いしたらタライに入れたまま見つめて待っていて、動かないってわけのわからないこと言ってるし」
掃除機と洗濯機もこっちにはないからな、ただ祖母の家ではテレサがほとんどやっていて、あいつらは何もやってなかったはずだが
「それは大変だったな、メイ、ミラ、イラはあいつらよりはできると思うからしっかりと教えてやってくれ」
「はい」
「マリオンはハルクと交代だ、ハルクはまた俺に付いて荷物運びと帝国の店への運送とか頼む」
「はい」
「マリオンは食堂の護衛と呼び込みをしてもらうが大丈夫か?」
「任せてください、不埒な奴らはのしてやりますよ」
ハルクは口数が極端に少ない為呼び込みは子供達だけにやらせていたがマリオンは大丈夫そうだ、ハルクが声を掛けたらみんな逃げていってしまうだろうからな
こんじにのほうは3人いれば充分だろう、孤児院で働いたことによって多少は意識が変わってくれればいいが、どうだろう、一度様子を見に行くか
「シルキーとフレイヤ 孤児院は楽しかったか?」
シルキー
「もう真面目に働くのであそこにやるのだけは許してください」
「今まで真面目に働いてなかったのか?」
フレイヤ
「今まで以上にって意味よ、今までも真面目だったし」
「たった3日働かせるだけでここまで良い子になるなら今度は1ヶ月ぐらい、、」
フレイヤ、シルキー
「なんでもしますからそれだけは」
「ならオクタにも優しくするか?」
フレイヤ、シルキー
「はい、勿論です」
「オクタ今の言葉聞いたか?」
「はい、聞きました、これからも宜しくしたいです」
随分と自信ありそうだな、テレサを付けたのは正解だったな
「じゃあみんなよろしくな、俺は出掛けるから」
今日は田所さんに会う予定だ、中々スケジュールが合わなくて今日まで延び延びになっていたが、やっと今日会うことができそうだ、待ち合わせ場所であるファミレスに行くと既に来ていた、時間は5分前なので遅刻ではない
「初めまして杉山です、今回はご足労頂いてありがとうございます。」
「田所です、今回は新事業にお誘いいただいて感謝しております。」
お店のコンセプトを話した
「面白い食材を用意できることになったので折角なら飲食店をしてみようってことになりまして、ただ私は料理に関しては素人なので経験者にお願いすることにしまして」
「そうですか、どんな食材なんです?」
さすが料理人、肉に興味を持ってくれたようだ
「そうおっしゃられると思って、今日は一口カツと唐揚げを用意してきました、ただここでは出せないので後ほど」
「それは楽しみですね」
「はい、メニューは2品のみ、唐揚げとトンカツ、豚肉と鷄肉のみです」
「かなり攻めますね、それだけ食材に自信があるということですね」
「それはもう食べていただければわかってもらえると思います、取り敢えず待遇としては月40でどうでしょうか」
「失業中の私としてはかなり魅力的ですが、他の従業員は居るのですか?」
「私はほんとに未経験でよくわかっていないのですが、カウンター8席、テーブルが4人掛け2席だと何人くらい居れば足りますか?」
「正直私1人とアルバイト2,3人雇えば充分だと思います」
「ならそれでいきましょう、私よりも田所さんの方がわかってらっしゃると思いますので」
「随分とお任せになるのですね」
「私は米本に絶大の信頼をしてます、米本が推薦してくれた人を疑うぐらいなら商売が失敗してもいいと思ってます」
「そこまで信頼して頂けるなら私も応えないわけにはいかないですが、受けるかどうかは食べてからにさせてください」
「それでは近所の公園に行きましょう」
近くの公園に移動して空いているベンチに腰掛けた、そしてバッグの中に入っているテレサに作ってもらった一口カツと唐揚げを差し出した
「さあ、どうぞ食べてください」
「はい、、、」
まずはカツから食べてもらった
「これどれだけ高級な肉なんですか、こんな肉をトンカツに使うのは贅沢ですよ、焼くだけで味付けは塩のみでいいですよ、フライにするのはもったいないです」
「結論は最後でいいですから、こちらの唐揚げも」
「これも、、、、すごいですね」
どうやら及第点もらえそうだ
「如何ですか?」
「これなら私じゃなくても勤まりますけど、こんな肉使わせて頂けるなら絶対にうまくいきますが、問題は値段ですね」
「どちらも800円ぐらいでどうでしょうか」
「原価いくらですか?」
「100グラム300円です」
「800円じゃ赤字ですよ、1600円はもらわないと」
「じゃあそれでいいです」
「そんなに簡単に決めていいんですか?少し不安になります」
そんなこと言われても異世界の通貨が余りに余っている、実は100円で売ってもいいぐらいだ、それでもある程度の値段じゃないと品質疑われる、それで800円かなと
「じゃあお店をお任せするのでお願いします、バイトも面接お願いしますね、実際に一緒に働くのは田所さんですから」
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