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*琉の過去
琉の過去#10
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ナンパ男は諦めるどころか私の腕を掴んで執拗に話しかけてくる
桜「蓮っ!」
蓮「離してよ…!」
触れられた所が気持ち悪い!
何この人…!
「そんな冷たいこと言わないでさ
お腹空かない?
近くに良い店知ってるんだけど」
蓮「行きません
離してください
それとも日本語が分からない程、頭が退化してるんですか?」
睨み付けるように私は言った
「ふーん、結構気が強い子みたいだね」
そう言いながら不適に笑う男
一向に手を離す気配もないし思いって振り払おうか悩んでいると
琉・直人「…こいつになんか用?」
桜「なお!琉!良かった…」
なおが私の腕を掴むその人の腕をグイッと引っ張ると、私は琉に手を引かれてその人から遠ざけられた
「おい、お前なんだよ。離せよ!」
直人「力比べでもしてみる?」
なおが力を込めるとその人は痛がるように顔を歪めた
そしてパッとなおが手を離して睨み付けると、ばつが悪そうにその人はそそくさと逃げていった
直人「蓮大丈夫か?」
蓮「うん、2人共ありがとう」
琉「たく…世話かけんなよ
お前はいつもトラブルに巻き込まれるな」
琉が小さくため息を吐いた
怖かったのに…
そんな言い方しなくてもいいのにな…
琉の言葉で少し胸が苦しくなった
直人「琉、蓮だって怖かったのに、そんな冷たいこと言うことないだろ?
蓮、捕まれた腕、何ともなってないか?」
私の腕を確認するなお
蓮「うん、平気だよ」
琉「怖かったか?」
蓮「え?まぁ、少し…
でも琉となおが来てくれたから」
琉「まぁ、あんな事言える度胸があったのは見直した
けど、逆上しかねないんだからあんまり相手を煽るような事はするなよ
危ないだろ
ほらさっさと行くぞ」
え…?もしかしてさっきの聞いてたの?
少し恥ずかしい…けど見直したって褒められたみたい?
結局心配してくれて出た言葉なんだろうな
琉はそうゆう人だもんね
そして私達は気を取り直して駅から足を進めた
桜「それより琉、お母さんの居場所知ってるの?
琉が進むからついてきたけど」
琉「あぁ…調べてもらった」
さっきまでいつも通りって感じだったのに、やっぱり様子がいつもと違って見える
直人「…琉もしかして桜先輩と話てんのか?」
蓮「あ、そっか
なおには見えてないんだもんね…」
なおも桜の存在は見えてなくても知ってしまったし、私達にはこれが日常だからついつい、いつも通りにしてた
なおからしたら琉が急に1人で喋り出しただけにしか見えないよね
でもそれじゃ、なおが可哀想だよね…
なんとか出来ないかな
琉「…見えるようにしてやろうか?」
蓮「え?琉ってそんな事も出来るの!?」
直人「まじ?」
桜「除霊師って案外なんでもありなのね」
蓮「琉凄い」
琉「俺が凄いんじゃなくて教えてくれた陸人さんが凄い除霊師ってだけ
俺は全部あの人から教わってるだけ」
琉の義理のお父さんの陸人さんかぁ
会ったことないけど琉が尊敬してるみたいだから凄い人なんだろうな
直人「でもお前、前は嫌がってたじゃんか
見えない奴がわざわざ関わる事じゃないって
苦労するだけだし、知らなくて良い世界だってさ」
確かに琉が言いそう
琉「変わったんだよ
こいつ等と居るとな」
え…?今のって私達が琉の気持ちを変えたってこと?
それってなんか嬉しいかも…
桜「琉なんだか本当に変わったね
最初はもっとツンケンしてたのに」
って桜がからかうように笑った
琉「お前等の馬鹿がうつったんだよ」
…やっぱり気のせい?
スパッと言い返した琉だけど、桜の逆鱗に触れてしまったみたい
桜「馬鹿って酷くない?
やっぱり気に入らない!
そんな事言っていいの?ポルターガイスト使えるんだよ?」
些細な言い合いはたまにあるけど、今なの!?
琉「は?そしたらお前ごと除霊してやんぞ桜」
蓮「え、ちょっと琉…」
琉までさらっと御札取り出しちゃうし、桜からも力を使う一歩手前って感じの力を感じるし…!
2人共売り言葉に買い言葉だよ!
蓮「2人共こんなところで喧嘩しないでよっ」
琉と桜が居なくなるのなんて絶対やだ
直人「はーい、そこまで
蓮が不安な顔してるだろ?
琉もそんな札片付けて桜先輩も…って見えないから事情は良く分からないけど落ち着いてくださいよ」
なお…
琉「直人は優しすぎんだよ
こいつを調子に乗らせると厄介なんだよ」
桜「調子になんて乗ってませーん
ただ使える力は有効活用しようとしただけです!」
蓮「桜も落ち着いてよ
そんな子どもみたいに…
その力は私の為に使ってくれるんでしょ?」
桜「…分かってるって
そんなに心配しなくても大丈夫だからさ」
直人「琉は少し言い方がキツすぎ
てか状況が良く分からないから早く見えるようにしてくれよ」
なおがそう言うと琉は御札を終い、なおの手の甲に油性ペンで何かマークのようなものを書いた
蓮「それ何?」
琉「霊が一時的に見える文字の配列の術式みたいなもん
力のある除霊師にしか出来ない技」
難しい字で読み方も分からないや
こんな複雑な物をサラッと書いちゃうって覚えてたってことだよね
こんなことが出来ちゃうのも難しい術式を覚えてるのも凄い
直人「桜…先輩?」
そしてその効果も抜群みたいで、それが描かれると、なおは本当に桜の事が見えてるみたいだった
だって私から見てもなおと桜の視線は交わっていたから
桜「なお…私の事見えてるの?」
直人「はい…って、まじで見えるんだけど
凄いな琉!さんきゅ!」
琉「あくまで一時的な物だからな
その術式が一部でも消えたら効力失うから」
直人「まじか、気を付けるわ」
なおのお陰で空気も和んだし、なお居てくれて良かった
桜「蓮っ!」
蓮「離してよ…!」
触れられた所が気持ち悪い!
何この人…!
「そんな冷たいこと言わないでさ
お腹空かない?
近くに良い店知ってるんだけど」
蓮「行きません
離してください
それとも日本語が分からない程、頭が退化してるんですか?」
睨み付けるように私は言った
「ふーん、結構気が強い子みたいだね」
そう言いながら不適に笑う男
一向に手を離す気配もないし思いって振り払おうか悩んでいると
琉・直人「…こいつになんか用?」
桜「なお!琉!良かった…」
なおが私の腕を掴むその人の腕をグイッと引っ張ると、私は琉に手を引かれてその人から遠ざけられた
「おい、お前なんだよ。離せよ!」
直人「力比べでもしてみる?」
なおが力を込めるとその人は痛がるように顔を歪めた
そしてパッとなおが手を離して睨み付けると、ばつが悪そうにその人はそそくさと逃げていった
直人「蓮大丈夫か?」
蓮「うん、2人共ありがとう」
琉「たく…世話かけんなよ
お前はいつもトラブルに巻き込まれるな」
琉が小さくため息を吐いた
怖かったのに…
そんな言い方しなくてもいいのにな…
琉の言葉で少し胸が苦しくなった
直人「琉、蓮だって怖かったのに、そんな冷たいこと言うことないだろ?
蓮、捕まれた腕、何ともなってないか?」
私の腕を確認するなお
蓮「うん、平気だよ」
琉「怖かったか?」
蓮「え?まぁ、少し…
でも琉となおが来てくれたから」
琉「まぁ、あんな事言える度胸があったのは見直した
けど、逆上しかねないんだからあんまり相手を煽るような事はするなよ
危ないだろ
ほらさっさと行くぞ」
え…?もしかしてさっきの聞いてたの?
少し恥ずかしい…けど見直したって褒められたみたい?
結局心配してくれて出た言葉なんだろうな
琉はそうゆう人だもんね
そして私達は気を取り直して駅から足を進めた
桜「それより琉、お母さんの居場所知ってるの?
琉が進むからついてきたけど」
琉「あぁ…調べてもらった」
さっきまでいつも通りって感じだったのに、やっぱり様子がいつもと違って見える
直人「…琉もしかして桜先輩と話てんのか?」
蓮「あ、そっか
なおには見えてないんだもんね…」
なおも桜の存在は見えてなくても知ってしまったし、私達にはこれが日常だからついつい、いつも通りにしてた
なおからしたら琉が急に1人で喋り出しただけにしか見えないよね
でもそれじゃ、なおが可哀想だよね…
なんとか出来ないかな
琉「…見えるようにしてやろうか?」
蓮「え?琉ってそんな事も出来るの!?」
直人「まじ?」
桜「除霊師って案外なんでもありなのね」
蓮「琉凄い」
琉「俺が凄いんじゃなくて教えてくれた陸人さんが凄い除霊師ってだけ
俺は全部あの人から教わってるだけ」
琉の義理のお父さんの陸人さんかぁ
会ったことないけど琉が尊敬してるみたいだから凄い人なんだろうな
直人「でもお前、前は嫌がってたじゃんか
見えない奴がわざわざ関わる事じゃないって
苦労するだけだし、知らなくて良い世界だってさ」
確かに琉が言いそう
琉「変わったんだよ
こいつ等と居るとな」
え…?今のって私達が琉の気持ちを変えたってこと?
それってなんか嬉しいかも…
桜「琉なんだか本当に変わったね
最初はもっとツンケンしてたのに」
って桜がからかうように笑った
琉「お前等の馬鹿がうつったんだよ」
…やっぱり気のせい?
スパッと言い返した琉だけど、桜の逆鱗に触れてしまったみたい
桜「馬鹿って酷くない?
やっぱり気に入らない!
そんな事言っていいの?ポルターガイスト使えるんだよ?」
些細な言い合いはたまにあるけど、今なの!?
琉「は?そしたらお前ごと除霊してやんぞ桜」
蓮「え、ちょっと琉…」
琉までさらっと御札取り出しちゃうし、桜からも力を使う一歩手前って感じの力を感じるし…!
2人共売り言葉に買い言葉だよ!
蓮「2人共こんなところで喧嘩しないでよっ」
琉と桜が居なくなるのなんて絶対やだ
直人「はーい、そこまで
蓮が不安な顔してるだろ?
琉もそんな札片付けて桜先輩も…って見えないから事情は良く分からないけど落ち着いてくださいよ」
なお…
琉「直人は優しすぎんだよ
こいつを調子に乗らせると厄介なんだよ」
桜「調子になんて乗ってませーん
ただ使える力は有効活用しようとしただけです!」
蓮「桜も落ち着いてよ
そんな子どもみたいに…
その力は私の為に使ってくれるんでしょ?」
桜「…分かってるって
そんなに心配しなくても大丈夫だからさ」
直人「琉は少し言い方がキツすぎ
てか状況が良く分からないから早く見えるようにしてくれよ」
なおがそう言うと琉は御札を終い、なおの手の甲に油性ペンで何かマークのようなものを書いた
蓮「それ何?」
琉「霊が一時的に見える文字の配列の術式みたいなもん
力のある除霊師にしか出来ない技」
難しい字で読み方も分からないや
こんな複雑な物をサラッと書いちゃうって覚えてたってことだよね
こんなことが出来ちゃうのも難しい術式を覚えてるのも凄い
直人「桜…先輩?」
そしてその効果も抜群みたいで、それが描かれると、なおは本当に桜の事が見えてるみたいだった
だって私から見てもなおと桜の視線は交わっていたから
桜「なお…私の事見えてるの?」
直人「はい…って、まじで見えるんだけど
凄いな琉!さんきゅ!」
琉「あくまで一時的な物だからな
その術式が一部でも消えたら効力失うから」
直人「まじか、気を付けるわ」
なおのお陰で空気も和んだし、なお居てくれて良かった
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