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*呪いの連鎖
呪いの連鎖#5
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父さんの協力の元、2人を客間まで運び、母さんが看病に当たってくれた
直人も今は眠ったが、直人の方がまだ意識もしっかりして多少なら体を動かせていた
それに比べて後に呪いを受けたにも関わらず蓮は眠っているとはいえ、ぐったりとしている
取り憑かれやすい体質と体力の無さの違い
こんな状態なのに何が大丈夫なんだよ…
陸人「おい琉、さっきは緊急事態だったから何も聞かなかったけど、今は答えてもらうぞ
直人君と蓮ちゃんどうしたんだ!?
あれはかなり怨念が込められた呪いだぞ!
何があったのか全部話すんだ」
俺は今まで起こった事を全て父さんに話した
陸人「そんな事が…だったら俺も手を貸す
これはお前1人で抱えられる事じゃない」
琉「いや…父さんは手を出さないでくれ
こうなったのは俺の責任なんだ
だから俺が全部片付ける」
平澤の目的はハッキリしないが、俺に関係ある人物を狙っている可能性は充分ある
これ以上誰も巻き込みたくない
陸人「…琉、お前は昔から俺達に頼ろうとしないで全部自分でなんとかしようとしてたよな
お前が何を思ってるか大体想像はつくよ
琉…お前は俺の大事な家族で息子だ
それは華も同じだ
琉、1人で頑張る必要なんかないんだ
もっと俺達を頼れ
息子を助けるのが父親の役目だからな」
琉「父さん…」
陸人「2人の命がかかってるんだ
時間をかけてる暇は無いだろ?」
琉「ありがとう父さん…
けど平澤の方は俺に任せてほしい
俺の大事な奴等に手を出されて俺も頭に来てるんだ
ここは安全だろうけど、父さんが2人の側に居てくれるならもっと安心できる」
俺が原因の怨念、呪い
だったらそれを断ち切るのは俺の役目だ
陸人「分かった、直人君と蓮ちゃんの事は俺達に任せて安心して戦っておいで
ただし、無理はしないこと
助けが必要なら俺達をちゃんと頼ること
怪我や自分を犠牲にしないこと
もし琉に何かあったら俺も華も涙が枯れるくらい嘆くからな
何度も言うけどお前は俺達の大事な家族なんだから」
琉「…約束する」
陸人「それに蓮ちゃんだってきっと悲しむ
蓮ちゃんの泣き顔なんて見たくないだろ?
ちゃんと無事に帰ってこいよ」
琉「勿論」
その後、色々と入念に準備を重ねた
無事に帰ってくるつもりだが、平澤があれだけ力を持っているなら怪我の1つや2つは負いそうだな…
もしかしたらそれ以上の負傷も覚悟しないといけない
そしたらあいつは泣くだろうな…
夜になると、直人の側にずっとついていた橋本も一旦家へ帰った
直人と蓮の両親には父さんから事情を伝えてもらった
父さんは有名だし、信頼も厚いから俺から伝えるより信用できるはずだから
そして俺は蓮の部屋へ訪れた
桜は熱に魘される蓮の手を祈るようにずっと握り締めていた
桜「琉…」
琉「そんな顔するな
俺が何とかするから
お前がそんな顔してたら蓮も不安に思うだろ」
桜「うん…守護霊って言うくらいだから、もっと凄い力があったらいいのに…
私はこうして祈ることしか出来ないよ」
琉「お前は充分凄いよ、桜
守護霊なんて聞こえはいいが、本来は何の力も持たない、対象の人物の側でただその人を見守るだけの存在だ
お前はその常識を覆す存在だ
会話も出来て、蓮を守る力も小さくともある
そして蓮に触れることが出来、取り憑いているにも関わらず生気のやり取りが最小限
守護霊だとしてもそんなのあり得ない事だ」
桜「でも他の人だって守護霊が憑いてる人は居るんでしょ?
そしたら私と同じ条件じゃない?」
琉「守護霊は基本的に取り憑いたりしない
側で見守ると言ってもお前の様に付きっきりじゃなくて、少し離れた所から見守ってる感じだ」
桜「そうなんだ…」
琉「お前は充分凄い力を持ってる
例え祈るだけだろうが決して意味のないことじゃない」
桜「うん…ありがとう琉…」
俺は礼を言われる筋合いがない
俺がもっと警戒していれば、俺にもっと力があれば直人も蓮も桜も苦しむことはなかった
琉「桜…お前に話したい事がある
お前等の前に現れて直人と蓮に呪いをかけた悪霊の事だ」
桜「そういえば後で話してくれるって言ったまま有耶無耶になってたよね
その言い方だと琉はあいつが何者か知ってるの?」
琉「あぁ…」
桜「あいつ誰なの!?
なおも蓮もこんな目に合わせて只じゃおかない!」
琉「落ち着け、お前が怒るのも分かるがあいつには手を出すな
あいつは次元が違いすぎる
お前にまで何か起これば手に終えなくなる」
桜「…分かった
それじゃ話してくれる?」
琉「呪いをかけたあの女の名前は平澤藍子
俺達と同じ学校に通っていた奴だ」
桜「え!?同じ学校って…!」
琉「1年の初夏頃までしか在学していなかったから、知らない奴も多いだろう
俺と直人と平澤は1年の時、同じクラスだった」
桜「だからなおも知っていたわけね」
琉「…俺はあいつ程、性格が歪んでる奴は見たことかがない」
桜「歪んでる…?」
琉「…平澤は入学してすぐ俺に一目惚れしたらしい
その場でいきなり告白してくる程、突っ走るようなタイプだった
勿論初対面で、興味も関心も無かったからその場でキッパリ断った
けど平澤は執拗に俺に纏わりついた
何度突き放して、何度断ってもあいつは辞めなかった
そしてその内、平澤の行動はエスカレートしていき、少しでも俺と関わった女子に対して悪質な嫌がらせを始めた
以前蓮も嫌がらせを受けたことがあっただろ」
桜「あー、悪口とか物隠されたりとかそうゆうことね」
琉「平澤のそれは今、お前が想像した物より遥かに酷い行為だった
罵声を浴びせるのは勿論、手を上げることもあれば、階段から突き落とされて怪我をした奴も居た
平澤の陰湿な嫌がらせのせいで体調を崩したり、不登校になったり、挙げ句には自殺まで追い込んだ奴もいた
なんとか命は取り留めて無事だったけど…
そんなことを平然と繰り返し続けるほど平澤は異常だった」
直人も今は眠ったが、直人の方がまだ意識もしっかりして多少なら体を動かせていた
それに比べて後に呪いを受けたにも関わらず蓮は眠っているとはいえ、ぐったりとしている
取り憑かれやすい体質と体力の無さの違い
こんな状態なのに何が大丈夫なんだよ…
陸人「おい琉、さっきは緊急事態だったから何も聞かなかったけど、今は答えてもらうぞ
直人君と蓮ちゃんどうしたんだ!?
あれはかなり怨念が込められた呪いだぞ!
何があったのか全部話すんだ」
俺は今まで起こった事を全て父さんに話した
陸人「そんな事が…だったら俺も手を貸す
これはお前1人で抱えられる事じゃない」
琉「いや…父さんは手を出さないでくれ
こうなったのは俺の責任なんだ
だから俺が全部片付ける」
平澤の目的はハッキリしないが、俺に関係ある人物を狙っている可能性は充分ある
これ以上誰も巻き込みたくない
陸人「…琉、お前は昔から俺達に頼ろうとしないで全部自分でなんとかしようとしてたよな
お前が何を思ってるか大体想像はつくよ
琉…お前は俺の大事な家族で息子だ
それは華も同じだ
琉、1人で頑張る必要なんかないんだ
もっと俺達を頼れ
息子を助けるのが父親の役目だからな」
琉「父さん…」
陸人「2人の命がかかってるんだ
時間をかけてる暇は無いだろ?」
琉「ありがとう父さん…
けど平澤の方は俺に任せてほしい
俺の大事な奴等に手を出されて俺も頭に来てるんだ
ここは安全だろうけど、父さんが2人の側に居てくれるならもっと安心できる」
俺が原因の怨念、呪い
だったらそれを断ち切るのは俺の役目だ
陸人「分かった、直人君と蓮ちゃんの事は俺達に任せて安心して戦っておいで
ただし、無理はしないこと
助けが必要なら俺達をちゃんと頼ること
怪我や自分を犠牲にしないこと
もし琉に何かあったら俺も華も涙が枯れるくらい嘆くからな
何度も言うけどお前は俺達の大事な家族なんだから」
琉「…約束する」
陸人「それに蓮ちゃんだってきっと悲しむ
蓮ちゃんの泣き顔なんて見たくないだろ?
ちゃんと無事に帰ってこいよ」
琉「勿論」
その後、色々と入念に準備を重ねた
無事に帰ってくるつもりだが、平澤があれだけ力を持っているなら怪我の1つや2つは負いそうだな…
もしかしたらそれ以上の負傷も覚悟しないといけない
そしたらあいつは泣くだろうな…
夜になると、直人の側にずっとついていた橋本も一旦家へ帰った
直人と蓮の両親には父さんから事情を伝えてもらった
父さんは有名だし、信頼も厚いから俺から伝えるより信用できるはずだから
そして俺は蓮の部屋へ訪れた
桜は熱に魘される蓮の手を祈るようにずっと握り締めていた
桜「琉…」
琉「そんな顔するな
俺が何とかするから
お前がそんな顔してたら蓮も不安に思うだろ」
桜「うん…守護霊って言うくらいだから、もっと凄い力があったらいいのに…
私はこうして祈ることしか出来ないよ」
琉「お前は充分凄いよ、桜
守護霊なんて聞こえはいいが、本来は何の力も持たない、対象の人物の側でただその人を見守るだけの存在だ
お前はその常識を覆す存在だ
会話も出来て、蓮を守る力も小さくともある
そして蓮に触れることが出来、取り憑いているにも関わらず生気のやり取りが最小限
守護霊だとしてもそんなのあり得ない事だ」
桜「でも他の人だって守護霊が憑いてる人は居るんでしょ?
そしたら私と同じ条件じゃない?」
琉「守護霊は基本的に取り憑いたりしない
側で見守ると言ってもお前の様に付きっきりじゃなくて、少し離れた所から見守ってる感じだ」
桜「そうなんだ…」
琉「お前は充分凄い力を持ってる
例え祈るだけだろうが決して意味のないことじゃない」
桜「うん…ありがとう琉…」
俺は礼を言われる筋合いがない
俺がもっと警戒していれば、俺にもっと力があれば直人も蓮も桜も苦しむことはなかった
琉「桜…お前に話したい事がある
お前等の前に現れて直人と蓮に呪いをかけた悪霊の事だ」
桜「そういえば後で話してくれるって言ったまま有耶無耶になってたよね
その言い方だと琉はあいつが何者か知ってるの?」
琉「あぁ…」
桜「あいつ誰なの!?
なおも蓮もこんな目に合わせて只じゃおかない!」
琉「落ち着け、お前が怒るのも分かるがあいつには手を出すな
あいつは次元が違いすぎる
お前にまで何か起これば手に終えなくなる」
桜「…分かった
それじゃ話してくれる?」
琉「呪いをかけたあの女の名前は平澤藍子
俺達と同じ学校に通っていた奴だ」
桜「え!?同じ学校って…!」
琉「1年の初夏頃までしか在学していなかったから、知らない奴も多いだろう
俺と直人と平澤は1年の時、同じクラスだった」
桜「だからなおも知っていたわけね」
琉「…俺はあいつ程、性格が歪んでる奴は見たことかがない」
桜「歪んでる…?」
琉「…平澤は入学してすぐ俺に一目惚れしたらしい
その場でいきなり告白してくる程、突っ走るようなタイプだった
勿論初対面で、興味も関心も無かったからその場でキッパリ断った
けど平澤は執拗に俺に纏わりついた
何度突き放して、何度断ってもあいつは辞めなかった
そしてその内、平澤の行動はエスカレートしていき、少しでも俺と関わった女子に対して悪質な嫌がらせを始めた
以前蓮も嫌がらせを受けたことがあっただろ」
桜「あー、悪口とか物隠されたりとかそうゆうことね」
琉「平澤のそれは今、お前が想像した物より遥かに酷い行為だった
罵声を浴びせるのは勿論、手を上げることもあれば、階段から突き落とされて怪我をした奴も居た
平澤の陰湿な嫌がらせのせいで体調を崩したり、不登校になったり、挙げ句には自殺まで追い込んだ奴もいた
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