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*桜の想い
桜の想い#10
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蓮「あ、なら次は私が琉に合わせて珈琲飲もっかな」
思い付いたように呟く蓮に対して桜が驚いたように話し掛ける
桜「はい?いやいや、蓮ってばカフェラテだって飲めないじゃん」
蓮「カフェラテが飲めなくても珈琲は飲めるかも知れないじゃん?」
桜「いやいやいや、無理に決まってるじゃん」
カフェラテ飲めない癖して珈琲がなんでいけると思ってんだか…
琉「カフェラテが無理なら無理だろ
別に俺に合わせなくていいし、いつもみたいに好きなの飲めばいいよ」
どっからその飲める自信が出てきたのか分からないな
蓮「あ」
琉「今度は何」
蓮「琉ってフルーツも駄目?」
琉「いや、別に食べられない事無いけど」
蓮「良かった
なら琉も一緒に食べようよ♪はいっ」
そう言った蓮は苺をフォークで刺して俺の方に差し出してきた
蓮「私だけ食べてるなんて寂しいし、フルーツだけでも充分美味しいから♪」
…また突拍子もないこと始めたな
別に俺の事気にせず食べてれば良いのに
食べれるって言ったし、こいつの好意を無下にするのも悪いか…
俺は差し出された苺をそのまま食べた
蓮「どう?美味しい?」
琉「…ん、思ってたより甘いな」
蓮「もしかして駄目だった?」
少し心配そうに見つめる蓮
琉「甘ったるいのが駄目なだけでフルーツは許容範囲だから大丈夫だって
檀家さんからも結構良く貰って食べてるし」
蓮「檀家さん?」
琉「うちの寺に所属して支援してくれてる人達の事」
蓮「へぇ~、ね、まだ食べる?」
こいつ、こうゆうことは照れたり気にしたりしないんだな
まぁ、ベットに躊躇うこと無く座ってくるくらいだし
というより照れるというより楽しそうだな…
琉「もういいって、遠慮してないで食えよ」
蓮「はーい」
素直…
残ったケーキを美味しそうに頬張る蓮の姿を見てると何処と無く和む
そしてアフタヌーンティーを楽しみながら景色を楽しんでいると最初の名所が見えてきた
桜「蓮見て!向日葵畑!」
蓮「わぁ…右も左も向日葵で埋め尽くされてる!」
桜「黄色い絨毯みたいだね」
花畑なんて俺も初めて見たけど、結構圧巻だな…
蓮「ねぇ、琉向日葵可愛いよ
綺麗だね」
琉「ん」
楽しげに俺に声をかけてその光景に見とれる蓮
桜「すっごく素敵だけど…なんか沢山居るね」
蓮「おー…確かに」
向日葵畑の中に微かに紛れている数体の霊の姿が見える
こいつ等には綺麗なものだけ見えてれば良かったのに…やっぱり居るよな…
琉「悪霊みたいな悪い感じのは居ないな
浮遊霊みたいな感じだな」
桜「へぇ…ここが綺麗だから集まってるのかな」
蓮「きっとそうだよ
だって向日葵見てるように見えるもん
皆穏やかに見えるし、私達と同じ様に見惚れてるんだよ、きっと」
琉「前向きだな」
まぁ…あれは放置していても自然と成仏していくだろ…
琉「そういえばお前って写真とか撮ったりしないのか?」
女ってしょっちゅうカメラ構えて撮ってる気がするけど、そういえばこいつって今までも今日も写真を撮るような動作見せたことないよな
蓮「え?だって勿体無いじゃん?」
琉「勿体無い?」
桜「蓮はね写真を撮るより目に焼き付けるタイプなの
どちらかと言うと写真を撮るのは私ね
ほら、定期の写真も私が撮ろうって言って撮った物だし」
蓮「別に写真が嫌いとかそうゆうのじゃ無くて、なんてゆうか…ほら、手元見て景色ももちろん画面越しに見えてるけど、カメラに映る景色と現実で見てる景色ってやっぱり違うでしょ?
折角目の前に壮大な景色が広がってるんだからその一瞬を無駄にしたくないなって
あ、ほら、それに写真に撮ってもあの世には持っていけないし!
脳裏に焼き付けた方がお得!」
桜「あの世って、蓮にはまだ早いでしょ」
蓮「あはは、桜もしっかり焼き付けなきゃ♪」
何も知らない蓮からそんな言葉が出て、桜はそんな蓮を見て優しく笑う
桜「うん、焼き付ける」
俺にはその横顔が少し寂しそうに見えた
桜はあの日を境に精一杯、焼き付けて胸に刻んでるんだろう
琉「俺、お前のそうゆう考え方嫌いじゃない
確かに勿体無いな」
外の景色を眺めてそう呟くと、蓮は嬉しそうに笑みを溢す
蓮「本当?共感してくれて嬉しいな」
桜「そこは好きって言えば良いのに~♪」
琉「…今日はやたらと絡んでくるな」
桜「ふふっ、良いでしょ?別に」
そんなやり取りを見ていた蓮が突然こんなことを口から溢した
蓮「…桜、何かあったの?」
その蓮の一言に俺も桜も内心少し動揺しただろう
桜「へ!?なんで?」
蓮「や、なんとなく…なんかずっとテンション高いし、気分良いみたいだから…」
桜「や、特に何もないけど…
ごめん、はしゃぎ過ぎ?」
蓮「ううん、私も凄く楽しいから♪
こんな機会滅多に無いからはしゃいじゃうの分かる」
桜「そうでしょ?
次の名所は滝だよ、滝♪」
蓮「そうだった
見逃さないようにしなきゃね」
仲の良い姉妹だからか、蓮もなんとなく何か感じたみたいだけど、気のせいだと思い込んだみたいだ
桜も隠すのも切り替えるのも上手いな…
琉「…馬鹿だな」
小さくそう呟いた
桜「なんか言った?琉」
琉「別に」
損な役回りだよ…ったく…
そしてしばらくして名所の滝に差し掛かった
蓮「あ、ほら!滝が見えてきた」
桜「おぉ~♪花畑とはまた違って圧巻だね!
周りの緑とのコントラスト綺麗~」
蓮「滝なんて初めて見た!
ってゆうより、花畑もお洒落なアフタヌーンティーも初めて
今日は初めての事がいっぱいだ
しかも私の大好きな人達と一緒だし♪」
琉「…そ」
桜「れーん♪私も大好き~」
蓮に抱き付く桜
琉「そんな事やってる間に折角の絶景が終わるぞ」
桜「はっ、そうだった
ほら蓮、しっかり目に焼き付けなきゃっ」
蓮「なんかここに居てもマイナスイオン感じるかも」
桜「いや、何でよ」
と、他愛もない話で笑い合っていた
思い付いたように呟く蓮に対して桜が驚いたように話し掛ける
桜「はい?いやいや、蓮ってばカフェラテだって飲めないじゃん」
蓮「カフェラテが飲めなくても珈琲は飲めるかも知れないじゃん?」
桜「いやいやいや、無理に決まってるじゃん」
カフェラテ飲めない癖して珈琲がなんでいけると思ってんだか…
琉「カフェラテが無理なら無理だろ
別に俺に合わせなくていいし、いつもみたいに好きなの飲めばいいよ」
どっからその飲める自信が出てきたのか分からないな
蓮「あ」
琉「今度は何」
蓮「琉ってフルーツも駄目?」
琉「いや、別に食べられない事無いけど」
蓮「良かった
なら琉も一緒に食べようよ♪はいっ」
そう言った蓮は苺をフォークで刺して俺の方に差し出してきた
蓮「私だけ食べてるなんて寂しいし、フルーツだけでも充分美味しいから♪」
…また突拍子もないこと始めたな
別に俺の事気にせず食べてれば良いのに
食べれるって言ったし、こいつの好意を無下にするのも悪いか…
俺は差し出された苺をそのまま食べた
蓮「どう?美味しい?」
琉「…ん、思ってたより甘いな」
蓮「もしかして駄目だった?」
少し心配そうに見つめる蓮
琉「甘ったるいのが駄目なだけでフルーツは許容範囲だから大丈夫だって
檀家さんからも結構良く貰って食べてるし」
蓮「檀家さん?」
琉「うちの寺に所属して支援してくれてる人達の事」
蓮「へぇ~、ね、まだ食べる?」
こいつ、こうゆうことは照れたり気にしたりしないんだな
まぁ、ベットに躊躇うこと無く座ってくるくらいだし
というより照れるというより楽しそうだな…
琉「もういいって、遠慮してないで食えよ」
蓮「はーい」
素直…
残ったケーキを美味しそうに頬張る蓮の姿を見てると何処と無く和む
そしてアフタヌーンティーを楽しみながら景色を楽しんでいると最初の名所が見えてきた
桜「蓮見て!向日葵畑!」
蓮「わぁ…右も左も向日葵で埋め尽くされてる!」
桜「黄色い絨毯みたいだね」
花畑なんて俺も初めて見たけど、結構圧巻だな…
蓮「ねぇ、琉向日葵可愛いよ
綺麗だね」
琉「ん」
楽しげに俺に声をかけてその光景に見とれる蓮
桜「すっごく素敵だけど…なんか沢山居るね」
蓮「おー…確かに」
向日葵畑の中に微かに紛れている数体の霊の姿が見える
こいつ等には綺麗なものだけ見えてれば良かったのに…やっぱり居るよな…
琉「悪霊みたいな悪い感じのは居ないな
浮遊霊みたいな感じだな」
桜「へぇ…ここが綺麗だから集まってるのかな」
蓮「きっとそうだよ
だって向日葵見てるように見えるもん
皆穏やかに見えるし、私達と同じ様に見惚れてるんだよ、きっと」
琉「前向きだな」
まぁ…あれは放置していても自然と成仏していくだろ…
琉「そういえばお前って写真とか撮ったりしないのか?」
女ってしょっちゅうカメラ構えて撮ってる気がするけど、そういえばこいつって今までも今日も写真を撮るような動作見せたことないよな
蓮「え?だって勿体無いじゃん?」
琉「勿体無い?」
桜「蓮はね写真を撮るより目に焼き付けるタイプなの
どちらかと言うと写真を撮るのは私ね
ほら、定期の写真も私が撮ろうって言って撮った物だし」
蓮「別に写真が嫌いとかそうゆうのじゃ無くて、なんてゆうか…ほら、手元見て景色ももちろん画面越しに見えてるけど、カメラに映る景色と現実で見てる景色ってやっぱり違うでしょ?
折角目の前に壮大な景色が広がってるんだからその一瞬を無駄にしたくないなって
あ、ほら、それに写真に撮ってもあの世には持っていけないし!
脳裏に焼き付けた方がお得!」
桜「あの世って、蓮にはまだ早いでしょ」
蓮「あはは、桜もしっかり焼き付けなきゃ♪」
何も知らない蓮からそんな言葉が出て、桜はそんな蓮を見て優しく笑う
桜「うん、焼き付ける」
俺にはその横顔が少し寂しそうに見えた
桜はあの日を境に精一杯、焼き付けて胸に刻んでるんだろう
琉「俺、お前のそうゆう考え方嫌いじゃない
確かに勿体無いな」
外の景色を眺めてそう呟くと、蓮は嬉しそうに笑みを溢す
蓮「本当?共感してくれて嬉しいな」
桜「そこは好きって言えば良いのに~♪」
琉「…今日はやたらと絡んでくるな」
桜「ふふっ、良いでしょ?別に」
そんなやり取りを見ていた蓮が突然こんなことを口から溢した
蓮「…桜、何かあったの?」
その蓮の一言に俺も桜も内心少し動揺しただろう
桜「へ!?なんで?」
蓮「や、なんとなく…なんかずっとテンション高いし、気分良いみたいだから…」
桜「や、特に何もないけど…
ごめん、はしゃぎ過ぎ?」
蓮「ううん、私も凄く楽しいから♪
こんな機会滅多に無いからはしゃいじゃうの分かる」
桜「そうでしょ?
次の名所は滝だよ、滝♪」
蓮「そうだった
見逃さないようにしなきゃね」
仲の良い姉妹だからか、蓮もなんとなく何か感じたみたいだけど、気のせいだと思い込んだみたいだ
桜も隠すのも切り替えるのも上手いな…
琉「…馬鹿だな」
小さくそう呟いた
桜「なんか言った?琉」
琉「別に」
損な役回りだよ…ったく…
そしてしばらくして名所の滝に差し掛かった
蓮「あ、ほら!滝が見えてきた」
桜「おぉ~♪花畑とはまた違って圧巻だね!
周りの緑とのコントラスト綺麗~」
蓮「滝なんて初めて見た!
ってゆうより、花畑もお洒落なアフタヌーンティーも初めて
今日は初めての事がいっぱいだ
しかも私の大好きな人達と一緒だし♪」
琉「…そ」
桜「れーん♪私も大好き~」
蓮に抱き付く桜
琉「そんな事やってる間に折角の絶景が終わるぞ」
桜「はっ、そうだった
ほら蓮、しっかり目に焼き付けなきゃっ」
蓮「なんかここに居てもマイナスイオン感じるかも」
桜「いや、何でよ」
と、他愛もない話で笑い合っていた
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