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*琉の過去
琉の過去#9
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ー…昼休み
蓮「ねぇ、琉の様子少し変じゃなかった?
琉ってあんまり踏み込まれるの好きじゃなさそうなのに…なおも着いてきて良いって言ったし…」
桜「自分は着いていく気満々な癖に何言ってるんだか」
蓮「そうなんだけど…
それもさなおに聞かれてた時、琉ちょっと考え込んでたよね
もしかして私が着いてくるの嫌なのかな…」
桜「私から見たらそうゆう感じじゃなくて、蓮の事が心配だったんじゃない?」
蓮「え?何で私?
心配されるのは琉の方じゃない?」
桜「まぁ、私達が一緒に居てくれる方が琉も少し気が楽ってのもあるんだろうけど
ただ、私達も真衣さんの事全然知らないじゃん?
琉でさえ幼い頃の記憶だけで真衣さんの本質は分からないだろうし」
蓮「どうゆうこと?」
桜「琉を、幼い子どもを虐待するような人だよ
直接的な暴力は無かったみたいだけど、虐待は虐待
万が一、その話し合いで真衣さんが逆上でもして手を上げてくるような事があれば、一緒に居る蓮だって危ないからね」
蓮「え…そんなことなるのかな…」
ただ話し合って、琉が自分の気持ちを整理する為に会いに行くんだと…
桜「全然考えてなかったでしょ?
考えが浅くて無鉄砲なんだから」
って桜は呆れたように笑った
桜「万が一ってことがあるからさ
だから琉もなおが居てくれた方が安心なんだと思うよ」
琉…自分も不安なのに、また私の事心配してくれてたの…?
桜「ま、なおもまたお留守番なんて、可哀想じゃん?
気になってずーっと心配して待ち続けるのも辛いだろうから
誰かさんは連絡し忘れたりするんだから」
蓮「…本当だよね」
琉が連絡くれない間ずっと私が心配していた様に、なおもあんな気持ちだったのかと思うと申し訳ない…
心配ばかりかけて私ってダメな奴…
ー…放課後、帰り道で琉は話してくれた
蓮「華さん達に?」
琉「あぁ、昨日帰った後に華さんと陸人さんに母さんに会いに行くことを伝えた
あの人達に内緒にするわけにいかないし」
今回の事がきっかけで琉が以前より自分の事を躊躇わずに話してくれるようになって嬉しい
でも華さん達も私達と同じ気持ちだろうな…
ううん、私達より琉との付き合いが長い分余計に…
琉「予想通り心配してくれたよ
華さんは特にな
けど2人共俺が決めたことならって理解してくれた
何があってもあそこが俺の帰る場所だから、俺が帰ってくるの待ってるって言ってくれたよ
華さんも陸人さんもこの前の部屋の事も突然着いていくって言った時も何も言わずに、何も聞かずにただ受け入れてくれてた
陸人さんも旅先で何も聞いてこないどころかいつも通り接してくれて
どこか聞かれるのが怖かった部分も俺も気が楽でさ
俺には勿体ないくらい優しい人達なんだ」
淡々と話す琉だけど、何処か嬉しそうな…
琉にとっても華さん達は大きな存在なんだろうなって見ていて思う
蓮「そっか…」
桜「琉の事を待っててくれる人はちゃんと居るんだから安心して戦ってきなさいよ♪
私達も居るんだしさ♪」
蓮「戦うって…物騒な言い方だよ桜」
待っていてくれる人が居るだけで心強くて安心するのは、私も経験してるからよく分かる
琉にとって私達がそうゆう存在になれてると良いな
そうして少し不安を抱えながらも私達は比較的いつも通り過ごして、そして約束の土曜日がやって来た
蓮「うん…」
窓のカーテンから漏れる朝日で目が覚めた
時計を見ると5時26分
まだこんな時間…早く目が覚めちゃった…
桜「あれ、もう起きたの?
蓮にしては珍しく早起きだね
もしかして眠れなかった?」
蓮「うん…なんだか落ち着かなくて…」
桜の言う通り今日が琉のお母さんに会いに行く日だと思うと良く眠れなかった
昨日の帰り際まで琉は普通だったけど…
蓮「…琉、今どんな気持ちなんだろう」
桜「いつもは隠すけどやっぱり向き合うって怖いはずだよ
だから私達がしっかりしなきゃ、ね?」
蓮「桜…うん、そうだよね」
桜「それになおもついてるんだから大丈夫だよ
落ち着かないんならお風呂でも入ってきたら?
いつもは時間にルーズな蓮でもまだ時間まで余裕はあるんだから
気分も落ち着くだろうし♪」
蓮「そうしよっかな
でも桜いつも一言余計だよ
そんなにルーズじゃないもーん」
桜「へぇ、毎朝のようにバタバタしてるのは私の見間違いなのかなぁ」
蓮「う、兎に角お風呂入ってくる!」
桜「行ってらっしゃい」
お風呂に入って着替えて、よし、準備出来た
私は桜と一緒に駅へ向かった
蓮「まだ2人共来てないみたいだね」
桜「そうみたいね
蓮が1番なんてめっずらしい」
蓮「いつまでも子ども扱いして
桜が思ってるより私は大人ですー」
桜「本当に大人だったらそんなこと言いませーん」
むぅ、もう桜ってば…
でも桜と話してると待ってる時間も気が楽で良いな
まぁでも駅前で人通りもあるし気を付けないとね
蓮「20分前…ちょっと早く来すぎちゃったかな?」
桜「あの2人、10分前行動が多いし、時間より早く来る筈だからすぐ来ると思うよ
それにあの2人家も近いから一緒に来そう」
ふぅ…なんだか緊張してきちゃったな
琉、大丈夫かな…
でも私が不安そうにしていたら琉も不安になるよね
琉達が来たら笑顔で挨拶しないとね
蓮「早く琉となお、来ないかなぁ」
そう言えば休日に誰かと待ち合わせって随分久し振りな気がする
しかも自分が待つ側
待ってる間ってちょっとウキウキするもんなんだなぁ
「ねぇ君1人?」
私に声をかけてきたのは20代くらいの男の人
誰…?ちょっと悪霊かもって思ったけど違った
悪霊じゃないなら桜にも影響無いし一安心…
「1人なら一緒に遊ばない?」
桜「こいつ、私の可愛い蓮を生意気にナンパするなんて許せない
まぁ、でも見る目はあるじゃない
蓮はこんなに可愛いんだから当然よね!」
いや、桜私情挟みすぎで今それどころじゃないよ…
桜「でもあんたみたいなチャランポランはお断り
蓮にちょっかい出す馬鹿は呪ってやるんだから
蓮、こんな奴無視しな」
桜はその人を鋭く睨み付けた
私もこうゆう人苦手…って言うより嫌い
蓮「間に合ってます
それに人を待ってるので1人じゃありません」
「まぁまぁ、そう言わずにさ♪」
そう言ってその人は強引に私の腕を掴んできた
蓮「ねぇ、琉の様子少し変じゃなかった?
琉ってあんまり踏み込まれるの好きじゃなさそうなのに…なおも着いてきて良いって言ったし…」
桜「自分は着いていく気満々な癖に何言ってるんだか」
蓮「そうなんだけど…
それもさなおに聞かれてた時、琉ちょっと考え込んでたよね
もしかして私が着いてくるの嫌なのかな…」
桜「私から見たらそうゆう感じじゃなくて、蓮の事が心配だったんじゃない?」
蓮「え?何で私?
心配されるのは琉の方じゃない?」
桜「まぁ、私達が一緒に居てくれる方が琉も少し気が楽ってのもあるんだろうけど
ただ、私達も真衣さんの事全然知らないじゃん?
琉でさえ幼い頃の記憶だけで真衣さんの本質は分からないだろうし」
蓮「どうゆうこと?」
桜「琉を、幼い子どもを虐待するような人だよ
直接的な暴力は無かったみたいだけど、虐待は虐待
万が一、その話し合いで真衣さんが逆上でもして手を上げてくるような事があれば、一緒に居る蓮だって危ないからね」
蓮「え…そんなことなるのかな…」
ただ話し合って、琉が自分の気持ちを整理する為に会いに行くんだと…
桜「全然考えてなかったでしょ?
考えが浅くて無鉄砲なんだから」
って桜は呆れたように笑った
桜「万が一ってことがあるからさ
だから琉もなおが居てくれた方が安心なんだと思うよ」
琉…自分も不安なのに、また私の事心配してくれてたの…?
桜「ま、なおもまたお留守番なんて、可哀想じゃん?
気になってずーっと心配して待ち続けるのも辛いだろうから
誰かさんは連絡し忘れたりするんだから」
蓮「…本当だよね」
琉が連絡くれない間ずっと私が心配していた様に、なおもあんな気持ちだったのかと思うと申し訳ない…
心配ばかりかけて私ってダメな奴…
ー…放課後、帰り道で琉は話してくれた
蓮「華さん達に?」
琉「あぁ、昨日帰った後に華さんと陸人さんに母さんに会いに行くことを伝えた
あの人達に内緒にするわけにいかないし」
今回の事がきっかけで琉が以前より自分の事を躊躇わずに話してくれるようになって嬉しい
でも華さん達も私達と同じ気持ちだろうな…
ううん、私達より琉との付き合いが長い分余計に…
琉「予想通り心配してくれたよ
華さんは特にな
けど2人共俺が決めたことならって理解してくれた
何があってもあそこが俺の帰る場所だから、俺が帰ってくるの待ってるって言ってくれたよ
華さんも陸人さんもこの前の部屋の事も突然着いていくって言った時も何も言わずに、何も聞かずにただ受け入れてくれてた
陸人さんも旅先で何も聞いてこないどころかいつも通り接してくれて
どこか聞かれるのが怖かった部分も俺も気が楽でさ
俺には勿体ないくらい優しい人達なんだ」
淡々と話す琉だけど、何処か嬉しそうな…
琉にとっても華さん達は大きな存在なんだろうなって見ていて思う
蓮「そっか…」
桜「琉の事を待っててくれる人はちゃんと居るんだから安心して戦ってきなさいよ♪
私達も居るんだしさ♪」
蓮「戦うって…物騒な言い方だよ桜」
待っていてくれる人が居るだけで心強くて安心するのは、私も経験してるからよく分かる
琉にとって私達がそうゆう存在になれてると良いな
そうして少し不安を抱えながらも私達は比較的いつも通り過ごして、そして約束の土曜日がやって来た
蓮「うん…」
窓のカーテンから漏れる朝日で目が覚めた
時計を見ると5時26分
まだこんな時間…早く目が覚めちゃった…
桜「あれ、もう起きたの?
蓮にしては珍しく早起きだね
もしかして眠れなかった?」
蓮「うん…なんだか落ち着かなくて…」
桜の言う通り今日が琉のお母さんに会いに行く日だと思うと良く眠れなかった
昨日の帰り際まで琉は普通だったけど…
蓮「…琉、今どんな気持ちなんだろう」
桜「いつもは隠すけどやっぱり向き合うって怖いはずだよ
だから私達がしっかりしなきゃ、ね?」
蓮「桜…うん、そうだよね」
桜「それになおもついてるんだから大丈夫だよ
落ち着かないんならお風呂でも入ってきたら?
いつもは時間にルーズな蓮でもまだ時間まで余裕はあるんだから
気分も落ち着くだろうし♪」
蓮「そうしよっかな
でも桜いつも一言余計だよ
そんなにルーズじゃないもーん」
桜「へぇ、毎朝のようにバタバタしてるのは私の見間違いなのかなぁ」
蓮「う、兎に角お風呂入ってくる!」
桜「行ってらっしゃい」
お風呂に入って着替えて、よし、準備出来た
私は桜と一緒に駅へ向かった
蓮「まだ2人共来てないみたいだね」
桜「そうみたいね
蓮が1番なんてめっずらしい」
蓮「いつまでも子ども扱いして
桜が思ってるより私は大人ですー」
桜「本当に大人だったらそんなこと言いませーん」
むぅ、もう桜ってば…
でも桜と話してると待ってる時間も気が楽で良いな
まぁでも駅前で人通りもあるし気を付けないとね
蓮「20分前…ちょっと早く来すぎちゃったかな?」
桜「あの2人、10分前行動が多いし、時間より早く来る筈だからすぐ来ると思うよ
それにあの2人家も近いから一緒に来そう」
ふぅ…なんだか緊張してきちゃったな
琉、大丈夫かな…
でも私が不安そうにしていたら琉も不安になるよね
琉達が来たら笑顔で挨拶しないとね
蓮「早く琉となお、来ないかなぁ」
そう言えば休日に誰かと待ち合わせって随分久し振りな気がする
しかも自分が待つ側
待ってる間ってちょっとウキウキするもんなんだなぁ
「ねぇ君1人?」
私に声をかけてきたのは20代くらいの男の人
誰…?ちょっと悪霊かもって思ったけど違った
悪霊じゃないなら桜にも影響無いし一安心…
「1人なら一緒に遊ばない?」
桜「こいつ、私の可愛い蓮を生意気にナンパするなんて許せない
まぁ、でも見る目はあるじゃない
蓮はこんなに可愛いんだから当然よね!」
いや、桜私情挟みすぎで今それどころじゃないよ…
桜「でもあんたみたいなチャランポランはお断り
蓮にちょっかい出す馬鹿は呪ってやるんだから
蓮、こんな奴無視しな」
桜はその人を鋭く睨み付けた
私もこうゆう人苦手…って言うより嫌い
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それに人を待ってるので1人じゃありません」
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