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*愛おしくて
愛おしくて#28
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今となっては蓮との登下校は当たり前の日課になったよな…
いつも眺めている景色でも、本当に他愛もない会話で飽きることもなく毎日会話が尽きない
学校に着いて教室に入ると、パッと友人達の輪の中に入っていく蓮
本当、俺とは正反対だよな…
そうして今日は現実的に淡々と授業をこなしていく
昼休みになるチャイムが鳴り響くと、教室は一気に騒がしくなる
授業が終わるなり直人や結人達が俺の所に集まってくる
結人「おーい、飯行こうぜ♪」
琉「悪い、今日は先約ある」
結人「え」
直人「俺も~」
結人「えぇっ、マジかよ
2人して彼女出来てから付き合い悪いぞ~」
直人「毎回じゃないじゃんか」
結人「そーだけど、俺、寂しいよ~
これで和樹にも彼女できたら俺ぼっちになっちゃうじゃん」
直人「友情と恋愛は別もんじゃん
別にお前と付き合い辞める訳じゃないんだし」
結人「おう、友情も大事にしろよっ」
直人「お前も彼女作ればいいじゃん」
結人「えー、まぁ、欲しいとは思うけど今はまだいいかなぁって…
琉は俺と仲間だと思ってたのに、まさか琉に彼女が出来るなんて…未だに信じられねぇ…」
琉「作らないとは言ってない」
結人「お前の性格知ってたら作るなんて思わねぇっての
まぁ、いいや、今日は和樹とご馳走でも行ってくるわ」
直人「お土産よろしく~」
結人「そんなんねぇよっ」
結人達が居なくなると入れ替りのように蓮と橋本が声をかけてきた
蓮「琉、なお、ご飯行こ♪」
琉「ん」
そのまま蓮と直人達と一緒に移動した
そしてご飯を食べながら話は俺達の京都旅行の土産話へ
嬉々として話す蓮は思い出してるだけでも楽しそうな表情
琴美「いーなー、京都っ
私も旅行行きたい!
今度は4人で行こーよっ」
直人「俺と2人じゃ嫌なのかよ」
琴美「そうゆう訳じゃないけど、皆でわいわいした方が楽しーじゃん」
直人「ま、確かに学生の内に1回行きたいかな」
琴美「高級旅館なんて憧れるけど、そこは真似できないねぇ~」
蓮「本当に素敵な旅館だったよ
華さん達が援助してくれなかったら私も無理だよ~
けど、皆が一緒なら安い旅館でも楽しいよきっと」
琴美「だねぇ~、けど、やっぱり行くなら良いところ行きたいな」
直人「蓮と違ってお前はこだわり強いもんな」
琴美「こうゆうのはこだわってなんぼでしょ♪
それで蓮、お土産は?♪」
直人「図々しいな、お前」
蓮「あははっ、もちろんありますよ~♪」
初めの頃は橋本とそこまで仲が良い風には見えなかったけど、三上の件から一気に仲良くなったよな、この2人…
蓮「琴美にはこれ
化粧水と京都と行ったらやっぱり八つ橋だよね♪」
琴美「ありがと~♪
化粧水のデザインが京都っぽい」
蓮「舞妓さんとかも愛用してる人が多くて、すっごく良いらしいよ」
琴美「おぉ~、早速帰ってから使ってみよ♪
これできっと舞妓美人だね」
蓮「琴美は元が良いからね~
私もハンドクリーム買ってみたんだけど…」
化粧品の話で盛り上がる2人
そうゆう女子の話は俺は理解してやれないし、分からないから、橋本みたいな奴が居ると俺も助かる
蓮にとってもそうゆう話し相手は必要だし
今までは桜に全部相談してたからな…
直人「おーい、蓮、俺には?」
蓮「おっと、ごめんごめん
ちゃんとなおの分もあるよ♪
なおにはねぇ、抹茶のリクエストだったから抹茶のバウムクーヘンとなんと抹茶の洗顔フォームです♪」
直人「まじか、抹茶尽くしじゃん
てか、抹茶の洗顔フォームって化粧品もわざわざ抹茶にこだわって選ぶ所が蓮らしいわ
サンキュー」
蓮「ふふっ、どういたしまして♪」
直人「これで琉の土産も抹茶だったらさすがに飽きてたかも」
なんて冗談まがいにからかう直人
俺は朝の時点で直人の土産は先に渡していた
琉「被らないようにしたんだよ」
直人「ははっ、琉らしいな~」
そんな他愛もない会話をしている中で、直人が唐突に俺に聞いてきた
直人「なぁ琉、使った?」
唐突に、俺に、からかうように顔を緩ませそう聞いてきた直人
直人のその一言に思わず反応するように一瞬だけど俺の動作が止まった
琉「………」
直人「いやさ?別に蓮に聞いてもいいんだけどさぁ~?
さすがに女の子に聞くのも気が引けるし?
こうゆうのはお前に聞いた方が面白いかなって♪」
黙り込む俺を見て、直人は察したように更に表情を緩ませてからかいに来た
直人「へぇ~?その様子だと図星っぽいな~
どうかなぁとは思ってたけど、へぇ~、そうかぁ~」
琉「…直人、余計な詮索するなよ」
直人「別に詮索してる訳じゃねぇよ?
ただ役に立ったなら良かったなぁと思っただけだよ」
くそ…こいつがこんなにからかってくると思わなかった
いや、あれを渡してきた時点で戻ったら聞かれるんだろうとはなんとなく思ってだけど、まさか蓮の前で聞いてくるとは…
ってゆうよりこいつ、わざと今、聞いてきやがっただろ
こいつも蓮の性格とかよく知ってるだろうからな
言葉を濁してるのも俺が困る姿が見たいんだろ
案の定、蓮は俺達の会話を耳にして、純真無垢な表情で俺達に聞いてきた
蓮「使ったって何の話?」
直人「それは俺より琉の方が詳しいんじゃね?」
笑いを堪えるように蓮を俺の方へ誘導する直人
ほら見ろ…見事に直人の思惑にはまったじゃないかよ…
蓮「そうなの?琉、何の話してたの~?」
琉「……」
蓮も直人に利用されてんなよ…
橋本の方は直人が吹き込んでいたのか知らないけど、なんか察してる様な様子だし、なんだよこの状況…
直人「蓮~、ちゃんと何か聞かないと~」
蓮「え?うん?」
あいつ絶対面白がってるだろ
これ以上付き合ってられるか
琉「直人、お前いい加減にしろよ」
直人「おっと~、分かった分かった
もうやめるからさ♪」
琉「ったく…蓮も、別に大したことじゃ無いから気にするな」
蓮「…もしかして私に言えないこと?」
やっと収拾がつくと思った矢先に、蓮がポツリとそう呟いた
琉「は?」
蓮「え、いや…別に言えないことくらいあるよね…」
しゅんと少し寂しそうに呟く蓮
これは俺も直人も予想してなかった反応だろうな
琉「蓮、別にそうゆうのじゃないって」
蓮「うん、分かってるよ、大丈夫」
そう言うけど少なからず気にしてそう…
俺は直人に視線を向けた
琉「直人、今度責任とれよ」
直人「悪かったって、なんか奢るからさ」
琉「蓮、もうこの話終わりにしたいんだけど」
蓮「あ、うん、分かった
琉が言いたくないならもう聞かないし大丈夫だよ」
そう笑いかける蓮
気になるんだろうけど気にしないようにしてる感じ
はぁ…本気で直人にやられた…
蓮が知ったらこんな風に平静を保ってられないだろ…
琉「直人も橋本も余計な事言うなよ」
直人「分かったよ」
釘を指しておかないと口を滑らせそうだし…
そんな様子を静かに見ていた蓮が何を思っているのかまで、この時は気が回らなかった
いつも眺めている景色でも、本当に他愛もない会話で飽きることもなく毎日会話が尽きない
学校に着いて教室に入ると、パッと友人達の輪の中に入っていく蓮
本当、俺とは正反対だよな…
そうして今日は現実的に淡々と授業をこなしていく
昼休みになるチャイムが鳴り響くと、教室は一気に騒がしくなる
授業が終わるなり直人や結人達が俺の所に集まってくる
結人「おーい、飯行こうぜ♪」
琉「悪い、今日は先約ある」
結人「え」
直人「俺も~」
結人「えぇっ、マジかよ
2人して彼女出来てから付き合い悪いぞ~」
直人「毎回じゃないじゃんか」
結人「そーだけど、俺、寂しいよ~
これで和樹にも彼女できたら俺ぼっちになっちゃうじゃん」
直人「友情と恋愛は別もんじゃん
別にお前と付き合い辞める訳じゃないんだし」
結人「おう、友情も大事にしろよっ」
直人「お前も彼女作ればいいじゃん」
結人「えー、まぁ、欲しいとは思うけど今はまだいいかなぁって…
琉は俺と仲間だと思ってたのに、まさか琉に彼女が出来るなんて…未だに信じられねぇ…」
琉「作らないとは言ってない」
結人「お前の性格知ってたら作るなんて思わねぇっての
まぁ、いいや、今日は和樹とご馳走でも行ってくるわ」
直人「お土産よろしく~」
結人「そんなんねぇよっ」
結人達が居なくなると入れ替りのように蓮と橋本が声をかけてきた
蓮「琉、なお、ご飯行こ♪」
琉「ん」
そのまま蓮と直人達と一緒に移動した
そしてご飯を食べながら話は俺達の京都旅行の土産話へ
嬉々として話す蓮は思い出してるだけでも楽しそうな表情
琴美「いーなー、京都っ
私も旅行行きたい!
今度は4人で行こーよっ」
直人「俺と2人じゃ嫌なのかよ」
琴美「そうゆう訳じゃないけど、皆でわいわいした方が楽しーじゃん」
直人「ま、確かに学生の内に1回行きたいかな」
琴美「高級旅館なんて憧れるけど、そこは真似できないねぇ~」
蓮「本当に素敵な旅館だったよ
華さん達が援助してくれなかったら私も無理だよ~
けど、皆が一緒なら安い旅館でも楽しいよきっと」
琴美「だねぇ~、けど、やっぱり行くなら良いところ行きたいな」
直人「蓮と違ってお前はこだわり強いもんな」
琴美「こうゆうのはこだわってなんぼでしょ♪
それで蓮、お土産は?♪」
直人「図々しいな、お前」
蓮「あははっ、もちろんありますよ~♪」
初めの頃は橋本とそこまで仲が良い風には見えなかったけど、三上の件から一気に仲良くなったよな、この2人…
蓮「琴美にはこれ
化粧水と京都と行ったらやっぱり八つ橋だよね♪」
琴美「ありがと~♪
化粧水のデザインが京都っぽい」
蓮「舞妓さんとかも愛用してる人が多くて、すっごく良いらしいよ」
琴美「おぉ~、早速帰ってから使ってみよ♪
これできっと舞妓美人だね」
蓮「琴美は元が良いからね~
私もハンドクリーム買ってみたんだけど…」
化粧品の話で盛り上がる2人
そうゆう女子の話は俺は理解してやれないし、分からないから、橋本みたいな奴が居ると俺も助かる
蓮にとってもそうゆう話し相手は必要だし
今までは桜に全部相談してたからな…
直人「おーい、蓮、俺には?」
蓮「おっと、ごめんごめん
ちゃんとなおの分もあるよ♪
なおにはねぇ、抹茶のリクエストだったから抹茶のバウムクーヘンとなんと抹茶の洗顔フォームです♪」
直人「まじか、抹茶尽くしじゃん
てか、抹茶の洗顔フォームって化粧品もわざわざ抹茶にこだわって選ぶ所が蓮らしいわ
サンキュー」
蓮「ふふっ、どういたしまして♪」
直人「これで琉の土産も抹茶だったらさすがに飽きてたかも」
なんて冗談まがいにからかう直人
俺は朝の時点で直人の土産は先に渡していた
琉「被らないようにしたんだよ」
直人「ははっ、琉らしいな~」
そんな他愛もない会話をしている中で、直人が唐突に俺に聞いてきた
直人「なぁ琉、使った?」
唐突に、俺に、からかうように顔を緩ませそう聞いてきた直人
直人のその一言に思わず反応するように一瞬だけど俺の動作が止まった
琉「………」
直人「いやさ?別に蓮に聞いてもいいんだけどさぁ~?
さすがに女の子に聞くのも気が引けるし?
こうゆうのはお前に聞いた方が面白いかなって♪」
黙り込む俺を見て、直人は察したように更に表情を緩ませてからかいに来た
直人「へぇ~?その様子だと図星っぽいな~
どうかなぁとは思ってたけど、へぇ~、そうかぁ~」
琉「…直人、余計な詮索するなよ」
直人「別に詮索してる訳じゃねぇよ?
ただ役に立ったなら良かったなぁと思っただけだよ」
くそ…こいつがこんなにからかってくると思わなかった
いや、あれを渡してきた時点で戻ったら聞かれるんだろうとはなんとなく思ってだけど、まさか蓮の前で聞いてくるとは…
ってゆうよりこいつ、わざと今、聞いてきやがっただろ
こいつも蓮の性格とかよく知ってるだろうからな
言葉を濁してるのも俺が困る姿が見たいんだろ
案の定、蓮は俺達の会話を耳にして、純真無垢な表情で俺達に聞いてきた
蓮「使ったって何の話?」
直人「それは俺より琉の方が詳しいんじゃね?」
笑いを堪えるように蓮を俺の方へ誘導する直人
ほら見ろ…見事に直人の思惑にはまったじゃないかよ…
蓮「そうなの?琉、何の話してたの~?」
琉「……」
蓮も直人に利用されてんなよ…
橋本の方は直人が吹き込んでいたのか知らないけど、なんか察してる様な様子だし、なんだよこの状況…
直人「蓮~、ちゃんと何か聞かないと~」
蓮「え?うん?」
あいつ絶対面白がってるだろ
これ以上付き合ってられるか
琉「直人、お前いい加減にしろよ」
直人「おっと~、分かった分かった
もうやめるからさ♪」
琉「ったく…蓮も、別に大したことじゃ無いから気にするな」
蓮「…もしかして私に言えないこと?」
やっと収拾がつくと思った矢先に、蓮がポツリとそう呟いた
琉「は?」
蓮「え、いや…別に言えないことくらいあるよね…」
しゅんと少し寂しそうに呟く蓮
これは俺も直人も予想してなかった反応だろうな
琉「蓮、別にそうゆうのじゃないって」
蓮「うん、分かってるよ、大丈夫」
そう言うけど少なからず気にしてそう…
俺は直人に視線を向けた
琉「直人、今度責任とれよ」
直人「悪かったって、なんか奢るからさ」
琉「蓮、もうこの話終わりにしたいんだけど」
蓮「あ、うん、分かった
琉が言いたくないならもう聞かないし大丈夫だよ」
そう笑いかける蓮
気になるんだろうけど気にしないようにしてる感じ
はぁ…本気で直人にやられた…
蓮が知ったらこんな風に平静を保ってられないだろ…
琉「直人も橋本も余計な事言うなよ」
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