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スローライフスタート
1晩待て 2
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弁当箱や水筒などを片付けて、風呂に入る。日常と変わりなく動き回るが、頭の中では 様々な名前が飛び交っていた。
何かに名を付けたことなんて無いので、何を基準にすれば良いのかさっぱり分からないのだ。
デカい、大きい、白銀、ブルー、うぅぅぅ~銀太?とか、どうだろう。
黙々とてしてし君の特徴を思い浮かべながらも、夕飯に 五目稲荷と胡麻豆腐 海老しんじょのトロリ餡掛け 口の中をさっぱりとさせる ゆず香るすまし汁。
ふふっ今日も完璧。
下処理だけはしっかりと色々と済ませてしまってるので、後は時短で出来てしまう。
本当、便利よねぇ~イベントリ。
もう手放せないわ。
「今日も美味しくご飯が食べれました。ありがとう」
1日1回 フリージアとジュナイルに感謝を伝えようと 思いつづけている。
後片付けも終わり 普段なら本を読むところだが そんな気もなれず 横になり目瞑る。
考えるのはデカいワンちゃん。
人生初の名前も 嫌がられてしまい 正直ショックでもあった。
でも次こそ、 気に入ってもらえる名前を考えるのに没頭するのであった。
グゥーゥグゥーゥからのコケコッコー
余り眠れず、少しだるい身体を引きずり、身支度を整える。
ふっと 思い出し、洗面台の上の収納だの扉に手をかけた。
リバーシブルになってる扉、今は内側が鏡になっている。クルリとひっくり返し自分の顔を映す。
おばさんの顔が鏡に映るものだと思っていたのだが、若い頃の自分。
「若い頃の…懐かしい、ジュナイル フリージア ありがとう」
ニッコ、と、嬉しそうに笑ってる笑顔が鏡に映ってた。
今朝はアジの一夜干と油揚げと大根菜の味噌汁、1口がんもとひじきの煮物と残ってた卵焼き 炊きたてご飯
完璧
「フリージア 今日も美味しいご飯が食べれるわ、ありがとう。いただきます」
しっかりと 朝食を食べて、半紙と筆を取り出す。1晩考えた名前を書いた。
コレだと思ったものの、また悩む。
名前を付けるのって大変だ、悩んでも仕方ないと気を取り直し、てしてし君の所に向かう事にしたが足取りは重い。
前足に顎を載せてるてしてし君。
「おはようございます。一晩、貴方の名前を考えたの。
貴方の容姿から導き出したのは、その綺麗な青い瞳。協力者として連想して考えたのが これよ」
半紙に習字で書かれたもの バッと見せる。
「[碧士]あおと。どお、コレでもダメかしら?」
青い目で碧。
紳士な、協力者になって欲しいとの想いを込めて。
「[碧士]アオトか、いい名だ。受け入れた」
てしてし君が碧士の名前を受け入れた瞬間、身体の中に新しい新鮮な風が吹き抜けた感覚を味わった。
「はぁ~ 良かった。てしてし君がアオトの名を気に入ってくれなければ、今回は縁が無かったものとして諦めようと思ったのよ」
「てしてしでは無い!アオトだ」
右前足をてしてしと叩いて訴えるが、私はその姿が可愛くて好きなのだ。てしてし叩くてしてし君がしっくり来る。
何かに名を付けたことなんて無いので、何を基準にすれば良いのかさっぱり分からないのだ。
デカい、大きい、白銀、ブルー、うぅぅぅ~銀太?とか、どうだろう。
黙々とてしてし君の特徴を思い浮かべながらも、夕飯に 五目稲荷と胡麻豆腐 海老しんじょのトロリ餡掛け 口の中をさっぱりとさせる ゆず香るすまし汁。
ふふっ今日も完璧。
下処理だけはしっかりと色々と済ませてしまってるので、後は時短で出来てしまう。
本当、便利よねぇ~イベントリ。
もう手放せないわ。
「今日も美味しくご飯が食べれました。ありがとう」
1日1回 フリージアとジュナイルに感謝を伝えようと 思いつづけている。
後片付けも終わり 普段なら本を読むところだが そんな気もなれず 横になり目瞑る。
考えるのはデカいワンちゃん。
人生初の名前も 嫌がられてしまい 正直ショックでもあった。
でも次こそ、 気に入ってもらえる名前を考えるのに没頭するのであった。
グゥーゥグゥーゥからのコケコッコー
余り眠れず、少しだるい身体を引きずり、身支度を整える。
ふっと 思い出し、洗面台の上の収納だの扉に手をかけた。
リバーシブルになってる扉、今は内側が鏡になっている。クルリとひっくり返し自分の顔を映す。
おばさんの顔が鏡に映るものだと思っていたのだが、若い頃の自分。
「若い頃の…懐かしい、ジュナイル フリージア ありがとう」
ニッコ、と、嬉しそうに笑ってる笑顔が鏡に映ってた。
今朝はアジの一夜干と油揚げと大根菜の味噌汁、1口がんもとひじきの煮物と残ってた卵焼き 炊きたてご飯
完璧
「フリージア 今日も美味しいご飯が食べれるわ、ありがとう。いただきます」
しっかりと 朝食を食べて、半紙と筆を取り出す。1晩考えた名前を書いた。
コレだと思ったものの、また悩む。
名前を付けるのって大変だ、悩んでも仕方ないと気を取り直し、てしてし君の所に向かう事にしたが足取りは重い。
前足に顎を載せてるてしてし君。
「おはようございます。一晩、貴方の名前を考えたの。
貴方の容姿から導き出したのは、その綺麗な青い瞳。協力者として連想して考えたのが これよ」
半紙に習字で書かれたもの バッと見せる。
「[碧士]あおと。どお、コレでもダメかしら?」
青い目で碧。
紳士な、協力者になって欲しいとの想いを込めて。
「[碧士]アオトか、いい名だ。受け入れた」
てしてし君が碧士の名前を受け入れた瞬間、身体の中に新しい新鮮な風が吹き抜けた感覚を味わった。
「はぁ~ 良かった。てしてし君がアオトの名を気に入ってくれなければ、今回は縁が無かったものとして諦めようと思ったのよ」
「てしてしでは無い!アオトだ」
右前足をてしてしと叩いて訴えるが、私はその姿が可愛くて好きなのだ。てしてし叩くてしてし君がしっくり来る。
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